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【準硬式野球】東京六大学準硬式野球春季リーグ閉会式 橘がベストナイン初受賞!リーグ2位で全日本選手権予選会へ

準硬式野球
 

【準硬式野球】東京六大学準硬式野球春季リーグ閉会式 橘がベストナイン初受賞!リーグ2位で全日本選手権予選会へ

東京六大学準硬式野球春季リーグ戦閉会式
2014年6月1日(日)
早稲田大学東伏見グラウンド

およそ2か月に及んだ東京六大学春季リーグ戦は閉幕。法大はリーグ戦2位となり、全日本選手権予選会へ進出した。また、表彰では新人戦優勝、遊撃手部門で橘廉(社3)が初のベストナイン、4月11日に完全試合を達成した末次慶一郎(社2)は特別表彰を受けた。

リーグ戦2位の法大ナイン

試合結果

リーグ戦星取表

  早稲田 法政 明治 立教 慶應 東大 試合 勝点 勝率 順位
○●○ ○○ ◯●◯ ○◯ ○○ 12 10 2 5 .833 1
●○● ○●○ ●◯◯ ●◯◯ ○●○ 15 9 6 4 .600 2
●● ●◯● ○●○ ◯◯ ○○ 12 7 5 3 .583 3
●◯● ◯●● ●○● ○●◯ ○○ 14 7 7 2 .500 4
●● ◯●● ●● ●○● ◯◯ 12 4 8 0 .333 5
●● ●◯● ●● ●● ●● 11 1 10 0 .091 6

 

リーグ個人成績

春季リーグ戦打撃成績(規定打席数46)

選手名 打率 打席 打数 安打 二塁打 三塁打 本塁打 打点 四死球 盗塁
橘廉(社3) .317 67 60 19 3 0 2 6 5 9
山路脩平(経4) .311 56 45 14 1 0 0 3 8 0
落合大泰(法4) .278 63 54 15 3 0 1 8 7 6
中村聖弥(経2) .250 66 64 16 1 0 1 4 1 4
甲本裕次郎(社1) .222 66 54 12 1 0 0 2 7 1
永田直(経2) .154 62 52 8 2 0 0 5 2 1
以下規定打席未満
小野慶典(経2) .387 39 31 12 4 0 5 14 8 3
萩原幹斗(社1) .343 41 35 12 0 0 0 5 1 3
佐藤裕太(経3) .160 29 25 4 2 0 0 1 3 0
末次慶一郎(経2) .120 26 25 3 0 0 0 1 0 1
松田知行(経4) .118 18 17 2 0 0 0 2 0 0
内川慶一(経2) .267 17 15 4 2 0 0 1 1 0
窪田剛士(経1) .333 8 6 2 0 0 0 0 2 2
藤口帝(社1) .200 5 5 1 0 1 0 0 0 0

 

春季リーグ戦投手成績(規定投球回数37)

選手名 防御率 登板 勝利 敗戦 投球回数 奪三振 四死球 自責点
松田知行(経4) 2.11 8 1 3 47  33 11 11
末次慶一郎(社2) 2.44 10 6 1 62 2/3 44 22 17
以下規定投球回数未満
安本剛史(スポ4) 7.44 8 1 1 12 1/3 0 10 10
室木大(経1) 2.25 5 0 1 8 6 6 2
阿部春太郎(経3) 4.50 4 1 0 4 1 3 2

各賞受賞者

ベストナイン(遊撃手部門):橘廉(社3)

特別表彰(完全試合達成):末次慶一郎(社2)

新人戦優勝

リーグ戦を振り返って~選手コメント集~

本間隆洋監督

―リーグ戦を振り返って
投打ともに厳しいシーズンだったというのは一番最初にくる印象ですね。とにかく投手陣が序盤、柱になるピッチャーが末次しかいなかったので2戦を取る難しさというのが身に染みるシーズンでした。ディフェンスの要、ピッチャーが、それに尽きますね。

―野手陣についてはいかがでしょうか
当然小野の離脱は痛かったですけど、東大戦、明治戦含めて割とホームラン、ホームランで点を取る部分が目立ったので、小野の離脱は痛いんですけど、小野が抜けることで各メンバーが「繋いで繋いで」という意識が強くなって打線も打線でいい流れで最終的には最後の立教戦にこれたかなと思いますね。どうしても1発1発で橘であったり、落合とか小野、序盤1発でしかとれない試合が多かったのでタイムリーで出るようになったという意味では小野の離脱を全員がカバーする、そんな働きをしてくれたと思います。

―今季のチームはどんなチームでしたか
キャプテン松田を中心にプラス、落合ですね。松田・落合のチーム。もうこの二人がよくやってくれて、それだけに優勝とらしてあげたかった。どうしてもキャプテンが投手陣ということで野手と離れますので、そこを落合が上手く、副キャプテンということもありますけど、ナンバーツーに徹する、黒子に徹してチーム支えて、作ってくれたと。松田、落合の個性が上手くミックスして、今年は頭二人がきちっとしてた分、なんとか優勝させてあげたかったな、というのはありますね。

―あと一歩で優勝を逃してしまいました
それはやはり日頃の練習の詰めの甘さ、やりこんでいないチームの弱さと言いますか、粘っていればなんとかなるというチームではなくて、粘り強さがまだまだと。やっぱり日頃の練習、生活面で本来養われるべき根気とかそういう部分が淡白だったと思いますね。それに尽きます。本当の意味で地に足付けて練習するとか、腹を括ってとか、そういうのがまだまだ弱いチームで、粘れなかった。ミーティングでも言ったんですけど、「うちのチームは“際”に弱い」。それは球“際”だったり、ライン“際”とかよく際って言葉を使いますけど、かかった試合、早稲田戦がそうでしたけど、かかった試合で落ちる方にうちは回っているので、とにかく“際”に弱い。そこをどうやってこれから6月7月8月、この3ヶ月で徹底的に日頃の取り組み含めて、見直していかないといけない部分ですね。

―今年も1年生がよく出場して活躍しましたね
毎年よりよい選手、よりよい選手といった感じで選手をスカウトしてきていますので。まず今季スタートの専修大学、関東選手権で大敗して、東京大学で敗戦して「こうなったら思いっきりテコ入れしてみようか」って松田、落合と話して、どういうメンバーでいくかを松田、落合、自分で相談するんですけど、逆に序盤(専大、東大戦)そんな感じだったので、テコ入れはスパッといきましたね。それで期待に答えてくれた感じですね。

―リーグ戦で見えた課題から今後やっていかないといけないことは
まず、リーグ戦終わった時点で、今のメンバー25人は一回解散。バラして、もう一回フラットな状態で、取り組み方や“際”という話ですけど、練習のとき、ノック、キャッチボールの1球、一つ一つ些細なことも大事にできるプレーを積み重ねられるか、そういったことができる選手を優先にベンチ入りさせて、もう一回再編成し直して、競争して、もう一回ふるいにかけて、緩い取り組みの選手は外して、松田、落合はそこは分かって動いているので、そういったことを含めてまだまだやることが多いチームですね。

松田知行(主将

―リーグ戦が終わった今の心境はいかがでしょうか
望みはつながったということなので、リーグ戦で優勝できなかったのは本当に悔しいことですけど、もう切り替えて予選勝つだけなので、予選勝って全日本選手権(以下全日)決めちゃえば、他のチームと同じラインでスタートできるので、まずはなんとしても予選勝つことですね。

―リーグ戦を振り返って
今振り返ると無駄な負けがいっぱいあったとは思うんですけど、逆にプラスに考えたら、本当にシーズンが始まってからオープン戦とか試合が少なくて、そういった意味では15試合、いっぱい試合が出来てよかったとは感じますね。

―リーグ戦で印象に残った試合はありますか
全部3戦にいきましたし、今までにないリーグでしたけど、やっぱり早稲田戦ですね。あの試合が運命を決めたというか、あれ勝っていれば、また違った形で立教戦に臨めていただろうし、立教戦で勝ち点が取れたにせよ、気持ち的にも違いますし、優勝もできただろうし、違ったのかなとはありますね。あそこで勝てない弱さをこれから克服していかないといけないです。

―リーグは全て3戦とチームとしては粘り強く戦えた印象ですが
そうですね。「粘り強くなった」というのはプラスな考えだと思うんですけど、逆に言えば勝負弱いというか2戦で決められない弱さが絶対にあるので、やっぱりポジティブよりネガティブに考えて克服していくことが必要だと感じます。予選は負けたら終わりなので、2勝しないと全日にはいけないので、これまでのリーグ戦とは違うという感じで今やっていますね。

―松田さんから見てリーグ戦のMVPの選手は誰ですか
末次ですね。自分が勝てない中でよく投げてくれて、勝ち頭だったのもありますし、本来自分が1戦目勝たないといけない立場でありながらも、2戦目勝って3戦目につないでくれることはこのリーグ戦大きかったので、自分が投げれない時も無理に連投してくれて、勝ってくれたのは大きかったですし、そうやって考えるとピッチャーは末次ですね。野手は(橘)廉ですね。小野も最初すごかったですけど、結局ケガしちゃってチームとしてもすごく痛手だったんですけど、そういった穴を埋めてくれました。1年生もそうですけど、やっぱり廉がバッティングの面で引っ張ってくれてのもありますし、ベストナインなのもありますし、引っ張ってくれたと思います。

―関東大会での大敗から始まった今シーズン、チームの成長面はいかがでしょうか
チームとしてのまとまりができてきたと感じています。関東のときは練習もロクにできていなくて、全然試合もやっていない時だったので、いい意味では自分たちも切り替えてやっているので、確実に成長していると思います。

―松田さんにとっての最後の春リーグ終わったわけですが
特にタイトルとかもなく、平凡に終わったって言ったら終わった感じもするんですけど、まぁ今までこのリーグ戦投げさしてもらった中で「勝つことは難しい」という意味を4年目で改めて感じます。本当にいろんな経験させてもらって、負けたら全日いけないとか優勝が決まるという場面で投げさしてもらったりしましたし、準硬式で色々経験させてもらったので感謝しています。

―予選会へ向けてやっていかないといけないことはありますか
まだまだ凡ミスがあるので、守備の面でももっと強化しないといけないですし、打線はスクイズとかでしか点とれないというかなり厳しい状況なので、もっとバッティングの底上げしていかないとです。トータルでもっとあげていかないといけないですけど、予選まで時間がないので、チームの一体感を大事にしてその中で意味のある練習をしていければ勝てるんじゃないかと思います。

―予選会への意気込みお願いします
負けたら終わりなので、今まで負けは全部出したつもりなので、予選で負けないように頑張ります。

落合大泰(副将)

―リーグ戦を振り返って
リーグ戦優勝という目標でやってきて結果的に2位で終わってふがいないんですけど、2位で終わっても次の予選会にはつながるので、リーグ戦では目標達成はできませんでしたがまた次のステージにはいけたので、次のステージで「全国優勝」という目標をもって、これから2週間練習やチームのことを考えてやっていきたいです。

―副将としてチームを引っ張っていかれましたが
松田はチームを引っ張ってくれて頼りがいがあるキャプテンなんですが、それと同時に投手陣の柱も担っているので、もちろんチームのこともそうですけど自分のピッチングも背負っているので、松田が自分のピッチングに集中したいときは僕がチームを引っ張れるようにして、上手くバランスを取れるように心がけていました。

―リーグ戦での収穫や見つかった課題は
全部第3戦までもつれこんでしまって、そこで粘り強く2位になれたので収穫としては粘り強くやれたことです。野球は勝ってなんぼの世界だと思っているので、そこで粘って勝ったというのはよかったです。でもこれからはトーナメントで負けたら終わりということなので、きれいな野球はしなくていいと思っているので、泥臭く粘り強くあと2回勝てばいいので泥臭くやりたいと思います。課題は、色々あると思いますけど、勝負所での1本が出なくて落とした試合とか、淡白な攻撃で完封で負けた試合はリズムに乗れてないところで試合がどんどん進んでいって負けるという感じなので、そこでもっと粘って、リズムが悪いときにはもっと攻撃のバリエーションを増やして、投手陣は頑張ってくれてると思うので野手がリズムが悪いときでも点が取れる攻撃をしなくてはいけないと思います。

―予選会に向けて
トーナメントで目の前が勝負で勝ち負けが決まるので、どんな形でも勝てればいいと思っているので、泥臭く粘り強くやっていきたいです。

山路脩平(法大の扇の要)

―リーグ戦を振り返って
今まで4年間やってきてフル出場は初だったので、15試合やったというのもあるんですけど長かったです。でも楽しくて、充実していたと思います。

―その初めてのフル出場ということについては
すごい楽しかったですね。配球には自信があるので、それにピッチャーも応えてくれたし結果も残せたのでよかったです。

―予選会に向けて
しっかりチームのために準備をして全日本に出れるように頑張ります。

甲本裕次郎(1年ながらセンターでフル出場)

―リーグ戦を振り返って
最初(東大戦)は出るつもりがなかったというか、出してもらえるとは思わなくてサプライズみたいな感じで出してもらって、何だかんだで15試合フル出場して、結果がどうこうとかよりも個人的にはフル出場出来たことに意味があると思っていて、そこは収穫ですかね。

―2番・中堅で固定でしたね
3番に橘さんがいて、いい形で橘さんに繋ぐというか、ランナーがいればしっかり送って、失敗したこともあったんですけどそこはもっと練習して、とにかくクリーンアップにいい形で繋ぐことだけ意識しましたね。

―リーグ戦での収穫や見つかった課題は
バッティングは全然だったんですけど、センターの守備はよかったですね。課題はやっぱりバッティングで、高校と違ってストライクゾーンとか配球も全然慣れてなくて、バッティングに課題が山々なので、あと盗塁も頑張ります。

―予選会に向けて
全日本に出れるように、4年生が最後なので4年生の力になれるように頑張ります。

橘廉(初のベストナインを獲得)

―ベストナイン獲得した今のお気持ちはいかがでしょう
初めてなので素直に嬉しいですけど、ポイント的にはまだ物足りなさがあって、もっとできるかなと思いました。

―リーグ戦を振り返って
守備的には要所要所で抑えられたのでよかったですけど、攻撃面でチャンスで打てないという場面があったので、秋季、全日予選会に向けてはバッティングを中心に頑張っていきたいです。

―3季連続で3割はクリアしましたが
3割後半はいつも狙っているので、もっと練習していかないといけないです。

―リーグでの収穫と課題を教えてください
収穫は去年とかは流れ悪いとどんどん点取られて、流れにもっていかれることがありましたけど、今年は粘り強くなったかな、とは思います。接戦にも勝てるようになったと思います。

―全カード3戦までもつれました
本当は2戦で勝率を意識してやっていたのですけど、でも、3戦にもつれこんでもとりあえず勝ち点を4つ取れたのはよかったです。

―予選会への意気込みお願いします
予選会ではしっかりとチーム一丸となって、勝ち抜いて全日出れるように頑張ります。

小野慶典(チームの主砲は慶大戦でまさかの戦線離脱)

ーリーグ戦を振り返って
とりあえず予選会には出れるのでよかったです。

ーご自身の結果に関して
今回は自信があったので、ポイントは取っていたので規定打席が足りないのが悲しいです。全部水の泡です。

ーけがに関しては
脱臼なんですけど、予選会は出るので大丈夫です。

ー予選会に向けて
必ず打ちます。

中村聖弥(不調のシーズンも明大戦では貴重な一発を放つ)

ーリーグ戦を振り返って
チームとしても個人的にも悔しいの一言ですかね。明治戦の一発は勢いをつけられたとは思うんですが、その他では何も仕事できなくて本当に悔しいです。

ー4番も任されましたが
小野のアクシデントで自分が4番に入って、でも意識することはなくて出塁だけを狙っていました。調子も良くなかったので、とにかくセーフになろうと工夫しましたね。

ーリーグ戦での収穫及び見つかった課題はありますか
収穫は、1年生が結構出場してそれですぐ活躍してチームとしても今後に向けてよかったと思います。課題は、自分を含めて外野の守備がいまいち良くなかったので、予選会に向けてしっかりやっていきたいです。

ー予選会に向けて
悔しさをバネに2つ勝って全日本を決めます。

萩原幹斗(ガッツあふれる守備と勝負強い打撃で大活躍)

―リーグ戦を振り返って
調子がよくて、結構いい感じできているので予選会でもいい結果が出るように頑張りたいです。

―収穫と課題は見つかりましたか
収穫はバッティングがよかったのと課題はもうちょっと打てたかな、とは思います。

―今後への意気込みお願いします
全日でも活躍できるように頑張ります。

永田直(1塁のレギュラーとして定着)

―リーグ戦を振り返って
個人的には初めてレギュラーとして出させていただいて、「大丈夫かな」という気持ちで臨んだままで、東大に負けて、慶応戦では自分が打てなくて、途中まで不安しかなかったんですけど、色んな方に声をかけていただいて、最終的にチームが勝てて、いい経験にもなったし、チームとしてもいいリーグ戦になったかなと思います。

―収穫と課題は見つかりましたか
自分は守備より長所はバッティングなんですよ。でもバッティングが迷った感じで打率もかなり低くて、自分の売りがどこなんだろうって感じになってしまって、ちょっと自分の長所を見つめなおして、もっと磨きをかけていきたいです。

―今後に向けて一言お願いします
チームとして全国で頂点目指しているので、チームで優勝できるように頑張っていきたいと思います。

室木大(ルーキー右腕は中継ぎで活躍)

―リーグ戦を振り返って
最初の東大戦で黒星ついてから、徐々に徐々に試合を重ねる毎によくなってきたと思います。

―収穫と課題は見つかりましたか
ボール先行になると、自分も守っている野手もプレッシャーをかけるので、ストライク先行でテンポよく投げて攻撃につなぎたいです。

―予選会へ向けて
投げる場面がきたら、しっかり抑えたいと思います。

 

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