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【バスケ】第64回関東大学バスケットボール選手権 対中大 目標のベスト4入り達成!!

バスケットボール

【バスケ】第64回関東大学バスケットボール選手権  対中大  目標のベスト4入り達成!!

第64回関東大学バスケットボール選手権大会  対中大
2015年5月7日(木)
国立代々木第二体育館

ウィザーズが掲げた「目指すは頂点、最低限ベスト4」という目標の焦点は秋のリーグ戦とインカレに置いている。しかし、このトーナメント戦でももちろん同様のことがいえるだろう。そのベスト4を争う相手は中大。京王電鉄杯でもある程度の実力差を見せつけ勝利した相手だが、中大もここへ来るまでに強豪ともいえる青学大を破り、勢いに乗っていることも確か。油断禁物のこの試合、果たして勝敗の行方は。

1
加藤の突破力と得点力は法大に不可欠な要素だ

試合結果

トータル試合結果

71
法政大学
24 1Q 14 60
中央大学
12 2Q 10
21 3Q 19
14 4Q 17

 

法政大学スターティングメンバー

選手名 学年 学部 身長/体重 ポジション 出身校 得点 リバウンド アシスト
#67 佐藤 翔耶 3 184/78 PG 宇都宮工 7 1 2
#7 藤井 裕太 3 175/65 SG 厚木東 11 2 1
CAP #35 山岸 玲太 4 経営 179/72 福島商 6 4 3
#24 加藤 寿一 4 192/79 法政ニ 16 7 2
#16 沼田 凌 4 190/87 湘南工科大附 21 11 1

法政大学交代選手

選手名

学年

学部 身長/体重 ポジション 出身校 得点 リバウンド アシスト
#8 新沢 亮太 3 経済 182/73 SG 新潟商 0 0 0
#11 中野 広大 3 182/77 土浦日大 6 4 0
#12 柳川 知之 2 192/82 PF 明成 2 1 0
#14 植村 哲也 2 175/74 明成 2 0 0
#15 目黒 翔馬 3 171/72 PG 明成 0 0 0
#23 戸掘 勇吾 2 190/79 PF 國學院久我山 0 2 0

 

戦評

 第1Q。山岸のOFリバウンドからの得点で先制すると佐藤のジャンパー、沼田のドライブなどで得点を重ねていく。前の試合で実力を発揮したDFはこの日も顕在。ほとんどフリーでシュートを打たせず、中大のシュートミスを誘発させる。加藤の絶妙なフェイクからのパスに反応した沼田のレイアップや佐藤の3Pで加点していくと、終了のブザーぎりぎりで藤井が難しい体勢からシュートをねじ込み24-14。最高のスタートを切って第2Qへ。

 第2Q。序盤から沼田がリバウンドで気迫を見せるも得点が停滞。パスを回してシュートチャンスを伺うがなかなかフリーになれない。それでも主将山岸がタイトなDFからボールを奪い、クリアパスファウルをもらうなど執念を見せると、得点が取れない分DFで奮闘し、36-24。わずかにリードを広げて試合を折り返す。

 第3Q。序盤、中大#14鈴木夕介が3連続で3Pを沈め、点差を縮められる。逆転に向け勢いづく中大はオールコートDFで攻撃的な守りをしかけるが、対する法大はそれをうまくかわして速攻に持ち込む。その後も効果的な選手交代で選手をローテーションさせていく。中野のラインから1m程離れた地点からの3Pや5ファウルによるFTで加点していき、さらにリードを広げる。

 第4Q。加藤がミドル、3P、速攻からのレイアップと広いシュートレンジをいかんなく発揮。焦ることなく時間を使っていき、中大に逆転のチャンスを与えない。終盤、中大は逆転への望みをかけてロングシュートを多投し、高確率で決めていくがセーフティリードを築いた法大にとっては痛手にならず。一度もリードを許さない、危なげない試合運びで71-60の勝利。目標であるベスト4へと駒を進めた。

 力を入れて取り組んでいるDFで成果を発揮し、準決勝まで勝ち進んだ法大。決勝をかけた相手は前回大会優勝の東海大となる。王者相手にDFが機能すれば、その力は本物だ。法大ウィザーズの真価が今試される。(今井惇基)

試合後の監督・コーチ・選手のコメント

今井一夫 監督

―ベスト4進出おめでとうございます
ありがとうございます。久々のベスト4です。
 
―今日の試合を振り返っていかがですか
中央さんが青山を食ってくれて、中央はうちとチーム的に似てるので、そういった意味では結構戦いやすい相手でした。最近の練習ゲームではすべて一応勝っていたので、そういった意味でもあいつらにとっても戦いやすかったのかなと思います。
 
―3Qで4点差まで詰められた後のタイムアウトの様子は
向こうのリズムになっているってことは、今までDFのプレッシャーをかけていたのに甘くなっているからだろ、っていう注意をしていましたね。(その原因は)前半終わって13点リードしてたから、心のどこかに油断があったのだと思います。そのところをもう一回引き締めようよって感じでしたね。まあでも試合全体を見たときに、当然うちのリズムのときもあれば向こうのリズムのときもありますから。3Qのあそこで相手のリズムが来たっていうだけですからね。結果的には3Q終わった時点でまたうちの方がきちんとリードできていたので、あそこで慌てずちゃんとできたことは良かったと思います。
 
―今日の試合の入り方について
昨日練習終わったときに、塚本が今日の試合に対する心構えを選手たちに言っていましたね。いつも夜に練習をやってるうちのチームとして、この13:20からのゲームというのは、1番体が動く状態ではない。だからそこから逆算して、一番体が動くように起きて、栄養を取ってとか、そういう細かいところです。あとは、うちは今回代々木での試合が初めてですが、中央は前回青山とここでやっている。アップのときにリングの具合なんかも確認するようにって話をしていました。ずっと勝ってるけれど、決して侮れる相手じゃない、青山を食ってるんだから、ということと、明日も今までやったことをきちっとやれば負けることはないと思うから、という話もありました。試合中の話ですが、3Qで4点差になって、そこから盛り返して10点差くらいにして、また得点が停滞してたときのタイムアウト(4Q残り4:16)で、「お前ら、これ勝ったらベスト4だぞ」っていうのをちゃんと言っていました。もう一回思い出させて、もう一回最後までしっかりやらせてましたね。

 
―法政が強くなった要因として塚本HC参入もありますが、今井監督が培ってきたものもとても大きいと思いますが、その辺りはいかがですか
いや、それはやっぱり沼田寿一山岸の3人が3年間やってきて、最後の年だという思いを持ってチームを引っ張ってくれてるということに尽きるんじゃないかな。俺たちがなんだかんだじゃなくて、やっぱりやるのは選手だし、やっぱり4年生のチームだし、4年生がどれだけ強い気持ちをもって取り組めるのかというところだと思いますからね。プレーで引っ張るタイプ、背中しか見せないタイプ、やたら自分勝手なタイプ、といますけど(笑)それぞれ思いは強いですからね。あいつらに尽きると思いますよ。
 
―交代の指示なども塚本HCが指揮しているのですか
そうですね。あれだけのDFを10分間連続でつかせるのもなかなか難しい。そういったところで疲労とか考えて、早めに交代させて常に全力でDFをやらせるって感覚だと思いますよ。
 
―DFの当たりは強くなりましたがファールは減りましたね
ただついていくんじゃなくて、相手にプレッシャーを与えながらついていくって形ですからね。ボールも取りにいかなくなりましたね。真面目なチーム、いや、より真面目なチームになりました。
 
―東海大戦に向けて
勝ちたいですね。
 
 

塚本清彦ヘッドコーチ

―ベスト4ですね
僕はただ感無量です。選手たちがよく頑張りました。ここまで作り上げてきたのは今井さんなので、僕らは今日は言うことないです。
 
―次戦に向けてお願いします
東海大戦に向けては、なんせ去年のリーグ戦覇者だから、東海が一番強いと思うのでチャレンジ精神で頑張ります。

 

沼田凌

―ベスト4進出おめでとうございます
ありがとうございます。でも、ベスト4には入れたんですけど、試合中もっと集中してできたんじゃないかと思う部分がたくさんあったので、やっぱり突き詰める部分はもっと練習でやっていかなきゃいけないと思いました。

―集中できていなかったところとは
自分がDFのところでもっと激しく当たれる部分でも手を抜いてしまったりして、そういう時に相手に点差を詰められてしまったと思います。チームとしてもOFよりかはDFで相手にプレッシャーをかけたりルーズボールを追うとかそういう部分で集中力が欠けていたかなと思います。

―そんな中でも沼田選手は特にリバウンドで、DFの要としても活躍されていますが
リバウンド取るときは他のみんなは全員敵だと思ってやっているので、その意識で全員が跳んでくれるとチームとしてもリバウンドが取れるようになると思います。リバウンドって意識だと思うので、スクリーンアウトをさぼらないだとか、ちゃんと跳ぶとか、そういうところをひとつひとつさぼらないでやればみんな取れるし、取りに行くことを意識するのではなくて、自分が取れないにしても味方のところにこぼれるかもしれないので、まずはボールに絡みにいくことが大事だと思います。

―試合前に塚本HCから何か言われたことはありましたか
ひとつひとつDFをしっかりやっていくとか、リバウンドのところで集中力が無くなるところが前の試合でもあったからそういう部分は無くしていこうと試合前に言われました。

―ラストイヤーで目標のベスト4進出を果たしたことについて
そんなに気負うことも無かったですし、今が目標というよりかはリーグ戦とかインカレでのベスト4が目標なので、ここは通過点だと思ってます。今はチームを良くしていくステップアップの段階なので、このベスト4はあまり気にしてないです。最終的な結果を意識して頑張っていきたいです。

―終始リードを保った内容となりましたが収穫はありましたか
3Qに詰められてしまったところとか集中力が欠けていた部分を修正しなきゃいけないという課題が見えたということが収穫です。

―東海大との準決勝に向けて
今まで練習でやってきたDFを東海大相手にどれだけできるのかということが大事だと思うので、まずはDFを頑張っていきたいです。

 

加藤寿一

―ベスト4入りしましたが感想をお願いします
本当に入れて嬉しいです。それだけですね。
 
―目標達成ですね
最低限の目標は行けましたが、これで終わりじゃないので。これからどうチームが変わるのかもわからないですが、これは本当に自信に繋がったので、とりあえずそこは良かったですね。
 
―今は今井監督を中心にやってきた3年間で培ったものと塚本HCが新しくやっていることがうまく組み合わさっている感じでしょうか
そうですね。塚本さんが良いものを残してくれているので。「俺の言うことを聞け」とかじゃなくて、法政が元々持っている良いものを残していこうとしてくれているので、すごく今はそれがマッチしていると思います。
 
―1対1の見せ場が多くなりましたが
とりあえず時間がなくなったらお前がいけみたいな感じがありますね。そこが法政の良いものらしいのでそこをすごく使ってくれてます。
 
―最近1対1をしだすと応援席からが声が上がりますが
ありますね(笑)ああいうのを言ってくれたりすると乗れるので。すごくありがたいですね。応援も結構力になっているので、嬉しいです。
 
―最近のコンディションは
今勝ち進めているので休めるじゃないですか。なのでみんなコンディションは良いと思います。例年に比べたらけが人も少ないですし。
 
―東海大戦に向けて
自分たちが今どこにいるのかというのがわかる、すごく大事な試合になってくるので、屈するんじゃなくて、やってやるぞという気持ちで頑張っていきたいです。

 

 

藤井裕太

―相手にリードさせず、終始有利な展開での勝利でしたが、試合を終えて一言お願いします
京王電鉄杯で勝っていて、勝てない相手ではないと思っていたので、いつも練習してるディフェンスだけはしっかりやって、良いゲームができたと思います。
 
―自身のプレイを振り返って
点数とかそういう活躍はできなかったんですけど、ディフェンスをしっかり頑張れたので良かったと思います。
 
―ガードの選手がリバウンドに積極的に絡んでいることについて
今はインサイドが少ないので、ガードもリバウンドに行かなきゃいけないと思っています。
 
―後半沼田選手にボールを集めていたことについて、コーチから指示等はありましたか
やっぱりあそこにアドバンテージがあるので、そこは使っていこうと思って。
 
―相手の3Pが連続で入った時間帯がありましたが、こういう場面はチームとしてまず何を第一に考えますか
もう一回ディフェンスから、というのを意識してやりました。
 
―東海戦に向けて一言
格上ではありますけど、自分たちのできることをしっかりやって、またディフェンスからがんばっていきたいと思います。
 

クローズアップ番外編

 本日は選手ではなく、ウィザーズを日々支えるマネージャーのお二人にお話を伺いました!

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今林万梨耶 主務(2年生・経営学部・法政女子高校出身、写真は右)

―ベスト4になった感想をお願いします
運が良かったのもありますけど、選手の頑張りですね。本当に。スタートで出ている人の自主練だったり、成長の賜物だったりすると思います。(中野)広大さんとか、最近の塚本さんが入ってきてからの新しい体制になった練習でDFのレベルとか上がっているのがよくわかりますが、広大さんだけじゃなく、個々の実力が上がってきているのが目に見えたトーナメント戦だなと。練習の成果がしっかり出ているなと思いました。
 
―今日も良い試合でしたね
本当にみんなの実力で勝ったっていう感じがありますよね。塚本さんもメンタルコントロールが上手なので、士気も自分たちでも上げているけれど、塚本さんもうまくそこを引き出せているなと思っています。電鉄杯のときはまだチーム全体として慣れない感じがあったんですけど、今はもう慣れてきているというか、全員がちゃんと目標に向かってできているなという感じです
 
―塚本HCに変わって
塚本さん基本スタッフはスタッフ、選手は選手と分けていて、スタッフはスタッフで仲良くというか、チームワークみたいなものがあります。求められていることは、できるだけやろうと思います。これからたぶんもっと要求されることも増えると思いますが、塚本さんにもですし、選手全員にできる限り尽くしていきたいです。
 
―マネージャーになったきっかけは
私は沙映がいたことだけですね。沙映が大学バスケを一緒に見に行こうって誘ってくれて、見に来た試合がちょうど入れ替え戦で(2013年度入れ替え戦の対大東文化大)。私たち高校で好きなことは思う存分やったので、大学生活は熱くなろうと思って。やりがいのある大学生活にしようと思ったのもあるし、大学バスケの魅力を沙映が教えてくれて、そこからやりたいって思いました。マネージャーって人の役に立てるから、そういうのもきちんと学んでいきたいなと。大変なこともいっぱいありますけど、二人いるので一緒に頑張っていきます。
 
―マネージャーとして嬉しかったことは
やっぱり勝ったときですね。今日みたいに。それをみんなで分かち合ってる瞬間が一番嬉しいなと思います。あとは、選手が陰で頑張っているのを見て、それが試合に出て成功したときは嬉しいですね。
 
―逆に苦労したことはなんですか
選手はレベル高いところでやってきた人ばかりで、私はそんなにバスケのことわからないし、価値観が違うというか、私じゃわかってあげられないことがあったり、掛けてあげる言葉が見つからないことがあったり、どうやってサポートすればいいのかわからないことがあります。
 
―副務の内藤さんが9月に留学してしまいますが不安はありますか
不安しかないです。二人で分けて仕事やっていたので…私はあまり完璧主義者とかではないですけど、やれるだけやり切りたいと思っています。仕事をしっかりやり切って、今年の4年生を送り出したいです。沙映が留学に行ったときは、バスケ部のことを気にしないってことはできないと思うんですけど、それはそれで別の勉強なので、そっちはそっちで頑張ってきて欲しいと思います。留学中はきっとあまり連絡も取れないと思うので事前準備はしっかりしておきたいです。後輩も欲しいですね。今はまだ良いんですけど、私たちがいなくなったときが…すぐに引き継げるものでもないので。
 
―去年の引き継ぎは大変でしたか
1年間やることがたくさんあって、知らないことが多かったので大変でした。私が入ったときには想像つかないくらいマネージャーって仕事がいっぱいあって、本当に(芝)冴理さんはすごかったなと思います。冴理さんが完璧過ぎて比べられることも多いと思うんですけど、沙映がいるので、二人でできる限りやれたら良いと思います。
 
―バスケ部はマネージャーと選手が仲良いですね
この代って後輩のマネージャーが入ってきたのが初めての代なので、私たちがおどおどしてるときに遊びに誘ってくれたりしました。チーム馴染むという意味ではみんな優しくしてくれたので、そういうところですかね。
 
―次は東海大戦ですが、マネージャーとしての意気込みは
東海はゆくゆくは勝つ相手なので、ちょっとでも掴めるところがあれば、今までやってたようなゲームにはならないと思います。選手も言ってたと思うんですけど、去年とは違う法政なので、みんなが頑張れるようにサポートしたいです。
 

 

内藤紗映 副務(2年生・国際文学部・法政女子高校出身、写真は左)

―ベスト4になった感想をお願いします
新しい体制になってまだ1ヶ月ちょいなんですけど、マネージャーから見てても、試合でDFの意識がすごい変わったなと思っています。前の法政とはちょっと変わりましたね。練習での結果が少しずつで出ているなと思います。あと、チーム全員で戦っている感じが見ていて伝わってくるようになりました。応援席からもベンチからも、全員で声を出していたり、ベンチにいるほとんどの選手が試合に出るようになったりで、チームの一体感がより出てきました。
 
―普段の練習の雰囲気は
前よりも練習中から声が出るようになって、活気があります。塚本さんからも「元気元気」って選手に言っているので、選手も意識して出すようにしていますね。DFはフットワークなどが多いんですけど、みんなで盛り上げてやってますね。
 
―マネージャーとして嬉しいときはどんなときですか
それはほんとに、勝ってくれたときです。ただ勝つんじゃなくて、昨日の早稲田戦とか今日の中央戦みたいに最後までみんなが盛り上げて、チームで戦い抜いて勝ったときが一番嬉しいです。法政は結構ダラダラ勝っちゃうときもありますよね。良いことなんですけど。そうではなく、今日おとといみたいな試合は楽しかったし、みんなが楽しそうに試合をやっていたのでそれを見ると、ああ良かったなと思います。
 
―今のチームを見てマネージャーとして感じることは
練習が変わって、選手たちはすごく頑張っているので、そこで自分がマネージャーとしてどう貢献できるか考えています。塚本さんたちも来て、チームの仕事だけじゃなく、スタッフの右腕というか、そっちも支えられるようなマネージャーにもなりたいと思って頑張っています。
 
―お二人で役割分担をされていますがどう割り振っているのですか
試合中は、万梨耶がチームでスタッツとかつけてくれてて、後は練習の指示とかをやってくれているので、私がボトルとか氷作ったりとかで分担してやってます。
 
―主務副務のわけ方は
万梨耶がしっかりしてるのもあるんですけど、私が今年のリーグ戦の途中から留学でいなくなっちゃうのでそういう風にしました(法政大学国際文化学部は全員が2年次に留学するスタディ・アブロードプログラムというものがある)。
 
―それはいつ頃なんでしょうか
9月のちょうどリーグ戦1周終わったくらいですね。もう今の4年生がオールジャパンに出たとしても、帰国が認められていなくて私は帰ってこれないので、そこでお別れになっちゃいます。4年生と公式戦で一緒に戦えるのがこのトーナメントとリーグ戦の1周目だけになってしまうので、そこで目標の「目指すは頂点、最低限ベスト4」はどうなるのかなと思ってたんですけど、なんとトーナメントでベスト4入ってくれたのですごく嬉しいです!最後までいられないので、練習のキツくなる夏休みなど、そこでなんとか貢献できるように頑張りたいと思います。
 
―バスケ部は他部活に比べてマネージャーと選手の距離が近いように感じますが
私たちは上の代がいなかったっていうのもあって、去年いた(田宮)開さんとか、先輩たちがすごく積極的に話しかけてくれるし、仕事を頼んでくれるとそこで接点ができるので、私たちが、というよりはチームのみんなが構ってくれているからだと思います。去年は、いきなり何にも知らないマネージャーが二人入って、トーナメントとか試合がすぐ始まっちゃって、仕事も全然わからなくて大変でした。でも逆に選手がとても歓迎してくれて、本当に良い部活だなと思いました。なので、本当に後輩マネージャーが欲しいです。
 
―お二人は出身高校も同じですが、昔から仲も良かったのですか
高校のときは、バスケを一緒に見に行っていたんです。私は結構一人で見に行ってたりしたんですけど、万梨耶も中学はバスケ部で、バスケを見たいって言ってるのを聞いて、神奈川の高校バスケをよく見に行ってました。親が神奈川の高校の顧問をやっていたのもあって。
 
―マネージャーになったきっかけは
大学バスケもたまに行ってたのですが、法政が付属なので、たまたま入れ替え戦を見に行ったら1部に上がったんです。マネージャーがそのとき4年生しかいないのも知っていて、色々調べたらマネージャー募集していることもわかっていました。他の試合を2人で見に行ったときに当時のマネージャーの冴理さんがちょうどいて、直接話を聞きに行って、色々教えてくれて、そこでやりたいなと思って。
 
―バスケ大好きなんですね
親の影響はありますね。ウィンターカップとかも1週間丸々行ったりしていて。すごく好きです。前までは自分のチームとかなく見てたけど、今は自分もチームに入れてもらっているこの状況で応援できるのは幸せですね。練習から見てられるって。楽しいです。
 
 
 

お二人ともありがとうございました!

フォトギャラリー

  • 1加藤の突破力と得点力は法大に不可欠な要素だ
  • 3山岸の献身的なプレーがチームの流れを呼び込む
  • 2この試合、ダブルダブルを達成した沼田
  • 4OFの起点となるのは佐藤
  • 5藤井はさらにDFを頑張る選手になったといえるだろう
  • 7中野は3Pだけではない。昨年苦手とコメントしていたDFも確実に力をつけている。
  • 11短い出場時間でリバウンドを頑張った「法政のマイケル・ジョーダン」戸掘。
  • 86年ぶりのベスト4進出だ!(竹内悠貴)

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