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【ラグビー】関東大学春季交流大会 対早大 またもセットプレーで圧倒され大敗…昨年のリベンジを果たせず悪夢の4連敗…

関東大学春季交流大会
対早大
2024年6月9日
早稲田大学上井草グラウンド

前回の東海大戦では、大敗を喫した法大。初勝利を挙げたいところであったが、早大のセットプレーに圧倒され、開幕4連敗となった。

 

試合結果

トータル試合結果

14
法大
0 前半 26 52
 早大
14 後半 26

 

ポイント詳細

0/2 4/4
0/2 G 3/3
0/0 PT 0/0
0/0 PG 0/0
0/0 DG 0/0
T:細川、松田 G:田中2

※得点は法大のみ記載

法政大学メンバー

No. ポジション 選手氏名 学年 出身校
1 PR 守安史成 2 桐蔭学園
2 HO 花澤祐太 1 法政二
3 PR 渡辺明志 4 佐賀工業
4 LO 山内滉太 2 昌平
5 LO 上杉太樹 4 東福岡
6 FL 大沢空 1 秋田工業
7 FL 佐野祐太 4 目黒学院
8 NO.8 細川幹太 3 國學院久我山
9 SH 小山田裕悟 3 桐蔭学園
10 SO 金侑悟 4 大阪朝鮮
11 WTB 北川拓来 3 昌平
12 CTB 田中大誠 3 國學院栃木
13 CTB 炭竃柚斗 2 報徳学園
14 WTB 松田陸空 4 石見智翠館
15 FB 鈴木颯太 2 秋田工業
16 Re 本橋陽助 2 國學院久我山
17 Re 袴田賢 4 法政二
18 Re 本山淳祥 1 佐賀工業
19 Re 植浦慎仁 2 報徳学園
20 Re 嶋崎汰星 3 法政二
21 Re 弓良堅斗 2 桐蔭学園
22 Re 鈴木稜斗 4 法政二
23 Re 佐川一眞 1 専大松戸
24 Re 寺前琉達 4 報徳学園
25 Re 渡辺圭祐 1 中部大春日丘
26 Re 小田光洋 4 法政二

 

戦評

前節の東海大戦では、10トライを奪われ大敗を喫した法大。これまでの戦いでは、いずれもセットプレーでの苦戦が続いている。これまで2試合に先発出場していたルーキーの花澤祐太(1)が復帰し、スクラムの改善が期待される。今試合でもセットプレーの出来がカギとなるだろう。

4戦目の相手は昨年の大学選手権で大敗した早大。今季はこれまで3戦全勝。先日新潟で行われた『早明戦』ではスクラムで圧倒し、勝利を収めた。代表合宿の影響でHO佐藤健次、FB矢崎由高が不在だが、LO栗田文介、SO野中健吾など世代を代表する選手たちが揃う。今季絶好調の早大相手にどんな戦いを見せてくれるか。注目の試合が幕を開けた。

開始早々、ノックオンで相手ボールのスクラムとなる。ファーストスクラムでコラプシングを取られ、相手有利な状況でボールを展開される。そして3分にFB池本にトライを決められ、リードを許す。また14分にもFB池本を止められず、トライを奪われる。さらに19分にも相手BKを止められず0-19に。反撃したい法大は敵陣でプレーする時間が続いた。ゴールラインまであと一歩のところまで攻めるが、ミスが目立ちトライを取りきれない。すると37分にトライを奪われ、前半は0-26と大量リードを許した。

後半も早大の勢いを止めることができなかった。13分、16分と立て続けにトライを奪われる。一方の法大も意地を見せた。ゴール前でラックを形成し、フェーズを重ねる。この日NO8に入った細川幹太(3)がトライを決め7-40に。「仲間たちが頑張って前に出てくれて、空いてるところがあったので、自分はトライしただけ」と細川は謙遜したが、反撃のトライとなった。また38分には松田陸空(4)のインターセプトでのトライを決める。しかし反撃もここまで。最終スコアは14-52の大敗に終わった。

この試合でもセットプレーでの劣勢が続き、大敗となった。「スクラムやラインアウトのボール獲得率が低い」と選手たちもセットプレーが課題だと感じているようだ。次戦の相手は流経大。昨年のリーグ戦では惜しくも1点差で敗れた相手だ。流経大もこれまで4戦全敗なだけに、待望の初勝利を掴みたいところだ。

(記事:盛岡惟吹、写真:中野拓真)

インタビュー

金侑悟 主将(4年、SO、大阪朝鮮)

ーー今日の試合を振り返って
自分たちの自滅からの失点で大敗に至ったのではないかと思います。

ーーチームの課題のセットプレーは
まだしっかりと克服できていないので、今後もセットプレーにフォーカスしながら取り組んでいきたいです。

ーー敵陣でのミスが目立ちましたが
ミスは規律の無さにつながってくるのではないかと思います。ボールを一つ一つ丁寧に扱うと言った大事なところは、私生活にもつながってくるので、「私生活とラグビー」をグラウンドでも意識して取り組んでいきたいです。

ーー今後に向けての意気込みを
最後はリーグ戦の流通経済大学と試合なので、ここで勝ち秋に良い流れを持っていきたいです。

細川幹太(3年、NO8、國學院久我山)

ーー今日の試合を振り返って
相手のスピード・テンポに圧倒されしまい、自分たちの流れに持ってこれなかったと思います。

ーーご自身のトライを振り返って
仲間たち(FW)が頑張って前に出てくれて、空いてるところがあったので、自分はトライしただけですね。

ーー今日はNO8での出場でした
チーム状況としてケガ人が多いため、あまり慣れていないNO8での出場になりました。組織として出来上がっていませんが、あと一試合あるのでそこに向けて頑張っていきたいです。

ーーセットプレーの出来は
スクラムやラインアウトのボール獲得率が低いので、あと二週間でいかに意識して練習できるかが勝負だと思います。

ーー今後に向けての意気込みを
リーグ戦と対抗戦はスピードが違うと思います。リーグ戦で早稲田大学のようなスピードを出せれば負けることはないと思うので、早稲田大学のスピードを目標にして頑張っていきたいです。

(インタビュー:金山遥南)

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