【サッカー】総理大臣杯関東予選(アミノバイタルカップ) 大会終了後選手コメント集
総理大臣杯関東予選(アミノバイタルカップ)
2017年7月1日~7月9日(日)
味の素フィールド西が丘ほか
7位以上で総理大臣杯への切符を手にできる今大会。法大は着実に駒を進め、最終的には4位でこの大会を終えた。主軸としてチームを支えた8選手のコメントをお送りする。
大会結果
結果一覧
回戦 | 日付 | 対戦校 | 結果 | 会場 |
1 | 7月1日 | 城国大 | ○1-0(詳細) | 時之栖裾野G |
2 | 7月3日 | 東海大 | ○2-1(詳細) | 時之栖裾野G |
3 | 7月5日 | 流経大 | ○0-0(詳細) | 味の素フィールド西が丘 |
準決 | 7月8日 | 筑波大 | ●0-1(詳細) | 味の素フィールド西が丘 |
3決 | 7月9日 | 神大 | ●0-1(詳細) | 味の素フィールド西が丘 |
選手コメント
関口亮助
「大会を通じて難しい試合が多かったですが、それをチーム全体で乗り越えられてベスト4という形で追われてよかったです。総理大臣杯に出れたということは本当に良かったです。
自分のいいところは勝負強さだと思っているのですが、今季はその良さを出せていないです。ロングフィートも自分の良いところだとは思っています。なんでヨシ(吉田)が出てるかっていうとヨシが出たときは勝ててるということだと思います。ヨシの良さは素早いフィードだったり前に飛び出る勇気とかですね。彼はやるべきことできてるなって思います。自分の役割は、そこでキャプテンとしてもチームをまとめることだと思っています。なので自分がベンチになった時に自分のやるべきことは、声を出して何かしらチームに与えるということだと思います。4年生ですし、キャプテンですし。立場的にもやるべきことをやるというのは自分の中にあります。
昨日(筑波大戦)の試合は、あまり公式戦に出れてなかったのでチャンスだと思いました。気持ちは入っていたのですが勝てなかったのは正直悔しかったです。相手のチャンスを止めることはできたと思っていますが、止めても勝たないと意味がないものになってしまうので。勝たせられる選手になりたいと思います。
総理大臣杯の目標は優勝です。今回の大会で出た小さなミスからの失点という課題をクリアして総理大臣杯にむけて頑張りたいと思います」
前谷崇博
「総理大臣杯の出場権を取れたのは良かったです。去年は自分がPKを外して負けているので。最後累積で出られなかったのは残念ですが、総理大臣杯で取り返したいです。自分のプレーというよりはチームのことを考えてプレーしていたので、地味な感じになっていましたが、自分が出て結果を出せたのは良かったと思います。
初戦から苦しい試合が続きましたが、自分たちは強いチームだと思っていないので、そういう戦いが続くと予想していました。でも1点差で勝てているのはチーム全体で戦った結果だと思うので、それは良かったです。流経大戦は粘って得た勝利ですが、僕たちだけで守れたとは思っていないです。(失点を)ゼロで抑えられたのは良かったですが、全員で戦っているので得点を取れていないというのが気になります。
総理大臣杯に向けては、全体的にはまだ失点が多いので、誰が出ても守備を安定させるというのと、特定の人が点を決めているので4年生や3年生が点を決めて引っ張っていけたら良いと思います。僕自身高校時代も大阪で過ごしているので、見てくれる人のために日本一を目指して戦います」
加藤威吹樹
「今日は自分が退場して負けてしまったので、自分の責任で負けてしまいました。この大会では連戦が続く中で、一人一人良い準備と共有が出来ていたのでそういう部分が連勝につながったと思います。気持ちの部分では一人一人が大阪に行きたいと強く思ってたので、チーム全員で戦ったことが大阪に行けたと思います。結果的に優勝で終わりたかったですが、4位だったのでまだまだだというのが今日分かったので、この悔しさを大阪に行ってぶつけられれば良いかなと思います。
リーグ戦だと守備がやられて失点する試合が多くて攻撃に助けられていましたが、今大会では守備のところが全体で出来ていて少ない失点で抑えられて、得点も生まれてたので練習していることが今大会では良く出たのかなと思います。3回戦の流経大には攻撃で良い選手がいっぱいいて、その中で0で抑えられたことは守備陣としては良かったと思います。でも、まだまだ危ないシーンもあったのでもっと突き詰めてやっていかなくちゃいけないと思います。
ここからの約2か月では、これまで入りの部分や終わりの部分でやられていることがあるので、そこので集中力や入る気持ちの作り方をもっとやっていきたいです。目標は優勝しかみてないので、今回出た改善点をトレーニングから9月に向けて良いコンディションでやっていきたいです」
川崎雅哉
「リーグ戦からの勢いで総理大臣杯の出場権を獲得できたのは良かったと思います。ただ僕自身、もうちょっとやらないといけないなという感じはしていて、最終学年としてチームを引っ張ることもそうですし、個人としてもアシストや得点を増やしていくことが大事だと思います。キャプテンマークを巻く試合もありましたが、チームの士気を上げないといけないですし、巻いているからには気迫のこもったプレーをしなければいけないと思います。
チームとしてもう少し点を取れれば良いと思うのですが、僅差でも勝てるという勝負強さが徐々に出てきたなと感じています。総理大臣杯への課題は多くあるのですが、得点力を上げることもそうですし、一人一人が個人としてレベルアップして球際で勝つこともそうですし、もっと勝負強くなることが重要だと思います。これまでは悔しい思いをしているので、優勝したいと思います」
末木裕也
「僕はリーグ戦ではほとんど出番がなかったのですが、この大会でチャンスを貰ったので必ず結果を残してチームを優勝させるということを目標として取り組みました。その中である程度できた部分もあったのですが、まだまだ課題が多いので、それを総理大臣杯までの一ヶ月半で修正していきたいです。
ずっと僅差での勝ち上がりでした。僕はあまり守備をするボランチではないのですが、ボランチの役割としてはボール際だったり相手のシュートブロックだったりというのがあります。自分自身まだまだですが、自分としては最後体を張ったりというのは意識しました。攻撃面では監督からも局面での打開を求められているので、そこを意識して配給しています。アシスト数はあまり意識はしていませんが、味方に合わせているだけで、味方が(点を)取ってくれるからパスがアシストになるので味方に感謝です。それも含めて段々出場できるようになってきまので、監督からの指示に答えてこれからも頑張ります。
総理大臣杯への修正ポイントはいっぱいあります。ここからの一ヶ月半、周りにも上手い人がいるので競争には負けないようにして、なおかつその課題を修正してもっと良いプレーをできたら良いと思っています」
大西遼太郎
「今年の法政はベンチとあまり差がなく、全員が同じ力なので連戦に向いていると思っています。良い形で本大会の出場を決めれましたが、決めた後の甘さが見えたかなと思います。本戦ではそこを改善して優勝目指したいと思います。前半良くなくて後半修正するというチームとして波があるので、前半悪くても途中で修正出来るような力を身に付けたいです。アミノバイタルカップと一緒で総理大臣杯もトーナメントなので、とにかく結果にこだわってやっていきたいと思います。
1回戦は県1部のチームということもあり、簡単な試合ではないと感じました。逆に、流経大に僅差で勝ち上がれたのは自分たちの自信にもなると思います。今日は前半は暑さもあって厳しい試合で、中々ペースが作れませんでした。監督にも運動量が足りないと言われ、後半はみんなで走ることを意識したら変わったので、前半からそれをやらなければいけないと感じました。
リーグ戦の前期は怪我などで関われず、最後の2節からの出場でしたが、体も動いていました。アミノバイタルカップの大会に入ってからも怪我があって、全部は出られませんでしたがパフォーマンス的には悪くなかったと思います。監督からも期待されている部分もあり、期待に応えたかったですが結果というかたちで応えられなかったのは申し訳ないと思います。ボランチというポジションでチームの心臓となって攻撃にも守備にも自分が中心となってチームを勝たせることが自分の仕事だと思っています」
紺野和也
「リーグ戦も2連勝していて流経大戦も勝てて総理大臣杯が決まりました。総理大臣杯が決まってからは雰囲気が緩くなって2連敗してしまったのでまだ甘いところがあるなと思います。今日の試合も暑かったんですけどそれを言い訳にしてはいけないので。今までのプレーと比べて今日はあまり良くなかったので課題かなと思います。
僕は背も小さいので小さい頃からドリブルを武器にしてきました。ドリブルは自分の持ち味です。他の人に負けられないところです。長所だと思っています。左利きなので右サイドだと縦にも中にも行って攻撃できるので、自分の右サイドを起点にして攻撃できれば1番いいと思います。たまに左サイドもやるんですけど、右でのプレーが最近増えています。
今大会は守備がすごく頑張ってくれていたところがありました。でも流経大戦も昨日も今日も点が取れなくて。僕も含めて前線の選手は点を取って守備を楽にしてあげないといけないので、シュートとかクロスとか攻撃の質は課題だと思います。去年は途中から出ることが多かったんですけど、2年生になって自分がやらないといけないという意識がでてきました。練習も真剣に取り組んで自主練も多くするようにしました。その取り組みが今につながっているかなと思います。総理大臣杯では、チームとしてはベスト4を目標にしています。それは最低ラインとして、優勝目指して頑張っていきたいです」
上田綺世
「総理大臣杯の出場権を得られたのは大きな結果ですが、自分としてはその後3試合で点を取れていないという状況で、もっとムラなくコンスタントに点を取らないといけないということを学びました。暑い状況でも走らないといけないですし、もっと運動量を増やして、裏に抜ける回数を増やすなど自分の特徴を生かしたプレーをしたかったです。それをどんな状況でもやるのと、それを生かしてチームのために点を取らないといけないと思います。今日の試合でも1対1の場面がありましたが、もっと冷静にならないといけないです。横にディサロ選手がいたのでパスという選択肢もありましたし、まだまだゴール前での落ち着きが足りないと感じました。
(3得点については)どれも大事な得点だったと思いますけど、その後は取れていないので、常に取らないといけないというのを感じましたし、チームに点を取れる存在が必要なので、絶対に自分が取らないといけないと思います。どの試合もディフェンダーが頑張って抑えてくれて、どちらかと言えば僕たちの得点力不足だと思います。後ろのセンターバックの選手が頑張って守ってくれているので、自分たちがもっと点を取って結果を残さないといけないですね。
総理大臣杯はまだどんなチームが相手かも分からないですし、まだやったことのない相手だったり、やったことのないディフェンダーもいると思うので、それを楽しみにしながらもどんな相手でも点を取れるように、コンディションと技術の面を準備していきたいです。チームとしても原点に戻り、一人一人がリーダーになって、人任せにせず主体性を持ってやることが大事だと思います」