【硬式野球】今季は堅実な守備でセカンドを護衛し続けた中村騎士 打撃開眼で攻撃面でもチームの核となることができるか(春季リーグ戦振り返りインタビュー⑮)
中村 騎士 内野手
ーー春のリーグ戦を振り返って
まず、リーグ優勝できなかったことが悔しかったです。全試合スタメンで出させてもらえたことは、いい経験になりました。
ーー優勝を逃した最大の要因は
厳しい接戦の試合を落として、1点差などで負けてしまったのでそこを勝ち切れていたら可能性はあったかなと思います。
ーーチームとしてよかったことは
チーム全体で決定事項、やることを決めて、1人1人がそれを意識してできたことでリーグ戦後半に向かうにつれてチームに一体感が生まれたと思います。
ーー個人の成績については
打率を残せなかったことが1番悔しいです。(バッティングが秋への課題となるのか)はい。そうですね。
ーー今季は立大に2連敗でスタートしたがその時を振り返って
立大戦も初戦で1点差のゲームを勝ち切れなくて、その流れのまま2戦目に行ってしまったので、上手く気持ちを切り替えて次の試合にという意識ができていなかったと思います。
ーー慶大1回戦で、リーグ戦初ホームランを打つことができたことについては
リーグ戦中、全然打ててなかったので、打席に入る前に大島さんからストライクのボールをしっかり自分のスイングしてこいと言われました。その言葉で気持ちが割り切れて結果的にホームランを打つことができたと思います。
ーーホームランボールはどうしたのか
部屋にあります。
ーー印象的だった試合は
慶大4回戦と明大2回戦です。(理由は)慶大戦は、先に一敗していたこともあって 4回戦まで本当に苦しかったです。そんな中、勝ち点を取ることができて本当に嬉しかったです。明大2回戦は、負けたら目の前で優勝されるという状況で、法政のプライド的にも負けられない試合で勝ち切れたことが良かったと思います。
ーーリーグ戦を通して見つかった課題は
チャンスの場面でのバッティングと、守備の部分で無駄な進塁です。最小失点で抑えられるように課題を潰していきたいです。
ーー対戦して1番手強かった投手は
伊藤樹(早大4年=仙台育英)です。(なぜか)去年の春は、たまたま打てたのですが、今年すごかったです。手も足も出なかったです。
ーー秋で打つために
まずは自分のスイングを固めて、スイングスピードを上げます。
ーー昨季からメンバーが大きく変わり1.2年生が多く出場したが、その点について
リーグ戦をあまり経験していない中だったので、いい意味の不安もあったと思うし、思いっきりできる部分もあったと思います。色々な経験ができたので良かったと思います。
ーー中村選手がアピールポイントとして安定した守備力とおっしゃっていたが、守備の面での手ごたえは
エラーに記録されないミスが結構あったので、そこを改善していかないといけないなと思います。
ーー内野手は 松下歩叶 (営4= 桐蔭学園 )選手と2年生3人でしたが、 松下選手の存在は
ピンチの場面でマウンドに集まった時は、松下さん中心に声をかけてくださいました。とても頼りがいがあって、すごく安心しました。
ーー同級生の熊谷選手がベストナインに選ばれていますが
羨ましいなと思います。(笑)(来期以降狙っていきたいか)はい。獲りたいです。
ーーこの夏取り組んでいきたいこと
バッティングを徹底的に取り組みます。(具体的に)スイングスピードを上げていきたいです。
ーー秋の目標は
優勝と、全試合スタメンで出場することです。(全試合出場のために体作りなどで意識していることは)ウェイトを週3.4回やっています。腰が痛くなりやすいのでアップで腹筋をやったりして怪我しないように取り組んでいます。
ーーファンの方へ一言
秋は絶対優勝するので、また熱い声援をよろしくお願いします。
(取材:寺地愛歩)
中村騎士(なかむら・ないと)
経営学部2年・2005年7月29日生まれ
愛知県出身・東邦
171cm72kg・右投右打
今季成績:14試合 47打数 9安打 1本塁打 打率.191 7打点 0盗塁
硬式野球部の写真はスポーツ法政新聞会の公式インスタグラムにも掲載しております。ぜひご覧ください。
【秋季リーグ直前インタビュー一覧(公開次第更新いたします)】