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【バレー】 秋季関東大学男子2部リーグ戦 対平成国際大 新戦力の活躍が光り見事今季初勝利!!

バレーボール

【バレー】 秋季関東大学男子2部リーグ戦 対平成国際大 新戦力の活躍が光り見事今季初勝利!!

2022年秋季関東大学男子2部リーグ戦
2022年9月4日(日)
会場非公開

前日の試合では悔しくも敗戦となった法大。悲願の1部昇格に向け、迎えるは平成国際大。メンバーが揃わない中での試合となったが、積極的な攻撃で今季初白星を挙げた。

試合結果

トータル試合結果

3
法 大
23 1セット 25 1
平成国際大
25 2セット 21
18 3セット 25
23 4セット 25

法大スターティングメンバー

背番号 選手名 ポジション
2 時田晃佑(法4) WS
6 山本帯刀(文3) MB
8 安部翔維斗(法3) MB
10 中田拓斗(営3) S
24 渡邊秀真(法1) WS
22 川波颯(文1) WS
17 武田絢太郎(法2) L
26 藤野颯(文1) L
 ※WS…ウイングスパイカー、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ

目標に掲げている一部昇格。目標達成へ勢いをつけるための大事な初戦を落としてしまった法大。今日こそ勝ち星が欲しい中、迎える相手は平成国際大。春季リーグではストレート勝ちを果たしている相手だが、この日も帯同メンバーに高橋慶帆(営1)や伊藤貴将(文2)の姿はない。フルメンバーではない中、試合前の円陣で大きな掛け声を体育館に響かせながら試合に臨んだ。
第1セット。序盤から順調に得点を重ね、終始法大のリードで試合を展開。今季から主将を務める時田晃佑(法4)の力強いバックアタックや、開幕からセッターを担っている中田拓斗(営3)、昨季から攻撃の中心選手となった渡邊秀真(法1)にサービスエースも見られ、得点を重ねる。相手の強いサーブに対し渡邊が好レシーブを見せ、乱れたトスにも時田がカバーしつつ空いたところにアタックを決め20-11と、余裕を持って20点台に乗せる。その後は相手のミスも誘いながら、25-18で第1セットを獲得した。
続く第2セットも法大の流れは変わらない。序盤からリードし良い雰囲気でゲームを運ぶ。相手のサーブに対し一本目が乱れネット際に上がったボールを中田が片手でトス。渡邊が見事に合わせ6-2とすると、チームはさらに勢いに乗る。中盤からは終始声でチームを盛り上げていた川波颯(文1)が存在感を見せた。川波はコースの打ち分けや相手のフェイントを予測したプレーで、徐々に調子を上げてきた平成国際大に流れを渡さず、25-20で第2セットも連取。
第3セット。第2セットに続き勢いに乗る川波のサービスエースで先制。ストレート勝ちなるかというところで、ミスが立て続けに起こり、この試合初めて相手にリードを許してしまう。サーブミスや簡単な失点と、調子を上げてきている平成国際大の速攻や宇佐見(勇成)の落ち着いた力強いスパイクの前に、9-15まで離されてしまう。しかし、主将・時田のサーブからの長いラリーを武田絢太郎(法2)のディグや小竹飛斗(法1)のフライングレシーブと全員でつなぎ、最後は渡邊がクロスに強烈なスパイクを決め19-23。その後相手のマッチポイントとなるも怒涛の三連続得点で粘る。しかし、最後は相手のクイック攻撃にブロックが振られ惜しくもこのセットを落とす。
迎えた第4セットは、ミスで先制を許す。そのまま流れが悪くなるかと思われたが、渡邊のバックアタックで6-5と逆転に成功。その後も競った展開となるが、時田のライン上のサービスエースなどが決まり、13-10。そのまま法大は流れを渡さず、時田や渡邊、山本帯刀(文3)らアタッカー陣が点を取り切り、セットが合わない場面は見られながらも25-20。セットカウント3-1で見事今季初白星をあげた。
U20日本代表に選出された、高い打点から繰り出されるスパイクが持ち味の高橋や、昨秋ブロック賞を獲得し速攻をはじめ攻守ともに中心選手である伊藤らを欠く中で迎えている今季。彼らの合流も待ち遠しいが、そんな状況で互いにカバーしながら得られた今日の一勝は大きな意味を持つだろう。強敵がそろう中、悲願の一部昇格へ向け、法大バレー部の邁進に期待がかかる。

インタビュー

時田晃佑(法4)選手

-今季から主将ということですが、秋季2戦して意識を変えた点などは
選手とスタッフとのコミュニケーションを取ることを意識し、物事が円滑に進むよう両者の間に入り、意見を言い合える環境を作るよう心掛けています。

-開幕2戦を振り返って
1戦目はサーブレシーブの返球率の低さによる単調なバレー、サーブの効果率やサービスエースの少なさ、スパイクを打つ際コースを読まれ、拾われるなど全てにおいて中央学院大学に負けていることから、完敗したと見ています。
2戦目は試合には勝ちましたが、取られたセットを振り返ると、やはりサーブレシーブの返球率の低さから単調な攻撃になることでサイドアウトを取り切ることが出来ない場面があり、セットを落としてしまったので、このリーグ戦はサーブレシーブが鍵になるとみられます。

-チームの雰囲気は
良くも悪くも、リラックスできているので、垂れ過ぎているプレーがあれば喝を入れていければと思います。

-今季の目標は
これからの試合は1敗もせずに勝ちきり、入れ替え戦で1部に昇格することです。

-今後に向けて意気込みをお願いします
今回のリーグ戦の対戦相手はどこも油断できるところはないので、一球一球雑なプレーをせず勝ち進んでいきたいです。

攻守共に活躍を見せた中田

 

(記事・写真:伊藤朱音・鈴木しほり)

 

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