第76回 秩父宮賜杯全日本大学男子選手権 対新潟大
2023年11月28日（火）

今季最後、そして4年生にとっても最後の大会となる第76回秩父宮賜杯全日本大学男子選手権（全日本インカレ）が開幕。法大の初戦は北信越学連の新潟大。ベンチ入りメンバー全員が出場、4年生の活躍もありセットカウント3－0の快勝発進となった。明日の2回戦は“血の法明戦”とも言われる明大に決定。熱い、熱い戦いが期待される。

主将の山本帯刀

山本世代、最後の公式戦となる全日本大学選手権(全日本インカレ)。注目集まる初陣は北信越の強豪･新潟大との対決に。関東1部校との連戦が予想される2回戦以降に向け勢いをつけておきたいところだ。

第1セット、法大が高さで圧倒する。小田周平(営1)、高橋慶帆(営2)らを中心に攻守ともにゲームを制圧。最後は主将･山本帯刀(文4)のブロックで締め25-13と危なげなく先取した。

続く第2セットは最高学年が魅せた。安部翔維斗(法4)の左腕から繰り出されるスパイク、サーブは敵陣を翻弄(ほんろう)。また、途中出場の中田拓斗(営4)、持田大樹(営4)らも活躍を見せる。最後の大会を迎えた4年生がチームを引っ張り25-15で同セットを奪った。

セッターの中田拓斗

迎えた第3セット、4年生4人全員がコートに立つ貫禄の布陣でスタート。抜群の安定感で一時は8-1と最高の出だしに。その後も流れを崩すことなく25-12で試合終了。緊張の初戦をストレート勝ちで飾った。

上々の滑り出しを見せた法大は、今秋、関東1部リーグ6位の強豪･明大が待つ2回戦に駒を進めた。古参ファンが待ちわびたバレーボール部『法明戦』が明日(11月29日)、幕を開ける。

巧みなスパイクで得点を重ねた持田大樹

キレキレのスパイクを放った安部翔維斗