【自転車】第28回東京六大学対抗自転車競技大会
第28回東京六大学対抗自転車競技大会
2014年11月30日(日)
千葉競輪場
毎年恒例の六大学対抗戦が、今年は千葉競輪場で開かれた。2008年以来優勝を手にしていない法大。昨年は3ポイント差で明大に優勝を明け渡し、悔しい思いをした。「今年こそは」とチーム全員で意気込み臨んだ今大会では、多くの競技でオレンジ魂を見せつける。
「オープン」エリミネーション
2位 白垣良祐
「オープン」1kmイムトライアル
2位 島袋大地 1’10.81
3位 江口彰志 1’11.49
4位 北條顕登 1’12.85
男子スプリント
3位 荒井佑太
4位 靏良生
チーム・スプリント
1位 法政大学 新村穣・寺崎浩平・菊山将志 49″22
ポイントレース(16km)
1位 寺崎浩平
2位 荒井佑太
4位 新村穣
スクラッチ(10km)
1位 青野将大
3位 相本祥政
4kmチーム・パーシュート
1位 法政大学 新村穣・寺崎浩平・青野将大・鈴木康平 4′28″70
1kmタイムトライアル
2位 鈴木康平 1’07.63
4位 靏良生 1’08.84
総合成績
1位 法政大学 83点
戦評
東京六大学対抗自転車競技大会は、対抗得点対象種目6つ、オープン種目3つで行われた。最初に行われたスプリントには靏良生(文2)、荒井佑太(営1)が出場。予選、1/4決勝と順調に勝ち抜いた2人であったが、1/2決勝で共に敗れ、3、4位決定戦で同走となる。結果、荒井が3位、靏が4位となった。1kmタイムトライアルには鈴木康平(スポ2)、靏が出場。鈴木は自己ベストでフィニッシュし2位。靏も4位という好成績を収めた。スクラッチでは青野将大(法2)、相本祥政(人3)が出場。今夏、ケガを負いインカレも欠場となってしまった青野だったが、それを思わせない快走で、1位。見事な復活を見せた。主将の相本も3位で表彰台に上る。16km ポイントレースに出場したのは寺崎浩平(営3)、新村穣(法3)、荒井。それぞれが安定した走りを見せ、寺崎が1位、荒井が2位、新村が4位と上位層にランクイン。チームスプリントには菊山将志(人2)、寺崎、新村が出場。迫力のある走りで1位を奪取する。4kmチーム・パーシュートには寺崎、新村、鈴木、青野の4人が出場。インカレで4年生が引退した後もなお、息の合った走りで堂々の優勝。大会新記録も更新した。内容、結果ともに満足のいくものとなったレースに、鈴木は「万々歳です。」と笑顔を見せた。
選手たちの活躍はオープン種目でも見受けられた。出場者多数のエリミネーションには白垣良祐(人1)と加藤雅之(人1)が出場。脱落していく選手が多い中で2人は積極的にレースを引っ張り、白垣2位、加藤4位と健闘した。「オープン」1kmタイムトライアルには普段はロードをメインとする島袋大地(文3)、江口彰志(文1)、北條顕登(法1)の3人が出場し、島袋が2位、江口が3位、北條が4位と、並んで上位に食い込んだ。
対抗得点対象種目の結果から、法大は他校と圧倒的な差をつけて総合成績1位。6年ぶりに六大学を制覇した。閉会式では選手一同喜びの笑みを浮かべ、優勝トロフィーを囲んだ。新体制となって3か月が経つ法大は、着々とステップアップしている。(野口愛優)
選手のコメント
新村穣
―チームパーシュートを振り返って
チームパーシュートも1位が取れて、記録も自分たちが設定した通りのタイムが出たので、結果としては100点かなと思います。ただ、内容ではやっぱり予想外のことが起きたりしていたので、そこの部分は上手く四人でカバーできたのかなと思います。
―予想外のこととは
思っていたより、自分とか寺崎くんが疲れていた部分があったりとか、逆に良い面では1km走った後の鈴木くんが結構元気に走ってくれたので、そういう意味でプラスマイナス相殺されたかなと思います。
―自信のほどは
自信は結構あって、負けないだろうと。走る前には総合得点で1位になることが決まっていたので練習のつもりで自分たちのもっている記録とさらに六大学対抗の大会記録も更新するつもりで、更新できたのでよかったと思います。
―それぞれのメンバーはどのようにして選ばれたのですか
今回のメンバーの選び方は、全員で一回ミーティングをして、どの種目で誰が向いているかを考えて選考しました。
―推薦というかたちということですか
そうですね、推薦と自分に自信がある人は立候補、みたいな形で決めました。
―チームパーシュートで、インカレ(全日本大学対抗選手権自転車競技大会)のメンバーとの違いはありますか
やっぱり、団体競技なので四人の組み合わせっていうのがすごく大切になると思います。そんな中で、深瀬先輩とはやっぱり1年生の時から一緒に走っていることもあって、回数も重ねてくると慣れみたいなものもあって。そういう意味では、まだ今回青野くんと一緒に走ったんですけど、回数は先輩より多くないのでもっと慣れていかなければいけないなと思いました。
―では、今後チームパーシュートはこのメンバーでやっていくことになりそうですか
必ずしもそうじゃないかな、という気がします。やっぱり前回の六大学戦では深瀬先輩の骨折とか、実際インカレでは使えなくなってしまったり、とかがあるので、どんな場面でも対応できるように誰が出ても同じくらいのタイムが出るように、みんなでトレーニングしていきたいなと思います。
―前回の取材の際、話していた今日の大会へ向けての準備はできていましたか
結構先週末はここ最近のレースの疲労とかが出てしまって、疲れがピークに達してしまったんですけど、その後の強化合宿では質の高い強度の練習と適切な体のケアができたおかげでこの大会には良いコンディションで臨めたと思います。
―今日のコンディション
最高です。
―今日見つかった課題
見つかった課題は、練習を短距離よりにしてしまったのでタイムや質力は上がってきたんですけど、やっぱり長時間維持するような持続力みたいなものが以前より低下してしまったので、そこを今のスピードを持ちつつ強化していくことが今後の課題です。
―次回12月14日のレース(全日本学生RCS第12戦埼玉クリテリウム 行田第1ラウンド)に向けて
前回は、僅差で2位になってしまったので、今回は自身が1位を狙うか、部員の中からクラス1の選手を輩出できるように、みんなで仲良く走ります。
寺崎浩平
―ポイントレースはどのような展開を予想されていましたか
結構短いので、集団でのスプリントになるっていうのは予想してました。
―チームパーシュートを振り返って
優勝しなきゃっていうのと、これまでの六大の記録を塗り替えようという気持ちで走りました。
―満足のいくタイムでしたか
結構思っていたより良いタイムが出て。時期も寒いですし、あまり合わせとかもできなかったので、とりあえず(4分)30秒きれてよかったと思います。
―各レースのメンバーはどのようにして決められたのですか
団抜き(団体追い抜き=チームスプリント)は、インカレのメンバーそのままですし、ポイント(レース)は1年生の荒井が自分で出たいっていうことで。彼自身も、来年インカレでポイントレースに出場したいということで、やる気があったのでポイントに出して。チームスプリントもインカレのメンバーに入っていた菊山と、自分と新村はそのままで、という感じです。
―チームパーシュートで、インカレのメンバーとの違いはありますか
それは、あまりなくて。普段の練習も深瀬先輩も入れた5人で基本的に練習してたので、基本的に違和感なく走れたと思います。
―けがの具合はいかがですか
特に、はい、良好で。ちょっとその分練習ができなくて心配な部分はあったんですけど、調子もちょっと戻ってきたので良かったです。
―今日のコンディション
二日前にトラックに入って結構心配だったんですけど、ふつう程度には戻せたかなと思います。別段あまり良かった訳ではないですけど、結果が出せて良かったです。
―今日見つかった課題は
ポイントレースの時にスプリントをした後に集団で先頭を引ける力が全然なくて。それと、終わった後に引けなくて精神力もなくて、集団の後ろに下がっちゃったっていうのは今日のだめな点でした。
―今後の予定は
もうロードレースは出なくて。練習も朝練をなくして、オフトレーニングに入るので筋トレをしてパワーをつけるのと、室内用のバイクで持久力をつけるのが今後の予定です。
―では、今年は今日が最後の大会ですか
最後だと思います。
―今シーズンを振り返って
とりあえず、一つタイトルは、(全日本大学選手権)個人戦のマディソンで新村と優勝して、1位とれたので良かったのと、インカレはチームスプリントとかいろいろ残念な面はあったんですけど。団抜きで表彰台に上るという目標も達成できましたし、結構充実してたんじゃないかと思います。
菊山将志
―今日の感想をお願いします
総合優勝できたので、良かったと思います。
―自身の今日のコンディションは
練習内容から見ては、本番では調子は良かったです。
―チームスプリントでは1位となりましたが自信はありましたか
不安しかなかったです。後ろに、寺崎先輩と新村先輩がいたんですけど、チームスプリントでは1走が肝心で、1走で全てが決まるようなものなのでプレッシャーがかかっていました。けど、期待に応えることができました。
―今日の作戦は
それは特に無いんですけど、全力で行くって感じで。全て全力で行っただけですね。
―チームスプリントのメンバーはどのように決めましたか
たぶん寺崎先輩が選んだと思うんですけど。個人的には、あんまりスタンディングは今遅い方なんですけど、一応選んでもらったので全力で行くって感じで。選ばれたからには、全力で行くしかないので。
―スタンディングとは具体的に
止まっている状態で、0スタートっていうんですけど。フォルダーっていう人が持っている状態からのスタートのことです。それのタイムが良い方だったんですけど、結構練習で全然タイムがでてなくて、不安ばっかりで本番で意外とタイムが上がって。結局は遅かったですけど、寺崎先輩と新村先輩から見たら全然遅かったですけど、ベストが尽くせてよかったです
―これからの課題や目標は見つかりましたか
まだまだ全体的にも劣っていますし、部全体としての力になってないような気がするので、少しでも力になれるよう、もっと練習して頑張りたいと思います。
―次の大会は
全日本学生RCS第12戦の行田の大会に出ます
靏良生
ー今日の結果についていかがですか
悔しいです。後輩(荒井祐太)に負けてしまったので。
ー荒井選手と勝負することになった時は、どのようなお気持ちでしたか
やっちまったなって(笑)、同じチームメイトと戦うなんて。早稲田の選手に勝っていればこの組み合わせにはならなかったので、自分の力不足だなと。相当悔しいですね。
ー今日のレースを通して課題をあげるとしたら、どういったところでしょう
スピードが足りていなかったです。スピードがないから負けてしまうわけですし、根本的に力不足です。
ー今日は大きな競輪場でのレースでしたが、バンクの感触はいかがでしたか
すごく広いですよね。見ててあまり迫力がないというか。走った感じは、広い分、角度がなくてフラットになるのでパワーが必要でした。
ーインカレ後はどのようなトレーニングを
インカレが終わった後は10月に国体があったので、がっちりしたウェイトができなくて、国体前の練習をしていました。それが終わった後は、六大戦に向けてずっとウェイトを中心にやってきました。
ーインカレ後4年生が引退して、チームの雰囲気やご自身の意識など変わったことはありますか
学年が上から2番目の位置になって、下の奴らには負けないという気持ちが強くなりました。1年生が入った時にもあったのですが、勝たないといけないとか、引っ張っていかないといけないという気持ちが大きくなりました。
ーだからこそ、今日、後輩の選手に負けたことは一層悔しいのですね
悔しいです。でも、これが自分の実力だと思って、頑張る糧になると思います。
ー次のレースは
今日が最後でした。かなり嬉しいです(笑)。
ーでは、今シーズンを振り返ってどのようなシーズンでしたか
1年生の時よりも練習して、少しは成長したと思いますが、まだまだ全国では通用しないなと感じました。
ー来シーズンの目標をお願いします
パワーをつけて、今までの自分じゃないような、周りからも強いと認めてもらえるような選手になりたいと思います。
鈴木康平
―六大学の結果について
いや、全然良かったです。スプリントが3、4位になったのは少し予想外ですけど、他は全然良かったですね。思ったよりも。
―パーシュートについて
インカレよりも調子が良くて。割と引けてた感じがありましたね。あと新村先輩が引っ張ってくれたんで、すごくやりやすかったです。
―この競技に関しては、自信はありましたか
すごくありました。これさえ取れば優勝間違いないだろうと思っていました。
―メンバーはどのように決められましたか
基本成績順なんですけど。新村先輩と寺崎先輩はもうぶっちぎりなので。あと2人はってなったときに、成績順で自分と青野です。
―タイム的には満足のいくものでしたか
もう万々歳です。
―ご自身の役割は果たせましたか
予定していたのは、自分が引っ張ってちぎれるって役だったのですが。それ以上に引けてゴールまでいけたんで、自分で合格点出したいぐらいでした。
―1kmのタイムトライアルについて
2位っていうのは、まあ単純に1位が速かったなというのがあるのですけど。自己ベストが出たのでまあまあ良かったです。
―インカレ後はどんな取り組みをされていましたか
インカレが終わってから国体までがちょっと沈んでて、落ち気味でした。国体が終わってからは、他の学校の、自分が目指している人の練習法を教えてもらって、それをやったら結構上がってきて。今日はすごく良かったです。
―少し前になりますが、新人戦の結果について
ちょっと遅いですね。1位は1位でしたけど、満足はしてないです。
―今日見つかった課題などは
個人の1kmの方ですけど、スタートがもう少し速く行けたらなと思いました。スタートが毎回弱いので、そこを克服してガンガンいけるようにしたいと思っています。
―次に出場される大会は
来週、伊豆にあるベロドロームでTRSっていうシリーズ戦があるので、とりあえずそこは全部上位で。ポイント制なので、総合3位くらいに入れるようにしたいと思ってます。
―次の大会に向けて、改めて意気込みをお願いします
絶対勝ちます!
青野将大
ースクラッチでの優勝おめでとうございます
ありがとうございます。(優勝を)狙っていたのですが、法政から2人出ていたので協力していけたらいいと思っていました。自分が1位を取っただけでなく、相本先輩も集団の先頭を走っていたのが良かったと思います。自分の結果だけでなく、法政としても良い展開になりました。
ー終盤は笑顔が見えましたが、自信があったからでしょうか
(1周)500mを走るのは1年でここ(千葉競輪場)だけで、今まででも3回くらいしか走ったことがないのですけど、なかなか1周が長くて。本当に勝てたなと思ったのは、残り1周半くらいですかね。残り6周あたりから前に行ったと思うのですが、きつかったです。余裕ではなかったです。
ー余裕があるように見えました
そうですね、後ろを走ってる集団を見たら、そんなにペースが上がってなかったので、いけるかなとは思っていました。
ーインカレはケガで欠場されましたが、今日が復帰後初のレースですか
国体には出ました。でも、出ただけという感じです。(ケガは)国体の少し前に治って、今日は団抜き(チーム・パーシュート)がかなり不安でしたが、ちぎれなくて良かったです。練習不足だったので。
ーケガをされていた期間は
インカレの2日前くらいになってしまって。そこから1ヶ月近く自転車には乗らなかったです。もう歩けないほどだったので。学校もない期間だったし、ずっと家にこもっていました。
ー現在は完治されていますか
まだ少し痛いです。自転車には全然不自由なく乗れるのですが。これで、とりあえずオフシーズンになるので、治して春からまた完璧な状態で乗れるようにしたいです。
ー今年度のレースは終了ですか
そうですね、大事なものは終わりました。あと、学年最後のレースとしては明治神宮クリテリウムに出ます。
ーオフシーズン中はケガを治しながら、どういったところを強化していきたいですか
自分はパワー不足で。同じポイントに後輩の荒井がいたり、先輩では寺崎先輩、新村先輩が中長距離でいますが、みんな体力もありながら、スプリント力もあるんです。自分はまだその面で足りていないので、力をつけないといけないです。
ー今年のレースが終わって、これまでのシーズンを振り返っていかがですか
今までと比べると力はついたかなと。寮生活で1年生のときやっていた雑用がなくなって、その分を練習にあてたり、休養にあてることができるようになったので、自主練もしたりして、自分としては力はついてきたと思います。でも、やっぱりインカレに出れなかったのが残念でした。その時もポイントレースと団抜きでしたが、ポイントレースも補欠の部員に前日に渡してしまって、すごく申し訳ないことをしました。来年はインカレと、個人戦、その2つが大きな大会になりますが、それに向けて頑張りたいです。
白垣良祐
―法大の結果について
六大で優勝できて良かったと思います。みんなちゃんと仕事が出来たと思います。
―ご自身のレースを振り返って
オープンのエリミネーションだったんですけど…。これ自分の自転車じゃないんですよ。ちょっと手違いがあって、もう出るしかなくてあれで出たんですけど。結果が2位で、でも負けた相手が高校生だったんでそれはちょっと悔しいです。自分のスプリント力のなさが感じられたかなと思います。
―自信はありましたか
やっぱり自分の自転車じゃなかったのでなかったです。
―今日のコンディションは
好調です。
―終盤、人数が減ってきた時の心境はいかがでしたか
一対一になってレースするのが初めてで、分からない部分があって。抜かされたことで、自分のレース勘の無さとスプリント力の無さを感じさせられました。
―エリミネーションという種目は得意ですか
エリミネーション自体があんまりない種目なので。でも過去に1、2回くらい走ったことがあって。3回くらいしか走ってないんで、勝てるかな、勝てないかなという感じでしたね。
―今日の会場の走り具合は
500バンクっていって、他の競輪場より大きいんで、ちょっときつかったっていうのもあったんですけど。でも地元の競輪場が同じ大きさなんで、走りやすさは普通でした。
―ご自身の課題は見つかりましたか
スプリント力の無さが感じられたのでもっと筋力をつけたいです。
―次に出場される大会は
12月14日にあるRCS、行田の第2戦です。
―次の大会に向けて
クラス2なので、クラス1に上がれるように…クラス2で1番になれるように頑張りたいと思います。
荒井佑太
―今日の感想をお願いします
今日はスケジュール的にもハードだったんですけど。ポイントでは先輩たちと他大に負けないように優勝するっていうのが目標だったんですけど、そのポイントが専門種目なので、先輩であっても負けてしまったのは悔しいです。あと、六大学の中で2位成績を収められたのは、1年生の内にしては良かったです。
―ポイントレースを振り返って、反省点は
何回も逃げに持ち込もうとして、そういう展開を狙っていたんですけどバンクの周長も500メートルと長いので、持久力が足りなくて逃げに持ち込めなかったことが反省する点ですね。先輩方がスプリント力があるので、それに勝つためには先に逃げてポイントをとった方がよかったです。
―今回の会場のバンクは
走りづらいっていうのは無いんですけど、立川だったら400メートルのバンクで、会場のバンクの周長は長いので、いつもより走り方は一気に力を出すんじゃなくて少しずつ力を出してこぐ、スピードを落とさないことを意識しました。
―ポイントレースの作戦は
理想の展開は、逃げに持ち込むことだったんですけど。もし、それが無理でもポイント周回は必ず前から3番手、4番手に着いて、まくるっていうイメージを持っていました。
―スプリントでは1/2決勝で敗退となりましたが
相手が国体チャンピオンということもあったんですけど、それは全然考えずに自分の力を出し切ることだけ。
―3,4位決定戦では靏選手との同走だったが
その試合は、同じ大学っていうこともあって、絶対に負けたくないという思いもありました
―これからの課題や目標は見つかりましたか
この大きな大会で、優勝できなかったのは悔しいんですけど、今日見つかった課題だったり、またゆっくり磨き上げていきたいです。
―次の大会は
TRSが静岡であります。
―次の大会にむけて
ポイントレースにしてもスピードが大切になっていくので、体を大きくしてパワーをつけたいと思います。
フォトギャラリー
- 6年ぶりの優勝に笑顔を見せた
- 大会新記録を更新し優勝したチームパーシュート
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チームスプリントのメンバー(手前から菊山、寺崎、新村)
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- スクラッチで優勝した青野(手前)と3位の相本(奥)
- 寺崎もポイントレースで優勝
- 1kmTTで2位の鈴木
- 後輩の荒井に敗れ4位に終わった靍
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