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【水泳】メダル獲得とはならずも、5人の選手が決勝進出の活躍!/第66回日本選手権 (25m) 1日目 

第66回日本選手権 (25m)
2024年10月19日(土)・20日(日)
東京アクアティクスセンター

「最速」を決める大会とも呼ばれる短水路の日本選手権が開幕。初日のこの日は1、2年生を中心とする5人の選手が見事決勝進出。惜しくも表彰台に上がることはできなかったものの、各々の選手が現在のコンディションを確認し、来月のジャパンオープンへ向けて収穫と課題を得た1日となった。

メダル獲得まであと一歩のところまで迫った仲光

大会結果

予選結果(女子)

種目 順位 選手名 タイム 備考
200m自由形 7位  岡村梨香(スポ2) 1分58秒98 決勝進出
50m背泳ぎ 9位 森田眞心(現2) 27秒76
12位  岡村梨香 27秒72 自己新
50mバタフライ 11位 太田煌(スポ1) 26秒88
50m自由形 7位 森田眞心 25秒28 自己新/決勝進出
200m背泳ぎ 4位 伊藤ななみ(社1) 2分08秒25 決勝進出

予選結果(男子)

種目 順位 選手名 タイム 備考
50m自由形 18位 竹鼻涼太(スポ3) 22秒24
400m個人メドレー 20位 齊藤優太(スポ2) 4分18秒67
200m背泳ぎ 6位 諏訪遥希(経1) 1分53秒97 自己新/決勝進出
200mバタフライ 8位 荻野倖太朗(法3) 1分53秒98 決勝進出
22位 丹保陸(人3) 1分57秒30

決勝結果(女子)

種目 順位 選手名 タイム 備考
800m自由形 タイム決勝 10位 松野仁衣奈(スポ3) 8分45秒82
50m背泳ぎ B決勝 5位 岡村梨香 27秒77
4位 森田眞心 27秒75
200m自由形 決勝 8位 岡村梨香 1分59秒66
50m自由形 決勝 7位 森田眞心 25秒51
200m背泳ぎ 決勝 4位 伊藤ななみ 2分07秒65 自己新

決勝結果(男子)

種目 順位 選手名 タイム 備考
 

1500m自由形 タイム決勝

17位 綿貫太地(経3) 15分13秒91
5位 仲光陸遥(経1) 14分52秒98
13位 白戸亮太(営2) 15分07秒42
200m背泳ぎ 決勝 7位 諏訪遥希 1分53秒75  自己新
200mバタフライ 決勝 7位 荻野倖太朗 1分54秒29

Close Up

仲光陸遥

1500m自由形・タイム決勝にて、見事に5位入賞を果たした仲光。しかし、彼はレース後満足している様子は見せず、悔しさをあらわにした。
9月下旬には千葉・館山で開催されたOWS(オープンウォータースイミング)の日本選手権にも出場。写真判定となってしまったものの見事4位に入賞するなど、この種目においても確実に実力をつけていることに違いない。

結果には満足していないと語った仲光

そのレースから3週間ほどの間隔をあけて臨んだ今大会。「泳ぐ環境や距離の違いから調整も一筋縄では行かなかった」と語るが、そんな中でもこの大舞台でしっかりと結果を残すことは流石の一言に尽きるだろう。
来月のジャパンオープンについては「ジャパンオープンは強化期間中での試合になります。強化期間で自分がどこまでタイムを出せるのかを知ることができる大会だと僕は思っているので、しっかり強化した上でいいタイムを狙っていきたいです。」と自身の成長を誓った仲光。1年生ながらここまで法大水泳部を引っ張る泳ぎを見せてきた男がどのような泳ぎを見せてくれるのか。目が離せない。(齋藤凌)

写真館

この日は50m背泳ぎにも出場し、立派な泳ぎを見せた岡村

4位入賞と惜しくもメダル獲得とはならなかった伊藤

試合後には具体的な目標を口にした諏訪

インタビュー

仲光陸遥

―今回のレースを振り返って
本当は優勝を狙っていたのですが、狙っていた記録とは遠い結果となってしまって悔しいです。

―今回のレースに向けてどのような調整を
本当は14分40秒台ではなく、30秒台突入したいと思っていました。それに合わせて調整したのですが、調整不足というよりかは練習不足を感じるようなレースでした。

―先月末に行われたOWS(オープンウォータースイミング)の日本選手権に関しては
この種目は6月のオーシャンズカップから始めて、何回かレースを重ねて9月の選手権で4位を取ることができました。満足はしていないのですが、うまく行ってる方だと思います。

―オープンウォータースイミングと今回の大会の違いや変化は
やっぱり距離が全然違うので、練習内容も全く違います。どっちも結果を出そうと思ったら今まで以上に難しいと思います。
本当に距離が違うので、練習内容も工夫していかなければ両方で結果出すことは難しいと思っています。その工夫が結構難しいと感じています。

―ジャパンオープンへの意気込み
ジャパンオープンは強化期間中での試合になります。強化期間で自分がどこまでタイムを出せるのかを知ることができる大会だと僕は思っているので、しっかり強化した上でいいタイムを狙っていきたいです。

(取材:山鳥優里)

岡村梨香

―今回のレースを振り返って
今日は半バック(50m背泳ぎ)とフリー(自由形)に出ました。半バックのB決勝に出て30分後に200mフリーで絶対きついってわかっていて、流そうかなと思ってたんですけど、周りと一緒に全力で出したので、今のフリーがすごくキツくて後半動かなかったです。

―いつもと違う調整をしたか
ここ一ヶ月足首を怪我していた中でずっとプールで泳いでいました。私の持ち味のキックが使えない状態での、1ヶ月の練習でした。調整という調整はあまりしていなくて、普段通りの練習でした。

―50m背泳ぎと200m自由形が同日ということもあり意識したことがあれば
正直に言うと、背泳ぎの練習よりも自由形の練習をしていました。背泳ぎは(基準を)切れたから楽しむために出ました。

―これからに向けての改善点
レース続いての2本目がばててしまうので、バテない練習をしていきたいです。

―ジャパンオープンへの意気込み
足怪我していて、まだ基礎体力ができていないので、ベストかベストに近いタイムを目標にしていければいいと思っています。

(取材:山鳥優里)

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