2010/05/05
春オープン戦
ニッパツ三ツ沢球技場
関西遠征明けの筑波大戦。「前半は東海戦、天理戦の試合の後遺症がちょっと出た」(駒井監督)と立ち上がりが悪くトライを許してしまったが後半から本来の力を発揮し今チーム初の白星を挙げた試合となった。
試合結果
トータル試合結果
35 法大 |
7 | 前半 | 29 | 22 筑波大 |
---|---|---|---|---|
28 | 後半 | 0 |
ポイント詳細
5 | T | 5 |
---|---|---|
5 | G | 2 |
0 | PG | 0 |
0 | DG | 0 |
法大 | 筑波大 |
法政大学スターティングメンバー
No. | ポジション | 選手氏名 | 学部/学年 |
---|---|---|---|
1 | PR | 高橋 悠太 | 社4 |
2 | HO | 草間 栄吾 | 3 |
3 | PR | 浅岡 献掌 | 2 |
4 | LO | 上瀧 宏幸 | 3 |
5 | LO | 栗林 宜正 | 現4 |
6 | FL | 光安 俊貴 | 経4 |
7 | FL | 立石 祐也 | 3 |
8 | NO.8 | 吉岡 耕 | 社4 |
9 | SH | 高城 良太 | 3 |
10 | SO | 玉村 泰之 | 経2 |
11 | WTB | 田中 大喜 | 情4 |
12 | CTB | 原島 知行 | 経4 |
13 | CTB | 高野 裕平 | 社2 |
14 | WTB | 宮田 直樹 | 3 |
15 | FB | 渡邊 拓馬 | 情2 |
開始2分にいきなり先制点を奪われてしまう。何度かボールを運び敵陣に攻め入る場面も見られるが相手のディフェンスに阻まれてしまう。一方法大はディフェンスが思うように機能せずその後も2トライを許してしまう。何とか得点をしたい法大は35分、モールで押し込み初トライ。しかし喜びも束の間、あっという間にボールを運ばれトライを決められると立て続けにノーホイッスルで更に追加点。「前半は法政のラグビーができなくて、気持ちが少し入っていなかった」(栗林)と言うように上手く自分たちの試合にならず、7-29で前半を折り返す。
後半に入ると追い風に立ち法大の反撃が始まった。徐々にボールをキープする時間が増えてくる。法大のラインアウトが失敗したルーズボールを途中出場の加藤(経1)がフォローしてそのままトライ。その後もFWで追加点を決め1点差まで迫まる。37分、渡邊(情2)のトライでついに逆転。宮田修がシンビンとなり一人足りないなか終了間際にゴール手前まで迫られるがなんとか粘り、後半は筑波大に追加点を一点も許さず35-29でノーサイドとなった。
(小林 紗織)
監督・選手のコメント
駒井監督
―今日の試合について
前半は東海戦、天理戦の試合の後遺症がちょっと出たかなと。インサイドをブレイクされないように内側を守って練習したんですけどタックルミスで何回か切り抜けられたところがあったからそこは反省点ですね。後半はそこのところ意識させて風上なので敵陣エリアを取っていこうとして結果的には逆転出来たので良かったと思います。
―初勝利について
まだベストのメンバーで組んでいないからいろんなことを調整しながらやっていて勝ち負けにはこだわっていないんですけど学生の中では勝敗に重みがあるので今日勝ったことでいい方向に流れればいいと思います。
―竹下選手が出場されていませんが
セブンスの試合で肩を痛めてしまったので。
―1年生の活躍について
ハーフ団はちょっと代えてだいぶ前に出るようなアタックとか前半はFWがボール取ってても後ろにボールを戻されててキツいから後半はSOが前に出ることでゲインを越えられるようになった。そこはアタックとしてリズムが良くなったと思います。
―FWについて
今日は前半も後半も悪くないと思うんですけどBKが前半食い込まれるとあれだけボールをキープしているのにも関わらずBKがあれだけやられちゃうとリズムが狂ってしまいますね。
―次回に向けて
課題がまた内側の伝線がまだ出来ていないからそこを少しやるのとブレイクダウンの2番手のサポートも遅いからそこをしっかり修正してやっていきたいと思います。
原島副将
―試合を振り返っていかがですか?
今日は前半は法政のラグビーができなくて、気持ちが少し入っていなかったのですが、後半はハーフタイムの時にディフェンスからっていうことを言ったので。みんなそこは意思統一できて、ディフェンスからしっかり流れを掴めたのではないかなと思いますし、法政のラグビーができたと思います。
―今日はフォワードとバックス、両方からのトライが見られましたが?
フォワードについてはしっかりまとまってモールを押してトライ取れたのですが、バックスはまだ組織でトライ取れていないんで、今度の試合ではライン全体で動いて組織でトライ取ることを意識してやりたいです。
―ではそこが課題になるということですか?
そうですね。ディフェンスからっていうのもあるのですが、法政はやっぱりバックスがトライを取ることが義務だと思うので、それをしっかり練習からやっていきたいと思います。
―今日の試合で一番発揮できた点は?
一人一人のタックルが今日は一番、プレーに出てたんじゃないかなと思います。
―原島さん自身もタックルがかなり決まっていたようですが?
そうですね。そういうことを意識して毎試合やっているので、常に心がけています。
―前回の天理戦から見ていかがですか?
天理も前半がすごく流れが悪かったのですが、後半にみんなディフェンスがよくなってきて、その時に自分は次につながるプレーが見えたなと思ってました。負けはしたんですが、その辺は今日につながったんじゃないかと思います。
―今までやってきて感じたことは?
東海戦であれだけやられて、あれ以下はないので、こっからは成長していくしかないので、その辺は日に日に成長出来てるんじゃないかと思ってます。
―今後に向けて意気込みをお願いします!
今日は勝ったんですけど、この結果に満足せず、今日の勝ちは今日の勝ちで次に切り替えて、しっかりとやっていきたいと思います。
LO栗林
―今日の試合について
前半のディフェンスはあまり良くなかったが、後半いい流れだったと思います。今日勝てて良かったです。
―筑波大について
筑波は一人のタックルは強いですがまとまりとセットプレーでは法政が有利だったと思います。
―練習通りにできましたか
前半悪かったが後半は出来たと思う。
―次の試合についての意気込みをお願いします
後半やったみたいなディフェンスをしたい。チームはディフェンスでできると思うし、完璧などないので次はより完璧に出来るようにしたいですね。
FB渡邊
―今日の試合について
前半たくさん点数取られてしまってそこが後半にあれだけ出来たから前半も良い流れでいけたら良かったなと思いました。
―今回が初勝利でしたね
ずっと負けていたので今日久しぶりの勝ちで嬉しかったです。
―今日は活躍されていましたね
まだ全然…全然キックの処理とかも出来ていないですしキックの蹴り返しも落とし所が悪くてピンチを招いちゃったのでキックをもう少ししっかりするのとディフェンスもタックルがまだあまり出来ていないのでタックルももう少し練習して出来るようにしたいなと思います。
―新チームの様子について
始まったばっかりなのでまだまだ伸びると思うし僕自身も頑張ってチームも強くなれたらいいなと思います。
―次回に向けて
この調子で次回も勝ちたいと思います。
フォトギャラリー
- トライを決めた岡本(社2)(撮影・舟倉 葵)
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