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【フェンシング】2023世界ジュニアカデ選手権 3名の法大選手がメダル獲得!世界の舞台で大健闘を見せた!

フェンシング

2023世界ジュニアカデ選手権
2023年4月1日~9日
ブルガリア・プロブディフ

2023年4月1日から4月9日にかけて、フェンシングの世界ジュニア選手権がブルガリアで行われた。法大としては、福田亮介(1)が男子フルーレ団体で銅メダルを獲得。また、男子サーブル個人戦では小久保真旺(3)が銀メダル、津森志道(2)が銅メダルを獲得し、3名の選手が世界の舞台で輝かしい結果を残した。スポーツ法政新聞会では、2023年5月6日から5月12日にかけて開催されるリーグ戦に先駆け、選手たちにインタビューを実施。世界ジュニア選手権の結果について、そしてリーグ戦や今シーズンへの意気込みを語ってもらった。

学生フェンシング界の第一線で活躍する小久保(写真は2021年全日本選手権)

試合結果

種目 出場選手 試合結果
男子フルーレ団体 福田亮介 3位
男子サーブル個人 小久保真旺 2位
男子サーブル個人 津森志道 3位
 

選手インタビュー

福田亮介

―世界ジュニア選手権を振り返って
個人戦で負けてしまって悔しかったんですけど、団体戦でメダルを取れてよかったです。

―ジュニア選手権に臨むにあたっての目標や戦略などは
個人団体ともに優勝するという目標で行きました。戦略は特になかったんですけど、練習は休まずにやってました。

―続いて先日の日本学生フェンシングカップを振り返っていかがでしたか
初めての大学生の試合で、少し緊張したんですけど、まずは全日本の切符が取れたのでよかったです。

―現在の課題はどういったところでしょうか
ディフェンスが少し弱いので、もう少し守りを強くしたいと思います。

―今度のリーグ戦での目標や、意気込みをお願いします
強い先輩がたくさんいるので、それに負けないように頑張ります。

―それでは最後に、今後の大学生活を通しての目標や意気込みをお願いします
まずは来年の世界ジュニアがあるので、そこでの優勝を目標として、大学日本一になれるように頑張ります。

小久保真旺

―世界ジュニア選手権を振り返っていかがでしたか
元々ずっとメダル獲得を目標にしてきた試合なので、メダルを獲得できて本当にうれしいです。

―ジュニア選手権に臨むにあたっての目標や戦略などは
今まで何度もこのカテゴリー別の世界選手権に出場してきて、悔しい思いを何度もしてきたので、今年が最後の世界ジュニアだったんですけど、そこでメダルを獲得するのが目標でした。

―ジュニア選手権までの練習の中で、特に意識していたことはありますか
今まで負けてきた試合の動画を見て、自分の不得意な部分を改善するための練習をしていました。

―現在の課題はどういったところでしょうか
試合の中盤から後半にかけて、どんどん焦ってしまうという癖がついているので、そこで時間を取れるようにするのが、今の課題です。

―今度のリーグ戦に向けての目標や、意気込みをお願いします
大学の試合にはあまり出られていないんですけど、法政大学として優勝に導けるように頑張りたいと思います。

―それでは最後に今年を通しての目標や、今後の大学生活を通しての目標、意気込みをお願いします
今年の4月からオリンピックレースが始まったので、オリンピックの出場権を獲得できるように頑張ります。 そして、大学の試合でも法政大学として良い結果を残せるように精進していきたいと思います。

津森志道

―世界ジュニア選手権を振り返っていただいていかがでしたか
世界ジュニア選手権前の1ヶ月くらい前に親指の第1関節を脱臼して、出場も危うい状況でした。怪我で剣も握れない状態だったんですけど、その中でも世界ジュニアに出られる可能性を信じて、剣を握らずに他に何かできることないかというのを探し、フットワークだったりトレーニングなどをして、剣を握れるようになってからすぐに本調子に戻れるように取り組んでいました。剣を握れるようになったのが試合の10日前ぐらいで、その10日間もやはり感覚が落ちていて、試合前に不安はあったんですけど、できることから取り組んでいきました。試合本番になった時にも本調子ではなかったので、勝とうというよりは、少しずつフェンシングの感覚を取り戻しつつ、 楽しむことを忘れずにやろうかなという感じでやっていて、そのメンタリティによって逆に変に力も入らずに冷静になれたと思います。

―今回の結果についてはどのように感じていますか
アンダー20のカテゴリーが今年で最後だったので、そのラストの試合、しかも世界ジュニア選手権というのはアンダー20のカテゴリーで1番大きな試合で、そこで結果を残したいという気持ちがあったので、メダルを獲得した時にはすごくうれしかったです。サーブルの男子選手でメダルを獲得できたのが歴代で1人で、自分もその仲間入りができたというか、日本フェンシング界の歴史に名を刻むことができたということに対してとてもうれしく感じました。同時に、準決勝で戦った小久保選手と一緒に表彰台に上がれたこともさらにうれしかったです。

―先日の日本学生フェンシングカップを振り返っていただいていかがでしたか
試合結果は全然良くなかったんですけど、全日本選手権の出場権を取れたので、本戦でしっかり結果を出せるように、これからも頑張っていきたいと思います。

―現在の課題はどういったところでしょうか
今までの成績を振り返ると結果に波があるので、安定したプレーをできるようにこれからもっと経験を積んで、その常に結果が安定している選手のプレーを見て、どういう風に取り組んだらいいかというのをしっかり学んで、常にいい結果が安定して出せるようにしていきたいと思います。

―今度のリーグ戦に向けての目標や、意気込みをお願いします
8日と9日が試合で、9日に遠征に行ってしまうので1日目の8日しか出られないんですけど、そこでしっかり相手とポイント差をつけて勝って、2日目に先輩たちやチームメイトが少しでも気持ちが楽な状態で戦えるようにしたいと思っています。参加できないのは少し残念ですけど、1日目でしっかり小久保先輩、武藤先輩と一緒に戦ってベストな結果を出せるようにしていきたいと思っています。

―それでは、最後に今後の大学生活を通しての目標や、意気込みをお願いします
大学生活の中では文武両道というか、フェンシングだけではなくて学業の方もしっかり取り組んでいきたいと思っています。大学生というのは経験もまだ浅いと思うので、フェンシングでもフェンシング以外でもいろんな経験を積めるように、自ら積極的にいろんなことにチャレンジしていきたいと思っています。

(取材、記事:岩瀬智悟)

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