【スキー】第90回全日本学生選手権大会 4日目 男子1部SL 蔦が2年連続となる入賞!
秩父宮杯・宮妃杯 第90回全日本学生選手権大会 4日目
2017年2月23日(木)
大鰐温泉スキー場
インカレもいよいよ後半戦に突入。4日目となる今日は男子SLに6人の選手が出場。エース・蔦がこの種目2年連続、今大会2種目目となる入賞。同じく入賞が期待された塩入は惜しくも11位となった。
試合結果
男子1部SL
順位 | 選手名(学部・学年) | 一本目 | 二本目 | 総合結果 |
---|---|---|---|---|
9位 | 蔦有輝(経2) | 53.38 | 45.73 | 1:39.11 |
11位 | 塩入資(社1) | 53.28 | 46.30 | 1:39.58 |
33位 | 伊藤健介(社2) | 55.05 | 48.10 | 1:43.15 |
39位 | 中島秀斗(経2) | 55.10 | 49.00 | 1:44.10 |
DNF | 園部竜也(1) | - | - | - |
DNF | 齋藤喬太(社3) | 54.68 | - | - |
戦評
男子1部SL
まさかの無得点から一夜。4日目となる今日は、男子のSLが行われた。法大からは蔦、伊藤、中島、園部、齋藤、塩入の6人が出場した。
一本目、スーパールーキー塩入が53.28で7位に食い込むと、エースの蔦も状況が悪い中10位に付ける。園部が惜しくもDNFとなるも、伊藤、中島、齋藤も揃って二本目へ。
二本目、攻めの滑りを見せたのが蔦。しっかりと最後まで滑り切り、チーム内最高となる9位入賞。2年連続の入賞となった。
塩入は連続入賞とはならなかったものの、11位と1年生ながら堂々の滑りを披露した。
蔦は攻めの滑りで入賞をもぎ取った
今日の男子1部SLでは、蔦が2年連続で入賞と力を示した。いい流れのまま、女子1部SLでも好記録を狙いたい。昨日の悔しさを晴らし、表彰台獲得と行きたいところだ。
男子1部クロスカントリーのリレーでは、法大のチーム力を生かし、引退レースとなる4年生にはなむけができるか。
いよいよインカレも明日を残すのみ。泣いても笑っても明日が最終日。悔いの残らないレースを期待したい。
選手コメント
蔦有輝
―今日のレースを振り返って
1本目はスタート順が悪くて、バーンも結構湿ってる感じだったんです。荒れるということは分かってたんですけど、自分の中でもちょっと攻めきれずに悔しい結果になってしまいました。でも2本目はもう突っ込んでいくしかないと思ったんですけど、攻めた結果ですね。
―チームは昨日無得点ということで、得点に対するプレッシャーはありましたか
昨日はちょっと雰囲気が悪かったので、今日なんとか自分が入賞して、雰囲気を変えようとは思いました。
―1本目のあと、監督からは
ああいう状況だったから、仕方ないと。
―9位という結果について
全然満足してないですね。チームとして得点は取れたのでそこに関しては良かったのかなと思います。
―後輩である塩入選手について
ナショナルチームで塩入は動いているので。いろいろ吸収できることもありますし、うまいので。これからも吸収できるところはしていきたいですね。
―来年以降の目標は
インカレだけじゃなくてコンスタントに上位に食い込んでいけるような選手になりたいです。
―来季に向けて
来季のインカレではしっかりチームとして上位争いができるようになっていきたいです。
塩入資
―今日のレースを振り返って
イメージでは1本目で(順位を)6,7番あたりで終えてタイム差が1秒以内、コンマ5秒差で終えたかったんですけど、ちょっとタイム差が付きすぎてしまってそれで2本目で力んでしまいましたね。
―2本目の時点で1秒5の差でしたが、どう滑ろうと思いましたか
後ろもタイム差が詰まっていたので行くしかないなと思っていたんですけど、それが逆に空回りしてしまって。雪質も柔らかいしそれに合わせて滑らないといけないんですけど、埋まるというかうまく滑られなかったですね。
―今年のインカレを総括すると
いつものFISとは違って、学校対抗なので自分だけで戦っているときよりもプレッシャーがあるなと思いました。
―インカレでの課題と収穫は
いつも柔らかい雪質でやられているんですけど、2本目でしっかり行こうという気持ちが空回りしてしまったので、課題でもあり力まずにいつもの滑りをすれば上位に入れると思うので、収穫でもあったと思います。
―これからの意気込みを最後に一言
今シーズンは調子がいいので、全日本選手権とファーイーストカップで結果を残せるように頑張ります。
フォトギャラリー
- 蔦が法大にポイントをもたらした
- 1本目は雪が降る中で行われた
- 塩入は惜しくも入賞ならず
- 今後が期待される塩入
- 伊藤は2本目で順位を上げてゴールした
- 中島は危なげない滑りで完走した
- 齋藤は2本目をミスし完走はできなかった
- 蔦は9位入賞で賞状を受け取った