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【空手道】男子は57年ぶり、女子は初の栄冠! 団体組手で男女アベック優勝/第69回関東大学空手道選手権大会

第69回関東大学空手道選手権大会

2026年10月12日(月)
日本武道館

史上初の快挙だ。10月12日に第69回関東大学空手道選手権大会が行われ、男子団体組手は決勝戦で帝京大と大将戦までもつれる熱戦を制し、1969年以来57年ぶりの優勝。女子団体組手も関東の雄である帝京大・国士大からストレート勝ちを奪い、史上初の優勝を果たした。両部門での優勝は第64回大会で帝京大学が達成以来5年ぶり、法大では史上初。『自主性』を重んじる空手部の精神が最高の形で花開いた。

試合結果

男子団体組手

対戦相手校 成績
拓殖大学(1回戦) 先鋒 庄山 △ 0-0
次鋒 佐藤 ○ 3-0
中堅 阿部 ○ 4-0
副将 五十嵐 ○ 2-0
大将 今井 ● 1-1
3-1
国士館大学(2回戦) 先鋒 小松 ○ 4-1
次鋒 内匠 ○ 0-7
中堅 鎌田 ○ 3-0
3-0
日本大学(準々決勝) 先鋒 内匠 ○ 1-0
次鋒 佐藤 ● 1-3
中堅 庄山 ○ 6-0
副将 阿部 ○ 6-0
3-1
東京農業大学(準決勝) 先鋒 内匠 ● 1-3
次鋒 佐藤 ○ 3-0
中堅 阿部 ○ 2-0
副将 庄山 ○ 6-0
3-1
帝京大学(決勝) 先鋒 庄山 ○ 9-3
次鋒 今井 ● 1-2
中堅 阿部 ○ 2-0
副将 佐藤 ● 3-5
大将 五十嵐 ○ 1-0
3-2

女子団体組手

対戦相手校 成績
青山学院大学(1回戦) 先鋒 反町 ○ 7-1
中堅 成澤 ○ 3-0
大将 本條 ○ 3-0
3-0
一橋大学(2回戦) 先鋒 岡田 ○ 2-0
中堅 松浦 ○ 7-0
2-0
拓殖大学(準々決勝) 先鋒 成澤 ○ 1-1
中堅 千葉 ○ 7-0
2-0
帝京大学(準決勝) 先鋒 千葉 ○ 7-0
中堅 成澤 ○ 2-1
2-0
国士舘大学(決勝) 先鋒 成澤 ○ 1-0
中堅 千葉 〇 4-3
2-0

 

選手インタビュー

阿部遥佑(国4=世田谷学園)

ーー今日の試合を振り返って
前半はちょっと硬かったところもあったんですけど、最近自分の中でメンタルのところの意識を変えているところがあって、それがいい感じにハマってきたのかなと。その調子で決勝まで自分の感覚で戦えたのが良かったです。

ーー意識を変えたのは、どのような点か
去年結構結果が出たので、常に謙虚に戦うっていうのを意識してたら、それがまた、がっちりしすぎて、あんまのびのびできない。そこを振り切って、もうこんだけ練習したんだから、謙虚になるのもいいけど、自信を持って思いっきり戦いに行こう、あとは自分を信じて戦おうっていう意識にしたら、結構周りが気にならず、のびのび試合ができるようになってきたのかなと思います。

ーー今回の決勝での立ち回りはどうだったか
相手の選手も高校の時からライバルで何回も試合してるので、試合前にしっかり自分なりに策を立てて臨みました。それがうまくはまってないかわかんないですけど、勝ちにつなげられたのかなと思います。

ーー部員が欠場をする苦しいチーム状況の中、チームに声をかけたことはあったか
僕はこの大会の1週間前まで海外遠征に行ってました。その間に後輩たちが、後輩たちなりに一生懸命練習をしてくれてた。それが自分のおかげなんて全く思ってない。後輩たちがしっかり自分たちで取り組んでくれてた。だから、こういうアクシデントがあっても、チーム全員に「自分が出るんだ」という強い気持ちがあった。それはキャプテンの自分じゃなくて、後輩たちが後輩たちなりに考えて練習をしてくれてたからで、本当にありがたいなと。そこで自分自身も救われた。けがしちゃった、やばい、でも、こいつらがいるから大丈夫だ、という感覚はあったので、すごい助かりました。

ーー後輩の成長は感じるか
いや、成長っていうか、もうすごいです、後輩は。いつも僕が成長させられる側なんで。いろいろ考えさせてくれるし、みんな意識高くやってくれてるのもありがたいです。

ーー今後、どのようなチームになっていきたいか
チームの基盤はできてきてると思うので、あとはもう一歩、全日本まで、やるべきことをミーティングして、チームで取り組んでいきたいと思います。

 

千葉満利愛(法4=横浜創学館)

ーー試合を振り返って
今回女子は負けなしで、全部前二で抑えて、練習の成果が発揮できたなと思いました。

ーー合宿などを通して、どのようなことをテーマに練習してきたか
法政は主に自主性(がテーマ)なんですけど、おのおのでやりながらも、チームでどうやったら勝てるのかとか、どういうふうにやっていったらもっと質が高くなっていくのかっていうのも、結構突き詰めていたので、それが発揮できたかなと思いました。

ーー具体的に、新しく取り入れたことや変えたことはあるか
法政の女子は結構試合をやるんです。前までは試合形式まではいかないくらいまでの追い込みだったんですけど、実戦をやって、リアルな感覚をちょっとみんなで上げていったって感じです。

ーー決勝は土壇場での逆転だったが、どのような気持ちで試合に臨んでいたか
自分がやった相手は初めてだったんですけど、日本代表でもあって、国際試合でもすごいいい結果を残している選手でした。先取を取られてしまったんですけど、1点1点取り返せば3分あるし、ゆっくり取り返していけばちゃんと勝てるかなと思っていたので、それが実践できたっていうのが勝ちにつながったかなと思います。

ーーこの優勝を一番に伝えたい人は
まずはチームのみんなで喜びたい、分かち合いたいなと思うのと、いつも教えてくださっている手嶋師範に、思いを一番伝えたいなと思います。

ーー準決勝で帝京に勝った時と、男子の優勝が決まった時に涙を流していました。それぞれどのような思いだったか
準決で勝った時は、いつもこの準決で帝京と当たって、準決の壁を越えることがなかなかできなくて。やっとの思いで帝京に勝って準決を越えて、涙を流してしまったんですけど、決勝は、絶対アベックしようっていうふうに、キャプテンの阿部と言っていたので、それがかなって、うれしくて、涙が流れてしまいました。

ーー理想のチームを作るために、どのようなことを意識していきたいか
法政の自主性っていうのをメインにしっかりやりながら、おのおのが意識していって。これからインカレがあると思うので、今回のアベック優勝を糧に、インカレでもどんどんアベックできたらなと思います。

(取材、写真:加納正義、江島優和)

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