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【準硬式野球】全日本大学東西対抗日本一決定戦甲子園大会 澤野、藤中壮の活躍もあり東日本選抜が日本一!

全日本大学準硬式野球東西対抗日本一決定戦甲子園大会
2023年11月14日(火)
阪神甲子園球場

前年度は雨天で無念の中止となってから1年。ついにこの日、野球人憧れの舞台である聖地・甲子園で準硬式野球の試合が行われた。法大からは澤野智哉 捕手(社4)、藤中壮太 投手(社3)、加茂ここなトレーナー(スポ3)が東日本選抜のメンバーに選出された。試合は両選手の活躍もあり、東日本選抜が6-4で西日本選抜を下し日本一を達成した。

試合後は3人で法政ポーズ!(写真左から藤中壮、澤野、加茂)

試合結果

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
西日本 0 1 0 2 0 1 0 0 0 4 8 2
東日本 1 3 0 1 0 0 0 1 × 6 9 3

(東日本選抜)日比谷(慶大)、藤中壮、下平(国士大)、松下(名古屋商科大)、山崎(帝京大)、道﨑(中京大)、石井(中大)ー澤野、佐内(中京大)

(西日本選抜)水(関学大)、池端(関学大)、沢田(大経大)、木許(久留米大)、中村(近大)、寺下(金沢大)、出口(長崎県大)、椋木(九産大)、志賀(山口大)、勝股(甲南大)ー森(九産大)、宮川(甲南大)、大野(徳島文理大)

戦評

この日は昨年と打って変わり、晴天のまさに野球日和の元で行われた。

澤野智哉(社4)は9番・捕手としてスタメン出場。始球式ではウクライナ人留学生のストライク投球に場内からは温かい拍手が送られた。

試合は1回裏に東日本選抜が先制するも直後の2回表に追いつかれる。

同点で迎えた2回裏の東日本の攻撃。1死一塁で澤野の第1打席を迎える。打席で粘りを発揮し、四球を選んで好機を拡大させる。その後味方の適時打で生還するなど、この回東日本は3点を奪い4―1と試合を優位に進める。

3回表からは藤中壮太(社3)が東日本の2番手で登板。テンポの良い投球で打たせて取り3者凡退に斬る堂々の投球。さらに4回も続投するも先頭に安打を許し、さらに味方の失策も重なりピンチを迎えたところで降板。悔しい降板も、リーグベストナインの実力を十分に発揮した。降板後は3年生ながら声でチームを盛り上げる姿も見せた。

結局この回に西日本に2点を奪われ1点差に迫られるも、その後着実に加点し6-4で9回へ。澤野は5回まで守備につき多彩な投手陣をけん引した。9回2死となり、最後の打者を投ゴロに打ち取ると、マウンド上に歓喜の輪ができた。

東日本選抜が見事日本一に輝き、準硬式の歴史、甲子園の歴史に新たな1ページを刻んだ。

(写真:嘉藤大太、記事:矢吹大輔)

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