【バレー】 春季関東大学男子1部リーグ戦 対明治大 フルセットの激闘も昨年のリベンジ果たせず
2024年春季関東大学男子1部リーグ戦
2024年4月27日(土)キッコーマンアリーナ
日体大に3-2で逆転勝ちし6戦目でようやくの今季1勝目!1部リーグでの勝利は2015年秋季以来、3128日ぶりとなる。
試合結果
トータル試合結果
3 |
22 | 1セット | 25 |
2 |
---|---|---|---|---|
25 | 2セット | 23 | ||
20 | 3セット | 25 | ||
25 | 4セット | 20 | ||
15 | 5セット | 11 |
法大スターティングメンバー
背番号 | 選手名 | ポジション |
---|---|---|
9 | 高橋慶帆(営3) | WS |
10 | 川波颯(文3) | WS |
11 | 小竹飛斗(法3) | WS |
13 | 五十嵐健人(営3) | S |
14 | 藤野颯(文3) | L |
15 | 小田周平(営2) | MB |
16 | 村岡蓮斗(法2) | MB |
20 | 関大斗(営2) | L |
途中出場選手
背番号 | 選手名 |
1 | 原海斗(営4) |
18 | 坂本遼太郎(法2) |
19 | 近江晴友 |
試合は今季初スタメンの高橋慶帆(営3)を中心に昨季1部2位の日体大から第2、4セットを奪うと最終セットは15-10と圧倒し逆転勝利。初白星を勝ち取り、1部リーグでの勝利は2015年秋季の駒大戦以来、3128日ぶりとなった。
第1セット、今季二度目のスタメンの高橋を中心に攻撃を組み立てるも日体大の堅守に阻まれ連続失点。川波颯(文3)、小竹飛斗(法3)のブロックポイントなどで一時は8点差から2点差まで追い上げるも逆転かなわず。22-25と先制を許した。
続く第2セット、7-7の場面で川波がブロックアウトを奪いこの日初の勝ち越し。すると小竹に2本のサービスエース、高橋の強れつなスパイクが飛び出し12-8とブレーク。シーソーゲームを勝ち切り25-23でセットを奪った。
第3セットは序盤から8-14と突き放され、ここでタイムアウト。そこから高橋のスパイク、ブロックと攻守に渡る活躍で17-19と点差を2まで詰めた。しかしここから日体大の猛攻に押し切られ20-25で第3セットを落とす。
あとのない第4セット、村岡蓮斗(法2)の連続得点で2-0と上々のすべり出し。その後は4-6と一時逆転を許すも、小田のスパイクが流れを変え連続得点で8-6と再逆転。最後は川波のサービスエース、小竹、村岡のブロックなどで21-17とブレークしそのまま25-20で第4セットを奪取した。
最終第5セット、出だしは川波のスパイク、小田のブロックに相手のミスも重なり6-2と点差をつける。中盤は追いつかれ10-10となるも、ここから小竹のサービスエース、村岡のブロックなどで3連続得点。スコアを14-10とする。最後は高橋がライトからのスパイクを決め勝利。
今後は昨季下位に沈んだチームとの対戦が増えるが、現時点でのリーグ得点王・牧を擁する筑波大や日本代表・甲斐優斗を擁し、今季は日大、中大ら強豪を下している専大などまだまだ気の抜けない相手ばかりだ。法大はここまで6戦1勝5敗。今日の勝利が、残る5戦へ向けた反撃の狼煙(のろし)となるか。
インタビュー
高橋慶帆(営3)選手
ー今日の試合を振り返って
今連敗が続いていて、前回明治とやった時はマッチポイントを握っていたんですけどそこから返されることになり非常に悔しい戦いでしたので、今回もフルセットで、そこから取り組めたということはとても大きな成果だと思います。
ー初勝利の感想
今日からスタメンで出るようになったので、そこでまず1勝上げれたのが良かったと思います。
ー1部に上がってからの今季の調子
全ての試合振り返っても戦えてない訳では無いので、セットも取れてますし。自分たちは全然通用するので、今日みたいに苦しい場面でもしっかり得点に繋げて行けたら全然勝てるシーンなので、そこは今日1勝上げれたことに自信を持ってしっかりまた望んでいきたいなと思います。
ーパリ五輪に向けて一言
オリンピックは日本代表、チームとして誰が出ても強いチームなので、メダルを取って帰って来れるように、誰が行くにしても結果に結びつけていけたらいいなと思います。
ー次戦の意気込みについて
今日はフルセットで厳しい場面もあって疲れもあると思うので、そこをいかに自分たちで処理して得点につなげていけたらいいなと。明日も多分(筑波大学は)繋ぎがいいチームなので、非常に苦しい試合とはなると思うんですけど、そこでしっかり自分たちのバレーを展開するということを第一にやっていけたらいいなと思います。
小竹飛斗(法3)選手
ー今日の試合を振り返って
慶帆が戻ってきて、フルスタメンということで、切り替えて、自分たちのバレーボールをしていこうということで、嬉しいです。でも正直良い悪いすごくあるなか、最後の勝負所で全員が勝負に行けたことはすごく評価するところだし、そこは明日の試合に向けてつなげていこうと思っています。
ー自身の調子について
今日の試合は比較的良かったかなと思ってます。でも自分がするべき仕事の一つであるレシーブがあまり上がらなかったのと押された場面でどうしても勝負に行けなかったのが自分の反省点だと思ってます。
ー個人として今季の目標
個人としては初めての1部リーグの試合ということで、自分の実力を高めれるようにいろんな選手から、技術だったり、精神面だったり吸収してハイパフォーマンスできるようにこれからの練習を取り組んでいきたいと思います。
ー次戦への意気込み
明日筑波戦ということで、2m10の自分の同期の牧選手がいて、身長差はあるんですけど、やっぱり身長差だけがものをいうスポーツじゃないので、レシーブだったり、ブロックだったり、そういうところでしっかり点数を重ねて今日よりも良いゲームができたらなと思います。
村岡蓮斗(法2)選手
ー今日の試合を振り返って
自分個人の問題なんですけど、3セット目に打っても決まらないし、ミスが続く場面があったので、4 セット目から切り替えてブロックで貢献しようとしまた。それが結果に出たので良かったと思います。
ー3128日ぶりの1部での勝利について
8年ぶりの1部での試合で、とにかく1勝まずは1勝を目指してやってきたんで、本当に嬉しかったですね。
ー次戦への意気込み
今勢いもついてきてこのまま高橋慶帆選手も試合に出てますし、それ以外の選手もみんなで頑張ってるので、もう1勝明日勝てるように頑張ります。
(記事、撮影:渡辺龍空)