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【アイスホッケー】接戦制しセカンドリーグ進出決定!/エイワ杯2025年度関東大学アイスホッケーリーグ戦 ディビジョン1 ファーストリーグ 対慶応義塾大学

エイワ杯2025年度関東大学アイスホッケーリーグ戦
2025年9月23日(火)
ダイドードリンコアイスアリーナ

多くの負傷者を抱える難しい状況の中、チャンスを作るも決め切れず、2Pを終えて無得点。迎えた3P、勝ち点3を奪うために猛攻を仕掛けると、残り5分で芹野泰良マックスナーのパスから金子輝叶が待望の先制点を記録。ロースコアの接戦を制し、見事2連勝。セカンドリーグ進出を決めた。

デビュー戦ながら躍動した芹野泰良マックスナー(経1=BlythAcademyOnline)

試合結果

トータル試合結果

1
(39) 法政大学
0(12) 1P 0(8) 0
(34) 慶応義塾大学
0(14) 2P 0(17)
1(13) 3P 0(9)

※(カッコ内)は、シュートの本数を表しています。

ゴールデータ

チーム 時間 ゴール アシスト アシスト PP/PK
法政大 54:15 #26 金子輝叶 #15 芹野泰良マックスナー #41 脇本春希

メンバー

SET DF DF FW FW FW
1 90 下山 晃世(文2) 67 大宮 昂誠(営1) 41 脇本 春希(営3) 26 金子 輝叶(人3) 15 芹野泰良マックスナー(経1)
2 A10 武田 幸将(法4) 8 三浦 秀瑛(法3) 14 平嶋 高太郎(文2) 86 菅原 流聖(法1) 92 佐藤 佑安(文1)
3 22 山口 治務(法2) A23 赤澤 朋哉(文4) 89 山脇 波空(法2) 27 北山 堅士(法2) 9 下坪 丈馬(法1)
4 7 林 陸人(文4) 12 石岡 柊磨(営3) 16 工藤 克太(法4) 18 本地 将大(人1) 39 大城 圭太郎(文3)

※GKは#31和田怜穏(営2)と#21須田泰斗(営4)

日程と結果

日付 開始時間 対戦校 結果
1 9月7日 15:00 vs早稲田大学 5-0
2 9月14日 15:00 vs日本大学 3-4
3 9月20日 17:00 vs日本体育大学 6-2
4 9月23日 15:00 vs慶応義塾大学 1-0
5 9月27日 15:00 vs東洋大学
6 10月4日 17:30 vs中央大学
7 10月12日 12:30 vs明治大学

※試合の詳細は東京都アイスホッケー連盟をご覧ください。(青い部分をクリックしていただくとHPに移動いたします。)

戦評

3試合を終えて4位につけている法大だが、三日前の日体大戦で負傷した水口晴斗(営4=清水・主将)をはじめ、負傷者が続出。厳しい状況の中、セカンドリーグ進出を決めるべく慶応義塾大学との一戦に臨んだ。
試合は開始から一進一退の攻防が続く。秋入学で、この日が法大の選手としての公式戦デビューとなる芹野泰良マックスナー(経1=BlythAcademyOnline)が、序盤から鋭いパスで多くのチャンスを演出し、チームに勢いをもたらす。1Pは互いに譲らず両チームともに無得点で終えた。
2Pもチャンスは作りながらも決めきれない法大。するとペナルティーを犯し、徐々に慶大に流れを奪われる。キルプレーの時間が長く、特に35分ごろからはすさまじい猛攻を浴びたが、GK和田怜穏(営2=武修館)がさすがの安定感でゴールを死守。この日最多の17本のシュートを受けた2Pも無失点で終え、勝負の第3Pを迎えた。
何としても勝ち点3がほしい法大は、60分で決着をつけるべく攻め込む。連携から何度もシュートを放つも、必死の守備を見せる慶大を前にあと一歩のところでゴールを奪えない。残り時間6分を切り、PSSでの決着もよぎる中、芹野からのパスを受けた金子輝叶(人3=白樺学園)がゴール正面から肩口を射抜き、待望の先制点を奪取。万全のコンディションではないにもかかわらず出場した金子の今大会5得点目で、ついに慶大ゴールをこじ開けることに成功した。残りの時間も最後まで集中力を切らさず、見事相手攻撃陣を完封。金子の得点が決勝点となり、1-0で慶大を撃破。和田の今大会2度目の無失点という活躍もあり、ファーストリーグ3試合を残して無事セカンドリーグ進出を決めた。

選手インタビュー

26 金子 輝叶

ー試合を振り返って
明治、中央、東洋に比べると法政は今シーズン少し劣っているので、難しい試合になることは分かっていましたけど、想像以上にタフなゲームで、全員が慶應を見下さずに我慢してホッケーした結果が最後、1点につながったのかなと思います。

ーゴールシーン振り返って
怪我をしていて自分は昨日の練習には参加してないですけど、ゴール裏からのシチュエーション、ゴール裏を使ったり、コーナーでうまく使いながら真ん中の選手使うというのが本当に練習通りにいっていたので。ラッキーと言えばラッキーですけど、自分にこぼれてきたなという感じです。

ー三日前は3得点、今日も怪我がありながら決勝点、自身の出来について
悪くはないですけど、徐々に試合を積み重ねるにつれてコンディションもあげていきたいと思うので。セカンドリーグからが本当の勝負だと思っているので、そこに向けて合わせて調子を上げていこうと思います。

(取材・撮影 今本壮史)

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