2025年4月13日(日)
JR東日本カップ2025第99回関東大学サッカーリーグ2部
第2節 法大-國學院大
法政大学 城山サッカー場
開幕戦を勝利で飾った法大。第2節は3部から昇格を果たした國學院大學を迎え、いよいよホーム・城山での決戦。試合は終始法大ペース。前半は小湊と小池のゴールで先手を取ると守ってはシュート0本で押さえ込む展開。後半にも小湊にゴールが生まれ、終了間際にセットプレーで失点を喫したが開幕2連勝を達成した。
2025年4月13日(日)
JR東日本カップ2025第99回関東大学サッカーリーグ2部
第2節 法大-國學院大
法政大学 城山サッカー場
開幕戦を勝利で飾った法大。第2節は3部から昇格を果たした國學院大學を迎え、いよいよホーム・城山での決戦。試合は終始法大ペース。前半は小湊と小池のゴールで先手を取ると守ってはシュート0本で押さえ込む展開。後半にも小湊にゴールが生まれ、終了間際にセットプレーで失点を喫したが開幕2連勝を達成した。
新ユニフォームを着用する小湊絆
3 法政大学 |
2 | 前半 | 0 | 1 國學院大學 |
---|---|---|---|---|
1 | 後半 | 1 |
時間 | 経過 | 大学 | 選手名 | 得点経過 |
---|---|---|---|---|
10分 | 得点 | 法大 | 小湊絆 | 1ー0 |
32分 | 得点 | 法大 | 小池直矢 | 2ー0 |
50分 | 得点 | 法大 | 小湊絆(浅野直希) | 3ー0 |
57分 | 交代 | 法大 | 小池直矢→洪怜鎭 | 3ー0 |
57分 | 交代 | 法大 | 相澤デイビッド→大畑凜生 | 3ー0 |
66分 | 交代 | 法大 | 小湊絆→松田悠世 | 3ー0 |
75分 | 交代 | 法大 | 小倉幸成→塩田悠人 | 3ー0 |
87分 | 交代 | 法大 | 佐藤凛音→櫻井稜 | 3ー0 |
92分 | 失点 | 國學院大 | 大槻豪(森次結哉) | 3ー1 |
背番号 | ポジション | 選手名 | 学部・出身校 |
21 | GK | 寺田周太 | 経済3・法政二 |
5 | DF | 大迫蒼人 | 経済4・FC東京U18 |
6 | DF | 薬師田澪 | 経済4・大津 |
21 | DF | 梅津龍之介 | 経済3・鹿島アントラーズユース |
22 | DF | 佐藤凛音 | スポ2・市立船橋 |
8 | MF | 浅野直希 | 経済4・ガンバ大阪ユース |
30 | MF | 峯野倖 | 経済1・市立船橋 |
11 | MF | 小池直矢 | 現福3・前橋育英 |
15 | MF | 小倉幸成 | 経済2・鹿島アントラーズユース |
9 | FW | 相澤デイビッド | スポ4・日本文理 |
27 | FW | 小湊絆 | スポ3・青森山田(FC東京内定) |
サブメンバー | |||
---|---|---|---|
12 | GK | 諏訪部隼 | 経済4・法政二 |
2 | DF | 櫻井稜 | 経済3・鹿島学園 |
13 | DF | 畑野優真 | 経済2・横浜F・マリノスユース |
19 | DF | 保田成琉 | 社会3・阪南大高 |
17 | DF | 長田涼平 | 経済2・名古屋グランパスU18 |
4 | MF | 塩田悠人 | 経済4・法政二 |
7 | MF | 大畑凜生 | 現福4・矢板中央(清水エスパルス内定) |
23 | MF | 松田悠世 | 社会2・桐光学園 |
10 | MF | 洪怜鎭 | 社会4・三菱養和SCユース |
節 | 日付 | 対戦校 | 結果 | 会場 |
1 | 4月6日 | 関東学院大 | ⚪︎1−0 | 関東学院大学金沢八景キャンパスグラウンド |
2 | 4月13日 | 國學院大 | ⚪︎3ー1 | 法政大学城山サッカー場 |
3 | 4月16日 | 立正大 | ー | 立正大学熊谷キャンパスサッカー場 |
4 | 4月20日 | 駒澤大 | ー | 法政大学城山サッカー場 |
5 | 5月3日 | 早稲田大 | ー | AGFフィールド |
6 | 5月26日 | 拓殖大学 | ー | 法政大学城山サッカー場 |
7 | 5月11日 | 神奈川大 | ー | 神奈川大学中山キャンパストラック内フィールド |
8 | 5月18日 | 順天堂大 | ー | 法政大学城山サッカー場 |
9 | 5月25日 | 山梨学院大 | ー | 山梨学院大学川田ツインサッカー場 |
10 | 6月1日 | 東京農業大 | ー | 東京農業大学世田谷キャンパスグラウンド |
11 | 6月8日 | 産業能率大 | ー | 法政大学城山サッカー場 |
12 | 9月21日 | 山梨学院大 | ー | 法政大学城山サッカー場 |
13 | 9月28日 | 早稲田大 | ー | 早稲田大学東伏見サッカー場 |
14 | 10月5日 | 國學院大 | ー | 國學院大學たまプラーザキャンパスグラウンド |
15 | 10月8日 | 立正大 | ー | 法政大学城山サッカー場 |
16 | 10月16日 | 神奈川大 | ー | 法政大学城山サッカー場 |
17 | 10月19日 | 拓殖大 | ー | 拓殖大学八王子国際キャンパスサッカー場 |
18 | 10月26日 | 産業能率大 | ー | 産業能率大学第二グラウンド |
19 | 10月30日 | 東京農業大 | ー | 法政大学城山サッカー場 |
20 | 11月2日 | 関東学院大 | ー | 法政大学城山サッカー場 |
21 | 11月9日 | 順天堂大 | ー | 順天堂大学さくらキャンパスサッカー場 |
22 | 11月15日 | 駒澤大 | ー | 駒澤大学玉川キャンパス |
関東リーグ開幕戦を白星で飾り、迎えた第2節の相手は國學院大。前節からのメンバー変更は2人。ボランチに峯野倖(経1=市立船橋)が抜てきされ右サイドハーフには浅野直希(経4=ガンバ大阪ユース)が入った。
雨が強まる中行われた前半。ピッチに水が溜まる影響もあり、法大はロングボールを中心に相手を押し込んでいく。すると10分に試合を動かす。相澤デイビッド(スポ4=日本文理)がドリブルで持ち運びペナルティエリア外から左足でシュートを放つと、ポストに当たったこぼれ球を小湊絆(スポ3=青森山田・FC東京内定)が押し込んで幸先良く先制に成功する。その後も浅野のクロスから梅津龍之介(経3=鹿島アントラーズ ユース)のヘディング、さらに大迫蒼人(経4=FC東京U-18)のロングシュートを放つもキーパーのセーブに遭い、追加点を奪えない展開が続く。それでも31分だった。峯野のクロスに小池直矢(現3=前橋育英)が泥臭く押し込んで追加点を奪取し2ー0と点差を広げる。その後も薬師田澪(経4=大津)を中心に相手にチャンスを作らせず試合を折り返した。
エンドの変わった後半は開始早々にビッグチャンスを迎える。ペナルティエリア付近でファウルを受けるとすぐさまリスタート。小池のクロスに相澤がフリーで頭で合わせるもこれは枠の左。しかしその直後だった。50分、浅野の右足のクロスに小湊が頭で合わせて3ー0とリードを広げる。攻撃の手を緩めない法大は58分に大畑凜生(現4=矢板中央・清水エスパルス内定)と洪怜鎭(社4=三菱養和SC ユース)を投入し、相手をさらに押し込んでいく。64分には相手に立て続けにコーナーキックを与えるも寺田周太(経3=法政二)の見事なクロス対応もあり決定機を作らせず。その後は前線からの激しいプレスと球際で強度を落とすことなく試合を優位に進めていく。このまま試合が終わるかと思われたが、91分にフリーキックから一瞬の隙を突かれて痛恨の失点を喫し、最終スコアは3ー1で試合終了となった。
開幕2連勝を達成したものの、試合の締め方に課題を残した法大。2部優勝へ向けて、1つ課題を提示された格好となった。それでも流れの中から失点していないのもまた事実。次戦は中2日でのアウェー戦と厳しい戦いになるが、好調な攻撃陣の躍動とともに、今試合で出た課題をクリアし、「複数得点・無失点」での3連勝を目指す。
(文:白戸大貴・撮影:山口晴暉、髙橋明日香・取材:鈴木智哉)
順位 | 大学名 | 勝点 | 試合数 | 勝-分-負 | 得点-失点 | 得失点 |
1位 | 駒澤大 | 6 | 2 | 2-0-0 | 6-3 | 3 |
2位 | 法政大 | 6 | 2 | 2-0-0 | 4-1 | 3 |
3位 | 早稲田大 | 6 | 2 | 2-0-0 | 5-3 | 2 |
4位 | 産業能率大 | 4 | 2 | 1-1-0 | 4-3 | 1 |
5位 | 立正大 | 3 | 2 | 1-0-1 | 5-3 | 2 |
6位 | 順天堂大 | 3 | 2 | 1-0-1 | 4-4 | 0 |
7位 | 國學院大 | 3 | 2 | 1-0-1 | 3-4 | -1 |
8位 | 拓殖大 | 1 | 2 | 0-1-1 | 5-7 | -2 |
9位 | 山梨学院大 | 0 | 1 | 0-0-1 | 1-2 | -1 |
10位 | 関東学院大 | 0 | 1 | 0-0-1 | 0-1 | -1 |
11位 | 神奈川大 | 0 | 2 | 0-0-2 | 2-4 | -2 |
12位 | 東京農業大 | 0 | 2 | 0-0-2 | 1-5 | -4 |
――試合を振り返って
勝てた、というところが一番大きいなと思います。ただ最後点を取られた場面はやはり集中が足りなかったと思います。昨年は点を取られて立て続けに取られることが多かったので、そのところでしっかり締めていこうという話はしました。
――3点リードの中投入した選手の意図は
3連戦が続くので途中出た選手は慣れるということ、交代した選手は次の試合に備えることです。これからは総力戦になってくるのでそういった意味で送り出しました。
――失点シーンに関して
セットプレーに関しては練習試合でも練習でもしっかりマークにつくということは言っていましたが、それでもついていても入れられるということは相手がある競技ですので、また練習で最大限調整をしていければなと思います。
(インタビュー:山口晴暉)
ーー今日の試合を振り返って
いつもとは違うコンディションで、下でボールが繋げなかったので空中戦やセカンドで負けない所をチームとして徹底できたと思います。
ーーゴールを振り返って
自分としても充実したシーズンのスタートをきれてますし、やり続ければ決めれる自信があったので、結果が付いてきて嬉しいです。
ーー相澤デイビッド選手とのコンビネーションについて
デビ(相澤)に相手のマークが集まりやすいので、セカンドを拾うのも自分の役割ですし、自分がターゲットじゃない分、デビとの距離感は普段から意識してたので、形になってきて手応えはあります。
ーー今季の意気込み
自分としては無敗優勝を目指してますし、そのためには自分のゴールが必要不可欠だと思うので、結果を出し続けてチームに貢献していきたいです。
(インタビュー:鈴木智哉)
今季リーグ戦初ゴールの小池。混戦のなかゴールに押し込んだ。
ーー今日の試合を振り返って
今日は雨でいつもとは違った状況でのホーム初戦だったんですけど、立ち上がりからしっかり自分たちのやると決めたことを出来ていたので2点入って、後半も立ち上がりはやるべきことをやれたので良かったかなと思います。
ーーゴールを振り返って
あのゴールは気持ちで最後触ったという感じです。本当にみんなででつないで、こぼれてきたので決めれて良かったですけど、その他のシーンで決めれたシーンが多かったので反省点が多いかなと思います。
ーーいつもスポホウカメラにゴールパフォーマンスをしているが
今シーズンは10ゴール10アシストを目標にやっているので、そこは期待してもらえたらなと思います(笑)。
ーー次戦に向けて
次の試合は立正大でアウェーになると思うんですけど、自分たちのサッカーをしっかり貫き通して、みんなで助け合ってみんなで勝って終わりたいなと思います。
(インタビュー:白戸大貴)
1年ながらデビューを飾った峯野。この日は小倉とダブルボランチを形成し、大車輪の活躍。
ーー関東リーグデビューの感想、試合振り返って
試合前は緊張してたんですけど、先輩とかが結構「本気でやってこいよ」とか言ってくれたので、試合始まる時には緊張ほぐれてて、最初はかたかったんですけど、どんどん自分のプレーが出せたので、課題も残る試合だったんですけど。まあみんなに助けられたって感じですね。
ーー雨の中ピッチコンディションが悪かったがどんなことを意識してプレーしたか
セカンドボールとか狙うときに、前に行きすぎると雨でボールが滑ったりするので、そういうのを考えて少し後ろに位置をとって、セカンドボールを狙うことを意識しました。
ーー市立船橋高校の先輩佐藤凛音(スポ2=市立船橋)選手と再び同じピッチに立てたことについては
高校から助けられてきた先輩とプレーできて、信頼できるプレーヤーなので、一緒にできて嬉しかったです。
ーー今シーズンの目標
今シーズンは試合にどんどん絡んで、最終的にはスタメンは難しいと思いますけど、スタメンは絶対とりたいなというふうに思います。
(インタビュー:髙橋明日香)