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【陸上競技】第98回東京箱根間往復大学駅伝競走 往路展望 いよいよ明日号砲!

展望記事
2022年1月1日(土)

東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根)がいよいよ明日に迫った。予選会を6位で通過した法大は、本戦で『総合5位以内』、『シード権獲得』を目指す。前半から流れに乗り、シード圏内でレースを進められるか。今回は明日の往路展望をお届けする。

区間エントリー

区間 距離 選手名
1区 21.3km 内田隼太(経3)
2区 23.1km 鎌田航生(社4)
3区 21.4km 松本康汰(社3)
4区 20.9km 高須賀大勢(生命2)
5区 20.8km 細迫海気(社2)
補欠 清家陸(社4)
川上有生(スポ3)
河田太一平(社3)
宗像直輝(社2)
小泉樹(現1)
武田和馬(社1)
大会当日、補欠と区間エントリーされたメンバー間でエントリー変更が可能。1日に変更できる人数は4名まで。

往路展望

今年の法政は何かが違う。多くの人がそう感じているだろう。

往路スタートまであと1日。昨年の箱根では総合17位という悔しい結果に終わった。
10月の箱根予選会では6位通過を果たし、箱根出場の切符を勝ち取った。
今年はチームとして『総合5位以内』という目標を掲げ、全員で箱根に挑む。

1区を任されたのは内田隼太(経3)。全日本大学駅伝(全日本)では、1区5位という結果を残しており、確かな力を発揮した。本人も箱根の希望区間に1区を挙げている。前回大会はエースの鎌田航生(社4)が1区を走り、法大として21年振りの区間賞を獲得した。2年連続の法大1区区間賞となるか。内田の積極的な走りに期待がかかる。

法大『花の2区』を任されたのはやはりこの男、鎌田航生。エースとして、練習面でもメンタル面でもチームを引っ張ったこの1年。「自分の記録を超えてほしい」という坪田智夫駅伝監督からの期待がかかる中、鎌田は「力を出し切るだけ」と意気込む。2度目の2区、集大成としてエースの意地を見せられるか。

3区にエントリーされたのは松本康汰(社3)。前回大会も3区で出走しているが、今大会は「昨年のリベンジを果たしたい」と強い気持ちを見せている。
今シーズンの松本は不調に苦しんだ。しかしその結果、さらなる粘り強さを身につけた。2年連続の3区出走で、4区に良い流れをつないでほしい。

往路の終盤、4区にエントリーされたのは、今シーズン好調を見せている高須賀大勢(生命2)。
箱根予選会で得た自信を胸に、『チーム総合5位』に向けて練習を重ねてきた。5区には「意識している」と語っていた同級生の細迫海気(社2)が控えている。粘りの走りに期待がかかる。

気温差や高低差に多くの人が苦しむ難関・5区に起用されたのは、大会ごとに攻めの走りを見せている細迫海気。坪田監督も5区については「面白い選手がいる」としていた中、エントリーされた細迫。今シーズンは、全日本選考会で2組5位という結果を残している。そこから安定した走りを続け、ついに箱根初エントリーとなった。
チーム目標を確実なものにするために、5区を駆け抜けてほしい。

リザーブには昨年2区を走った河田太一平(社3)やルーキーの小泉樹(現1)らが控えている。今シーズンの集大成。全選手がベストを尽くし、笑顔でたすきをつなげることを願い、明日の号砲を待つ。(芦川有)

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