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【ラグビー】関東大学リーグ戦 対日大 攻守ともに圧倒し、6トライを奪う快勝!春のリベンジを果たした!

関東大学リーグ戦1部
対日大
2023年9月23日(土)
熊谷ラグビー場

前回の試合では悔しい敗戦を喫した法大。今回の対戦相手は、春の大会でトリプルスコアの大敗を喫した日大。前半を無失点で終えると、後半に着実に得点を重ね、6トライを奪う快勝となった。

 

POMに輝いた石岡(画像中央)

試合結果

トータル試合結果

52
法政
18 前半 0 19
 日大
34 後半 19

 

ポイント詳細

2/4 0/3
1/4 G 0/2
0/0 PT 0/0
2/2 PG 0/0
0/0 DG 0/0
T:竹部、石川、石岡、椎葉、田中、小山田 G:石岡5

※前半/後半、得点者は法大のみ記載

法政大学メンバー

No. ポジション 選手氏名 学年 出身校
1 PR 中野一樹 4 國學院栃木
2 HO 石川空悟 4 佐賀工業
3 PR 渡辺明志 3 佐賀工業
4 LO 竹部力 4 大分舞鶴
5 LO 渡部創太郎 4 桐蔭学園
6 FL 山下武準 4 法政二
7 FL 宮下晃毅 2 報徳学園
8 NO.8 高城喜一 4 金光藤陰
9 SH 山脇一真 4 天理
10 SO 金侑悟 3 大阪朝鮮
11 WTB 椎葉脩嗣 4 日向
12 CTB 鈴木颯太 1 秋田工業
13 CTB 田中大誠 2 國學院栃木
14 WTB 石岡玲英 4 御所実業
15 FB 北川拓来 2 昌平
16 Re 仙波陸 3 新田
17 Re 四元涼太 4 鹿児島玉龍
18 Re 和山学弥 1 法政二
19 Re 細川幹太 2 國學院久我山
20 Re 佐野祐太 3 目黒学院
21 Re 小山田裕悟 2 桐蔭学園
22 Re 中井駿 3 大分舞鶴
23 Re 松田陸空 3 石見智翠館

 

戦評

2戦目となった日大戦。春の大会では22-66とトリプルスコアの大敗を喫した相手だ。強敵相手に初白星を挙げられるか、注目の一戦が幕を開けた。

先に得点したのは法大だった。敵陣5mライン付近でのスクラムから攻め込み、最後は竹部力(4)が6分に先制のトライを決めた。11分にペナルティを獲得した法大はショットを選択。敵陣10mライン付近の難しいショットを石岡玲英(4)が決め、3点を追加する。19分にもPGを決め、13点にリードを広げる。23分には敵陣22mライン付近でのラックから右サイドへと展開すると、渡部創太郎(4)がディフェンスを引き付け、石川空悟(4)へパスをつなぎ、トライを決めた。18-0で前半を終えた。
トライにつながるプレーを見せた金

後半も先に得点を重ねたのは法大だった。敵陣ゴールライン付近でラックを形成し、右サイドへと展開すると50分に石岡玲英(4)がトライを決めた。しかし、そこから2本連続で日大にトライを決められ28-12に追い上げられる。だが、敵陣ゴールライン付近のラックから金侑悟(3)が大外の椎葉脩嗣(4)へとパスをつなぎトライを決め、試合を決定づける。その後も75分には田中大誠(2)、82分には小山田裕悟(2)が連続でトライを挙げた。得点を重ね続け、結果的には、52-19の快勝に終わった。

春の大会で大敗を喫した日大相手に3トライ差をつけて快勝した法大。次の対戦相手は、リーグ戦5連覇中の絶対王者・東海大。1戦目では11トラ、2戦目では6トライを挙げるなど、今季も圧倒的な強さを見せつけている。王者相手に一つでも勝ち点を挙げる戦いを見せてくれるか。今後の試合から目が離せない。
トライを挙げた田中
(記事:盛岡惟吹、艶島彩、写真:中野拓真)

記者会見

本日の試合を振り返って

新宮孝之監督(以下、監督)
前回の試合で東洋に大敗したので、この2週間初心に戻る形で練習に取り組み、メンバーも少し変えました。練習でやったことをやって負けるならいいのですが、前回みたいに練習でやってないことをやって負けるのが1番悔しかったので、練習でやったことをきちっとやっていこうという形で入りました。プラン通り最初の10分からスコアを上げることができ、ディフェンスのところでは、ファーストディフェンス抜かれることは何回かあったのですが、スコアを0点に抑えられました。ここまではいつも通りの展開で、ここから毎回後半スコアをされて、悪いムードでいかれるというところを最初の10分、ワンプレーを取ろうとしました。しかし、キックオフのミスやタックル抜かれるところなど反省するところがあり、ちょっと間違えれば、逆転されるんじゃないかというゲームだったと思います。

石岡玲英(以下、石岡)

しんどい時間帯に来た時に選手の中で次につながる声かけをして、やることを統一して我慢するというところが、東洋戦での反省点でした。トライをとられ始めたところで自分たちのやりたいことを修正し、ディフェンスのところをしっかりコミットして、中盤をクリーンにできたところが一つ、良かったところだと思いました。その中で80分走り切る、フィットネスの部分であったりコメント強度のところであったり、まだまだ日大さんからたくさん学ばさせていただいたと思うので、次の東海大学さんとの試合に向けて準備するためのいい材料をいただけたと思った試合でした。

北川拓来(以下、北川拓)
練習中にやっていたことが試合でできたので良かったと思います。ディフェンスのところが特に良かったと思っていて、中盤でトライされた後にみんなで集まって修正できたところが良かったと思います。

ーこの2週間で1番チームが変わったなと思うところを教えてください

石岡
1つはチームで同じビジョンを見るというところです。東洋大学さんとの試合で、普段チームの中で練習していないことにチャレンジしてしまったり、時間的にやるべきことなのか、を学生の判断でやってしまい、統一できずにずるずると対戦校のペースで試合を運ばれてしまうというのがあったりしたので、やることを統一してそこだけは徹底しよう、日大戦に向けてそこだけは統一していこうと学生の中で話して、2週間挑めたというところは大きく変わったところだと思います。二つ目は、リーグ戦優勝という目標を掲げた中で初戦負けてしまったところから、3年生、2年生、1年生が、もっと自分をアピールしたいと、前に前に、上に上に出てきてくれているところも変わったところだと思います。

ー今年チームでは『勝気』というスローガンを掲げていますが、ご自身は今日の80分の中でどのように『勝気』を見せられましたか

石岡
まずは80分間の中でハードワークするというところで自分はウィングとしての出場だったのですが、逆サイドでブレイクされてもこっち側で帰って真ん中でトライをさせない事であったり、フォワードであってもバックスであっても一対一の中で絶対に止めようというメンタルで挑んでいたり、常に外側から内側に声掛けをして内側の情報の判断材料になったり、ハードワークしてくれているインサイドのプレイヤーを少しでも鼓舞できるような、自分も勝つ気持ちで、内側の味方に対しても、「もっと勝てるよ」という自信を持たしてあげられるような声がけをするところでこの試合に挑めたかなと思います。

ー今シーズンなかなか出られない中で、15番として80分間戦ったことを振り返っていかがでしたか。

北川拓
春くらいから怪我が続いてしまっていて、久しぶりの熊谷の地でプレーできて、緊張感はなかったのですが、玲英さんが元々背負っていた番号だったので、そこに対する責任感はありました。でずが、自分のプレーをしようと思っていて、チームにコミットできて勝利に繋がったと思います。

ー石岡選手から見て北川選手の15番の良さと改善点があれば教えてください

石岡
北川に関してはランニングの能力も高く、状況判断であったり自分の強みを最大限に活かすのが上手な選手なので、安心してボールもらって勝負して次のブレイクダウンの2枚目の入りやすさとか接点のところで圧倒できるところが北川のいいところだと思います。15番の後ろには誰もいないポジションなので、今でもコミュニケーションを取り、ハードワークをしていて、すごく魅力的な選手だからこそもう一つ、2年生なんですけど、四年生に対しても、チーム全体にもっと鼓舞できるような声かけをしてくれればさらにいい選手になるのではないかとすごく期待しています。

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