【ハンド】春季リーグ開幕直前! 注目選手インタビュー
いよいよ明日開幕する関東大学ハンドボール春季リーグ戦。法大は昨季優勝した中大との一戦を迎える。昨季から新チームを始動させるも、結果は10位。試合経験は例年より少ない選手が多いが、課題のディフンスを強化し新たなシーズンに挑む。主将、副将、新入生など、注目選手6人にインタビューを行った。
春季リーグ戦日程
日付 |
対戦相手 |
会場 |
4月18日(日) |
中大 |
開智望中等教育学校 |
25日(日) |
早大 |
東海大湘南 |
5月2日(日) |
筑波大 |
坂東市総合体育館 |
9日(日) |
日体大 |
国士大多摩 |
15日(土) |
日大 |
三郷市総合体育館 |
16日(日) |
国士大 |
国士大多摩 |
22日(土) |
明大 |
国士大多摩 |
30日(日) |
順大 |
日大八幡山 |
6月12日(土) |
東海大 |
国士大多摩 |
注目選手インタビュー
前田 亮太 主将
—昨年を振り返って
試合があまりできなかったので、苦しい1年でした。
—主将として意識すること
これまでは下級生で自分の言いたいことだけ言えばよかったですけど、チームのことや雰囲気を考えて、盛り上げられるように取り組んでいます。
—今年のチームカラー
2年前と似ていて、楽しみながらやるときはやるという切り替えができるチームだと思います。
—ローランド監督について
実績のある人が来て自分たちが経験できていないようなことなど、プレー面で成長できたと思います。ディフェンスが自分らで模索しながらでしたけど、監督がしっかりとスタイルを確立してくれたことによって、それに沿って自分たちで考えながらやれるのでディフェンス面の強化ができたと思います。
—試合経験の少ない選手が多いことについて
試合が少なかった分不安は大きいですけど、紅白戦を多くやることでチームの中で高められたと思います。試合をやっていく中で慣れていけたらと思います。
—早くから代替えが行われたことについて
最初勢いよくできましたが、1,2月に緊急事態宣言などもあって、少し切り替えがうまくいかなかった面もありました。
ー冬の練習について
速攻練習を意識してやっていました。以前も走る練習はありましたが、速攻の練習の中で体力をつけようということでやっていました。
—緊急事態宣言中は
部活禁止になったので、オンライン上で集まってトレーニングをしていました。体力面は落ちてなくて、体力強化という面ではよかったと思います。
ー現在のチームの雰囲気
監督とともに、チーム全体で試合に向けて行えていると思います。今年は明るいチームで、みんなで考えてできていますし、笑顔でやる中で勝つというのができたらと思います。
ー意識する相手
昨年王者の早稲田大学や、昨年負けたチームがライバルと思ってやります。
(取材:山田陸斗)
前田 亮太(まえだ・りょうた)
スポーツ健康学部4年・神奈川県法政第二高校出身
齋藤 駿梧 副将
―昨シーズンを振り返って
一個上の先輩が急に抜けたりとかのハプニングもあって、結構バラバラな状態で挑んだので、あまり良くない試合の展開が多かったです。
―チームとして強化している部分
去年とか一昨年みたいに一人で得点を取れるような選手が少ないので、全員でディフェンスして、全員でオフェンスをするというところです。
―自身の今の調子は
最近四年生は就活とかであまり来れてないことが多いんですけど、自分的な課題としては、シュートの決定率とかがまだ低いので、そこを上げていきたいなという感じです。
―新チームの雰囲気は
新しい選手も結構いい感じに自分の色を出せているので、チームにプラスになっていると思います。
―注目の選手は
新2年の布田航です。
―初戦は去年優勝の中大ですが、対策などは
前回優勝していて、個人能力が高い選手が揃っているんですけど、初戦から弱い気持ちでやってもダメだと思うので、そういうところをしっかりやっていきたいと思います。
―今シーズンの意気込み
僕は副キャプテンとして、プレーでももちろんなんですけど、自分のスピードとかなどの持ち味を活かしていきたいと思います。
(取材:板倉大吾)
齋藤駿梧(さいとう・しゅんご)
情報科学部4年・福島県学法石川高校出身
髙木 アレキサンダー 選手
(取材:山田陸斗)
髙木アレキサンダー(たかぎ・あれきさんだー)
経済学部3年・千葉県市川高校出身
加藤 怜央 選手
ー昨年を振り返って
昨年は無観客試合の中で、どう自分たちで雰囲気やモチベーションを作っていくかっていうのが難しかったです。秋リーグの最後は同じリーグの優勝チームである中央大学と戦い、負けてはしまったんですが、そこ相手にかなりいい試合をしたということで、個人的なプレー面でも全体的な雰囲気でもすごく良い感じで終われたかなと思います。
ー昨年の具体的な反省点
基本的に対面での練習ができなくて、ほとんど家でリモートでオンライントレーニングをする場面が週に3回ぐらいあったんですけど、その中で全員がちゃんと集中できてるかって言われると、それって自分の中でしかわからないので、それを全員で一生懸命、自分を追い込むっていう意識でもう少しできたかな、まだ足りなかったかなというのは去年の反省点としてあります。
ーコロナ禍での過ごし方
僕は地元のゴールドジムに入会して、結構肉体強化をしました。かなり筋肉も増え、個人的にはかなり自分で自分を追い込めたと思います。それ以外にも、リモートトレーニングであったり、あとは過去の試合を振り返ったり、他大学の試合を見て研究したり、家の中でできる限りのことはしました。
ー新チームの雰囲気
1年生に会うまではスカスカな感じだったんですけど、かなり上手い選手も来てくれて、1年生が入ることでかなりチーム的にも雰囲気が良くなりました。
ー今年のチームの強み
今の時点では他チームと比べるのは難しいですが、具体的に言うならディフェンスからの速攻です。これは強みというかモットーです。これからちゃんと強みにしていく部分ではあります。
ーリーグ戦で警戒している選手やチーム
正直に言うと全部です。他の大学はほぼ全部強いですが、特に筑波大学や中央大学です。中央は初戦というのもありますが、前回良い試合をしたというのもあって、かなり警戒しています。
ーリーグ戦への意気込み
かなり前の代から2部リーグに降格することが少なく、ずっと1部リーグで法政大学は戦っているので、最低限必ず1部リーグに残るっていうのを目標にして、全員で一丸となって絶対試合に勝ちたいと思います。
(取材:溝口真央)
加藤 怜央(かとう・れお)
現代福祉学部3年・神奈川県法政第二高校出身
布田 航 選手
-昨シーズンを振り返って
去年の秋は1年生として参加させてもらって、1年生だからもっと振り切ってやれば良かったんですけど、振り切れずに平均点を求めすぎていたというのが自分の中でありました。なので、もっとがむしゃらにいくべきだったなと思いますし、そういう意味ではやりきれない感じがあったので、今回は思い切りやって、波があったとしても後悔を残さないようにいきたいと思います。
―自身の調子は
めちゃくちゃ良いです。毎日課題が出て、毎回クリアしようとしているので、課題が出るということは、まだまだ伸びていけるかなと思うので、めちゃくちゃ良いです。
-新チームの雰囲気は
去年の秋から、ある意味新チームみたいな感じで3年生中心でやっていたので、自分が入学する前に思っていた少し緩い雰囲気とは違って、自分たちの立ち位置を分かっているというか、最下位だからこそ「やってやるぞ」という雰囲気はすごく感じています。
-副主将の斎藤選手が注目の選手として挙げていたが
もっと期待してほしいなと思います(笑)
―初戦の中央大学戦に向けての対策は
どうしても強いチームから当たっていくので、負けありきで考えがちなんですけど、自分としては初戦から勝っていく意気込みでいるので、最後に向けてというよりかは最初から勝ちに行くので、対策というか初戦から勝つということを考えています。
―個人的に注目して欲しいプレー
全部です。これというよりかはトータルでのプレイヤーだと思っているので、全部を見て欲しいです。
―リーグ戦への意気込み
昨年は全然試合もできなくて、分散開催という形ですけど、リーグをやってくださる関係者などの人たちのためにも、画面越しでしか見れないと思うので、試合以外の部分でも魅力を出していけるようなリーグにしたいです。
(取材:板倉大吾)
布田 航(ぬのた・わたる)
経済学部2年・茨城県藤代紫水高校出身
渡辺 桂也 選手
ー自分のアピールポイント
ミドルシュートが得意でそこが1番アピールできるかなと思います。
ー高校と比べて
高校生と違って、大学生らしい力強い練習です。あとは体格の違い、大きさが違います。
ー先輩について
良い雰囲気で、優しく色々教えてくださるので凄い助かってます。
ー出身高校、戦歴は
千葉県にある市川高等学校です。インターハイはベスト16で国体は5位でした。
ー法政大学へ進学した理由
同じ高校出身である高木アレキサンダー選手に誘われたのが1番大きいです。
(取材:溝口真央)
渡辺 桂也(わたなべ・けいや)
経済学部1年・千葉県市川高校出身