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【ハンド】第3戦 国際武道大 前半は接戦も後半で実力差示し快勝   2025年度関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦 

ハンドボール

2025年9月7日(日)
駿河台大学

戦評

前戦で今季初勝利を飾り、勢いに乗りたい法大。第3戦の相手は昨季6位の国際武道大学。1部昇格に向け絶対に落とすことができない一戦だ。前半は得点を挙げるものの、相手の追撃を完璧に封じることができず14-11と3点差で折り返す。しかし後半から徐々に力の差を見せつけ34-21で勝利。第2戦に続く勝利となり見事2連勝を飾ってみせた。

試合結果

トータル試合結果

34
法政大学
14 前半 11 21
国際武道大学
20 後半 10

秋季リーグ戦結果

日付 対戦校 結果 会場
1 8月31日(日) 上武大学 ⚫︎32-33 駿河台大学
2    9月6日(土) 都立大学 ⚪︎34-29 駿河台大学
3 7日(日) 国際武道大学 ⚪︎34-21 駿河台大学
4      13日(土) 駿河台大学 明星大学
5  14日(日) 文教大学 明星大学
6   20日(土) 慶應大学 慶應日吉
7   21日(日) 関東学院大学 駿河台大学
8     27日(土) 明星大学 駿河台大学
9    28日(日) 青山学院大学 慶應日吉

個人得点

宜寿次 …10点
石坂  …4点
竹中 …4点
松尾 …4点
石川 …2点
大塚 …2点
石原 …2点
林…1点
栗田 …1点
間 …1点
溝…1点
瀧川 …1点
中村 …1点


 1部昇格に向け絶対に落とせない一戦。試合は開始2分で#31竹中友哉(スポ2)が幸先良くゴールを決めるとそこから連続得点を決め、開始から5分で3-0とリードを奪ってみせる。このまま試合の主導権を握りたい法大だったが、相手の攻撃を防ぎきることができず一進一退で試合が進んでいく。そんな中12分にゴールキーパーの#33宮田怜(社3)が相手のシュートを止めカウンターのチャンスをつくる。このチャンスから流れをつかみたいところだったが春から課題に挙げていたミスがここで出てしまい、チャンスを活かすことができない。そこからも2点の差を引き離せないまま試合が進む。24分には#8林優我(経済4)が献身的なプレーから7メートルスローを獲得し、エース#55宜寿次政伍(スポ2)がそれを決めきる展開も見られたがこの状況を打開するまでには至らず、前半終了。14-11と油断のできない展開が続く。
後半開始直後、#17栗田哲太(社4)が巧みにパッシブプレーを誘い、チームは7mスローの権利を獲得。これを#55宜寿次が落ち着いて決め、後半の立ち上がりから良い流れをつかむ。10分を過ぎた頃には、観客だけでなく相手選手も思わず唸るようなスーパープレーが飛び出す。#7石川純也(社3)の鋭いパスを、#55宜寿次が空中で受け取り、そのまま押し込むスカイプレーが決まり、会場は大きな歓声に包まれた。
守備では、#33宮田が相手のシュートを冷静にセーブ。相手の攻撃の流れをしっかりと断ち切り、試合の主導権を譲らない展開が続く。その後も#55宜寿次の連続得点に加え、#7石川による巧みなフェイントからのローリングシュート、さらにベンチメンバーによる満遍ない得点など、まさにチーム全員が持ち味を発揮する展開となった。前半から築いたリードを確実に守り抜き、最終スコアは34-21。相手を圧倒し、一切の不安を感じさせない快勝で試合を終えた。

 

#8 林優我 選手 (経済4)

選手 インタビュー

 

竹中友哉 選手(スポ・2年)/トップ写真

ーー今日の試合を振り返って
今日はスタートから全員が前を向く意識で、ディフェンスもオフェンスも組み立てられたのでいい展開になったのかなと思います。

ーー前半点差を広げることができなかった要因は
ディフェンスのポストのスライドをされてしまったのもありますし、オフェンスの組み立てで前を狙う意識が中盤にかけて低くなってたのかなと思うのでそこが要因であると思います。

ーー後半から点差を広げた要因は
オフェンスの組み立て方を変えたのもそうですし、ディフェンスで前に当たる意識を増やせたので失点も減ってその分攻撃の流れをつかむことができたと思います。

ーー秋リーグの意気込み
これからは怪我が一番怖いので、怪我もなくこのまま全勝目指していきたいと思います。

ーー次戦に向けて一言
次戦も自分が元気よく引っ張っていけたらいいなと思います。

石坂正瑛 選手(生命・4年)

ーー今日の試合を振り返って
前半少しオフェンスのシュートミスがあったのと、ディフェンスで何回か同じようなやられ方をしてしまったのはあったんですけど、後半にかけてディフェンスが良くて、速攻で点も取れたので結果的には良かったのかなと思います。

ーー前半は大きく点差を離すことができなかったがハーフタイムではどのようなお話を
前半ポストに結構やられていたので、ディフェンスをもう少し強度をもってやるっていうので、焦った雰囲気は特になく良い雰囲気で後半にかけて速攻でおせたかなと思います。

ーー本日の試合では左サイドからのシュートが目立っていましたが、何かご自身の中でのプランは
困ったらシュートを打とうという考えを持っていたのですが、最初に自分が打ちたいシュートを打てて得点になったのが安心材料になりそこからシュートが入るようになりました。

ーーラストシーズンへの想い
1敗してしまってもう負けられないので、これからは全勝して1部との入れ替え戦に臨めるようにして行きたいと思います。

ーー次戦に向けて
しっかり点差をつけて勝てるよう全員で頑張ります

ーー応援してくださる
キャプテンのお母さん、頑張りまーす!

写真提供=法政大学体育会男子ハンドボール部
(記事  田部凌誠 真中咲輝 )

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