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東京六大学野球オールスターゲームin宮崎大会 南国の球宴! 初出場の原田が3打点の大暴れ!!

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【硬式野球】東京六大学野球オールスターゲームin宮崎大会 南国の球宴! 初出場の原田が3打点の大暴れ!!

東京六大学野球オールスターゲームin宮崎
2017年8月26日(土)
宮崎生目の杜運動公園 アイビースタジアム

今年のオールスターの舞台は灼熱の宮崎。法大からは九州出身の中村浩を含む9人が出場した。結果はOCEANが18安打11得点と打線が爆発し勝利。法大投手陣が先発の長谷川などが無失点リレーをみせると、野手勢では原田が3打点の活躍で宮崎の観衆を沸かせた。来るリーグ戦に向け、法大戦士たちが英気を養った。

harada
初出場の大舞台でガッツあるプレーをみせた

試合結果

トータル試合結果

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
OCEAN 4 0 1 0 3 0 3 0 0 11 18 1
SUN 0 0 0 0 0 2 3 0 1 6 10 1

(OCEAN)○長谷川、熊谷、菅野、宮台、山下、菊地、高橋佑、高橋亮-中村、森田、郡司
(SUN)●奈須、手塚、大竹、三輪、清水、田中、小島、中川
 

 

打撃成績(OCEAN)

打順 位置 選手 1 1 2 3 4 5 6 7 8 9
1 (6) 相馬 2 0 0 四球 一ゴロ   空三振            
  H5 原田 3 2 3           右前安②   中前安①   投ゴロ
2 (2) 中村 2 1 0 三ゴロ    遊内安              
  H2 森田 2 2 1         中前安 右前安①        
  2 郡司 2 2 1               右越え三①   中前安
3 (8) 柳町 3 1 0 四球   二併   遊失 中前安        
  H8 宇佐美 1 0 0               四球   空三振 
4 (D) 中山 5 0 0 三ゴロ   遊ゴロ   見三振 左飛   遊ゴロ    
  RD 山田 0 0 0                    
  1 高橋佑 0 0 0                    
  1 高橋亮 0 0 0                    
5 (7) 楠田 3 1 左中間二③     二直 投併          
  7 2 1 0             遊ゴロ 左前安     
6 (4) 倉田 2 1 0 死球     右前安   三邪飛        
  46 照屋 2 0 0             二ゴロ 投ゴロ    
7 (3) 清水 4 3 0 左前安①     右前安   中前安 三直      
  H3 明渡 1 0 0                 見三振  
8 (9) 舩曳 5 2 1 空三振     右前安①   中前安   一ゴロ 空三振  
9 (5)64 瀬尾 3 1 0 四球     三ゴロ   死球   左翼線二 中飛  
    42 18 11                    

 (SUN)

打順 位置 選手 1 2 3 4 5 6 7 8 9
1 (9) 逢澤 2 0 0 右飛   二ゴロ            
  H9 八木 2 2 0         投内安   四球 左越え二  
2 (6) 林田 1 0 0 四球   遊ゴロ            
  6 高瀬 2 1 0         三飛   四球 左前安  
3 (5) 笠松 1 0 0 死球   三ゴロ            
  H5 中野 2 1 0           左前安 四球 投ゴロ  
4 (D) 加藤 5 1 1 左前安     右飛   三飛 一ゴロ①   中飛
5 (3) 佐藤 2 0 0 空三振     捕飛          
  H3 飯迫 3 1 0           一ゴロ 三飛   中前安
6 (8) 山根 2 0 0 遊ゴロ     一邪飛          
  8 寺山 3 2 3           右中間三① 左前安②   遊ゴロ
7 (7) 越智 4 1 1   遊飛     遊ゴロ   投ゴロ   左中間二①
8 (2) 岸本 1 0 0   一ゴロ              
  2 氷見 2 1 0         遊失 右前安      
  2 藤野 2 0 0               遊ゴロ 空三振 
9 (4) 植村 2 0 0   空三振     三飛        
  4 宇都口 2 0 0           空三振   遊ゴロ  
    38 10 5                  

 

投手成績(OCEAN)

  球数 打者
長谷川 1 29 6 1 1 2 0
熊谷 1 12 3 0 1 0  0
菅野 1 10 3 0 0 0 0
宮台 1 9 3 0 0 0 0
山下 2/3 13 4 1 0 0 0
菊地 1 1/3 40 10 3 1 3 4
高橋佑 2 26 10 3 0 1 1
高橋亮 1 13 5 2 1 0 1
9 152 44 10  4 6 6

 (SUN)

  球数 打者
奈須 1 41 10 2 1 4 4
手塚 12 3 1 0 0 0
大竹 2 41 10 4 2 0 1
三輪 1 22 8 5 0 1 3
清水 1 6 3 0 0 0 0
田中 1 31 8 4 0 1 3
小島 1 15 3 0 2 0 0
中川 1 10 3 2 1 0 0
9 178 48 18 6 6 11

 

ベンチ入りメンバー (OCEAN)

17 熊谷拓也(法大4年=3回) 27 中村浩人(法大3年=2回) 37 中山翔太(法大3年=初) 
19 長谷川裕也 (法大4年=2回) 22 郡司裕也(慶大2年=初) 3 相馬優人(法大2年=初) 
1 宮台康平(東大4年=初) 2 明渡稜(慶大4年=初) 10 森龍馬(法大4年=初) 
18 菊地恭志郎(慶大4年=初) 3 清水翔太(慶大4年=初) 7 楠田創(東大4年=3回) 
13 菅野秀哉(法大3年=初) 6 瀬尾翼(慶大4年=初) 8 宇佐美舜也(東大3年=初)
15 高橋亮吾(慶大2年=初) 7 倉田直幸(慶大4年=初) 1 柳町達(慶大2年=初)
34 高橋佑樹(慶大2年=2回目) 10 照屋塁(慶大4年=初) 29 舩曳海(法大2年=初)
15 山下大志(東大2年=初) 10 山田大成(東大4年=2回目)    
2 森田穣(東大4年=初) 5 原田寛樹(法大3年=初)    

 

 (SUN)

14 清水陸生(早大4年=初) 2 氷見泰介(明大3年=初) 34 植村侑介(明大3年=初)
18 奈須怜斗(早大4年=初) 27 藤野隼太(立大2年=初) 1 山根佑太(立大4年=初) 
46 大竹耕太郎(早大4年=初) 3 笠松悠哉(立大4年=初) 25 八木健太郎(早大4年=初)
19 小島和哉(早大3年=2回目) 2 宇都口滉(早大4年=初) 8 逢澤崚介(明大3年=2回目)
19 三輪昂平(明大3年=初) 10 佐藤晋輔(早大4年=初) 29 寺山寛人(立大3年=初)
11 田中誠也(立大2年=初) 10 中野速人(明大4年=初) 7 越智達矢(明大3年=初)
19 手塚周(立大2年=初) 7 飯迫恵士(立大3年=2回目) 31 加藤雅樹(早大2年=初)
15 中川颯(立大1年=初) 23 林田景太(立大3年=初)    
27 岸本朋也(早大3年=初) 16 高瀬雄大(明大3年=初)    

 

 

 

戦評

神宮球場から舞台を移し、宮崎に集結した六大学の精鋭たち。熱気に包まれたアイビースタジアムで東京六大学野球オールスターゲームが幕を開けた。

主将の森龍馬(キャ4)など9名が選出された法大からは、地元九州出身の中村浩人(営3)をはじめとし長谷川裕也(経4)、中山翔太(人3)、相馬優人(営2)、舩曳海(キャ2)の5人が先発出場を果たした。試合は初回から大きく動く。1番相馬が四球で出塁すると、盗塁を決めチャンスを広げる。四死球などでランナーをためると、5番楠田創(東大)の左中間二塁適時打で一気に3点を先制。その後も7番清水翔太(慶大)の中前適時打で1点を追加。打者一巡の猛攻で4点を先制し、初回の攻撃を終えた。

その裏、OCEANブーゲンビリアの先発のマウンドに上がったのは長谷川。先頭打者を右飛に打ち取るも、制球が定まらず連続して四死球を与えてしまう。さらに4番加藤雅樹(早大)に左前安打を浴び1死満塁のピンチを迎える。しかし「初回で点を取られたらムードが悪くなる」と強い気持ちで後続を抑え、無失点でピンチを凌いだ。2回には熊谷拓也(キャ4)が登板。自慢の直球で観客をわかせると三者凡退の圧巻の投球を見せる。続く3回は菅野秀哉(キャ3)がマウンドに上がる。こちらも危なげない投球を披露し、10球で3人を打ち取った。

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一方の攻撃は3回に8番舩曳の右前適時打で1点を追加。また、5回には代打で出場した原田寛樹(法3)が右前適時打を放ち2打点を叩き出す。原田は途中出場ながら持ち前のバッティングで猛打賞の活躍を見せた。対するSUNフェニックスは寺山寛人(立大)の勝負強さが光り、6回に2点を7回に3点を返されるものの、OCEANブーゲンビリアも原田や郡司裕也(慶大)の連続適時打で3点を加え再び相手を突き放した。

18安打11得点を記録したOCEANブーゲンビリアの勝利で幕を下ろした真夏の球宴。法大戦士たちも投打に渡って活躍した。リーグ戦とは異なる雰囲気での試合に選手たちの笑顔も多く見られる時間となった。次はそれぞれが六大学の頂点を目指し、神宮球場でぶつかり合う。(下河辺果歩)

選手コメント

森龍馬主将 (最初で最後の球宴安打を放つ活躍)

ー今日の試合を振り返って
六大学を代表する選手たちがいっぱいいてすごく刺激になりました。

ー初のオールスターの雰囲気は
 すごく楽しかったですし、満足いく結果は残せなかったですけど秋につながるような試合だったと思います。

ー他の8名の法大の選手のプレーをどうご覧になっていましたか
今日はピッチャーも野手もみんなすごくいい活躍をしていたと思います。

ー森選手から見た今日のMVPは
原田じゃないですか。3安打3打点で全部自分のスイングで芯を捉えていたのですごいなと思います。

ー秋に向けての意気込みを  
とにかくスタートが大事だと思うので、そこを絶対に落とさないようにこの夏を最後まで頑張りたいと思います。

 熊谷拓也投手 (2番手で登板し、全て直球勝負で無失点に抑えた)

―今日の試合を振り返って一言お願いします
勝てたので、いつもと違う雰囲気でしたけど、楽しかったです。

―3度出場したオールスターも今年が最後でしたがどんな思いでしたか
特にそう思いはないですけど、選んで頂いたので、いい経験できたのかなと。

―投球としては1回を3人で抑えましたが、ご自身ではどう思われますか  
そうですね、思いきり投げられましたし、真っ直ぐオンリーで3人で斬れたので良かったです。

―他大の選手とは話されたりしましたか  
しましたね。野球部の雰囲気だったりとか、野球についての話とかそういうことです。

―オールスター以外で宮崎で楽しんだことはありますか
 まだないですね。これからじゃないですか?まだ分からないけど飲みに行ったりとか。

―明日の野球教室ではどのようなことを教えたいですか
野球の基本だったり、取り組む姿勢だったりそういうことですね。

―秋への意気込みをお願いします
優勝します!

長谷川裕也投手 (先発で登板し、1回無失点)

―今日の試合を振り返って
勝てたっていうのが一番良かったかなと思います。

―今日は四死球を2つ与えましたが、点は与えず締めました
 さすがに初回で点をとられたらムードも悪くなってしまうと思ったので、何とか頑張りました。

―他大の選手とは話されたりしましたか  
そうですね、同じチームの他大学の選手とは色々話し合ったりしたんですけど、相手側のチームとはあんまり話せなかったので、これからまた話せれば良いかなと思います。

―オールスター以外で宮崎で楽しんだことはありますか
暑かったことですね。夏を感じました(笑)。

―明日の野球教室ではどのようなことを教えたいですか
 ピッチャーを教えることになると思うので、一番にやはり投げる楽しさを教えていければいいかなと思います。

―秋に向けての意気込みをお願いします
 チームで力をあわせて全員で優勝したいと思います。

菅野秀哉投手 (3番手で登板し、無失点の好投)

ー今日の試合を振り返って  
自分の投球がしっかり出来たので、自分自身は良かったと思います。

ー先輩方からバトンが回ってきました
 先輩達が無失点で抑えてくれたので、その流れで抑えていけたらと思いました。

ー菅野選手が思うオールスターのMVPは
 原田が結構ヒットとか打ってたので、原田かなと思います。

ー試合の雰囲気は
 自分達のベンチの方は活気があって、楽しく野球が出来ました。

ー明日は野球教室がありますが
 教えてあげられることはしっかり教えていきたいと思います。

ーこれからに向けて意気込みをお願いします
 もっと調子を上げてリーグ戦に臨めればと思います。

中村浩人捕手 (先発マスクで地元九州に凱旋)

ー今日の試合を振り返って
 みんなと一緒に楽しめたというのが一番大きいです。地元九州で試合ができたのでよかったなと思います。

ー地元九州の雰囲気は  
とにかく暑かったです(笑)。

ー多良木高校野球部の後輩たちも観戦に来ていました
来年学校がなくなってしまうので、最後まで野球を頑張ってほしいなと思います。

ー他大の選手との交流は
慶応や東大の選手と野球の話も交えながら楽しめたかなと思います。

ー法大投手陣の調子は
最近いい調子で来ているので、これからもリーグ戦に向けてしっかりやっていければいいかなと思います。

ー秋に向けての意気込みを
 ここ数年ずっと優勝できていなく、4年生もラストシーズンなのでなにがなんでも優勝したいと思います。

中山翔太 内野手 (「4番・指名打者」で先発出場)

―今日の試合を振り返って一言お願いします  
こんなことないので、楽しかったです。

―今年が初めてのオールスターでしたが、雰囲気などはどうでしたか
最高でした。

―どのような感じで最高でしたか
神宮とはまた違った楽しさとかもあったし、楽しめました。

―プレーに関しては、ご自身でどう思われますか
 ホームラン狙っていたので、打てなかったのが残念です。

―他大の選手とは話されましたか  
はい、色々しゃべりました。

―仲良くなった選手とかはいますか
 みんな仲良くなりました。

―オールスター以外で宮崎で楽しんだことはありますか
 これからなんですけど、この後の食事ですね(笑)。

―明日の野球教室ではどのようなことを教えたいですか
 バッティングで遠くにとばす方法を教えてあげたいです。

―秋への意気込みをお願いします
秋は全勝優勝で頑張っていきます。

原田寛樹内野手 (適時打2本を放ち、3打点の大活躍)

ー試合を振り返って  
初めてのオールスターだったんで、元気出してやろうと思って。プレーしたらいい結果になりました。

ー代打での出番でしたが
 スイングも自分の形で出来てたので、積極的にいったの結果につながったし、勢いに乗れました。

ー3打点の大活躍でした
出来過ぎです(笑)。

ーMVPを選ぶとしたら  
先制タイムリーを打った楠田さんです(笑)。自分ではないです(笑)。

ー明日は野球教室が行われます
 小さい子と楽しくやりたいと思います。

ー最後にこれからへの意気込みをお願いします
 活躍出来るように頑張りたいと思います。

相馬優人内野手 (「1番・遊撃」で先発出場)

ー今日の試合を振り返って  
ものすごく楽しかったです!

ーオールスターの雰囲気は  
いろいろな大学の人と話すことができたのでとてもよかったです。慶応の倉田さんが僕と二遊間組んでいたのですごく話しかけてくれてうれしかったです。

ー相馬選手が選ぶこの試合のMVPは
原田さんと言いたいところなんですけど、慶応の清水翔太さんです。守備もうまいしバッティングも全部ヒット性の当たりなんで、あのバッティングを自分もできるようにしたいです。

ー明日の野球教室ではどんなことを伝えたいですか
僕自身がすごく野球を楽しんでやっていて、絶対楽しんでやったほうがいいと思うのでそれを伝えていきたいです。

ー秋に向けての意気込みを
今は調子が良くないので、開幕までにはなんとしてでも調子を上げていきたいと思います。

舩曳海外野手 (2安打1打点の活躍)

ー今日の試合を振り返って
フル出場で出させてもらってとても嬉しかったです。自分の持ち味が出せたと思うのでよかったです。

ー初めてのオールスターの雰囲気は
六大学の中でもすごい選手ばっかりいたので少し圧倒されました。

ー2安打1打点の活躍でしたが、自らの打撃を振り返って
三振を2個もしてしまったので悔しいです。

ー舩曳選手の考えるオールスターのMVPは
原田さんです!3打数3安打でとても頼もしかったです。

ー明日の野球教室は何を教えてあげたいですか
自分が持っている知識を1つでも多く教えてあげればいいなと思います。

ー最後にこれからに向けての意気込みをお願いします
秋季リーグは自分の持ち味を出して、優勝に貢献できるように頑張ります。

フォトギャラリー

  • kannno入場での歓迎に笑顔でこたえる菅野
  • souma笑顔で子どもたちとハイタッチする相馬
  • hasegawa華々しく先発を飾った長谷川
  • kumagai150㌔を出し会場をざわつかせた熊谷
  • nakayama豪快なスイングで観客を楽しませた中山
  • hunabiki法大唯一のフル出場を果たした舩曳
  • mori初めてのオールスターを満喫した森
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