【ラグビー】定期戦 対関大 勝つには勝ったけど…。アタック、ディフェンスともに消極的なプレー目立つ
定期戦
対関西大学
2018年6月17日(日)
江戸川陸上競技場
春季大会を終え、法大は関大と定期戦を行い、40-31で辛勝した。今年は例年とは違い、江戸川陸上競技場で行われたこの試合。前半法大は相手ゴールライン手前の攻防で安達武志(経2)がトライを取り切ると、斉藤のノーホイッスルトライなどもあり、21-19で折り返す。後半は両校とも攻めあぐねる展開となるが、中村翔(経3)の華麗な走りでトライを取り均衡を破ると、その後もトライを奪い40-31で関大を振り切った。
だが、攻撃の組織的なプレーやディフェンスに課題を残す戦いとなった。
※掲載が遅くなり申し訳ございません。
試合結果
トータル試合結果
40 |
21 |
前半 | 19 |
31 |
---|---|---|---|---|
19 | 後半 |
12 |
ポイント詳細
3/3 | T | 3/2 |
---|---|---|
3/2 | G | 2/1 |
0/0 | PT | 0/0 |
0/0 | PG | 0/0 |
0/0 | DG | 0/0 |
T:安達、斉藤、大澤/中村翔、古屋、竹内 G:金井(3)/呉(2) |
※前半/後半
法政大学メンバー
No. | ポジション | 選手氏名 | 学部/学年 | 出身校 |
---|---|---|---|---|
1 | PR | 菊田圭佑 | 経2 | 仙台育英 |
2 | HO | 川越藏 | 現4 | 高鍋 |
3 | PR | 後藤久貴 | 人3 | 高鍋 |
4 | LO | 安達武志 | 経2 | 報徳学園 |
5 | LO | 濱野隼也 | 社2 | 秋田工 |
6 | FL | 吉永純也 | 経2 | 東福岡 |
7 | FL | 大澤蓮 | 現1 | 長崎南山 |
8 | NO.8 | 竹内仁之輔 | 経3 | 法政 |
9 | SH | 中村翔 | 経3 | 東福岡 |
10 | SO | 金井大雪 | 経4 | 深谷 |
11 | WTB | 井上拓 | 社3 | 御所実 |
12 | CTB | 呉洸太 | 社4 | 大阪朝鮮 |
13 | CTB | 堀川優 | 経2 | 東福岡 |
14 | WTB | 斉藤大智 | 現2 | 黒沢尻北 |
15 | FB | 山根雄矢 | 経3 | 尾道 |
16 | Re | 栗原世地 | 経3 | 法政二 |
17 | Re | 金森達哉 | 社4 | 法政 |
18 | Re | 山根陵 | 現4 | 大津緑洋 |
19 | Re | 塩見伊風 | 社4 | 長崎北 |
20 | Re | 橋本陸 | 社2 | 東京 |
21 | Re | 隠塚翔太朗 | 経1 | 東福岡 |
22 | Re | 奈良望 | 社4 | 秋田工 |
23 | Re | 中島黎遂 | 社1 | 三好 |
24 | Re | 古屋優樹 | 経3 | 城西川越 |
交代選手
時間(分) | 退 | 入 |
前半11 | 吉永 | 山根陵 |
前半39 | 濱野 | 塩見 |
後半0 | 金井 | 奈良 |
後半0 | 大澤 | 橋本陸 |
後半9 | 堀川 | 古屋 |
後半18 | 中村翔 | 隠塚 |
後半18 | 井上拓 | 中島 |
後半24 | 後藤 | 金森 |
関東大学春季大会Bグループ 星取表
早 大 | 筑波大 | 日体大 | 法 大 | 中 大 | 日 大 | 勝点 | 順位 | |
早 大 | ●21-38 (3T3G) |
●22-32 (4T1G) |
○52-24 (8T6G) |
○69-0 (11T7G) |
6月23日 | 13 | ||
筑波大 | ○38-21 (5T5G1PG) |
○78-14 (12T9G) |
○68-15 (10T9G) |
○59-7 (9T7G) |
○38-26 (6T4G) |
24 | 優勝 | |
日体大 | ○32-22 (4T3G2PG) |
●14-78 (2T2G) |
●27-94 (5T1G) |
●10-31 (2T0G) |
●21-73 (3T3G) |
7 | 6位 | |
法 大 | ●24-52 (3T1G1PT) |
●15-68 (3T0G) |
○94-27 (14T12G) |
○47-28 (7T6G) |
○52-12 (8T6G) |
19 | ||
中 大 | ● 0-69 | ● 7-59 (1T1G) |
○31-10 (5T3G) |
●28-47 (4T4G) |
●31-55 (5T3G) |
8 | 5位 | |
日 大 | 6月23日 | ●26-38 (4T3G) |
○73-21 (11T9G) |
●12-52 (2T1G) |
○55-31 (9T5G) |
13 |
※成績は17日現在。◯=5点、●=0点、△=2点。ただし、ボーナス点として勝敗関係なく、4トライ以上獲得したチーム、または7点差以内で敗戦したチームに勝ち点1を追加する。Bグループ優勝は筑波大。法大は23日の早大対日大の結果次第で2位、もしくは3位となる
戦評
春季大会を2週間前に終えた法大は17日に江戸川陸上競技場で定期戦として関西大学と対戦した。
試合開始早々、関大のスクラムの反則から得た敵陣22mライン付近のラインアウトからアタックをしかけ、最後はゴールライン付近の攻防となり、LO安達武志(経2)が押し込み先制トライを奪う。SO金井大雪(経4)は確実にゴールを決め7-0とする。さらに、その後のキックオフのボールを取ったWTB斉藤大智(現2)が持ち味の快足とステップで関大のディフェンス陣を交わすとなんと、そのままゴールラインまで一直線。ノーホイッスルトライを決め、SO金井のゴール成功で14-0とあっという間にリードを広げる。しかし、ディフェンスのミスから関大に3トライを奪われ一時は逆転を許す。再逆転したい法大は同35分、関大の反則から得た敵陣22mラインのラインアウトからNo.8竹内仁之輔(経3)を経て最後はルーキーFL大澤蓮(現1)がゴール真ん中に飛び込み勝ち越しトライ。金井のゴール成功で21-19と再びリードして前半を終える。
安達武志(経2)の先制トライに喜ぶ法大フィフティーン
迎えた後半。序盤約10分間はお互いのミスとディフェンス陣の奮闘でトライを許さない。重苦しい雰囲気のなか均衡を破ったのは法大だった。後半14分、関大のゴールライン手前までゲインすると、FWの攻防から最後はSH中村翔(経3)がハンズオフで相手を近づけず、そのままトライ。さらにCTB呉洸太(社4)のゴールが決まり28-19。さらに、同16分にはSH中村翔、金井と交代したSO奈良望(社4)から大きくパスをCTB呉につなぎ、空いたスペースに途中からFBに入った古屋優樹(経3)がそのまま相手を引き寄せずトライ。CTB呉のゴールも決まり35-19とリードを広げる。しかし、タックルミスと消極的なキックから相手にボールを奪われるシーンが目立ち再び関大に4点差に詰められる。だが、法大は同39分、島津久志監督が春季大会前に「期待している」と語っていたNo.8竹内がトライを奪い40-31でノーサイド。勝利を収めた。
セットプレーの安定さは日を増して上がっている
しかし、試合後、島津久志監督は「最悪」と法大の消極的なアタックとディフェンスに納得しなかった。課題が山積みとなったこの試合。7月には『絶対王者』の帝京大と練習試合が控えている。「春の集大成」と島津監督が語った試合に選手たちはどのように応えていけるか注目だ。(藤原陸人)
The Featured Hoseirugby Player
呉洸太(社4,CTB,グラウンドリーダー)(昨年9月24日以来のスタメン出場!強くて蹴れるCTBが帰ってきた‼)
「痛みもなくて試合ができない状態ではないので大丈夫です」。法大ファンを安心させる一言を語ったのはCTB呉洸太(社4)。今月3日の日体大戦で実戦復帰すると、この試合では昨年9月24日の東海大戦以来のスタメン出場だった。昨年9月に肩を脱臼。手術を行い、辛いリハビリ生活を送った。手術時はパスも出来なかった状態だったが、上半身が鍛えられないぶん下半身を重点的に強化。体幹を鍛え、コンタクトプレーをしたときに体がぶれない強い体幹を手に入れようと取り組んだ。強いコンタクトプレーと精度の高いキック。CTBとSOが出来る呉は、自ら攻撃も出来るし、パスを供給することもできる。CTBのキックがあることで、相手タックラーは思いっきりプレッシャーをかけられなくなる。呉が加わることでBKの攻撃の幅が一気に広がるのだ。「まだ、昨秋に比べると、本調子ではない」と語ったが、また頼りになるBKの中心的リーダーがグラウンドに帰ってきた。(藤原)
肩の手術を乗り越え、先発フル出場した呉洸太(社4)
監督インタビュー
島津久志 監督
―今日の試合を振り返って
最悪。今までやってきて、積み重ねてきたことが全部崩壊しますよね。
―ただ、勝利したが
やっぱり勝敗より内容ですよね。
―原因はミスの多さからか
いや、根本的なところじゃないかな。タックル入らないとか。今日は全然下に入らないし、みんなスタミナ切れで、動き出すのも遅かった。
―今日はキックパスをやろうとした機会がこれまでの試合より多かった。攻撃の戦術に変化をつけようとしたのか
有効的なキックならいいんだけど、全然練習してないことをしていた。攻撃に詰まって、消極的なキックがあったりとかした。「誰がそんなことを練習でやってるんだ」という感じですね。しんどいですね。
―後半は約10分間お互い点が取れないなか、中村翔選手(経3)が均衡を破ってくれたが
そうですね。まぁ、個人技ですからね。組織でトライ取ったという感覚も全くないし…。学生に今日どういう気持ちでやってるのか聞きたいくらい、全く分からない試合になってしまった。
―今日の試合は前後半ともに連続トライを奪ったあとに、停滞してしまったが
停滞していても、自分たちがやれることをやってれば良いんだけど、その停滞が自分たちのミスだったりとかタックルしないとか、良くないことでどんどん展開してしまったので、ゲームの流れをつかめなかった。一人一人が意識してほしい。
―春季大会前のインタビューで期待している選手の一人にあげていたNo.8竹内選手が逆転を許しかねない流れのなかでトライを決めたが
けがからやっと復帰したけど、スタミナがまだまだと本人も気づいているみたいなので、フィットネスをしっかり鍛えてくれると良いなと思います。
―絶体絶命のピンチをWTB斉藤選手やFB山根雄矢選手がタックルで救うプレーもあったが
そうですね。ただ、さっき言ったとおり、個々人でやって、組織で全然動けてなかったからね。本当に課題だらけの試合になっちゃいましたね。
―FWについての評価は
今日の試合で「良かった」と言いたくないですが、セットプレーは当たり前のようにしっかりやって、ラインアウトもゴール前まで攻めてトライ取れるところでミスしてノックオンして、取れなかったり、相手ボールになってしまった場面もあった。
―最優先で克服したいと課題とは
もう気持ちですよね。これでズルズルいったら、帝京大戦なんて、150点くらい取られて負けてしまう。さっき選手にも言ったけど、「幸いまだ、ここで気づいたから良かった」と。春は帝京大戦があるし、秋本番でこんなことやってたらズルズルいってしまう。選手がどれだけ気持ち切り替えて次の試合臨むのか。試練の時だと思いますね。
―「気持ち」というのはタックルすることや、しっかり当たりにいくことなのか
いや、根本的なところだと思いますよ。自分たちがどうやっていきたいのか、何を目指しているのかとか根本的なところだと思います。
―1ヶ月後には、島津監督が「春の集大成」と何度も言っていた帝京大戦だが、どう戦うのか
もう、今は不安でしかないですね。次の練習のときに、選手がどう変わっているか判断するしかないんじゃないかな。
―春季大会は現在3位か2位か決まったが、総括すると
ムラが多かった。前に出れる試合はアグレッシブに攻められるけど、早大とか筑波大とかどんどんプレッシャーをかけられたときに、まだはねのける力がない。今日の試合も攻め続けることがあって、ずっとマイボールをキープし続ければいいのに、途中で消極的なキックがあったりとかしたので、あのプレッシャーのなかで、自分たちがどれだけプレー出来るのかというのを考え直さなきゃいけないかなと思います。
―来週の日曜日には(24日)関東大学オールスターゲームが行われ、法大からはCTB奈良望(社4)、SH中村翔両選手が出場しますが、期待することは
「頑張れ!」としか言えないんだけど。(笑) 法大のプレーというのを見せて、他大学の選手がどういうことをやっているのか吸収して、チームに良い影響を与えてくれると良いんじゃないかな。
―最後に約1ヶ月後の帝京大戦に向けて一言お願いします
9連覇している帝京大に自分たちのプレーがどれだけできるのか。良い機会を与えてもらったし、自分たちの現在の力を推し量る良い機会なので、完全に「チャレンジャー」のつもりで挑みたいと思います。応援してください!
選手インタビュー
竹内仁之輔(経3,No.8)(献身的に体を張りつづけ、後半ダメ押しとなるトライを奪う)
―今日の試合を振り返って
今週1週間「ディフェンスはハイプレッシャーで一人目のタックルはボールの下に突き刺さる」ということを口すっぱく言っていた。前半の時点でそれができていなかった。ハーフタイムでそれをコーチや選手たちで言ったのですがそれでも後半に出せなかった。もう少し意識を変えないと帝京戦やリーグ戦で厳しいと思うので、「今週一週間それを修正してディフェンスは下に突き刺さるようにしよう」と話をしました。
―今日のFWについて
セットプレーは安定していたと思う。ラインアウトもメンバーが変わっていたけど取れるところは取れていてよかった。ディフェンスなどのフィールドプレーでは、まずセットしてからタックルに行くのですがそのセットの時点で遅かった。フィールプレーを修正したいと思う。
―チームは2勝2敗での今日の試合を迎えたが
初戦はよかったが、3,4戦目は相手にプレッシャーをかけられて負けてしまう場面があって、そこで今日の目標に『ハイプレッシャー』というのを掲げて、1週間準備をしてやれました。アタック面ではいい部分が出たが、ディフェンス面で課題が出ました。
―春季大会前、島津監督の期待する選手として挙げられていたが
FWの3年生が今アレックス(ウォーカー、社3)も宮川(優也、経3)もいなくて寂しいので頑張らないといけないのですが、自分の課題も多いです。後輩にも良い選手がいるので練習をもっとしないと今までの、斉田(倫輝、平29年度卒)さんだったり増田(和征、平29年度卒)さんに追いつけないし、後輩にも追いつかれてしまう。まだ練習不足だと思います。
―後半最後のトライについて
もう、ごっつぁんトライですね(笑)。みんなが走って、ディフェンスを集めて外を開けてくれたので僕のトライというよりはみんなのおかげのトライですね。
―前試合ではLOでの出場でした
特にポジションへのこだわりはないのですが、今年は違うポジションで試合に出たときは緊張はしますが、全体としてとにかく体を張るということをどのポジションでも意識しました。
―帝京大戦に向け、今日見つかった克服したい点
タックル、ディフェンスです。まずはハイプレッシャー、突き刺さるようなタックル、この二つを克服して、個人的にはフィットネスを鍛えたいです。
―春季大会の順位が(6月23日の試合)で確定しますが
最初の2試合は出ていないのですが早稲田と筑波を出て、まだ自分たちの力を発揮できてないというか、やりきれていないと思う。ありがとうございました。このままだと帝京大戦でもリーグ戦でも大変だと思う。順位については、もっと上を目指せたと思う。練習でやってきたことを出せないというのは自分たちの実力だと思うので、夏に修正していきたい。
―帝京大戦に向けて一言
自分たちが帝京大相手にどれだけやれるか。リーグ戦前に自分たちがどの立ち位置にいるのかを確認する。チャレンジャーだと思うので、帝京大相手にどこまでできるか。しっかり準備して、戦って見つかった修正点を夏合宿で修正してパーフェクトな状態で秋のリーグ戦を戦っていきたいと思う。
ブレイクダウンのサポートに尽力したNo.8竹内(左)
呉洸太(社4,CTB,グラウンドリーダー)
―今日の試合を振り返って
法大は今『ディフェンスで前に出ること』を目標に掲げているが、全然前に出れなかったです。関大の攻撃の対応が後手後手になって、試合の入りがよくなかったです。トライは取れましたけど、その後取られたので、ディフェンスがまだ修正部分が多いかなと思います。
―ディフェンスの修正部分とは
リアクションが遅いことです。『ディフェンスで前に出る』にはディフェンスラインを作るスピードが大事だが、そのセットが遅いので前に出れない部分があったので、もっとセットスピードを早くしたいです。
―BKの攻撃について
攻撃の目標は『相手のディフェンスの上がり方を見て、サインを選択すること』と話していたが、全然サインがみんなと統一できなくて、思うような攻撃ができなかった。相手のディフェンスに合わせたサインを選択して攻撃しなきゃいけないと思います。
―ハーフタイムで話したことは
前半は攻撃できなくて、ディフェンスの時間が多かったので、「ディフェンスで前に出ることと、BKのタックラーがファイトすることで、相手の攻撃のテンポが遅れるので、BKがテンポを遅らせるタックルをしよう」と話しました。
―けがの状態は
まだ、タックルに入れてないが、痛みもなくて試合ができない状態ではないので大丈夫です。
―今月10日の日体大戦から復帰して、けがして以来初めてフルタイムで出場したが感覚は
まだ、昨秋に比べて攻撃も自分が思っているような攻撃が出来てないし、ディフェンスも全然ダメですね。特に攻撃がダメなので、基礎的なプレー(ハンズアップ)から練習していければいいかなと思います。
―今日のBKはキックパスを多用していたが
コーチ陣からも言われましたが、自分たちからすればあれは『逃げのキック』です。何もやることがなくて、逃げでキックするということが多かったので意図したものではないです。そういうプレーはなくしていかなくてはならないかなと思います。
―春季大会は3位、もしくは2位になることが決まったが
自分たちは『日本一』という目標を掲げているが、今回は春季大会Bリーグで、上にはまだたくさんチームがいます。ここで、このような試合をしていると、『日本一』には程遠いと思うので、明日からオフ挟みますが、オフ明けてからも、しっかり練習に励んで少しでも課題を克服して、差を縮められたらいいなと思います。
―けがした場所と時期は
9月末にけがして、今回はスタメンが9か月ぶりになりました。けがは肩の脱臼です。
―けがの期間にリハビリで強化していたことは
肩の周りですかね。手術してから肩の筋肉がかなり落ちて、パスもタックルも出来る肩ではなかったので、肩を中心的にトレーニングしました。あとは上半身はあまり鍛えられないので、下半身をやりました。走力強化や力強さというかタックルに踏ん張る力や、体幹を鍛えて、身体の芯がぶれないように鍛えました。
―リハビリ期間を振り返って
毎日同じことをしていて練習も見るだけで、毎日が面白くなくて、一日一日がただ単に過ぎていく日々だったんですけど、そのリハビリを乗り越えて今があります。あのリハビリは辛かったんですけど、今振り返ると、「よかったかな」と思います。
―今日試合をしてみて、リハビリの成果を感じるか
はい!手術のときと比べるとだいぶ違います!
―約1か月後の帝京大戦に向けて一言お願いします
帝京大とはまだ差が絶対あると思うので、しっかりとこの1ヵ月間で差を縮められるように、攻撃とディフェンスを強化したい。自分たちはあくまで『チャレンジャー』なので、チャレンジ精神を忘れずに、しっかりと戦っていければなと思います。
フォトギャラリー
- 試合前校歌を歌う法大ラグビー部
- 帝京大戦ではディフェンスは通じるか
- 途中出場となった1年生WTB中島
- 低いスクラムを組んだPR後藤のゲイン
- WTB斉藤のノーホイッスルトライ
- ボールを持ち果敢に攻めるCTB堀川
- 逆転トライを奪ったルーキーFL大澤
- 攻撃で存在感を示しゲインするFL橋本陸
- 力強い当たりで関大選手を倒したLO塩見
- 後半トライを決めたSH中村翔。24日の関東大学オールスターゲームの出場も決まった
- 途中出場ながらトライを決めたFB古屋
- 中村翔とともに関東大学オールスターゲームに出場するCTB奈良望