【自転車】第30回全日本学生選手権個人ロードレース大会
第30回全日本学生選手権個人ロードレース大会
2014年6月8日(日)
長野県奥木曽湖周回コース
今年も全日本学生選手権が長野県木祖村で行われた。2度の厳しい上りを含む1周9kmの奥木曽湖を20周と上り1kmの計181km。出走した164人に対して、完走したのは42人と難易度の高いレースで、法大からは主将の湊諒(文4)ら5人が完走した。
個人ロードレース
8位 酒向俊平 4:37’42”
11位 湊諒 4:37’52”
12位 相本祥政 4:37’56”
20位 新村穣 4:40’08”
24位 堀川裕輝 4:40’08”
DNF 大城友樹
DNF 島袋大地
DNF 浅井創
DNF 谷岡尚輝
DNF 江口彰志
DNF 白垣良祐
DNF 北條顕登
戦評
レース開始早々から朝日大学の秋田拓磨、鹿屋体育大学の橋本英也、中央大学の高士拓也ら10人の逃げが形成される。この逃げ集団がどんどんペースを上げる一方で、鹿屋体育大の選手がメイン集団をコントロールするなどして、タイムギャップは最大7分まで広がった。その後、終盤になるにつれて集団が活性化していき、追走集団も生まれて徐々に差を詰めていく。逃げとメインどちらの集団もバラけ始めて、最終的には6人の先頭集団とそれを僅差で追う追走集団、ゴールを目指すメイン集団の形に分かれて、ラスト1kmの上りに向かった。優勝したのは朝日大学の秋田。6位まで先頭集団の選手が名を連ね、序盤から181kmの逃げを決められてしまったレースとなった。
法大からは湊、酒向俊平(文4)、大城友樹(理4)、相本祥政(環3)、島袋大地(文3)、新村穣(法3)、堀川裕輝(営2)。浅井創(営2)、谷岡尚輝、江口彰志、白垣良祐、北條顕登の11人が出走。開始直後に出来た逃げ集団に法大からは誰も参加せず、全員がメイン集団をキープ。1周目からパンクに見舞われた江口は序盤から足切りをくらってしまう。その後中盤まで、オレンジジャージがメイン集団の先頭に出る動きをいくらか見せたが、状況を変えるまでには至らなかった。周回を重ねるごとに足切りをされる選手が増え、粘っていた大城も14周目にレースを降ろされてしまう。15周目に湊がメイン集団からアタックを仕掛けるも決定打にはならず、すぐに吸収されてしまう。結局、湊、酒向、相本が逃げを追う追走集団に参加し、新村と堀川はさらにその後方の集団でゴールを目指した。法大のトップは8位の酒向。11位に湊、12位に相本が食い込む。そこから約2分遅れて新村が20位、堀川が24位でフィニッシュした。酒向と相本は2年連続で完走。昨年の同大会と比べ、完走人数が増えて全体的に順位も 上がっており、インカレに向けてロード班の調整がある程度うまくいっていることがうかがえる結果となった。
また今大会と2013年インカレ、2014年チームロードTTの結果を受けて法大は3年ぶりにツールド北海道の出場権を獲得した。今年のツールド北海道は9月13日に千歳市をスタート、15日に帯広市でフィニッシュするコースとなっている。(高橋美帆)
選手のコメント
湊諒
ー今日のレースの率直な感想をお願いします
面白くなかったです。鹿屋体育大学の選手3人くらいが序盤で逃げて、それで先頭10人くらいの集団ができたんです。後ろの集団を抑えるために鹿屋がふさいでて、そこからもう展開がずっと変わらなかったので、今回のレースは面白くなかったです。
ー先頭集団が逃げきってしまったのは予想外でしたか
だいたい予想はしてました。鹿屋が逃げて鹿屋が(後ろの集団を)抑えるだろうなっていう流れは。
ーメイン集団の中では先頭集団の認識はどのようになっていましたか
終盤につれて脚の強い、実力のある選手が残るんですが、実力のある選手が前のほうに来ると、自分たちも(前に)行きたいっていう意思が走りに現れてくるんです。それで自ずと、残り7周とか6周すぎたあたりから追う体制が雰囲気てきにできてきて、そこから(前に)行ければいいかなって思ってたんですけど、なかなか(先頭との距離が)縮まらなくて、6分差まで離されたのは予想外でしたね。
ー湊選手自身は残り5周あたりでアタックしましたが、あのタイミングは狙っていたんでしょうか
狙ってはいなくて、流れですね。離れてるのでちょっと行ってみようかなって。
ー今日のコンディションはいかがでしたか
良くなかったです。ウェイトコントロールが出来てなかったです。ウェイトグラムでも変わるんですが、ベストな体重1kgぐらいができなかったです。
ー雨が降った場面もありましたが、コースの状態はいかがでしたか
そんなに走りづらくはなかったです。下手な選手は前に出ないので、(自分が)先頭で走れば影響はないです。
ー春合宿では全日本での目標は優勝とおっしゃっていましたが、今回の結果については
まあ、次ですね。ネガティブに考えず、どこが悪かったかというのはわかってるんでそれをどんどん選手にフィードバックして、(インカレで)みんなで勝ちたいです。インカレとこの個人戦のコースは全然種類が違いますが、(今回は)法政自体は良い結果だったと思います。
ー5月18日の修善寺でのレースでは4位でしたが、その結果についてはいかがですか
満足です。積極的にレースも動けてましたし、逃げた上で捕まったけれど、最後ちゃんと結果を残せました。ただ、修善寺で1位をとった選手が今回も1位だったんで、やばいかなって思ってます。
ーではロードTTの結果は
残念ですね。あんまり良くないです。あんまり照準合わせてなかったんで、TTの練習も2回くらいしかしてませんでした。
ーこれまでのレース全て含めての調子はいかがですか
良い感じで持っていけてると思います。あとは(インカレまでの)3ヶ月の中でパワーを上げる練習をしていきたいです。今までは長距離に慣れる練習をしてきたので、ここからは早く効果がでる、ガッといけるパワーが出る練習をして高負荷に慣れてくるようにしたいと思います。
ーロード班の現在の状態は
すごい良い雰囲気だと思います。去年とかおととしよりも良いです。
ーこれまで具体的にはどんな練習をしてきましたか
長距離に慣れる練習をしてきました。ここからは高負荷に慣れる練習をしていきたいです。それでたぶんインカレのコースは攻略できると思います。
ーツールド北海道への出場は
行けると思います。3年ぶりですかね。たぶん、ツールド北海道に行かなきゃってモチベーションで3年生とか2年生は頑張ってたんで、みんなで北海道に行けるのは嬉しいですね。
ー今後のレースの予定教えて下さい
チーム右京のほうで6月15日から始まるツアーオブイランに出るので、それに向けて練習していきます。
ーインカレに向けての仕上がり具合は
レースを走ってく中でレース感覚を身につけつつ、普段の練習でパワーをつけていけば大丈夫だと思います。
酒向俊平
-8位という今日の結果について、率直な感想をお願いします
最初で大きな逃げが出来てしまって、それが展開的になかなか追いにくいというか。追わないと勝てないんですけど前半で足を使いたくないという状況で、そこでチームとして上手く機能できなかったのが追いつけなかったことが原因、チームの敗因だと思います。
-逃げの集団の印象は
最初出来た段階でメンバー的に入っていないのが(有力な大学の中で)うちぐらいだったので、そこで前を追わないといけなかったんですけど。法政の中で入賞を狙う選手と狙えないくらいの選手がいて、その中で、捨て身で下級生を引かせるという手もあったんですけど、なかなか意思の疎通が集団の中で取れなくて。1年生もレースに慣れてなくて。
まだチームとして動けなかったことが、追いつけなかった原因です。
-ご自身の調子は
自分はかなり良かったです。前に追いつきたいのもあったんですけど、自分で足を使ってしまうともう後半ばててしまうので、そこは展開に任せるしかなかったです。
-今日は天気が悪かったのですが、コースの走り具合はいかがでしたか
前半天気良くて走りやすかったんですけど、後半濡れて来ると、反対側の下りに金網の部分があるのでそこはかなり滑って。後ろの方では落車も起きたみたいでかなり危険な状況でした。それもあって、逃げたり、前で走ってる方が有利なんで、前の方で走っていました。
-目標としていた順位は
6位以内というのが強化指定選手の基準だったんで、それを目指してはいたんですけど。中盤あたりから厳しいってのが分かったんで、自分が今いる中でトップを取って10位以内入賞っていうのに切り替えて終盤は走ってました。
-途中、先頭集団と最大で7分弱くらい差ができて、その後から詰め始めました。集団の中で追わなくてはという気持ちがあったのでしょうか
そうですね。チームとしては動けなかったんですけど、勝ちたい選手が何人かいるので、その相乗効果というか。強い選手が自然と前に集まってきてタイム差が縮んできたっていう形です。でも、それがかかるのが遅すぎたんで間に合わなかったって感じですね。
-5月18日に行われた修善寺カップについて感想をお願いします
あの時は全く体が動かなくて、レースについていくだけっていう展開でした。
後輩にもかなり負けてたんで悔しかったです。
-5月のチームロードTTについて
客観的に見て、チーム全員の中で平坦のタイムトライアルの力を比べて上位4人を選びました。なので、あの選手がベストでした。
-春合宿で監督が「去年とは雰囲気が違う」とおっしゃっていましたが、酒向さん自身はそのように感じる事がありますか
全体的にいつもと比べて意識が高くて、自分から積極的に追い込んでいく選手が多いですね。
-主将の湊さんについて
実力はもちろん全国でもトップクラスの選手で、人格的にも人をまとめるのが上手いっていうのがあるんで頼りにしてます。自分も湊のサポート役として、チームが上手い方向に向かうようにやってます。
-今シーズン、ここまでの仕上がりはいかがですか
力的にはまだまだ全国で戦うには物足りないなって思うんですけど、4年間走ってきて、レースの走り方とか、技術的なものは上がってるんで。その結果として1,2年生の時と比べると走りはかなり良くなってると思います。
-これからインカレまでの、個人的な課題は
自分は上りが苦手で。今回みたいな平地多めのコースだったらまだ対応できるんですけど、本番(インカレ)はかなり上りが多いのでそれに向けて下半力の強化ですね。
-チームとしての課題は
チームとしても、上りや長い距離に対する対応力がまだ低いんで、これからインカレに向けて最後乗り込んで、トレーニングで心肺機能を高めて本番に臨みたいです。
-インカレまでのレースの予定を教えて下さい
6月28日に全日本選手権ロードレースが岩手であるんでそれに出て、その後は7月5,6日に全日本学生トラック大会に出ます。その後、13日に長野県の美麻で美麻ロードレースってのがあるんで、それはロード班はかなり多く出ると思います。それで仕上げて一回休んで、8月に合宿をやってインカレ本番です。
-6月末の全日本選手権に対する意気込みをお願いします
6位以内、入賞目指して頑張りたいと思います。
相本祥政
ー今日のレースの率直な感想をお願いします
展開を読み間違えて、全国大会を少し甘くみてたかなって感じはします。
ー先頭集団が逃げきったのは予想外でしたか
そうですね。先頭集団が逃げるのと追走の集団ができるのはわかってたんですけど、追走の集団ができるのが遅すぎました。もう2,3周早くできていれば追いついてたと思います。2,3周前から逃げをつくろうとはしてたんですがなかなかできなくて、そこが予想外でした。追いついてたら、先に逃げてた人のほうの疲れてるんでいけたかな、という気がするんですけど。最初の作戦としては逃げきられる予定はなくて、もう少し早めに追走をつくって、そこから10人ちょっとの集団で頭をとるのが目標だったんですが、追走ができるのが遅かったのと、先頭集団に強いメンツが揃ってしまったていうのが予想外でした。
ー相本選手自身のコンディションはいかがでしたか
そんなに悪くなかったとは思うんですけど、自転車を4月に変えまして、上りが本調子ではなかったです。だから、まだいけるかなと思います。
ーまだ新しい自転車に慣れていないということですか
そうですね。若干まだポディションがまだ出てないと思います。
ー終盤から雨が降ってきましたが、コースの状態は
去年も走っていて、そんなに相性の悪いコースではなかったんですけど、あんまり最後の1kmの坂が得意じゃなくて。1kmに入る前に追走で逃げをつくって、もっとしぼりたいって気持ちはあったんですけどね。
ー今日狙っていた順位は
優勝です。今回は世界大学対抗の出場権とナショナルチームの強化指定選手がかかった大会だったので、最低6位以内には入りたかったです。逃げ集団が7人いて最後こぼれて6人になりましたが、逃げられてしまったのがミスでした。
ーツールド北海道への出場が決まりましたが
自分が入部してからは初めてなので、かなり嬉しいです。でも先輩2人が頑張ってくれてこの順位ですし、もうあと3ヶ月もしないうちに先輩たちはいなくなっちゃうので、もっと後輩には頑張ってほしいなという気持ちはあります。
ー相本選手からみて下級生はいかがですか
まだ1年生は寮での仕事もあるんで、あまり練習も思う通りにできてないっていうのもあると思うんですけど、まだいけると思います。2年生も寮の仕事がなくなってだんだん調子が上がってくるはずなので、結果を出してほしいなと思います。
ー菜の花クリテリウムでの3位という結果については
菜の花のときは自転車が届いて1週間経ってないような状況で、(上位を)狙えるとは思えなかったんで3位でまあまあかなって。でも、2日目にこけちゃって、そこからゴールデンウイークもサポートにまわって1ヶ月ちょいサポートしていました。ケガして無理に乗って膝を痛めてしまって、少し乗れない時期もあったんですが、なんとか今日までにもってこれたって感じです。まだ上げられるとは思うので、これからどんどん上げていきたいですけど。
ー今シーズンこれまでの大会では上位に入賞していますが
調子はそんなに良くなかったんですけど、冬のトレーニングの成果が少しずつ出てきてるのかなと。まだ自分の中では本調子じゃないんですけど、結果はまあまあついてきているのでぼちぼちです。でも1位がとれないので、やっぱり勝てる選手にならならなきゃと思います。2,3位じゃ意味ないんで勝ちたいです。
ースペイン合宿のお話を聞かせてください。まず行こうと思ったきっかけは
1ヶ月という結構長いスパンだったんですけど、まず、ヨーロッパのレースを経験できる機会がないと思ったのと、今のところプロになる予定はなく、大学を卒業したら普通に就職しようと思ってるので、1ヶ月もヨーロッパで自転車にまたがって走れることは、今後の人生の中ではないことだと思い、それを考えると今しかないと思って決意しました。
ー海外の選手の印象は
やっぱり日本とはレベルの違う走りだったのですごく刺激を受けました。トレーニング方法も日本と考え方が全然違っていてすごい参考になりましたし、健康管理とか食事の面でも意識の違いっていうか、自転車に対する思いというのを感じていい刺激を受けました。
ー卒業後は就職されるとのことですが、今年度で自転車競技を辞めるというのは本当ですか
一応3月の明治神宮までは続けようと思うんですけど、就活の時期が変わって4月から始めて8月とかに面接なので、そんなに練習もできず後輩たちに示しがつかないかたちになるなら、インカレもサポートにまわってできることをしようかなと思ってます。まだわからないですけどね。
ー島袋選手から、島袋選手に相本選手が負けたときは自転車を続けると伺いましたが
負けないんで大丈夫です!
ーインカレまでのレースの予定を教えて下さい
来週に滋賀でクリテリウムがあって、2週間後に全日本選手権があります。これも日本一がかかっている大会です。それが終わると7月はけっこう落ち着いきて、あとはもうインカレに向けてという感じです。
ー最後にインカレへの意気込みをお願いします
勝ちたいっていうのもあるんですけど、やっぱりインカレはチームのために走りたいんでチームのオーダー次第です。勝てってオーダーが出たなら勝ちたいですし、アシストと言われたらしっかりアシストしたいです。チームのオーダー通りにしっかり動けるような、オーダーをこなせる選手になれればいいなと思います。様々なシチュエーションがあると思いますが、それに対応できるように頑張っていきたいです。
新村穣
-今日のレースの率直な感想をお願いします
自分はもともとトラックの中長距離をメインに走ってるので、今回みたいに180キロのコースだと体力的、体重的な面で不利な部分があって、結構しんどかったなあっていうのが感想です。
-結果については
自分はチームで動く時に、あんまり結果を意識しないで走ってこいっていうふうに監督からの指示があったので。自分ができる事…例えば、他の選手に自分のボトルとかを受け取って渡しに行ったりとか、補給食を受け取りに行って渡しに行ったりとか、>そういうことをちょっとずつレース中にできたので良かったかなと思います。
-どちらかというとチームに貢献する動きを求められていたのですね
そうですね。その辺の結果で、最後まで走り切ったという感じです。
-落車やメカトラブルは
自分は一回もないです。
-レース展開について
逃げとかの辺りが予想外だったんですけど、自分はあんまり考えるのとかが苦手なので。自分で楽しみながら周りの人の様子を見て、ここは自分が協力して追いかけた方がいいって言われたらやるようにしてたんで、あんまり周りのレース展開は意識せずに自分のできる事を尽くしました。
-これからインカレまでの課題は
インカレはおそらくトラック種目に出ると思います。今一応、4㎞個人追い抜きで法政大学の記録を持っているんで、その記録を自分の中でどこまで伸ばせるかっていうところと、出来れば日本記録に近づけて抜ければいいかなっていう風に考えています。
-今シーズンはずっとレースに出続けていますが、疲れは
疲れとかは、最近は大丈夫です。
-インカレまでにどのレースに出場しますか
7月に全日本学生選手権トラックがあるのでそちらと、その次の週にジャパントラックカップっていう国際レースが伊豆ベロドロームであるので、そちらにも出場したいと考えています。
堀川裕輝
-今日のレースの率直な感想をお願いします
きつかったです。もっと練習しなきゃいけないなって思いました。 今日は集団についていくのが精一杯で。自分からアクションを起こして得意な展開というか、自分を上位に持っていくようなレースができなかったので、そこがちょっと悔しいです。
-昨年はトラブルに見舞われましたが
去年はパンクとかあって完走できなくて、今年は完走できたんでそれは嬉しいんですけど、完走を目的としていたわけではないんで悔しかったです。
-ご自身の調子は
今はすごく良いです。なのでなるべく落とさないように、インカレに向けてまた頑張っていこうと思います。
-今シーズンは序盤から好調でしたか
そうですね。春合宿はちょっと調子悪かったんですけど、合宿終わって帰ってきて少し経ったら結構調子上がってきて、今まだ調子が良いんで継続できるようにしたいと思います。
-今日のコースの走り具合は
僕としては結構苦手なコースでした。僕は体が軽くてあんまり強い力が出せないんで、深い上りをがしがし登っていくっていうのは苦手で。あとここ基本的に平坦なんで、体重軽いと平坦も不利になってきて、そういう意味ではあんまり得意なコースではなったですね。
-目標としていた順位は
5位っていうのが目標でした。 1週目の最初の上りで逃げが決まったんですけど、自分は先頭にいて、行こうか迷って結局やめちゃったんですよ。それが今思えば悔しいです。そこに乗っかってれば、もしかしたらもっと上位に行けたかなと思います。
-春合宿で監督が「去年とは雰囲気が違う」とおっしゃっていましたが、堀川さん自身はそのように感じることはありますか
今年は勝ちにこだわるっていうか、湊先輩がすごく強いのでみんなそこを目指して、まとまって切磋琢磨していこうっていう感じの雰囲気がすごくあります。
-練習内容などは
結構変わりました。去年よりも辛くはなったんですけど、自分たちの為だって思えるようなものです。この日のために先週も2日すごいキツいことやって、去年だったら絶対そんなことしてなかったと思うんで、今の主将だからできることなのかなって思います。
-去年と比べて完走した人数も増えて、順位も上がりましたが、結果が出たと思いますか
そうですね。今年の方が全然練習量も違いますし、いい練習ができていると思います。
-主将の湊さんについて
かっこいいですね。強くて走れるって羨ましいですね。
-今シーズン、ここまでの仕上がりはいかがですか
良いと思います。去年は試合前の調整とかあんまり上手くなかったんで、調子悪いのが続くことがあったんですけど、今はすごい調子が良い状態をキープできてるんですごく良いですね
-特に何が良いと感じますか
僕は調子いい時と悪いときの差が激しい方で、調子が悪いと1年生でも余裕で負けるような感じまで落ちちゃうんですけど、調子が良いと本当に部でも2番とかまでいけるんで。 もう脚が勝手に回る感覚で、調子良いなって体で分かるぐらい、僕の場合は変わります。
-これからインカレまでの課題は
やっぱりパワーが足りないと思うので。今年修善寺のレースがあのキツさで140キロって未知の体験なんで、持久力とかをつけたいと思います。
-インカレまでのレースの予定を教えて下さい
白馬は出る予定なんですけど、お台場はまだ決まってないですね。あとは出るかわかりませんが、美麻とかですかね。
-次の大会に向けて意気込みをお願いします
常に勝ちにこだわれるように、>上を目指して頑張っていきたいと思います
フォトギャラリー
- 法大で1番の成績だった酒向
- 湊は「面白くなかった」とレースを振り返る
- 上り坂を登る相本
- チームに貢献する走りをした新村
- 完走した堀川
- 大城は無念のDNF