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【サッカー】第95回関東大学サッカーリーグ戦第2節 法大 0-0 流経大 激しい攻防を繰り返す好ゲーム。相手攻撃陣をシャットアウトも、決定力を欠き開幕連勝とはならず。

2021年04月10日(土)
JR東日本カップ2021 第95回関東大学サッカーリーグ戦 1部 法大ー流経大
流通経済大学龍ヶ崎フィールド

リーグ初戦を白星で飾った法大は開幕連勝をかけ、J内定者を多く擁し今季の優勝候補と目される流経大と対戦した。高い位置から積極的にボールを奪いにくる相手をかわし好機を生み出すも決めきれず。後半にはピンチを迎えるものの、GK近藤のファインセーブもあり、両チームともにネットを揺らすことなく試合終了。強烈な攻撃力を誇る相手に対し無失点と粘り強さを見せた一方、決定力不足という課題を突きつけられた一戦となった。

先発出場の安光が攻撃をけん引した

試合結果

トータル試合結果


法政大学
前半
流通経済大学
後半

試合スタッツ

時間 経過 大学 選手名 得点経過
55分 交代 法大 中井崇仁→大塚尋斗
67分 交代 法大 伊藤綾汰→髙橋馨希
76分 交代 法大 佐藤大樹→久保征一郎
82分 交代 法大 安光将作→今野息吹

スターティングメンバー

背番号 ポジション  選手名 学部・出身校
21 GK 近藤壱成 経済3・ジュビロ磐田U18
2 DF 陶山勇磨 現福4・帝京長岡高
23 DF 市川侑生 現福3・浜松開誠館高
26 DF 高嶋修也 経済3・明秀学園日立高
34 DF 落合毅人 経済3・新潟明訓高
6 MF 松井蓮之 スポ4・矢板中央高
14 MF 田部井涼 経済4・前橋育英高
8 MF 伊藤綾太 現福3・尚志高
7 MF 安光将作 社会4・ジェフユナイテッド千葉U18
4 FW 中井崇仁 スポ4・尚志高
20 FW 佐藤大樹 経済4・北海道コンサドーレ札幌U18
サブメンバー
1 GK 大塚紀人 経済4・三菱養和SCユース
3 DF 宮本優 現福4・清水エスパルスユース
22 DF 白井陽貴 スポ3・矢板中央高校
29 DF 今野息吹 経済2・三菱養和SCユース
28 MF 佐野陸人 現福3・清水エスパルスユース
30 MF 髙橋馨希 社会2・常葉大学附属橘高
9 FW 久保征一郎 経済2・FC東京U18
19 FW 大塚尋斗 社会3・矢板中央高

 

 試合後順位表

順位 大学名 勝点 試合数 勝-分-負 得点/失点 得失点
1位 明治大 6 2 2-0-0 5/3 2
2位 早稲田大 6 2 2-0-0 2/0 2
3位 法政大 4 2 1-1-0 3/1 2
4位 国士舘大 3 2 1-0-1 3/2 1
5位 桐蔭横浜大 3 2 1-0-1 5/5 0
6位 筑波大 3 2 1-0-1 3/3 0
6位 立正大 3 2 1-0-1 3/3 1
8位 駒澤大 3 2 1-0-1 5/6 -1
9位 流通経済大 1 2 0-1-1 2/3 ‐1
9位 順天堂大 1 2 0-1-1 2/3 -1
11位 慶應義塾大 1 2 0-1-1 0/2 -2
12位 拓殖大 0 2 0-0-2 1/3 -2

 

前期リーグ途中経過

日付 対戦校 結果 会場
1 4月3日 駒澤大 ○3-1 江東区夢の島競技場
2 4月10日 流通経済大 △0-0 流通経済大学龍ケ崎フィールド
3 4月25日 立正大 レモンガススタジアム平塚
4 4月28日 慶應義塾大 非公開
5 5月2日 国士舘大 味の素フィールド西が丘
6 5月15日 順天堂大 東金アリーナ陸上競技場
7 5月29日 筑波大 駒沢オリンピック公園陸上競技場
8 6月5日 拓殖大 非公開
9  6月13日 明治大 非公開
10  6月20日 早稲田大 三ツ沢公園陸上競技場
11  6月26日 桐蔭横浜大 非公開

マッチレポート

天皇杯予選を含めていまだ負けなしと、安定した強さを見せている法大が今節挑むのは流経大。全員で攻めるスタイルを武器としている、#atarimaeni CUP 3回戦でも苦しめられた油断のできない相手だ。法大は前節と同様のメンバーが名を連ねる中、MF安光将作(社4)がスタメンに選ばれた。

試合は開始直後から両者がボールを激しく奪い合う展開に。なかなか互いに得点のチャンスがない中、前半26分、距離を詰めてくる相手守備をドリブルで交わしながら左サイドへ侵入するも、シュートを打つことができず相手にボールが渡る。そのままの勢いでミドルシュートまで持っていかれるがGK近藤壱成(経3)が落ち着いて対応し、先制を許さない。また31分、自陣ゴール前で相手のパスからこぼれた球を逃さず、高いラインを引く相手守備陣を交わして一気にゴールまで迫るも安光のシュートはキーパーの正面。その直後、ゴール前へのロングパスにFW中井崇仁(スポ4)が合わせるが、ここも枠を捉えられない。前半終盤は相手主導の展開になりながら何度かチャンスを作るが、ネットを揺らすことなく時間が経過。両者とも好機を生かしきれないまま、スコアレスで前半を終えた。

後半は序盤から思うようにプレーさせてもらえない。そんな中、試合も終盤に差し掛かり安光と中井に代わって途中出場した今野息吹(経2)や大塚尋斗(社3)などが積極的に仕掛けていくもキーパーに阻まれてしまう。終始相手の強いプレッシャーを受けながらそのまま試合を決定づけることはできず、クリーンシートで終了。両者にとって1点が遠い試合となった。

途中相手に主導権を握られる場面も見られた。しかし、試合を通して幾度も近藤がチームを支える好セーブを見せ、また今季センターバックでスタメンに起用されている高嶋修也と落合毅人というフレッシュなコンビの活躍もあり、最後まで相手の得点を許さず。今後の勝利に必要不可欠である今回のような守備陣の活躍はチームのさらなる可能性を示した。

リーグ戦と同時に天皇杯東京都予選の試合もこなす過密日程による疲労やけがによる戦力の減少が懸念点ではあったが、次戦はこれまでより余裕のある2週間後。今年のチームの持ち味である粘り強いプレーで勝ち点3を奪われるのを防げたことを前向きに捉え、堅い守りと勝負強さを兼ね備えた新生法大サッカーによるまだまだ続く次節以降の戦いに期待したい。

(記事/撮影・山中麻祐子/宮川昇)


今季は井上平コーチがテクニカルエリアから指示を送る

選手コメント

長山一也監督

―試合を振り返って
今年の流経大さんは非常に攻撃力もあって力のあるチームですので、その相手に対して失点ゼロで終えることができたのは良かったです。ただその中で、質の部分であったり、攻撃の点を取るところ、点を取り切るまで持っていくところでは流経大さんの方に力があったのかなと思います。今日試合をして選手たちはいろんなことを感じたと思うので、足りないところを意識して取り組んでもらえればなと思います。

―昨季の4年生が多く抜けた中で今年のチームの強みはどういった部分になりますか
今日も無失点で粘り強く勝ち点1を取ることができたのは今年のチームのストロングな部分かなと思います。一方で、質という部分では去年のチームと比べて及ばないところはあるので、そこの部分をしっかり埋めていく作業をしていけば、チャンスの回数を増やしながら基本的には粘り強く戦うことのできるチームであると考えています。

―飯島陸選手や田中和樹選手はけがということでしょうか
そうですね。彼らがいたらまた攻撃のバリエーションは増えていくと思います。

―スタメンの安光将作選手について評価はいかがですか
将作はボールキープもできる選手なので、これからまた評価されていくと思います。あとはフィニッシュのところ。シュートをほとんど打てていない状況でしたし、溜めを作ってくれたことはとてもチームにとってもプラスになっていたと思うので、あとはアタッキングサードで仕事ができるようになれればいいのかなと思っています。

―最前線のポジション争いについて
さっき言った飯島とかも絡んでくるとは思いますが、今日に関していえばボールを引き出す状況が作れなかったかなと感じました。1人ではできない部分もあるので、他の選手と連携を深めながらやっていければいいのかなと思います。今日は攻撃のところではなかなか難しい状況でしたけど、守備の部分ではよく頑張ってくれたと思います。

―J1内定のボランチコンビ(田部井・松井)について
彼らなしには今年のチームが勝つことはできないと思いますし、今日もしっかりと中盤のところで高いレベルのプレーをしてくれていました。

―天皇杯予選から中2日ということでコンディションの面はいかがですか
そうですね。若干体は重いのかなというところはあったんですけど、そこを言い訳にはできないので。この前の試合(水曜の青山学院大戦)では田部井とか休ませて、そういった意味では今日はフレッシュな選手が効いたのかなと思います。

―J1横浜FC加入が内定した田部井選手について
元々リーダーシップを持っていて、キャプテンになる存在だということは感じていました。そこに加えて、体作りであるとか、課題に対して積み重ねていける選手ですので、1年生の時は肩を痛めて試合に出れない時期もあった中で、特に去年からは松井蓮之と一緒にボランチで組んで切磋琢磨しながら成長しています。ボランチからランニングをかけてアタッキングサードに入っていくという部分もやり始めて、自分に対して何を足していくかということを考える力もあります。キャプテンとしてセットプレーなどの場面で数字を残していけるようになればもっと面白いのかなと思っています。

―センターバック2人が良いパフォーマンスを見せていると思います
今年の法政が結果を出す上で、3年生以下のセンターバックの選手が出てくることは必要になってきます。今日も無失点でしたし、ここ数試合彼らは良いパフォーマンスを見せてくれているので、あとはよりビルドアップの質を上げてボールをにぎる作業ができるようになれば、チームとしてプラスになるのかなと思います。

田部井涼

ー試合を振り返って
今日の相手の流経大さんは能力の高い選手が多く、試合の入りは少しリズムが取れない時間がありました。全体を通してみてもやっぱり決めきるチャンスもありましたし、そこを4年生が試合を決めるというテーマがあった中で決めきれなかったのは、まだまだ自分たちの目標である5冠をとるところで足りないところがあると思います。そこを今後詰めていきたいなと感じる試合になりました。

ー流経大戦に向けてどのような狙いを
相手のアンカーの脇は必ず空くというのは話していたので、そこをうまく使いながらもう少し蓮之と自分のところで時間を作ればよかったなという反省もあります。

ー開幕戦での頭のけがは
側頭部に肘が入ってしまって大きいたんこぶができて、脳震盪の軽い症状も出ていたので一応天皇杯の青山学院戦は出られなかったんですけれど、トレーニングはしっかりやっていたので、という感じですね。脳震盪が少しありました。

ーリーグ戦を2戦を終えた評価は
今年のサッカーは去年のサッカーとはかなり違った良さがあると自分たちの中では思っています。自分たちが主導権を握ってサッカーをすることが、一番楽しいと思っていますけど、去年#atarimaeni CUPで負けたのは勝負強さというのが足りなかったからというのが自分たちの中にあるので、去年のサッカーを目指しつつも、今年は勝負強さというところ。今日もピンチがあったと思うんですけれど、体を張った守備とかは日頃のミーティングとか話し合いで話しているので、そこは継続しつつももっと成長していくチームにしていきたいという気持ちはあります。

ー今年経験の少ないメンバーが多いですが、経験のある田部井選手や松井選手で引っ張っていくという意識は
もちろんそこは蓮之や(佐藤)大樹とも、チームがうまくいかなくなったときにどういう声が出せるかが大事になってくるという話はしています。Jリーグ内定選手だからこそやらなくてはいけないことだと思うので、そこにあぐらをかくことなくしっかりしていきたいと思います。

ー次の試合に向けて
次は天皇杯ですが、この5連戦で少し目をつぶった部分というか、連戦だから切り替えて次に向かう姿勢というのを出したんですけれど、もう一つここを厳しく詰め直して本当の意味で守れるチームというのを作り上げていきたいなと思います。

フォトギャラリー

試合の写真は、スポーツ法政新聞会の公式ツイッター、また公式インスタグラムに掲載いたします。

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