選手コメント
大田空(スポ4)
ーシングルスで戦った相手の印象
もっといろいろ仕掛けてくるのかなと思ったのですが、最初は交わしながらプレーできていたのですが、その後あまり相手は攻めてこずに、僕の攻めを待つ形をとってきたので、すごく頭の良い相手だなと感じました。
ー相手がネット際に出てきた際、後方にロブショットを打ち、ポイントを取るシーンが見受けられたが、普段から練習で取り入れているのか
そうですね。普段からよく練習しています。
ー今日のシングルスの試合を振り返って
ファーストセットはなんとか取ることができたのですが、僕のテニスは相手に順応されてしまうと少し苦しくなるので、セカンドセットで勝負を仕掛けるべきだったと思います。このセットでは相手にリードを奪われるケースが多くなり、4-5で迎えた10ゲーム目も相手がサーブで何本かこちら側にチャンスはあったのですが、仕掛けても相手にはじき返されてしまい、このセットを取りきることができなかったのが大きかったかなと思います。ファイナルセットでは、悪い流れを引きずったわけではないですけど、相手に戦術を読まれてきてしまいました。僕もいろいろ試したのですが、持っている手札では勝負できず、最後は気持ちが折れたわけではないですが、いっぱいっぱいのプレーになってしまいました。
ー序盤はブレイクも奪うなど、リードしている展開もあった。序盤の自分のショットに対する手応えは
相手があまり感覚は良くなさそうだなというのは感じていたので、序盤は攻めすぎず、相手に打たせてあげればミスは自然と出るかなと思っていました。相手がミスをしたゲームでは自分が相手を揺さぶることができました。相手がサーブの時は取られても仕方ないとある程度割り切ってプレーしました。
ースライス回転のかかるバックハンドを多用していたように感じたが、どういった狙いがあったか
あまりバックハンドが得意ではないというのは1つ理由としてあるのですが、普通のバックで打つよりは、変化がかかるほうが相手に取っては嫌なのかなと。あとバックを打つとラリーがハイペースになってしまうので、そういった部分を避けるという意図もありますね。
ー前回の大会での優勝から少し期間が空いたが、どういった期間を過ごしていたか
就活などもあり落ち着くのに少し時間はかかったのですが、落ち着いてからは自分のペースで、あまり切り詰めないようにしていました。最後は楽しく笑って引退したいので、自分のテニスをできるように頑張ろうと考えていました。少し前は苦しい期間もあり、今も状態でいえば、全然良くないんですけど、単複ともに勝ち上がることができているのは良かったかなと思っています。
ー明日行われる新井大西ペアとの同校対決についての意気込み
ベスト8であの相手(新井大西ペア)と当たるのは、妥当かなと思っていたので、1つ1つ集中して戦っていきたいと思います。
新井翼(スポ3)
―今大会、シングルスを振り返って
シングルスは予選の初戦から強い相手で負けていたこともあったので、嫌だなと思っていたのですが、1試合やるごとに徐々に調子が出てきました。予選決勝はファイナル1-3の30-40から挽回して勝つことができて、そこから本戦でも1回戦からフルセットだったのですが調子が上がって勝てて、2回戦もシードに勝って、と良い流れで3回戦に進むことができました。3回戦では相手が強く、最初は押されていたのですが徐々に徐々に相手に追いつきテニスが良くなってきて相手に追いつきファイナルまで持っていくことができました。ただ、試合の疲れや相手の経験の差が出てしまってファイナルセットは負けてしまいました。ただ、強い相手でも戦える、まだできるんだぞというのが今日の試合で分かりました。この反省を生かしてリーグ戦や来年の春関、インカレで目標である優勝を目指して頑張っていきたいと思います。
贄田佳穂(社2)
―今大会、シングルスを振り返って
予選から始まり、4勝1敗という結果でした。良い感じに勝ってきてはいたのですが、最後の試合は思うようにサーブが入らなかったり、すぐ負けてしまったので、もっと後悔しないように頑張れたのかなとも思います。
―初出場でベスト32となりました
元々の目標は本戦出場だったので、こんなに勝てると思っていなくて信じられない気持ちがあります。
―自身の武器や強みは
チャンスの時は思い切りフォアで打っていくところです。
―リーグ戦に向けての意気込みをお願いします
人数が少ないので、1戦1戦勝ってチームに貢献していきたいと思います。