【バスケ】拓大戦で価値ある一勝、貴重な勝ち星を手にした!/ 第101回関東大学バスケットボールリーグ戦 対拓殖大学(2巡目)
対拓殖大学 @キッコーマンアリーナ
▼試合結果
⚪️法政大学 62-53 拓殖大学⚫️
16<1Q>15
10<2Q>17
19<3Q>8
17<4Q>13
▼スターティングメンバー
#7 本山 遼樹(法4=福大大濠)PG
#10 坂本 温人(現4=法政第二)PF
#14 佐藤 正樹(社4=法政第二)SF
#25 鍋田 憲伸(法3=福大大濠)PG
#75 柳田 大斗(営4=國學院久我山)C
▼ベンチ入りメンバー
#0 杉信 イフェアニ(文4=洛南)PG
#2 首藤 怜(文3=仙台大明成)PF
#8 野田 凌吾(国文1=藤枝明誠)PG
#12 伊藤 舷人(法1=法政第二)PG
#18 八重沢 連(法3=八王子学園八王子)PF
#26 伊藤 遙志(経1=福大大濠)PF
#31 西海土 成嘉(法1=北陸学院)SF
#32 菅野 汰樹(人環3=法政第二)PG
#55 佐渡 樹也(法2=中部第一)SF
#77 住吉 大和(営3=中部第一)SF
#80 武川 暖(理工3=法政第二)SG
#91 オディギェ プレシャス 恵(法1=湘南工科大附)SF
戦評
第1Q。試合は法大#25 鍋田 憲伸(法2=福大大濠)の完璧なドライブからのレイアップシュートでスタート。その後も#14 佐藤 正樹(社4=法政第二)がリバウンドをキャッチし#25 鍋田が3Pを決めるなど優勢に進める。しかし中盤、拓大がリバウンド力を発揮しリズムを作られ、10点を連続で失い逆転されてしまう。しかし法大の強みである粘り強さがここから発揮される。外から内へカッティングした#0 杉信 イフェアニ(文4=洛南)が外との完璧な連携で2Pシュートを決める。法大は息を吹き返し、相手のオフェンスファウルを誘発する素晴らしいディフェンスを披露すると、#12 伊藤 舷人(法1=法政第二)のレイアップ、#18 八重沢 連(法3=八王子学園八王子)のフローターが決まり再逆転。第1Qを16-15の1点リードで終える。
第2Q。逆転した勢いを維持して差を広げたい法大は、#18 八重沢 連(法3=八王子学園八王子)の得点でスタートを切る。しばらくファウルの応酬で法大の流れが止まるように思えたが、#25 鍋田がフリースローを貰い2本とも確実に決めると、#10 坂本 温人(現4=法政第二)がゴール下の難しいシュートを決め流れを引き寄せる。しかし、拓大のドライブのキレが非常に良く一度流れをつかむと簡単には止まらなかった。法大のディフェンスが崩される時間が目立ち、ファウルでフリースローを与えてしまい、一気に逆転を許す。法大もフリースローを2本決めて応戦したが、第2Qは26-32と拓大がリードする形で終える。

第3Qは、開始直後から法大の持ち味であるチームオフェンスを展開。#75 柳田のゴール下でのシュート、#25 鍋田のレイアップで流れをつかむと、#10 坂本が3Pを沈めて勢いを加速させる。さらに#14 佐藤の連続得点で点差を広げると、中盤には#0 杉信と#26 伊藤がコートに入り、杉信のドライブからのレイアップが決まりリードを保つ。ファウルが重なり一時苦しい時間帯もあったが、#25 鍋田が再び得点を重ね、終盤にはバスケットカウント。ディフェンスでも粘りを見せ、拓大の追い上げを許さず、45-40と5点リードで最終Qへ。
第4Qでも法大の勢いは止まらない。#10 坂本のゴール下でのシュートに、#25 鍋田の連続得点、さらには#7 本山が値千金の3Pで法大のベンチ・応援席を大いに沸かせた。ディフェンスではファウルが増える場面もあったが、#75 柳田がリバウンドで身体を張り、セカンドチャンスを与えない。拓大の反撃を受けながらも、チーム全員で集中力を切らさずに粘り強く戦った。終盤、#10 坂本と#25 鍋田が確実に得点を重ね、試合時間残り1分で勝利をほぼ手中に。最後は#25 鍋田がフリースローでダメ押しの1点を決め、試合を締めくくり勝利をつかんだ。
(記事:山田竣矢・髙瀬真帆)
選手コメント
#10 坂本温人(現4=法政第二)選手
ーー今日の試合を振り返って
試合が始まる前から、ディフェンスゲームをやることをチーム全体の士気として持っていて。実際それは徹底できましたし、相手の得点を50点台に抑えられることができて、そういう意味では自分たちの土俵に持って来れたのかなと思います。
ーー個人のプレーを振り返って
前半が重たくなってしまったんですけど、後半はチームメイトから「打ち切れ!」と言われて、そういうのもあって後半は良いプレーができたかなと思います。
ーー次戦の順大戦に向けての意気込みを
順天堂大学は早い展開をしてくる相手なので、チームとしてやられてはいけないところをもう一回チーム全員で共通認識を持って臨みたいと思います。
ーー最高学年としてプレーする中で、意識していること
例えば今日だったら、1年生がコートに2人同時に立つことがあったんですけど、そういう時にただ声をかけるだけではなくて、ちゃんと目を合わせたりして、思い切りやってもらえるような声掛けをするようにしています。
ーーファンの皆様へ
あと4試合あって、順位も上にいける可能性はあるので一戦一戦できることに集中して頑張ります。応援よろしくお願いします。
(インタビュー・髙瀬真帆)

#10 坂本
#75 柳田大斗(営4=國學院久我山)選手
ーー今日の試合を振り返って
お互い点数が中々入らないような試合で、苦しい場面もあったんですけど、そこでディフェンスをしっかりぶらさずにできたので、今日の勝ちに繋がったかなと思います。
ーー個人のプレーを振り返って
今日は中々得点には絡めなかった部分はあったんですけど、相手の留学生のところを一対一で抑えるとか、リバウンドのところとかは、リーグ戦を通してもぶれずにやれてる部分かなと思います。そこが今日は良かったと思います。
ーー相手チームに留学生がいる中でのチーム全体としてのインサイドの対策は
自分に一任してもらっているので。留学生だからとかじゃなくて、シンプルに負けないようにパワーで守ってます。
ーー1年生PFの伊藤遙志選手が交代で出場することが増えてきたが、何か声をかけたりはあるか
1年生と言えど、僕は彼のことを信頼しているので、頑張ってこいよって話すだけです。
ーーファンの皆様へ一言
リーグ戦を通していつも観客席から応援してくれる皆様であったり、SNSを見て応援してくれる皆さんの力がすごい自分たちの力になっています。ありがとうございます。
(インタビュー・紺野真帆)

#75 柳田


