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新たな力と最高学年の力の融合で男子チームは初日から3人が表彰台へ!!【水泳】第97回関東学生選手権 1日目

第97回関東学生選手権 1日目
2024年8月1日(木)~8月4日(日)
東京アクアティクスセンター

水泳のカンカレが開幕。昨年男女共にインカレシード権を獲得した法大は、9月のインカレへと向けたステップレースとなる。その中で男子チームは市川薫(経4) 、諏訪遥希(経1) 、仲光陸遥(経1)の3名がメダルを獲得する好スタートを切った!!

4年市川(写真右)は、決勝でベストを更新する見事な泳ぎで銅メダル獲得!!

大会結果

予選結果(女子)

種目 順位 選手名 タイム 備考
400m個人メドレー 9位 光﨑陽(キャ1) 4分54秒66 B決勝進出
6位 鴨下奈苗(社4) 4分50秒84 自己新/決勝進出
 

200m背泳ぎ

5位 石田瑠海(スポ4) 2分16秒52 決勝進出
伊藤ななみ(社1) 棄権
15位 奥村くらら(経1) 2分22秒02 B決勝進出
 

100m自由形

36位 山﨑くみ(経1) 1分00秒90
11位 水上夏鈴(経3) 57秒59 B決勝進出
22位 野村奈緒(経2) 58秒74

予選結果(男子)

種目 順位 選手名 タイム 備考
 

400m個人メドレー

4位 市川薫(経4) 4分23秒58 決勝進出
5位 神偉雄(経4) 4分24秒17 決勝進出
6位 齊藤優太(スポ2) 4分24秒66 決勝進出
 

200m背泳ぎ

8位 諏訪遥希(経1) 2分01秒83 自己新/決勝進出
18位 三浦颯太(社4) 2分04秒95
21位 大山海怜(経3) 2分05秒88
 

100m自由形

坂本悠悟(経1) 棄権
5位 竹鼻涼太(スポ3) 50秒68 自己新/決勝進出
27位 山本麻尋(経3) 51秒89

決勝結果(女子)

種目 順位 選手名 タイム 備考
800m自由形 タイム決勝 4位 松野仁衣奈(スポ3) 8分48秒08
18位 磯江月希乃(国2) 9分19秒97
400m個人メドレー B決勝 1位 光﨑陽 4分52秒47
400m個人メドレー 決勝 8位 鴨下奈苗 4分55秒32
200m背泳ぎ B決勝 6位 奥村くらら 2分21秒41
200m背泳ぎ 決勝 4位 石田瑠海 2分15秒22
100m自由形 決勝 8位 水上夏鈴 58秒09

決勝結果(男子)

種目 順位 選手名 タイム 備考
 

1500m自由形 タイム決勝

準優勝 仲光陸遥(経1) 15分26秒47
8位 綿貫太地(経3) 15分36秒80 自己新
4位 白戸亮太(営2) 15分32秒22
 

400m個人メドレー 決勝

3位 市川薫 4分19秒98 自己新
6位 齊藤優太 4分23秒45
7位 神偉雄 4分23秒83
200m背泳ぎ 決勝 3位 諏訪遥希 2分00秒89 自己新
100m自由形 決勝 5位 竹鼻涼太 50秒58 自己新

写真館

諏訪は200m背泳ぎで予選、決勝ともにベストを更新し銅メダルを獲得!!

法政男子400m個人メドレートリオ唯一の2年生斎藤

1年生光﨑は400m個人メドレーB決勝で1位の泳ぎをみせた

惜しくも表彰台を逃した松野。インカレでのさらなる飛躍に期待したい

インタビュー

市川薫

ーーまずは表彰台おめでとうございます
ありがとうございます。

ーー今回のレース前の調子の状態は
10日前に愛媛県選手権に参加して、そこで400m、200mともに自己ベストで泳げていました。去年も県選手権は良かったのですけど、関東インカレはあまりよくなかったので、強化の一環ですけどカンカレはもっと上げたいという思いで、調子を維持するという形で好調のまま臨めました。

ーーその中での3位という結果に対して
満足しています。

ーー隣のレーンには斎藤選手もいましたが、何か意識は
齊藤はバッタ(バタフライ)とフリー(自由形)が速く、自分はバッタとフリーは苦手で逆にバック(背泳ぎ)とブレスト(平泳ぎ)が速いので、練習中でもバッタとフリーで負けていました。意識というわけではないですけど、斎藤も結構調子が良かったので負けたくないなと思いながら招集所に向かっていました。

ーー約1か月後には全カレも控えている。大学最後のインカレに向けて
大学4年間色々あって、つらいことが多かったですけど法政でよかったと今でも思っています。親やコーチが市川を法政に入れてよかったと自分も心の底からそう思えるレースをしたいと思います。

4年生の市川(写真右)は関カレ初の表彰台へ!!

(取材:松下天)

仲光陸遥

ーー今の気持ちを率直にお願いします
僕はインカレに出られないんですけど、出られないからこそこの関カレで少しでもいい結果を出そうと思っていました。でもあまりいい結果ではなかったので悔しいです。

ーーインカレに出られない理由は?
オープンウォーター(OWS)っていう世界ジュニアの方に選ばれて、それがインカレと日程が被っているので。

ーー表彰台は狙っていたか
エントリーが1位だったので、1位を獲るつもりでいました。

ーー初のカンカレでだったが
チーム一丸となって順位を争っていくっていうのが、水泳は個人競技なんですけどチームで戦ってる感じがしてよかったです。

ーー高校の時からご活躍なされていたと思うが、大学での今後の目標を
今年はインカレ出れないんですけど、インカレ優勝と日本選手権優勝です。

ーー世界ジュニア選手権に向けて一言
まだ海はあまり泳いだことがないので、ほんとに挑戦者という気持ちを持って世界と戦っていきたいです。

※ OWS(オープンウォータースイミング)はプールではなく海を泳ぐ競技。世界ジュニア選手権では10kmの部でエントリーされている。

表彰台で笑顔をみせる仲光(写真左)

(取材:齋藤凌)

石田瑠海

ーー今回の大会に向けてどのようなことを取り組みを
最近ベストが出ていなくて、自分が自信を持って挑めるレースが少なかったです。最近は最後のインカレに向けて自信を持ったレースをできるように、前半の入り方だったり後半の持ち方、泳ぎ方とかを意識してきました。

ーー後半でペースを上げたが、試合前にどのような試合運びをすることを意識したか
元々ネガティブという、後半の100mの方がタイムが早くなってしまうレースプランなんですけど、それだと速いタイムが出せないというコーチの考えで、前半から積極的に行くようなレースを意識していました。予選でやってみて、やっぱり行きすぎると持ち味がなくなるって思ったので決勝はイーブンで泳ぎました。

ーーレース直後はどのようなことを感じたか
目が悪くて掲示板が見えないので、タイムも順位も見えなかったですけど(笑)。自分より先に泳いだ同期が全体8番で、予選の通過順位より落としたことを思い出して、負けちゃダメだと思って泳いだので4番と友達から聞いて順位を上げれてよかったなと思いました。

ーー今回は惜しくも表彰台を逃したが心境は
元々持ちタイム的にも上3人には勝てる自信はなかったです。ただ今回は4番を狙っていったての4位なので、自分のするべきことはできたかなと。

ーーインカレに向けた意気込みを
次のレースが人生ラストレースになるので、自己ベストを3年、3年半ぶりに更新できるように後半しっかり持つような練習に取り組んで表彰台を目指していきたいと思います。

インカレで人生ラストレースを迎える石田。有終の美を飾りたい

(取材:山鳥優里)

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