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【バスケ】爆発力見せた最終Q、上武大に快勝!/ 第101回関東大学バスケットボールリーグ戦 対上武大学(2巡目)

第101回関東大学バスケットボールリーグ戦(2巡目)
2025年10月11日(土)
対上武大学 @上武大学伊勢崎キャンパス

第14節の相手はハイテンポなオフェンスと個人技の光る上武大学。法大は敵地にて上武大学との一戦に臨む。第1Qは法大の連続得点が重なり、27-20とリードに成功。第2Qでは上武大と拮抗した展開が続くも48-43とリードを保つ。第3Qに相手に流れを掴まれ68-64と徐々に差が縮まる。迎えた最終第4Q、法政のオフェンスは爆発力を見せ、気づけば92-74と大きく差をつけ勝利。厳しい上位争いを繰り広げる法大にとって、貴重な白星を勝ち取った。

▼試合結果

⚪️法政大学 92-76 上武大学⚫️

27<1Q>20

21<2Q>23

20<3Q>21

24<4Q>12

▼スターティングメンバー

#7 本山 遼樹(法4=福大大濠)PG

#10 坂本 温人(現4=法政第二)PF

#14 佐藤 正樹(社4=法政第二)SF

#25 鍋田 憲伸(法3=福大大濠)PG

#75 柳田 大斗(営4=國學院久我山)C

▼ベンチ入りメンバー

#0 杉信 イフェアニ(文4=洛南)PG

#2 首藤 怜(文3=仙台大明成)PF

#8 野田 凌吾(国文1=藤枝明誠)PG

#12 伊藤 舷人(法1=法政第二)PG

#18 八重沢 連(法3=八王子学園八王子)PF

#26 伊藤 遙志(経1=福大大濠)PF

#32 菅野 汰樹(人環3=法政第二)PG

#77 住吉 大和(営3=中部第一)SF

#80 武川 暖(理工3=法政第二)SG

#91 オディギェ プレシャス 恵(法1=湘南工科大附)SF

戦評

第1Q。敵地で主審の笛から始まったこの試合。開始早々、上武大にフリースローを与え2点を先制される。法大は#14 佐藤 正樹(社4=法政第二)が絶妙なポジショニングからゴール下でパスを受け決めきり、すぐさま同点に追いつく。さらに、#25 鍋田 憲伸(法3=福大大濠)や#7 本山 遼樹(法4=福大大濠)の連続得点で逆転しリードに成功する。その後も、# 25 鍋田が相手との1on1で相手の意表をつく3Pが決まり7点に差を広げる。上武大はここでタイムアウトを選択。タイムアウト後も#14 佐藤のコートを横断するパスを受けた#10 坂本 温人(現4=法政第二)が3Pを沈め、法大の攻撃は序盤からアクセル全開。その後の法大は相手に流れを掴まれかけるも、#18 八重沢 連(法3=八王子学園八王子)のミドルやフローター、#12 伊藤 舷人(法1=法政第二)の美しく弧を描く3Pが決まるなど強さを見せ続け、27-20とリードし第1Qを終える。

第2Q。主導権を握った第1Qとは打って変わり、第2Qは苦しい展開が続く。テンポの速い攻撃を組み立てる上武大に喰らいつこうとするも、ファウルが重なってしまう法大。上武大は高い個人技も披露し、会場の空気は上武大に呑まれる。そんな中でも#25 鍋田から#32 菅野 汰樹(人環3=法政第二)へと見事な連携から得点し、反撃を狙う。しかし、その後も相手に連続得点を許すなど苦しい展開は続く。それでも、#25 鍋田と#12 伊藤のダブルガードが攻撃を組み立て直す。試合序盤から粘り強いディフェンスでチームを鼓舞し続けた#14 佐藤の果敢なオフェンスによる得点や、攻守で違いを見せ活躍する#18 八重沢の得点で上武大の流れを止める。第2Q終盤にも、#25 鍋田の針の穴を通すようなショートパスがゴール下の鉄塔#75 柳田 大斗(営4=國學院久我山)に通り得点。一時、流れを掴まれ苦しい展開が続いたが、法大は終盤に勢いを取り戻しリードしたまま前半を終え、試合を折り返す。

第3Q。幸先よく、#10 坂本 温人(現4=法政第二)のスリーポイントで先制。続くように#25 鍋田のレイアップが決まる。しかし、その後に上武大に3連続得点を許し、法大との差が徐々に縮まる。そんな悪い流れを断ち切るべく投入された#0 杉信 イフェアニ(文4=洛南)が躍動する。電光石火の速攻で敵陣を切り裂くレイアップを連続で決める。さらに、法大が苦しめられた上武大のポイントガードをオールコートマンツーマンで徹底マーク。しかし、上武大はそこでタイムアウトを使い、再度流れを変えようと試みる。タイムアウト後、上武大の猛攻が始まる。そのまま、法大は上武大に追いつかれ最大のピンチを迎える。それでも、エース#25 鍋田が意地を見せ、2連続得点でなんとか上武大との差を離す。

緊迫する試合の中で迎えた第4Q。正念場の法大の強さは、やはり本物。#25 鍋田、#32 菅野の得点で10点差まで上武大を引き離す。さらに#2 首藤 怜(文3=仙台大明成)がゴール下を制圧。向かってくる上武大のオフェンスを完全にシャットアウト。上武大の外国人留学生を封じ、得点をも奪う活躍。その後、#25 鍋田の速攻から裏へ走り込んだ#0 杉信へのパスで華麗な連携を見せ得点。法大の攻撃は止まることなく上武大とのリードを広げ続ける。試合終盤には#10 坂本のフックシュートもきまり、法大は勝利目前。最終盤でメンバーを全員交代。#80 武川 暖(理工3=法政第二)の得点でトドメを指し勝負あり。苦しい展開を何度も迎えながらも92-76と18点もの大差をつけ上武大に勝利を収めた。

(記事:小棚木孝寛)(写真:山田竣矢)

選手コメント

#25 鍋田憲伸(法3=福大大濠)選手

ーー今日の試合を振り返って

タフなゲームでしたけど40分間チームとして戦えたと思います。

ーー開始直後からシュートが決まっていた。今日の調子は

あまり調子がいいとは思わなかったですけど、最初シュートが入ったので、シュートとドライブの2つの駆け引きができたので良かったと思います。

ーーテンポの速い試合の中での戦略は

やはりブレイクでの点数が伸びれば勝てると思っていたので、ブレイクを出そうと思ってました。ですが、途中で決めなければいけないシュートを2本連続で落としてしまったので、そこが今日の反省です。

ーー次の試合の意気込みと、ファンの皆様へ一言

いつも応援ありがとうございます。明日もタフな試合になると思いますが、チームとして40分間戦い抜きます。ファンの皆様これからも応援よろしくお願いします。

#25 鍋田

#14 佐藤正樹(社4=法政第二)選手

ーー上武大学との試合。序盤からハイテンポな攻撃が続いたが、その点を振り返ってどうだったか

ハイテンポなゲームが来るというのは想定していました。そして、相手のホームコートでやるというのはもちろん、相手のシュートが入る時間、相手の流れが来るというのはチームとしても想定していました。その中でも、ディフェンスとルーズボール、リバウンド、自分たちの流れを持ってこれるように我慢して、自分たちのやるべきことを常に40分間やろうっていう気持ちで試合に臨みました。

ーー本日の試合で佐藤選手は相手に粘り強くディフェンスができており、得点面でもチームを大きく支えていたと思うが、ご自身で振り返ってどうだったか

自分の役割はディフェンスを一生懸命泥臭くやるというところから始まるので、そこをどんな試合でもやることは一貫して続け、得点は少しだけしか取っていないんですが、ボールが回ってきたら強い気持ちでリングにアタックするっていう気持ちは常に持ってやるようにしていました。

ーー法大は今季第4Qに爆発力があると思うが、その爆発力の要因は何か。

#25 鍋田が一番の要因だと思うんですけど、憲伸が果敢にリングにアタックして得点を取ってくれると、オフェンスの面で勢いがつきます。その後のディフェンスでは、憲伸が決めてくれたから次はディフェンスを徹底しようと全員が気持ちを揃えて挑めているので、最後の第4Qが強くなると考えています。

ーー次戦に向けての意気込み

今日の試合が終わって、すぐ明日、明後日と3連戦になると思います。明日は1巡目には負けた東洋大学が相手で、明日もすぐ試合があるので、今日はケアをして自分たちの振り返りと明日と相手のスカウティングを徹底し、明日の試合でも40分間、今日やったことや今までやってきたこと、自分たちの強みが発揮できるように準備していきたいと思います。

ーー最後にファンの皆様に一言

ファンの皆様、いつもたくさんの応援ありがとうございます。明日も明後日も試合が続くのでまた応援をよろしくお願いします。

#14 佐藤

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