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【サッカー】第90回関東大学サッカーリーグ 第20節対筑波大 先制点を奪うも逆転負け・・・チームは5戦勝利なしに

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【サッカー】第90回関東大学サッカーリーグ 第20節対筑波大 先制点を奪うも逆転負け・・・チームは5戦勝利なしに

第90回関東大学サッカーリーグ戦1部 第20節対筑波大
2016年10月30日(日)
筑波大学第一サッカー場

前節の慶大戦でも勝利を収めることができず、4戦勝ちなしとなった法大。この悪い流れを今節の筑波大戦で振り払えるか。試合は前半守備に回る展開ながらも無失点に抑えると、後半13分に青柳が抜け出して待望の先制点を奪う。しかし、強力な攻撃陣を擁する筑波大の猛攻に耐えられず2失点し、またもや勝点3を奪うことができなかった。

 
 

試合結果

トータル試合結果

1
 法政大学 
0 前半 0 2
筑波大学
1 後半 2

得点とアシスト

時間 大学 得点者 アシスト
58分 法政大学  青柳燎汰   
64分 筑波大学 中野誠也 三苫薫
87分 筑波大学 高柳昴平 西澤健太

メンバー

筑波大学
監督: 長山一也
21 GK 関口亮助 
34 DF 藺藤子龍
4 DF 柳沢拓希 
6 DF 伊藤航希
23 MF 黒柳駿 
25 MF 渡辺淳揮
→長倉颯(84分)
17 MF 武藤友樹 
7 MF 川崎雅哉 
→加藤威吹樹(70分)
13 MF 青柳燎汰
9 MF 鈴木歩
→紺野和也(68分)
26 FW ディサロ燦シルヴァーノ
サブメンバー
1 GK 林翔太 
30 DF 橋本陸 
35 DF 加藤威吹樹 
15 MF 長倉颯 
16 MF 大迫柊斗 
27 FW 紺野和也
18 FW 玉田晃太郎

※(カッコ内)は交代した時間を表示しています。

 

マッチレビュー

 

連敗を止めたものの勝ち点3が奪えず終えた前節。勝ち切れない試合が続く法大だが、勝ち点2差で2位につく筑波大相手に勝利を収め一気に順位を上げたいところだ。

前半の序盤は互いに譲らぬ展開だったが、徐々に左サイドが崩され相手にボールを支配される時間が多くなる。18分に中野誠也とGKの関口亮助(経3)が1対1となるが関口のファインセーブでピンチを乗り切る。対して法大は25分。後ろからのボールをディサロ燦シルヴァーノ(経2)がフリーで受けてシュートを放つも惜しくもポストにはじかれる。しかしその後は相手に攻められる場面が多く攻撃の形を作れずに前半を0-0で終える。

後半、相手にペースを握られながらも失点を許さない法大が思わぬ形で先制点を奪う。58分に関口からのロングボールをディサロがフリック。それを青柳燎汰(現福2)が相手キーパーと1対1になりながらも丁寧にゴール左隅にシュートし先制。攻められながらもワンチャンスをものにして1点を奪う。しかし先制した勢いも束の間。64分三苫薫に中央をドリブル突破されスルーパスを受けた中野誠也にゴールを決められる。同点となってからは間延びしたポジショニングが目立ち空いたスペースを相手に生かされクロスやシュートを多く打たれる展開となる。3人の選手交代を行い流れを変えようとするも上手くいかず、迎えた87分。西澤健太のフリーキックを高柳昂平に頭で合わせられ1-2と逆転される。そのまま試合が終了し、最初の1点を守り切れずまたもや勝ち点3を逃し逆転負けに終わった。

今日の試合で5試合勝ち星がないこととなった法大。後期中盤までは2位であったがいつの間にか5位まで転落。インカレへの自動出場権獲得となる6位の慶大との勝ち点差はわずか1。残り2試合となりもう勝ち点を落とせない。次節は既に優勝を決めた明大との一戦であり厳しい試合が予想されるが、心機一転し連敗を阻止してインカレ出場へ久しぶりの勝利が見たいところだ。(広瀬結)

 

監督・選手コメント

長山一也 監督

ー今日の試合の敗因は

敗因はサッカーの原点のところを理解できてないのかなと。失点のシーンは誰か行かないといけないと思います。(二失点目の)セットプレーも人は足りていたんですけど。それを一週間準備してやることなのかなと。相手のドリブルや突破があるよというのは理解していたと思うんですけど、ああいうやられ方をするのはサッカーの理解がないのかなというのがあります。そういうところが改善出来ないと、どことやっても勝てないのかなと。

ーインカレ出場に向けてどう戦っていきますか
相手の状況もあるリーグ戦なので、今日の得点シーンというのは相手の嫌なところを突いてのものだったので、それを徹底してやるというのは出来たところはあります。ですが、それが一つ出来たのになぜか一つルーズさが出てきてしまうというのが、すごくチームにあります。インカレというより原点のところが理解できないとどことやっても勝てないと思うので、選手たちは理解しているけどプレーで表現できてないのでそこを出来るようにしていきたいと思います。

ープレーで表現できないというのは、勝てずに自信を失っているところからきてるのでしょうか
そうですね、でもこういう負け方をしていると絶対に自信をつけることはできないのでやってられないという状況に何人かはなっていると思います。そういったところで軸になる選手が軽率なプレーをしているというのがあるので、選んでいる僕の責任ではあるんですけど、人選も含めて見直さなければいけないなと思います。

ー次節に向けて
次節は集中応援なので流れを変えれるきっかけだとも思います。相手は優勝している明大なので、チャレンジャー精神でしっかりとやっていきたいと思います。

 藺藤子龍

 

ー試合を振り返って

僕は今季2試合目の出場で、今回はいつも出てる山田選手が出場停止ということで代わりという形で出させてもらったんですけど、自分の気持ちとしては代わりと思われないように自分が結果を出していかなければならないし自分にとっても大事な試合で、前半ちょっと自分的にも固かったんですけど、しっかり立て直して試合に馴染めて後半先制点取れたのはいい展開だなと思っていて、自分のキックとか展開も上手くできてたのでよかったんですけど、最後の最後の自分含めてチームの中に隙があって負けという形になってしまいました。

ー後半左サイドをえぐられるシーンが多く感じましたが
相手の1年生の20番の選手がすごいドリブルが上手くて、僕たちはそれをリスペクトしすぎというかもっとリスペクトしつつ抑えなきゃいけたいところしっかり抑えて、ファールでもいきゃなきゃいけないところで、結果的に失点に繋がってしまったのでもっとしっかり抑えるべきでした。

ー先制してから気持ちの変化はあったのでしょうか
試合前から監督に「したたかに」ということを言われて、どういう展開になってもぶれないという意味なんですけど、それは言われていたので試合に出てる選手の中ではそういう気持ちでいたと思うんですけど、最後の最後に逆転されてしまったのでどうしてももったいないという気持ちが強いです。

ー次の試合に向けてどう修正しますか
自分含めてもっと謙虚に1日1日をどれだけ細かいところを突き詰めてやっていけるかだと思うので練習からもっと、何か原因があるから負けてるんだと思うので、そういうのを整理してやっていきたいです。

 青柳燎汰

 

ー今日の試合を振り返って
勝てる試合だったと思うのですけど、チーム全体として軽いプレーで失点とかがあったので、反省しなきゃいけないなぁと思います。

ー今日はどんなことを考えて試合に臨みましたか
ずっと勝ててなかったので、勝つためにやって行こうと話していたんですけど、結果的に負けてしまって同じことを繰り返していると感じています。

ー得点を決めた時の気持ちは
1点取って嬉しかったですけど、本気で2点目を取るという気持ちを考えてやれてなかったっていうのがちょっと後悔しています。

ー先制をしてから同点、逆転をされてしまいましたがどうやって切り替えましたか
前はやり続けることしかなかったですけど、それが後ろと合ってなくて、前は前で勝手なプレーをしちゃっていて、切り替えられてなかったのかなって感じがします。

ー次節に向けて
内容はどうであれ勝つしかないので、どんなサッカーをしてでも勝ちにこだわってやって行きたいと思います。

黒柳駿

 

-試合を振り返って
逆転負けってことでプレー云々よりも一人一人の責任が果たせていなかったかなと思います。

-前回筑波と対戦した際は自陣に引いて守り抜きましたが、今日は2点目を狙いにいったように感じました
そうですね。2点目や3点目を取りにいこうというのは日頃から言われているので、その姿勢はピッチで示そうと思っていました。

-守備時にFWとボランチの間が少し空いてしまう印象がありましたが
後ろから自分たちのFWを動かしてコンパクトにというのを意識してやっていました。筑波さんもパス回しが上手いチームなので、それに釣られて開けてしまったと思います。

-今日は渡辺選手とのコンビでしたが、プレーのイメージとしては
今日のメンバーは細かく繋ぐ事よりも大きなボールを蹴れて、(渡辺)淳揮もそういうプレーが得意なので割り切ってやろうという話はしていました。

-残り2試合も上位チームとの対戦ですが、勝利するために今一番必要なことは
やはり技術とかそういうことより、サッカーの原点として戦う部分だったり粘り強くボールに食らいつくことが大切だと思うので、もう一度徹底してやっていきたいです。

-次節は優勝した明大です
明治は今年二冠で格上のチームなので、さっきも言いましたけど粘り強く戦う必要があると思います。ここで勝利できればインカレにも良い流れで繋がっていけると思うので、集中応援ですし絶対に勝ちたいです。

 

 

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