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【バスケ】第90回関東大学バスケットボールリーグ戦 対拓大 4強相手に真っ向勝負

バスケットボール
 

【バスケ】第90回関東大学バスケットボールリーグ戦 対拓大 4強相手に真っ向勝負

第90回関東大学バスケットボールリーグ戦 対拓大戦
2014年10月5日(日)
つくばカピオ

 昨日、青学大に大差で敗れ多くの選手が気持ちで負けていたと語る中迎えた拓大戦。強豪との連戦かつアシスト以外のすべてのランキングで名を連ねるジョフ・チェイカ・アハマド・バンバを擁するが法大は開始から臆することなく勝負を挑んだ。

留学生バンバ(奥)を擁する相手との戦いであったが

試合結果

トータル試合結果

70
法政大学
21 1Q 26 100
拓殖大学
14 2Q 25
14 3Q 27
21 4Q 22

法政大学スターティングメンバー:拓大戦

選手名 身長/体重 ポジション 得点 リバウンド アシスト
#67 佐藤 翔耶 181/78 G 8 2 4
#35 山岸 玲太 178/68 G 18 1 2
#24 加藤 寿一 190/75 F 19 2 4
#31 安達 幹 187/87 PF 12 8 3
#5 松澤 大晃 197/82 C 8 6 1

法政大学交代選手:拓大戦

選手名 身長/体重 ポジション 得点 リバウンド アシスト
#12 柳川 知之 192/82 PF 0 0 0
#14 植村 哲也 175/75 G 5 0 0
#17 小山 弘晃 170/65 G 2 1 1
#19 田宮 開(C) 182/72 GF 0 0 0
#25 上山 敦士 185/80 PF 0 2 0
#27 財前 大輝 177/63 SG 0 0 0
#34 萩原 陵太 190/75 C 0 1 0

戦評

  第1Q。「法大らしいプレーができなかった」と反省していた昨日とは打って変わり、松澤大晃(法4)の連続得点や、佐藤翔耶(法2)のアシストから山岸玲太(営3)が速攻を決めるなど、テンポの良いスタート。しかし拓大がDFでプレスをかけると流れはすぐに絶たれた。ボール出しや運びでミスを連発。そこから速攻や、インサイドを中心に攻められリードを奪われる。加藤寿一(文3)の3Pなどで反撃するも21-26と5点差を付けられた。
  第2Q。出だしからボールを奪われ得点される。さらに成田正弘の3Pや、法大のパスミスから速攻を受け一気に離されると、ここでタイムアウト。落ち着き取り戻したかったところだが、シュートが決まらず、再び成田の3P成功により撃沈。選手たちの声が無くなり空気の重い時間帯が続いた。佐藤が積極的にゴールを狙い3Pを決めるなどの活躍を見せるも、その後得点は伸びない。ジョフ・チェイカ・アハマド・バンバの多彩な中外のOFやリバウンドを止められず、35-51で前半を折り返す。
 第3Q。なんとか食らい付きたい法大だが、拓大の勢いを止められない。バンバの3Pが決まったかと思えば、裏パスを許しゴール下で失点。始めは松澤のミドルや山岸の3Pで対抗するも、残り5分を切ると、ことごとくゴールに嫌われOFが成功しなかった。ボールが手に付かず、ミスもファウルも増え、3Qが終われば49-78とさらに差を付けられていた。
 第4Q。このQは安達幹が奮闘。ガードからアシストを受け確実に得点し、ファウルを誘う意欲的なプレーで攻守ともにインサイドで存在感を見せ付けた。植村哲也(文1)の速攻や3Pなども目立ち、法大らしいプレーも段々と取り戻すも、追い上げることは叶わなかった。最後まで拓大の攻撃を防ぐことはできず、100点ゲームをされ完敗。(70-100)
 つくばの地で二連敗となってしまったが、勝負は次週から。けがで抜けた沼田が復帰できるかも重要な点だ。ここからは負けられない戦いが続いていく。(宮下優希)

試合後の監督・選手のコメント

今井一夫監督

―今日の試合を振り返って
チームがまとまらない、戦力が整わない状態で、やっていてもつまらないゲームをしてしまいました。その中でも幹(安達幹)だとか大晃(松澤大晃)、寿一(加藤寿一)がちゃんと最後まで戦ってくれたことは良かったと思います。

―藤井選手や沼田選手がいない中で多くの選手を起用していますが
代わりとなれる選手が誰かいないかなと思いまして。探している状態です。

―財前選手の起用については
藤井(藤井裕太)がいないから、2番ポジションの2番手として起用しています。比較的当たりの強いチームと当たっているので、彼本来のプレーはまだあまりできてないですね。

―この土日の2試合で2連敗をしてしまいましたが
想定内ではありますね。ましてや軸となる沼田(沼田凌)がいないので。それでもちょっと点数が取れてないですね。みんながどこを向いているのか分からない感じです。

―昨日の青学大戦の反省点は
やっぱりガードのターンオーバーですね。出だしからターンオーバーを連発して、そのままのペースでいってしまいました。

―今日の拓大戦は出だしは良かったですが
出だしで点差をつけられてしまうと、最初から最後までそのままになってしまうから出だしだけはしっかりという話はミーティングでしていました。これからも続けて欲しいですが、負けたら意味ないです。

―ここ最近の試合でたくさんの選手を起用しましたが、この先の起用については
スターターは変わらないと思いますが、後からの選手は選手の調子と試合の状態を見て判断したいと思います。ディフェンスが悪いときはディフェンスの良い選手、オフェンスが悪いときはオフェンスの良い選手といった感じで起用したいです。

―上位チームとの連戦が終わり、5位以上という目標を達成するには勝たなければならない相手との連戦になりますが
戦い方は基本的には変わらないですが、これからが本当のリーグ戦だと思って気を引き締めて頑張ります。

佐藤翔耶

―2連敗ということで、昨日今日の試合を振り返って
正直、2日ともまともにやって勝てる相手ではなかったので、色んなことを試すっていう試合でした。だから悔しいって気持ちが少しはありますけど、想定の範囲です。勝てるとは思ってなかった部分はあります。

―昨日の反省から今日は
ガードとして監督に怒られたのは「ボールを取られることをなくせ」ということでした。1対1の場面で、攻めた結果ミスをするっていうのならまだ良いけど、相手から逃げてボール取られるのはやめろということを言われました。昨日出されなかった理由がわかったので、今日はそこを意識して頑張りました。

―2Qはシュートやアシストも目立ちました
攻める気持ちでやっていたので、結果として出たなら良かったと思います。

―藤井選手をけがで欠いていることについて
寂しいです。そしてやはり得点力の安定が無くなりましたね。厳しいときに藤井にパス回したり、合わせたりすれば点が取れたので。山岸さんはロングも打てますけど、プレーはシューター寄りというよりはフォワードっぽいので。シューターがいなくなったのは痛いですね。

―最近、出場機会を得ている財前選手については
財前には「お前が出した100のパスを俺が決めて100のアシストを付けてやる」と宣言されているので、シューターとしても期待してますし一緒に頑張ろうと思います。

―来週の試合に向けて
白鵬はもちろん、星が並んでいる明治には特に、前回みたいな展開にならないように頑張りたいと思います。

安達幹

―今日の試合を振り返って
昨日の試合では速い展開でボールを回すという自分たちのバスケが出来なかったということがあって、今日は最初からそれが出来たというか、意識して出来たのは良かったです。でも、1週目に比べたら点数が離れてしまったので、もうちょっと食い下がれたかな、という感じですね。

―お話の通り1Qは良い流れがありましたが、昨日の試合を受けて意識していたということですか
そうですね。昨日の青学とはディフェンスの当たりとかは全然違うんですけど、昨日はディフェンスでも相手のプレッシャーを受けてしまってほとんど自分たちのバスケが出来なくて、4Qに関しては2点しか取れてなかったです。それもあっての今日だったので、意識してああいうかたちにやっていこうと考えた入りでした。ただ、それを継続して最後まで出来なかったっていうのが反省点ですね。

―後半崩れてしまったが
自分たちのミスがほとんどで、取られたら取り返してやっていけば良かったんですけど、ディフェンスをやられたっていうのもあるし、あとは、イージーなミスを繰り返して相手に点数を取られて自分たちのモチベーションも下がってしまいました。そういうところからの失策だったと思うので、自分たちのそういう甘いところは一番改善していかなければいけないところだと思ってます。

―その苦しい後半は安達選手のゴール下での活躍がチームを支えましたね
いや、拓大がメンバーを下げてきたっていうのもあるので。向こうのメンバーが下がってきてから自分のプレーが出来るようになるんじゃ遅いと思うので、最初からしっかり出来るようにしたいです。

―昨日、今日とスタメンですが
それは特に考えてないです。沼田がけがのため出来ないというのは前期にもあったので、気負うことなくやることは出来てます。あとは、沼田は得点源なのであいつが居ない分の得点をどうするか、っていうのはみんなでカバーしていく必要がありますね。その辺を自分が全部は無理なんですけど、ディフェンスだったりとか、4年生なので声を掛けていくとか、プレー以外の面でコートに立ってるメンバーを支えたり出来たらいいなと考えてやっていますね。

フォトギャラリー

  • DSC 5923留学生バンバ(奥)を擁する相手との戦いであったが
  • DSC 5995ミドルシュートを放つ佐藤
  • DSC 6060満身創痍の中戦う加藤
  • DSC 6082ドライブで打開を図る植村
  • DSC 6171インサイドでの奮闘が求められる安達(幹)
 

 

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