【サッカー】Jリーグ内定者インタビュー第1弾!FC岐阜内定・DF萩野滉大 編

2022年9月27日
法政大学城山サッカー場

9月22日、DF萩野滉大(現4=名古屋グランパスU18)の2023年シーズンFC岐阜(J3)への加入内定が発表されました。今回のインタビューではFC岐阜加入の経緯や現在の心境、今週末再開するリーグ戦後半に向けた意気込みなどを語っていただきました。

インタビュー全文

萩野滉大(現4)

−FC岐阜に内定した今の気持ちは
FC岐阜に内定して幼い頃からの夢であったプロサッカー選手になることができて、ホッとしている気持ちと、これから厳しい世界にいくという覚悟が芽生えた感じです。岐阜の方はカテゴリーはJ3なんですけど、J2に行けるチームでもあるし、チームの中のレベルも高いですし、僕は愛知県出身なので地元から近いという面でもすごく良い場所だと思ったし、過ごしやすそうな場所だと思ったので決めさせていただきました。

−内定までの経緯
8月頭の方に練習参加に行く機会があって1週間ほど行ったんですけど、最後練習試合もあって、そこでのプレーを評価してもらって、大臣杯後にオファーをして頂きました。

−練習参加で感じたこと
やっぱり強度の部分で球際だったり寄せるスピードとかパスのこだわりとかというのは高いものは感じました。

−FC岐阜のサッカーの印象
個々に経験のある選手が多くて、柏木選手だったり宇賀神選手だったり田中順也選手だったりというのがいる中で、下からつなぐイメージはあるんですけど個々の能力でやる部分もあったりとか、サイドに特徴のある選手もいるのでサイドからのクロスだったりという攻撃が多い中で、今年は失点が多い中で自分が入って変えたいという気持ちはあります。

−プロでも通用する自分の武器
コーチングで前を動かしたりとか、後ろからリーダシップをとってラインコントロールしたりとか、あとは自分の特徴でもある球際だったりというのは、通用した部分も多かったので、そこは自分が行っても出せるのかなとは思います。

−対戦が楽しみな選手
J3でもし来年やれるなら、藤枝MYFCの中井崇仁選手は大学時代から仲良くさせてもらってずっと一緒にいたので、そこは中井選手もF Wなので対峙してしっかり潰したいと思います(笑)

−前半戦の振り返り
前半は6勝2分4敗で3位折り返しだったんですけど、開幕2連敗した後から上手く立て直せてチームとしても形が見えたというか、粘り強い守備から試合を組み立てて点をもぎ取ってという勝ち方ができたので、そこがベースになったのは前期のところは良かったと思います。

−3バックの手応えは
去年から後ろで出ている選手が4年生で多かったので、そこで3バックにすることで後ろの安定感が出ると自分でも思っていますし、それが徐々に出てきたからこそ勝てている要因ではあるし、みんなが逆に3バックへの対応や戦術理解が高まったので、試合もスムーズにいけていると思うんですけど、まだまだ改善点は凄くあるし、3バックでもやらなきゃいけないことだった、もっと高みを目指せると思うので、そこはチームとしてより良い方向に持っていきたいです。

−中断期間のチーム状況や強化ポイントなどは
前期のところで守備の軸はできたんですけど、攻撃のところでなかなか点が取れない試合が多かったり、今も練習試合とかをやっている中であまり得点数が伸びてこないのが現状でチームとしての課題だと思います。そこでひとつスプリントだとかゴールに入ってくる人数を増やしていこうというのはチームとして課題で取り組んでいる部分です。あとはスプリントしたり中の枚数増やしていくというのは一つの要素で、シュートを打つという意識がまだまだ法政は低いと思うので、シュートを打つタイミングを逃さないで振っていくことが、スーパーシュートも生まれると思いますし、こぼれ球とかもあると思うので、そういう意識の部分を変えていく必要があると思います。

−今後への意気込みとファンの方々へ
首位の明治とは勝ち点が離れていますけど、ここから連勝していけば何が起こるかわからないと思うので、明治さんにもプレッシャーかけられると思いますし、まずは自分達が目の前の1試合1試合に全てを賭けて、先は見ずに1試合に勝利して積み上げていくことをしていきたいですし、それを後ろから支えて失点ゼロで自分が貢献して勝たせたいと思います。岐阜のファン・サポーターの方々も見てくれると思うので、自分の特徴というのをしっかり出して、来年に期待も持ってもらえるようなプレーをして大学リーグで活躍して岐阜の方に行きたいと思います!

(取材・板倉大吾)


主将としてチームを「日本一」に導く

萩野滉大

現代福祉学部 4年 2000年6月20日生まれ
愛知県出身・名古屋グランパスU18
176cm・71kg
『体を張った献身的な守備が武器。今季は不動のCBとして、そしてキャプテンとしてピッチ内外でチームを支えてきた。悲願の日本一へ。勝負の秋もチームを引っ張る。』

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