【バスケ】第94回関東大学2部リーグ戦 対東洋大 僅差で終えた前半から、最終的には16点差を付けて快勝! 2巡目の好スタートを切る!!
台風の影響で2巡目の第1試合が延期となってから一週間、この試合が二巡目の1戦目となった。相手の守備に、思うように展開できない前半を切り抜け、終わってみれば16点差で快勝。目標とする1部昇格に向け、リーグ戦後半の好スタートを切った。
試合結果
トータル試合結果
81 法政大学 |
18 | 1Q | 17 | 65 東洋大学 |
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17 | 2Q | 13 | ||
23 | 3Q | 18 | ||
23 | 4Q | 17 |
法政大学スターティングメンバー
選手名 | 身長/体重 | ポジション | 出身校 | 得点 | リバウンド | アシスト |
---|---|---|---|---|---|---|
#30 水野幹太(営2) | 184/78 | PG | 福島南 | 12 | 2 | 3 |
#5 玉城啓太(法4) | 175/65 | SG | 京北 | 6 | 0 | 4 |
#34 濱田裕太郎(文2) | 186/75 | SG | 育英 | 8 | 1 | 4 |
#15 米山滉人(営3) | 194/85 | PF | 湘南工科大附 | 7 | 12 | 0 |
#24 鈴木悠介(法3) | 198/95 | C | 洛南 | 14 | 3 | 1 |
法政大学交代選手
選手名 | 身長/体重 | ポジション | 出身校 | 得点 | リバウンド | アシスト |
---|---|---|---|---|---|---|
#6 中村太地(法3) | 191/80 | PG | 福岡大大濠 | 16 | 0 | 2 |
#12 千代虎央太(法2) | 188/83 | SF | 光泉 | 2 | 0 | 0 |
#31 戸井堅士朗(営2) | 196/86 | C | 法政二 | 14 | 6 | 0 |
#33 茨城博晃(法3) | 195/90 | SF | 京北 | 0 | 1 | 0 |
#51 金本一真(文1) | 182/79 | SF | 光泉 | 0 | 0 | 0 |
#14 小野怜史(文1) | 186/71 | G | 法政二 | 2 | 0 | 0 |
戦評
昇格へ向け2位をキープする法大は東洋大との一戦に臨んだ。
前回の対戦では17点差の快勝を収めた相手だけに、今日も立ち上がりからリードを広げて試合を優位に進めたい法大。しかし、#30水野幹太(営2)や#6中村太地(法3)などガード陣を中心に攻撃の糸口を探すも、相手チームの厳しい守備の前に、なかなかペースをつかめない。それでも第1Qを1点リードで終えると、第2Qでもじわじわと点差を広げ、結局35-30と5点リードで試合を折り返す。第3Q序盤、中村が2本連続で3Pシュートを沈めたのをきっかけに流れをつかむ。その後は水野や中村、#31戸井堅士朗(営2)などが着実に得点を重ね、第4Q終盤には一時21点差までリードを広げる。中村がチームトップの16得点、#15米山滉人(営3)が両チームトップの12リバウンドなど、体を張ったプレーで相手を圧倒して見せた。前半は相手の守備の前に苦しんだ法大だったが、終わってみれば16点差の快勝と危なげなく勝利を収めた。(片山和貴)
監督・選手コメント
佐藤俊二監督
―試合を振り返って
前半は競っていたけど、後半は対応してうまく勝てて良かったです。
―反省点は
毎試合そうですが、とにかく余計なことをしないというか。さらに上を目指していくためには、ゴール下などは特に、決めるべきシュートは決めていかないとなりません。なので、そういう単純なミスを減らしていかないといけないですね。
―フィジカルの強い試合でした
相手のフィジカルに負けないようにやっていくしかないですし、うちの選手も負けずにあたれていたので、そこは継続してやってもらいたいです。
―東洋大とは2回目の対戦となりました
東洋はこのリーグ戦の中でかなり成長しているチームですが、今までやっていたゾーンも、学生がかなり分析してやってくれていたので、それが功を奏して、よく対処できたと思います。目標としている1部昇格に向けて、1点でも20点でも勝ちを積み重ねていくことが大事なので。うまく繋げたかと思います。
―3連戦はこのリーグでは初めてかと思いますが、体力面はどうでしょうか
選手の個人差もありますが、タイムシェアをして、今日の試合も最後はでずっぱりだった選手を下げられる展開にもなったので。とりあえずは次戦を乗りきって、勝っていきたいと思います。
―次戦に向けて
1戦目もかなり競っていましたし、フィジカルも気持ちも強いチームなので、それに負けないようにしたいと思います。
鈴木悠介(法3)
―今日の試合を振り返って
東洋大は最近形になってきて勝ち数も上がってきて警戒してたんですけど、思ってた以上に点数が離れて今日は内容的にも法政悪くなかったので3連戦の最後の明日に繋がったんじゃないかと思います。
―東洋大の印象は前回と違っていたそうですね
監督がやろうとしてたことが形になっているなと思っていたんですけど、今日やってみてまだ未完成なのかなと思いました。でも法政の攻めをちゃんとやれば勝てると思いました。
―相手のゾーンディフェンスの対策は
今週の練習でやってきたのでそれが形に現れたんじゃないかと思います。
―前半点差が開かなかった原因は
ゾーンディフェンスにやられたわけではないんですけど、こっちのシュートも入らなかったこともあったりパスばっかり回して攻撃が少なかったんじゃないかなと思います。でも後半はその逆でディフェンスから速攻でゾーン組まれる前に攻めるという形が多かったです。法政はディフェンスからの速攻が中心なのでそれが形に出たから後半は点数が開いたんじゃないかなと思います。
―試合中意識していたことは
ディフェンスとあとは自分のボールをもらう位置とかタイミングとか色んなことがありますけど、第一は相手に勝つということです。
―次の試合に向けてお願いします
明日は慶應義塾大で国士舘大に勝って勢いもあると思うしディフェンスとかリバウンドをちゃんとしてくるチームなので、勢いにのらせないようにちゃんとやれば点差も開くと思うので法政のいい形が出ればいいなと思います。
米山滉人(営3)
―今日の試合を振り返って
最初ちょっとプレスかけられた部分でごたごたとした部分があったんですけど、後半はしっかり修正して、明日につながるいい勝ち方ができたんじゃないかなと思います。
―東洋大の印象は
特別に意識するということもなく、自分たちのいつもやっていることを信じてプレーして、ディフェンスも機能すれば守れるというのもあったので、練習通りやることを意識しました。
―2位でリーグ戦を折り返しました
このままいけば2位で行けますし、順調にいけばインカレが見えてくるので、そろそろインカレにも照準を当てて勝ち方を考えてプレーしないといけない時期に入ってきたと思います。
―後半リードを広げた要因は
リバウンドがしっかり取れるようになったっていうのと、そこでみんなのシュートがしっかり決まりだして、チームのディフェンスも機能したっていうのが要因かなと思います。
―今日は非常に長いプレイタイムでした
リバウンドそこそこ取れたのと、あとはもうちょっと得点に絡む部分ができればよかったかなと思いますけど、そこまで悪いプレーじゃなかったと思うので、どんどん精度を上げて明日の試合も今日よりいいプレーをしっかり心がけてやろうと思います。
―今後の意気込みを
2部を相手にするのではなくて、来年の1部を相手にするのを目標にプレーしていこうかなと思います。
フォトギャラリー
- 長いプレータイムの中、抜群のリバウンド力を見せた米山
- 当たり負けしない屈強なフィジカルでチームを支えた鈴木悠
- 中村はこの試合、チーム最多の16得点を挙げた
- 縦横無尽にコートを駆け、プレーでもチームを鼓舞する水野
- ゴール下の攻防に欠かせない戸井
- 短いプレータイムながら、きっちり得点した小野怜