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【サッカー】早大との首位攻防戦は痛み分けも首位の座守る「全勝していけば優勝が見えてくる」清水エスパルス内定の主将・日髙さらなる躍進誓う 第99回関東大学サッカーリーグ

2025年9月28日(日)
JR東日本カップ2025第99回関東大学サッカーリーグ2部
第13節 法大-早大 早稲田大学東伏見サッカー場

試合前2位の早稲田との首位攻防戦、首位独走を図るべく敵地に乗り込んだ。試合は互いに譲らない展開に。法大はサイドからの攻撃やデザインされたコーナーキックで得点に迫るが早大の牙城を崩すことができなかった。一方守備では前線からのプレスや守備陣の体を張ったブロックで無失点で乗り切った。勝ち点3奪取で弾みとはならなかったものの、依然として首位の座は守った。

▼試合結果


法大
前半
早大
後半

得点者:なし

▼スターティングメンバー

背番号 ポジション  選手名 学部・出身校
21 GK 寺田周太 経済3・法政二
10 DF 保田成琉 社会3・阪南大高
DF 薬師田澪 経済4・大津
21 DF 梅津龍之介 経済3・鹿島アントラーズユース
17 DF 長田涼平 経済2・名古屋グランパスU18
MF 塩田悠人 経済4・法政二
30 MF 峯野倖 経済1・市立船橋
MF 浅野直希 経済4・ガンバ大阪ユース
14 MF 松村晃助 経済3・横浜F・マリノス内定・同ユース出身
11 MF 小池直矢 現代福祉3・前橋育英
27 FW 小湊絆 スポーツ健康3・青森山田・FC東京内定
サブメンバー
GK 川﨑淳 現代福祉3・徳島市立
DF 櫻井稜 経済3・鹿島学園
DF 日高華杜 経済4・大津・清水エスパルス内定
24 DF 八十島陸斗 経済3・鵬学園
MF 大畑凜生 現代福祉4・矢板中央・清水エスパルス内定
26 MF 根津元輝 経済3・前橋育英
23 MF 松田悠世 社会2・桐光学園
16 MF 荒井駿希 スポーツ健康4・静岡学園
29 MF 大久保祐希 社会2・東京ヴェルディ U18

▼マッチレポート

最初のチャンスは13分、中盤でパスを繋ぐとペナルティエリア左で受けた小池直矢(現3=前橋育英)がキックフェイントで相手を翻弄し、左足を振り抜くも枠を捉えられず。その後も小池を中心に攻撃を組み立てるもなかなかチャンスを作れない。42分には浅野直希(経4=ガンバ大阪 ユース)のデザインされたコーナーキックからマイナスで受けた松村晃助(経3=横浜F・マリノス内定・同ユース出身)が振り抜くも相手GKの好セーブに阻まれ、前半は両者チャンスも少なくスコアレスで終える。

迎えた後半、先制点を取りたい法大は60分に日髙華杜(経4=大津・清水エスパルス内定)、大畑凛生(現4=矢板中央・清水エスパルス内定)を同時投入すると徐々に法大に流れが傾き、サイドからエリア内に侵入し押し込む展開が続くもなかなかシュートまで持ち込めず。90+2分にフリーキックのこぼれ球を繋ぎ、最後は日髙が右足のシュートを打つが決まらず。そのまま試合終了。前回対戦同様両者譲らずスコアレスドローとなった。

勝って2位との差を離したかった法大だが、負けなかったことは最低限。この日得れた改善点、勝ち点1をポジティブに捉えて次戦へ。(永井大夢)

(取材:山口晴暉、今本壮史、髙橋明日香、松野要、森崎瑠々子、永井大夢、小棚木孝寛、本橋拓実 撮影:山口、松野)

▼選手インタビュー

保田成琉

ーー今日の試合を振り返ってみて
勝ちたかったですが、引き分けで終わったことを悲観せずに、ポジティブな勝ち点1が取れたと思います。

ーー今日は洪怜鎭(社4=三菱養和)選手がつけている10番をつけての出場だったが
俺が法政のエースなのでつけました(笑)。

ーー次節に向けての意気込み
得点にこだわって、自分が得点に関与できるように、チームの勝利に貢献できるようなプレーを出していきたいと思います。
(インタビュー:森崎瑠々子)

日髙華杜

ーーこの結果をどのように捉えているか
勝ちきれなかったところは自分たちがもっと突き詰めてやらなければならないと思いますし、アウェイで勝ち点を落とさずにゼロで試合を終えたことは収穫だと思います。

ーー早大との首位攻防戦だったが意識は
特別に意識していることはなく、普段通り自分たちがやっていることを出すということはしたので、特別に何かをしようということはなかったです。みんな思いはあったのでそこをぶつける試合でした。

ーー普段、右サイドバックでのプレーが多いが、今日は左サイドハーフでの起用
両サイドできるというのは自分の良さだと思っています。怪我明けで、どこでも使ってもらえることに感謝しつつも、しっかり結果を残したかったです。でも、それができなかったので、清水エスパルスの方でもどこで使われるか分からない中、どこで使っても良いと思われる選手になっていかないといけないと思います。

ーー次戦に向けて
次戦から3連戦と続くので、全勝していけば優勝が見えてくると思います。そこでは総力戦になってくると思うので、全員の力で3勝して勝ち点9を取れるようにやっていきたいと思います。
(インタビュー:小棚木孝寛)

柳沢将之監督

ーーこの1戦に向けて準備したこと、選手に向けて伝えたことは
今季のターニングポイントになる一つの試合ということは選手に伝えました。やっぱりいろいろあるけれど、気持ちの部分をしっかり出すということです。あとは、頭は冷静に気持ちは熱く持ってやろうということを伝えました。

ーー前節6得点をとれていたが、今節得点をとれなかった原因はなにと考えてるか
やっぱり相手も2位というところで、なかなかそういったところで相手もしっかり守ってくると。そういった相手をなかなかこじあけるというのは、前節の山梨学院戦に比べたら難しいかなと思ってたんですけども、ただチャンスがなかったわけではないので、そういったところをどうやって次いれるかということが課題になってくると思います。

ーー新人戦、Iリーグで出ていた選手で、例えば松田悠世(社2=桐光学園)選手などを関東リーグで起用してなにかトップチームに与えた影響や変化などはあったか
56人部員いる中で「誰でもチャンスがある」と、そういった話はしてますので、常にIリーグでも新人戦でも見ていると。その中で変化を与えられる選手、松田悠世なんかは変化を与えられる選手だと思います。なので関東リーグでも良いプレーを期待して、今日は起用しました。

ーー首位キープに向けて負けられない一戦が続くと思うが、次節に向けては
残り9試合ある中で1戦1戦だと思いますので、次節も相手どうというよりは、自分たちの試合をしっかりやるということ、そして「勝ち切る」ということ。今日試合で達成できなかったことを次節達成できるように頑張っていきたいと思います。
(インタビュー:髙橋明日香)

▼MATCH PHOTOS

サイドで攻撃のリズムを作った小池直矢

大畑凜生は途中出場で流れを変えた

ピッチ上の選手を後押しする部員たち

▼試合後順位表

順位 大学名 勝点 勝-分-負 得失点
1位 法政大 30 9-3-1 17
2位 駒澤大 28 9-1-3
3位 早稲田大 27 8-3-2 11
4位 拓殖大 24 7-3-3 11
5位 産業能率大 23 7-2-4
6位 神奈川大 21 6-3-4
7位 関東学院大 18 6-0-7
8位 立正大 16 5-1-7 −3
9位 國學院大 14 4-2-7 −15
10位 順天堂大 13 3-4-6
11位 東京農業大 1-1-11 −18
12位 山梨学院大 1-1-11 −24

▼日程と結果

日付 対戦校 結果 会場
4月6日 関東学院大 ⚪︎1−0 関東学院大学金沢八景キャンパスグラウンド
4月13日 國學院大 ⚪︎3ー1 法政大学城山サッカー場
4月16日 立正大 ⚪︎4ー1 立正大学熊谷キャンパスサッカー場
4月20日 駒澤大 ⚪︎1ー0 法政大学城山サッカー場
5月3日 早稲田大 △0ー0 AGFフィールド
5月26日 拓殖大学 ⚪︎5ー2 法政大学城山サッカー場
6月15日 神奈川大 △2ー2 神奈川大学中山キャンパストラック内フィールド
5月18日 順天堂大 ⚪︎2ー1 法政大学城山サッカー場
7月13日 山梨学院大 ⚪︎2ー1 山梨学院大学川田ツインサッカー場
10 6月1日 東京農業大 ●1ー2 東京農業大学世田谷キャンパスグラウンド
11 6月8日 産業能率大 ⚪︎1ー0 法政大学城山サッカー場
12 9月20日 山梨学院大 ⚪︎6ー1 法政大学城山サッカー場
13 9月28日 早稲田大 △0ー0 早稲田大学東伏見サッカー場
14 10月5日 國學院大 國學院大學たまプラーザキャンパスグラウンド
15 10月8日 立正大 法政大学城山サッカー場
16 10月16日 神奈川大 法政大学城山サッカー場
17 10月19日 拓殖大 拓殖大学八王子国際キャンパスサッカー場
18 10月26日 産業能率大 産業能率大学第二グラウンド
19 10月30日 東京農業大 法政大学城山サッカー場
20 11月2日 関東学院大 法政大学城山サッカー場
21 11月9日 順天堂大 順天堂大学さくらキャンパスサッカー場
22 11月15日 駒澤大 駒澤大学玉川キャンパス

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