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【バスケットボール】東京六大学バスケットボールリーグ戦 対早大 昨季のリベンジならずも新戦力が台頭!

第19回東京六大学バスケットボールリーグ戦 対早稲田大学
2025年3月20日(木)
明治大学和泉キャンパス総合体育館

▼試合結果

⚫️法大 51{13-23、9-21、20-22、9-19}85 早大⚪️

▼スターティングメンバー

#7 本山遼樹(法4=福大大濠)、#12 伊藤舷人(法1=法政第二)、#14 佐藤正樹(社4=法政第二)、#18 八重沢連(法3=八王子学園八王子)、#75 柳田大斗(営4=國學院久我山)

戦評

早大とは昨季のオータムリーグで悔しい敗戦をしている。リベンジを果たすべく臨んだ法大だったが、第1Qから苦戦を強いられる。まずは、#75 柳田が連続で得点を重ね、その後も#77 住吉 大和(営3=中部第一)の3Pが決まるも、早大も果敢に応戦しスタートは両者互角な展開に。しかし、第1Q残り4分を過ぎてから、早大の #4 城戸賢心を中心とした激しいプレッシャーのディフェンスで、ボールを運ぶのが苦しくなりターンオーバーを連発してしまう。法大は早めの判断でタイムアウトを要求。タイムアウト明けは、#31 西海土 成嘉(法1=北陸学院)がドライブで切り込み、苦しい体勢からも得点をもぎとる活躍をみせたが、このQは13-23の10点差で終える。

続く第2Qは、#31 西海土と#8 野田 凌吾(国文1=藤枝明誠)の新1年生が攻守に渡って奮闘する。同じく新1年生である#91 オディギェ プレシャス 恵(法1=湘南工科大附属)のぬかりないディフェンスもあり、24秒オーバータイムを相手から誘発する場面もあったが、攻撃の部分ではなかなか得点に結びつかない時間が続く。対して早大は、早いテンポかつ高いシュート率で次々と得点を重ねていく。法大はタイムアウトをとり挽回を図るも、前半は22-44のダブルスコアで終える。

▲#8 野田

点差を縮め、逆転を狙いたい第3Qは、#12 伊藤の3P、#75 柳田のゴール下と連続でオフェンスを成功させる。加えて、相手の速いペースに負けじとリバウンドからの速攻で点を決めることができた。しかし、早大 #77 松本に第3Qだけで3本の3Pを許してしまい、点差を縮めることができない。法大は相手のプレッシャーを感じながら、ゴール下で苦しい形でのシュートが続き、流れを持ってくることができないまま第4Qへ。

第4Qも、早大の勢いを止めることができない。早大は、3Pだけでなくインサイドでも得点を重ねるなど、多岐にわたる攻撃で法大を圧倒した。法大も、#2 首藤 怜(文3=仙台大明成)がディフェンスリバウンドからシュートまで1人でこなしてファウルをもらう場面や、#18 八重沢のバスケットカウントなどで会場が沸きあがるプレーがあった。しかし、攻守ともに早大には及ばず、結果的には51-85で敗北。昨季のリベンジとはならなかったものの、主力選手を欠く中で、学年関係なく満身創痍で闘い、チームの団結を強くした試合となった。

(記事:寺地愛歩、撮影:紺野真帆)

選手インタビュー

#14 佐藤正樹(社4=法政第二)

ー東大戦、早大戦を振り返って

今日の1試合目(東大戦)は、東京六大学リーグの1試合目ということで、チームとして引き締めた空気で入るということを意識していました。最初、自分たちはあまり点数が入らず、向こうのシュートがすごく入る状況で、点差的には五分五分、なんなら少し負けてるぐらいでした。ですが、そこで自分たちのバスケットボール、自分たちのオフェンス、ディフェンスを点差気にせずに続けたことで、最後には勝つことができました。自分たちが変に崩れなかったというのは、良かったポイントとしてあります。

2試合目の早稲田大学はやはり強いですし、ディフェンスも強度が高くてクリーンなディフェンスをしてきます。それに対して、自分たちが今、新しいオフェンスのシステムを導入して、粘度の高いバスケットオフェンスしようと練習しているので、負けてはしまったのですが、すごくいい練習相手というか、プラスに捉えたい試合になりました。点差は離れてしまいましたが、変に下向かず、気にせず残りの2日間の試合頑張りたいです。

ーこの東京六大学リーグ戦をどのような意識で臨んでいるか

もちろん残りの2日間、全試合勝ちにこだわりたいとチームとしては思ってます。あと、この六大学リーグは、5人くらい主力で出てる人たちがけがでいないので、メンバーが揃ってないというのはあります。ですが、それと同時に新しく入ってきた1年生の出番が増えてきていて、今日も新1年生たちがすごく頑張っていたと思います。そこで少し盛り上がり、拍手とかが起こったと思うのですが、もっと1年生が活躍した時にチームとして、先輩として、「お前らよくやったぞ」っていうのを伝えていきたいです。残りの2日間は、先輩も後輩も4学年一致団結して六大学リーグを戦い、チームとしてさらに成長したいです。

ーキャプテンになっての心境

キャプテンになって、今年こそは1部昇格という目標を必ず達成したい、結果にこだわりたいというのが1番念頭にあります。それに従った行動や姿勢をチームのみんなに示し続けなくてはいけないというのが、僕の心構えとしてあります。

そして、僕は明るい性格で、みんなのおかげではありますが、全員と仲良くしてもらっています。この明るさを強みに、チームメイト全員との繋がりをさらに深くしていきたいです。チームが負けたり、へこんでいる時も、自分の明るさや築き上げた信頼関係を活かして、自分の発信でどんどん明るい雰囲気に変えていきたいです。明るいチームにしようっていうことをキャプテンとして意識しています。

ースプリングトーナメントに向けて意気込み

スプリングトーナメントは結果としてはベスト8が目標です。最初の試合の次か、次の次で1部のチームと戦うと思うのですが、そこで勝ち切るっていうのが目標としてあります。チームとしてはスプリングトーナメントまで、まだ時間があるので六大学リーグが終わってから、練習試合を積み重ねて、さらに日頃の練習の質を高めて、チームとしてレベルアップして、スプリングトーナメントで1度チームの状態をピークまで持っていきたいです。

ーファンの皆様へ一言

何よりいつもたくさんの応援ありがとうございます。とても感謝しています。今年は1部昇格という結果にこだわって毎日切磋琢磨して仲間たちと頑張っているので、皆さんの期待に応えられるように、法政大学の名に恥じないように、皆さんのためにプレーして必ず目標達成したいと思ってます。これからも応援よろしくお願いします。

▲#14 佐藤

#2 首藤怜(文3=仙台大明成)

ー東大戦と早大戦の2試合を振り返って

1試合目(東大戦)は入りから緩い感じになってしまったんですけど、下級生とかあまり試合に出ていない人たちが頑張って勝利に繋がったことが良かったなと思いました。

2試合目(早大戦)は結果としては負けてしまったんですけど、自分は2年間試合にあまり出れていなかったので良い経験になったのと、チームとしてもっとステップアップしなければいけないと思いました。負けはしたんですけど良い試合だったと思います。

ー個人のプレーを振り返って

これまで出場機会が限られていたため経験が少ないのですが、その中で自分がまずできることをしっかりやって、その積み重ねで今回プレイタイムを獲得できたかなと感じています。自分たちのチームの最終目標は1部に昇格することで、自分もそれに貢献したいので、この期間でたくさん経験して成長できたらなと思います。

ー新チームの雰囲気

オフコートではみんな明るくて、練習になると四年生が締まりのある雰囲気を作ってくれて、オンオフの切り替えがしっかりできているなと感じています。自分的にもやりやすいですし、チームとしても頑張ろうという意識が芽生えていて良いと思います。

ー東京六大学リーグ戦にどのような目標や意識で臨んでいるか

チームとしては勝つこと、個人としてはインサイド陣の層が去年より少し薄くなってしまったので、自分が頑張らなければいけないと思っています。そこで成長できるような大会にしたいです。

ースプリングトーナメントへの意気込み

勝ち上がって1部のレベルの高い相手と戦った時に、自分たちのバスケットをしっかりと遂行して勝ち切れるような試合をしたいです。

ーファンの皆様へ一言

1部昇格を目指して頑張るので、応援よろしくお願いします。

▲#2 首藤

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