2021年度秋季関東大学男子2部リーグ戦
2021年10月17日(土)
対 大東文化大
ここまで負けなし6連勝と流れに乗っていた法大。しかし、持ち味の攻撃力を生かし切ることができず、大東文化大に0-3のストレート負けを喫した。
試合結果
トータル試合結果
0
法 大 |
19 | 1セット | 25 | 3
大東文化大 |
---|---|---|---|---|
21 | 2セット | 25 | ||
23 | 3セット | 25 |
法大スターティングメンバー
背番号 | 選手名 | ポジション |
---|---|---|
1 | 緒方 悠大(法4) | MB |
7 | 持田 恒希(営3) | WS |
8 | 時田 晃佑(法3) | WS |
15 | 安部 翔維斗(法2) | WS |
17 | 中田 拓斗(営2) | S |
19 | 伊藤 貴将(文1) | MB |
12 | 森山陸人(営3) | L |
24 | 武田絢太郎(法1) | L |
途中出場選手
背番号 | 選手名 |
---|---|
2 | 佐藤 真和(法4) |
13 | 山本帯刀(法3) |
23 | 三谷 浩太郎(営1) |
戦評
前日の桜美林大戦をストレート勝ちで決めた法大。今試合の相手は、昨リーグで3位の大東大。1部昇格を果たすため、負けられない試合となった。
第1セット、持田恒希(営3)のスパイクにより先制すると、勢いそのまま4連続得点を決める。この勢いのまま試合を運ぶかと思われたが、相手の強烈なスパイクにミスを重ねるなど、得点を奪われ、シーソーゲームに。13-12でセットを折り返した。後半には、頑丈なブロックを前に、スパイクを決められず、流れを奪われてしまい、6連続得点を許す場面も。その後、時田晃佑(法3)のスパイクなどで反撃するも、連続得点を決めることができず、19-25で第一セットを落とす。
続く第2セットも点の取り合いに。緒方悠大(法4)の速攻などにより、点を重ね優位に試合を運び、13-10で折り返す。しかし、後半には相手にサービスエースを決められるなど、連続で得点を決められ流れをつかみきることができず。その後も強敵相手に善戦するも、21-25で第2セットも落としてしまう。
勝利のため、絶対に落とすことができない第3セット、序盤から連続でスパイクを決められるなど劣勢に。しかし、法大はここで諦めることはなかった。山本帯刀(文2)のサービスエースなどで反撃し、接戦に持ち込み、12-13でセットを折り返す。
シーソーゲームの中、4連続得点を決めるなど、健闘するも、あと一歩及ばず23-25でストレート負けを喫した。
次戦は難敵慶大との対戦となる。1部昇格に向け、一戦も落とすことができない法大にとって大一番となること間違いないだろう。
(取材:東夏紀、春名結衣)
選手コメント
- 緒方悠大(4年、センター)
不安点として、調子の波や詰めの甘さがあがっていましたが、今回その点が出た試合になってしまいました。出だしからキャッチの乱れ、サーブミスが重なり自分らの持ち味である攻撃に繋がる事ができなかった結果、常に相手にリードされ続ける展開だったと思います。
僕はセンターであるため、直接プレーに関わることは少ないのですが、もっとやりやすいようにコミュニケーションを取れればよかったです。また今回、個人の課題として、キャッチがなかなかセッターに返らなかった時ブロックでの活躍を増やしたいと思いました。元々監督からも指摘されていましたが、やはり攻撃回数を増やすためにもワンタッチを果敢に取りに行く、あわよくばポイントを取るプレーを出せれば、もっと点を取ることに繋がると思います。
課題点は沢山ありますが、やはり僕たちの持ち味は攻撃だと思うので、リードされたとしても、果敢に攻めるプレーをしていきたいです。試合を振り返っても、どの子もパワーはあると思います。今回は負けてしまいましたが、来週には慶應、武大との試合も控えているので、チーム一つになりボールを繋いでどうにか攻撃にもっていき、法政らしいバレーを見せられるように、来週からより気を引き締めて練習に取り組んでいきたいです。
- 佐藤真和(4年、セッター)
勝たなければいけない相手に負けたので良かった点は特にないと思います。
僕も含め、サイドスパイカーのレセプションの返球率を高める事とスパイカーが最後に打ち切る事が課題だと感じました。 大事な場面でフェイントで逃げる事が多く、相手にチャンスを与える事が多かったので、しっかり点数を取れるようにします。
今後の試合で通用するように 個人のサーブとレセプションの強化をしていきます。 もう負けられない状況ですので、 チーム全員で残りの全試合勝ちにいきます。
- 森山陸人(3年、リベロ)
サーブがよく相手を崩せていたことや、ブロックポイントやポイントにならなくても相手の攻撃を封じる試合展開がで切ることが多くなったというところが良い点だと思います。 課題はサーバレシーブが乱れていることが多かったため、もっと安定させることです。また、ブロックで相手の攻撃をとめられている時もあったが、相手が強くなるごとにブロックの本数も少なくなっていたり、ワンタッチで飛ばされてしまったりしていたため、ブロックの形などを修正していくことや、自チームの攻撃面でも相手のブロックにワンタッチを取られて切り返されることが多かったため、ブロックがあっても決めきれるような打ち方を練習するなどの課題がありました。 今後、特に強化していきたい点では負けている時や接戦の時でも動揺したら焦らず、いつもと変わらないプレーをチーム全体ができるようにすることや誰かが不調の時があっても代わりがいるなどといった層の厚さを重視していきたいと思います。 次戦への意気込みは、大東文化大学には負けてしまったんですが、あと残りの4試合をストレートで勝利することができればまだ一部に上がれる可能性はあるので、全部ストレートで勝つ気で大東文化大学戦の負けを良い経験と捉え頑張っていきたいと思います。