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【バスケ】オータムカップ2020試合前インタビュー① 待ちに待った大学バスケ!ついに始動する新生ORANGE『チームの三本柱編』

2020年10月24日(土)

待ちに待った大学バスケがついに開幕した。今年は新型コロナウイルスの影響でリーグ戦を含むいくつもの大会が中止となった。その代替試合として開催されているオータムカップ2020の初戦を目前に控えた選手達に自粛期間中の生活や新生ORANGEについて、さらに大会に向けての意気込みを聞いた。第1回は主将・水野幹太(営4)、副将・濱田裕太郎(文4)、副将・大久保海斗(法4)の3人に話を伺った。

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、取材は文面で行いました。

ついに大学バスケが開幕する!

選手インタビュー

水野幹太 主将(営4)

―コロナ禍の自粛期間を振り返って
とても長く、ストレスが溜まる期間で早くバスケがやりたいと思っていました。また、自分のモチベーションを保つことが難しく進路など色々不安が多かったと思います。

―自粛期間に行った練習(個人・全体)
チームのみんなとzoomでトレーニングをしたり外で走ったりしていました。また、地元に戻っていたためトレーニング場を借りて運動したりしていました。

―自粛期間に主将として気を配ったこと
メンタル面です。試合をあることを想定して過ごしてもらうようにしていました。

―練習再開はいつから
チーム練習が始まったのは7月からですが、自主練習は6月半ばからやっていました。

―再開後の練習内容(個人・全体)について
最初は人数を制限しながらやっていましたが、落ち着いてきたら対人など少しずつ人数を増やしていきました。

ーその中で特に強化したところ
個人としてもチームとしても一人一人の個人スキルを強化していきました。また、身体的にも強化してきました。

ーその上での課題は
まだ状況判断が足りない部分が課題であると思います。

―トーナメント形式になったことについて
トーナメントなので一発勝負で、なにが起こるかわからないため気を抜かないようにしたいです。

―今年度での1部昇格は叶わなくなってしまいましたが
今年が一番チャンスがある年で一部昇格が叶わないのは残念です。しかし、後輩に託すことはできるので今年はしっかりと結果を残し来年に繋げられるようにしていきたいです。

―そのような中でモチベーションを保つためにはどのような考え方をしたか、あるいは何かしらの目標の再設定等はあったか
自分たちの進路もありますし、来年に繋げることや最後までこのチームで試合をしたいということを考えながらプレーしてモチベーションを保てています。

―現在のチームの雰囲気
チームの雰囲気は良いと思います。自分たちの課題が見つかり、それを改善しようとチーム全体で変わろうとしています。

―今年のキーマンは
千代虎央太(法4)、長橋冬馬(営1)です。
千代は、一昨年まで主力でしたが、昨シーズンは怪我で離脱していました。今年は復帰しチームに良い影響を与えてくれると信じているからです。
長橋は、一年生ですが身長もあり運動神経もあるため期待できる選手だからです。

―注目してほしいポイント(個人・全体)は
チームとしてはそこまで身長も平均的には大きくなく、スーパースターがいるわけでもないですが、お互いを助け合いながらチームで勝つスタイルに注目してほしいです。
個人としては司令塔としてゲームを支配できるようにしていきたいのでそこに注目してほしいです。

―今年の目標(個人・全体)を改めて&意気込みを
チーム目標はインカレベスト8に入ることです。個人としては良いスタッツでチームを勝たせることです。

―ファンへ向けてメッセージ
このような時期で大変ではありますが、今までとは違う法政を見せられるように頑張りたいと思いますので応援よろしくお願いします。

 濱田裕太郎 副将(文4)

ー今現在どのように練習しているのか
練習前に体温を測って練習前後でマスクをするなど感染予防を行いながら練習をしています。

ーコロナ下での活動は
練習が始まった時は対人練習をほとんどしてなかったのですが、最近は5対5を中心に練習をできています。

ーオフの間にしていていた練習は
地元のバスケしている仲間と外でドリブルの練習やランニングなどのワークアウトをしていました。

ー自粛期間中には練習以外でなにかハマっていたことは
Netflixを見ることとラジオにはまりました。今もラジオをずっと聴いています。

ー大変なことが多かった思いますが、逆にコロナ禍だからこそよかったことや楽しかったことは
ネットで色々な国のバスケの試合を見る時間が増えて、バスケに対する考え方やプレーの仕方などを見つめ直す良い機会だったと思います。

ー今年の活動の中で何か自身で意識していることは
最上級生なのでチームを引っ張ることを意識しています。あまり言葉とかではあまり言えないのでプレーでチームを引っ張るようにしています。

ー今年のチームはどうですか
去年1部でプレーしていた選手が多く、とても活気があり思ったことを言い合える良いチームだと思います。

ー昨季から個人的に成長したなと感じる部分はありますか
スリーポイントは今も継続して自分の長所だと思っているのでより伸ばしているところで、最近はドリブルからのプレーを増やせるようになったのかなと思っています。試合で使えるかはわかりませんが出せるように練習を頑張っています。

ーチームの中でご自分の役割はなんだと思いますか。またどのようにチームに貢献していきたいと考えていますか
スリーポイントとディフェンスでチームに貢献しようと思っています。僕は中に切れ込むタイプではないので、周りがドライブしやすいようにフロアバランスを意識しています。

ー個人として、またチームのとしての目標を教えてください
個人の目標はチームを勝利に導かせれるようなシューターになることで、チームの目標はインカレに出場して1部のチームに対してアップセットすることです。

 大久保海斗 副将(法4)

ー副キャプテンになった経緯を教えてください
新人戦の時にやっていたというのもあって副キャプテンという立場になりましたが、新しくチームが再出発する際に最上級生の選手、学生コーチ、マネージャーとミーティングをし学生だけで決めました。

ー昨年は鈴木悠介選手が副キャプテンを務められていました。どんな副キャプテンでしたか
普段はあまり(発言)しないタイプの人でしたが、いざという時にしっかりと発言してくれていたのが印象に残っています。

ー副キャプテンとして普段から心掛けていることは
僕は水野や濱田のように技術面で指摘できる程、上手くはありません。ですが気持ちの面や雰囲気など士気を高められるように意識しています。

ー大久保選手から見て水野選手はどんなキャプテンですか
プロを経験したりと自分自身を高める能力や常に挑戦するという強い気持ちが日頃の練習から感じられます。誰よりも勝つことに対して貪欲な選手だと思いますし頼りにしています。更にプロで経験したことをチームに発信してくれたりと本当に感謝しています。

ー同じ副キャプテンの濱田選手とはチームについてどんな話を
練習が終わって武蔵小杉駅まで良く一緒に歩いて帰るので、その時にAチーム、Bチームの今日の練習がどうだったとか話したりしています。どっちかというと、日頃のくだらない会話の方が多いです。(笑)彼も日頃特別発言が多いわけではないのですが、チームが緩んだりしている雰囲気を締めてくれる発言をしたり当たり前の事をちゃんとみんなに発信して気付かせてくれます。

ー今シーズンは新型コロナウイルスの影響で様々な大会が中止となりました。これまでどのようにモチベーションを維持してきましたか
僕たちがどうこう出来るような問題ではないのでとにかく感染防止を意識していました。最後の大会をやるやらないで不安の中で練習をしたりしていましたが開催されるのを信じるしか出来る事がなかったので自然とモチベーションは保たれていました。確かに、いくつもの大会が中止になりチームの力を試す場が無くなってしまった事は残念な事ですが、それしか方法が無かったので仕方ないと思い切り替えていました。

ー自粛期間中は個人的にどんな練習を
自分と向き合う時間が沢山あったので、普段練習ではなかなか出来ない基礎基本であるドリブルを1から見直してみたりアプリを使ったりドリブルのドリルをやったりしていました。自宅にウッドデッキがあるので筋トレや縄跳びをやったり人気を避けてのランニングであったりと自分を高めていました。

ーリーグ戦が中止になり代替試合としてオータムカップが開催されることについては
オータムカップが開催されるまでに、いくつもの大会が中止となってしまっているので大会が開催される事に安心や嬉しさがある反面、今のチームで戦う大会が最初で最後なのが寂しい気もします。ですが、一戦一戦にかける思いが強いのでチームとして大会までの間にまだまだ成長出来ると思うので楽しみです。

ー現在のチーム全体の雰囲気は
大会が近づくにつれて圧倒的に雰囲気は良くなっていると思います。練習の場で締まりのない場面があれば選手で打開出来る様に4年生中心になって声をかけるように意識しています。それが4年生に限らず後輩たちも発言できる雰囲気を持ち合わせているのが法政だと思います。まだまだ雰囲気は良くなるはずなので大会期間中に更にレベルアップできるようにチームの士気を高められたらと思います。

ー今年期待している選手とその理由をお願いします
現2年生の古川空音(文2)です。理由としては、仲が良いからと言ってしまえばそれで終わってしまうのですが真面目な話をすると、常にチーム流れを変えようと必死に考えていますし、チームを勝たせる為、自分の技術向上の為に直向きに努力する姿を僕は見てきました。今年に限らずこの先の彼のバスケ人生で成功する事を願っていますし期待しています。

ー今シーズンの個人的な目標をお願いします
試合に出る出ない、メンバーに入る入らない関係なしに目の前のことに全力を注ぐ事です。そしてチームのことを最優先に考えて行動することです。

ー4年生にとって最後のシーズンになります。どのようなシーズンにしたいですか
最後はやっぱりインカレに出て皆んなで笑って終わりたいです!学生最後という事もあるので、本気で挑みに行きます!

ー最後にファンに向けて意気込みをお願いします
沢山の方の声援やSNSでの声かけが法政バスケ部の力になり励みにもなります。この様な環境で大変な時期ではありますが応援宜しくお願いします!大好きなバスケットをコートで体現してくれる選手に期待していて下さい!

フォトギャラリー(写真はバスケ部提供)

  • ラストシーズンの活躍に期待がかかる水野
  • 濱田は精度の高いスリーが持ち味だ
  • 大久保はチームにとって欠かせない存在だ

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