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【硬式野球】天敵攻略で土俵際から這い上がれ!東京六大学野球2022秋季リーグ戦 対立大戦展望

東京六大学野球2022秋季リーグ戦 対立大
2022年9月17日(土)、18日(日)
神宮球場

開幕カードの早大には2試合連続完封負けを喫し、優勝へ向けていきなり瀬戸際に追い込まれた。そんな状況の中、2カード目には2019年秋以降、勝ち星を収められておらず8連敗中だ。しかしここを乗り越えなければ優勝はない。早くも大一番を迎える。

新戦力の働きに期待だ

秋季リーグ戦途中経過

順位 試合 勝利 敗戦 引分 勝ち点 勝率
1位 明大 ―― △○○ 3 2 0 1 1 1.000
2位 早大 ―― ○○ 2 2 0 0 1 1.000
3位 法大 ●● ―― 2 0 2 0 0 .000
3位 東大 △●● ―― 3 0 2 1 0 .000
慶大 ―― 0 0 0 0 0
立大 ―― 0 0 0 0 0

立大戦展望

先週からついに開幕した東京六大学野球秋季リーグ戦。開幕週で早大相手に2戦連続零封負けと、お世辞にも良好とはいえない出だしの法大。下を向くわけはいかず、第2週には立大戦が組まれている。

19年秋以来白星がない天敵ともいえる存在になっている立大。その投手陣には荘司康生や宮海士、池田陽佑、沖政宗など実力のある投手がそろう。エースとして君臨する荘司は最速157㌔の直球を武器に活躍。防御率リーグ3位の1.73をマークした。法大相手にもその実力を存分に発揮。昨季の対戦では7回を1点にまとめられている。非常に完成度の高い投手である。


荘司が今季も立ちはだかるか

対戦する打線は早大相手に2試合連続で零封こそされたが、主将・齊藤大輝(人4=横浜)が「みんないいスイングもできていますし、打つべき球も悪くないと思います。」と語るように決して悪い状態ではない。中でも、中津大和(営2小松大谷)は開幕戦こそ無安打に終わるも、早大2回戦では快音を響かせて右前へ今季初安打を放った。
ここまでの2試合では、どちらも3番として出場するなど期待の高さがうかがえる。走攻守3拍子そろったリーグを代表する外野手へと進化を遂げるべく、ここからの活躍に期待がかかる。


中津の爆発に期待だ

結果としては2連敗となったが、チームの随所に明るい兆しも見えている。立大投手陣を打ち崩し、5季ぶり47度目の栄光へ向けた怒涛(どとう)の大逆襲の序章にできるか。秋季リーグはまだ始まったばかりだ。

(皆川真輝)

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