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【バレー】 春季関東大学男子2部リーグ戦 対大東大 リーグ最終戦選手層の厚さを見せつけ勝利!個人賞では大吉匠がサーブレシーブ賞を受賞

バレーボール

【バレー】 春季関東大学男子2部リーグ戦 対大東大 リーグ最終戦選手層の厚さを見せつけ勝利!個人賞では大吉匠がサーブレシーブ賞を受賞

2019年度春季関東大学男子2部リーグ戦
2019年5月19日(日)
亜細亜大体育館

リーグ最終戦、3位が確定している法大は、昨季まさかの敗戦を喫した大東大との試合に臨んだ。主将の西田寛基(営4)がケガから復帰し、3試合ぶりのスタメンに。試合は第1セットを積極的に攻め奪ったものの、第2、3セットを落としてしまうと流れは大東大へ。後がなくなった第4セットでは、蔵田大輝(法4)ら途中出場の選手の活躍で奪うと、最終セットも奪い勝利した。試合後の閉会式では、大吉匠(営3)がサーブレシーブ賞を受賞した。

2019-05-18 13-42-02
来季こそ1部へ!

試合結果

トータル試合結果

法 大

25 1セット 18

大東大

19

2セット 25
20 3セット 25
25 4セット 22
15

5セット

12

法大スターティングメンバー

背番号 選手名 ポジション
10 佐藤優弥(文3) WS
17 袴田智己(営2) MB
9 大村翔哉(経3) WS
5 伊元幸正(営4) WS
18 緒方悠大(法2) MB
1 西田寛基(営4) S
 14 大吉 匠(営3) L
27 森山陸人(営1) L
 ※WS…ウイングスパイカー、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ
 

途中出場選手

背番号 選手名
2 三木裕人(文4)
竹田健太郎(文4)
6 蔵田大輝(法4)
10 中田啓貴(文3)
13   竹田将也(法3)
16 三矢尚幸(営2)

戦評

先週の試合を終え、入れ替え戦出場の可能性がなくなった法大。それでも今季最終戦を勝利で終えるべく、大東大との一戦に臨んだ。

第1セット、この試合からスタメンに復帰した西田寛基(営4)が攻撃の起点となり、序盤からリードを奪う。中盤も流れそのままリードして、先に20点に乗せる。最後は緒方悠大(法2)のクイックが決まり25-18と大差をつけ、このセットを取った。

このまま流れを引き寄せたい第2セット。大村翔哉(営3)ら攻撃陣が果敢にスパイクを打つも、相手の高いブロックに阻まれ得点を重ねることができない。気づけば19-25となり、第1セットとは逆に相手に離される形でこのセットを落とした。

続く第3セット、緒方のスパイクで先制すると、ピンチサーバーの竹田健太郎(文4)が2連続でサービスエースを決め、リードを広げる。中盤まで法大ペースだったが、終盤相手のスパイクが決まり先に20点に乗せられると、反撃できずに20−25で第3セットを落としてしまう。

第4セット、相手のサーブミスでリードするも、8ー6から4連続ポイントを奪われてしまう。しかしその直後、伊元幸正(営4)や途中出場の蔵田大輝(法4)のスパイクが決まり、5連続ポイントを奪い逆転する。中盤ではピンチサーバーの三木裕人(文4)らの活躍で、先に20点にのると、蔵田のバックアタックが決まり、25ー22で第4セットを奪っ勝負の最終セット。序盤に4連続得点を許し、先に8点を取られてしまう。劣勢と思われたが、ここから怒涛の攻撃で巻き返し、12-12とする。そこからは竹田将也(法3)のスパイクや袴田智己(営2)のブロックで一気に3連続得点を奪い、フルセットの攻防を制した。

春季リーグ戦を勝利で終えた法大。目標としていた1部昇格こそ叶わなかったものの、選手たちの気持ちはすでに来月の東日本インカレに向かっている。「上位に入れるように1部のチームを倒したいです」と西田が語るように、新たな目標を掲げ、法大バレー部はさらなる高みを目指す。(田篠瑞季)

インタビュー

吉田監督

ー今日の試合を振り返って

今日の試合に関しては勝っても負けても3位という状況もあったので、今後のために色々な選手を試したいのもあり、いつもとは違うバレーをするということで、指示を出しました。

ー青学大国士大戦から修正したことは

ケガ等でコンディションを崩してた選手がいたので、レギュラー陣はしっかりとコンディションを治させました。試合に出なかった選手は、実践でどれだけ出来るかを試しながら試合をしました。なので、何人か試合に出ていた選手はいました。

ー今季リーグ戦を振り返って見つかった課題は

内容的には昨年の春秋に比べて、チームの粘りやミスの少なさは改善されてると思います。ただ、結果として上位2チームに勝てなかったのが、今回の結果に繋がったので、今後は2部の上位や1部のチームと戦う時に勝ち切るところが課題です。

ー上位2チームとの差はどのような所にありますか

競り合いの場面で自分たちの力を発揮する部分が足りなかったと思います。ただ、キャプテン(西田寛基)が試合前日に捻挫してしまった所を含め、監督としてベストメンバーで戦わせてあげたかった後悔は少しあります。

ー東日本インカレにむけて

改めてメンバー選考をして、チームの特徴である選手層の厚さを活かして、状態の良い選手を使っていきたいです。

西田寛基 主将

 ー今日の試合を振り返って

最終戦の前から結果は3位と確定していたのですが、その中でも今後に繋がる試合をしなければいけない状況で、思うようにいかない展開もありました。でも勝ちきることができたのでよかったと思います。

ー怪我をしているときコートの外から試合を見て、チームの雰囲気などはどうだったか
怪我をしたことは、コートの外から見ることができる良い機会だったと思います。そこで見えたことは、中心選手がもっとチームを引っ張っていかなければならないなということです。あと、今年は粘り強いチームにすると言っていたのですが、まだ目指す所には達していないので、今後粘り強いチームを完成させるために様々なことをやっていくべきだと思いました。

ー今季リーグ戦を振り返って
サーブでもう少し攻めて崩せていれば、勝ちに繋がったのではないかと思います。

ー中田選手にかけた言葉やアドバイスは
いつも通り自分らしくやってこいと声をかけました。

ー東日本インカレに向けて
東日本インカレは本当に勝負しにいくので、一人一人が勝つんだという意識を持って上位に入れるように1部のチームを倒したいです。

大吉匠(サーブレシーブ賞)

ー今日の試合を振り返って
勝っても負けても3位という結果は決まっていたが、最後は勝って終わりたいと思っていたので、フルセットまでいったけれど勝つことができたので結果的には良かったかなと思います。

ー試合に臨む前に意識したことはありますか
チームでは最後までやりきること意識しました。チームのみんなが自分たちのやることを最後までまっとうするというのを前日の最後の練習終わりとかにキャプテンが言っていたのでみんなが意識していたと思います。個人的には、入れ替え戦に行けない以上、個人賞を狙うというのも一応意識はしていたので、結果的に取れたので良かったと思います。

ーその個人賞(サーブレシーブ賞)を受賞されました
去年の春にも今季と同じ賞を取ったのですが、ちゃんと出た時に結果を出せるという証明になったので良かったと思います。

ー今季のリーグ戦を振り返って
今季こそ入れ替え戦に行って、1部に上がって秋は1部でプレーしたいということを意識して始まったリーグ戦でした。でも青学大や国士大にああいう負け方をしてしまって、まだ力不足だったのではないかなということは思います。上位といえば上位ですけど、2部から早く1部に上がりたいので、また秋リーグに向けて、個人もそうだがチーム全体がレベルアップできるように練習や夏休みで頑張っていきたいと思います。

ーこれから具体的に修正したい点はありますか
全体を通して自分たちのミスが多くて、自分たちが相手に点をあげているケースが多かったと思います。なので相手の攻撃に対して対応することだったり、自分たちが攻撃するときにミスをしないという丁寧なバレーをしていきたいなと思います。

ー東日本インカレに向けて
自分が1年生時も2年生のときも開催地が東京だったが、今年は北海道という変わった会場でやるので、そういう環境が変わったところでもみんながしっかりプレーできるようにまた調整していきたいです。できるだけいい成績を取れるように、個人でもそうですけど、みんなで頑張っていきたいと思います。

フォトギャラリー

  • 2019-05-18 13-42-02ブロックで相手の流れを止めた!
  • 2019-05-18 13-22-07サーブで攻める西田
  • 2019-05-18 13-28-17フルセットを制し勝利した
  • 2019-05-18 13-21-48途中出場でスパイクを打つ竹田健
  • 2019-05-18 13-45-17ケガから復帰したチームの大黒柱西田
  • 2019-05-18 17-27-24サーブレシーブ賞を受賞した大吉
 

 

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