【準硬式野球】東京六大学準硬式野球木村杯新人戦準決勝 対明大 2度の満塁機をしっかり生かし、逆転で決勝進出!
東京六大学準硬式野球木村杯新人戦準決勝 対明治大学
2014年5月31日(土)
法政大学多摩グラウンド
準決勝にコマを進めた法大は明大と対戦。昨年の決勝と同じ顔合わせとなったこの大一番を制し、3連覇へ前進できるか。
トータル試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | H | E | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
法 大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 4 | 0 | 8 | 13 | 3 |
明 大 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | 8 | 2 |
(法大)○室木、秋山、近藤-栗田
(明大)●古村、田中、蓮田-金子、中村亮
打撃成績
打順 | 位置 | 選手名 | 打数 | 安打 | 打点 | 四死球 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | (7) | 中村 聖弥(経2) | 4 | 1 | 0 | 0 |
PH7 | 前川 祐樹(社2) | 1 | 0 | 0 | 0 | |
2 | (8) | 福井 寛(社2) | 3 | 1 | 0 | 1 |
PH8 | 甲本 裕次郎(社2) | 0 | 0 | 0 | 1 | |
3 | (9) | 内川 慶一(経2) | 3 | 1 | 0 | 1 |
PH9 | 窪田 剛士 (社2) | 1 | 1 | 0 | 0 | |
4 | (3) | 永田 直(経2) | 4 | 1 | 0 | 0 |
PH3 | 志田 大輔(法2) | 1 | 0 | 0 | 0 | |
5 | (6) | 福地 誉(スポ2) | 5 | 2 | 0 | 0 |
6 | (4) | 藤口 帝(社1) | 3 | 2 | 0 | 2 |
7 | (5) | 萩原 幹斗(社1) | 5 | 2 | 3 | 0 |
8 | (2) | 栗田 和憲 (社1) | 4 | 1 | 3 | 0 |
9 | (1) | 室木 大(経1) | 2 | 0 | 0 | 0 |
PH | 小野 慶典(経2) | 1 | 0 | 0 | 0 | |
1 | 秋山 駿介(経1) | 1 | 1 | 0 | 0 | |
1 | 近藤 森(スポ2) | 0 | 0 | 0 | 0 |
投手成績
回 | 被安打 | 奪三振 | 四死球 | 自責点 | |
---|---|---|---|---|---|
室木 | 6 | 7 | 3 | 0 | 3 |
秋山 | 2 | 1 | 2 | 1 | 0 |
近藤 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 |
三塁打:萩原(6回)、栗田(8回)
二塁打:秋山(8回)
盗塁:内川2(1、6回)、福地2(2、6回)、藤口(4回)、福井(7回)
暴投:室木(4回)
残塁:7
戦評
1回戦に続きこの試合も先発のマウンドにあがった室木は序盤を3回を1安打と上々の立ち上げを見せる。しかし4回、二死3塁の場面でストレートを左前に弾き返され、1点の先制を許してしまう。さらにここから3連打を浴び、この回計2点を失う。
打線は5回まではランナーを出しながらも得点につながらなかったが、6回に反撃開始。安打と2つの四球で満塁の大チャンス。ここで迎えた萩原は初球を叩くと、この当たりはレフトの頭を超える適時打になる。走者一掃となり、送球も乱れると一気に萩原はホームに還ってきて、逆転に成功した。
その後1点を失ったが、6回を3失点でまとめた室木から7回、秋山にスイッチ。「いい流れで終わらしたかった」と秋山は得点圏に走者を背負うも、空振り三振でピンチを脱した。打線は再び満塁のチャンスに栗田がライトオーバーの適時三塁打。そしてまたもや送球が逸れる間に栗田も還り、8点目をあげた。
最終回は近藤が締めて逆転勝ちで決勝進出を決めた。明日1日に3連覇をかけて早大と対戦する。(芳野史征)
選手のコメント
栗田和憲(ダメ押しのタイムリーに好リード)
―今日の試合を振り返って
投手がすごく頑張って投げて、ゲーム作ってくれたので。あとは打撃ですね。
―打撃ではダメ押しのタイムリーを放ちました
次の打者が投手だったので「自分が打たなきゃ終わりだ」の気持ちでした。打ったのはたまたまですかね。
―捕手として意識していることはありますか
その日その日の投手でどの球がいいか全然違うので、いい球どんどん投げさして、ピッチャーが気持ちよく投げるのが一番かなと思います。
―今日のリード面では何を考えていましたか
室木は左打者へのインコースがかなり攻められたのでそこを考えて、(打者に)意識させれば勝ち、というのはありました。
―法大投手の印象は
みんな高校もレベル高いところでやっているので「すごい」というのはありますね。後は基本的にここに投げてほしいところに投げてくれるのでリードが楽ですね。
―なぜ準硬式野球を選んだのですか
高校の時の監督と相談してですね。大学ではやりたいことがいっぱいあったので(両立できる)準硬式にしました。
―高校野球との違いはありますか
高校野球より自分で自分を律しないといくらでもだらけられるのでそういうところに厳しさがありますね。
―栗田選手の持ち味はなんでしょうか
思いっきりの良さですね。打撃でもリードでも。それでダメだったらしょうがないっていう開き直りもあります。
―大学野球での目標は
全日本に出て勝つです。これまで全国の経験がないので全日本にはいきたいです。
―明日への意気込みお願いします
優勝したいです。
萩原幹斗(6回に逆転の三塁打)
―今日の試合を振り返って
負けるかなと思いましたが、勝ててよかったです。
―勝ちに繋がったタイムリーについて
先制のチャンスで打てなくて、2回目のチャンスだったので気合いを入れてやりました。
―前の回にエラーがあってからのタイムリーでしたが
チームに迷惑をかけていたので、ここで打たなければって思いました。
―明日の決勝に向けて
3連覇します。
秋山駿介(2イニングを無失点リリーフ)
―今日の試合を振り返って
先発の室木があそこ(6回)までいい感じで投げていい流れで僕に託してくれたので、そのリードを守って室木に勝ち星をつけられるように投げました。
―新人戦2試合連続リリーフで登板ですが
初戦は抑えだったのですが、それは先発からリリーフの人が渡してくれたいい流れのまま終わらせられるようにと思って、今日は最初、1点差から打ってもらったところからの登板だったので、その流れを保って最後2年生に託せるようにやりました。いい繋ぎの役割ができたかなと思います。
―バッテリーを組んだ栗田選手に関して
自分の球を投げてこいって言われていて、投げやすいです。
―改めて準硬に入った理由はなんですか
指定校で法政に入ったんですけど、それを高校の監督に報告しに行ったときに、高校の監督と準硬の監督が知り合いで「お前もどうだ」って勧められて、先輩に中村さんと佐藤さんがいるのでその流れもありました。それで自分も一緒にやりたいなと思ったのがきっかけです。
―高校との違いはありますか
練習するかしないかを決めるのが自分なので、準硬は自分らがいかに考えてやるかだと思います。練習に来るか来ないかも自分次第ですし、そこが違いますね。
―チームの雰囲気は
リーグ戦も2位で終わって、リーグ戦に出ていた2年生が新人戦にもたくさん出てくれて、それでいい感じのムードを作ってくれて、1年の僕らもやりやすいです。
―秋山選手の持ち味はなんですか
スライダーですかね。決め球にスライダーが決まれば、抑える自信はあります。
―これから強化したいところは
長いイニングを投げられるようにスタミナをつけなければと思っているので、走ることも増やさないといけないと思います。
―明日の決勝に向けて
3連覇を意識するなとは言われていますけど、せっかく先輩たちが繋いできてくれたので、チーム全員で勝ちたいです。
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