【バスケ】第99回関東大学リーグ戦 第4節 対帝京平成大学 40点差をつける大量リードで4連勝!

第99回関東大学バスケットボールリーグ戦(2部)

2023年9月4日(月)対帝京平成大学@川崎市とどろきアリーナ

帝京平成大学を相手に迎えて挑んだ第4節。試合の後半では1,2年生がコートで躍動し、法大バスケ部の層の厚さを遺憾なく発揮!第4Qで相手を1桁得点に抑え、111-69と勝利し連勝を4に増やした。

▲今試合2桁得点でチームに貢献した#7 本山遼樹(法2)

試合結果

トータル試合結果

 111
法政大学
27 1Q 29     69
帝京平成大学
37 2Q 17
21 3Q 14
26 4Q 9

法政大学スターティングメンバー

選手名 ポジション 出身校 得点 リバウンド アシスト
#3 今池翔大(文4) PG 法政第二 14 3 5
#7 本山遼樹(法2) PG 福大大濠 10 3 3
#23 堤玲太(文3) SF 九州学院 14 4 0
#6 杉澤ロメオ(文4) PF 東海大札幌 10 4 0
#74 長橋冬真(営4) C 國學院大久我山 6 7 2

法政大学ベンチ入り選手

選手名 ポジション 出身校 得点 リバウンド アシスト
#18 八重沢連(法1) PF 八王子学園八王子 9 7 2
#32 菅野汰樹(人環1) PF 法政二 2 2 4
#24 安原明優(人環4) SG 八千代松陰 7 4 0
#25 鍋田憲伸(法1) PG 福大大濠 8 8 0
#11 岡部雅大(国文3) SG 國學院大久我山 10 2 0
#8 石田泰三(法3) PF 北陸学院 4 3 1
#80 武川暖(理1) SG 法政二 2 3 1
#75 柳田大斗(営2) C 國學院大久我山 3 4 0
#21 藤平皓成(営3) PF 正智深谷 8 4 1
#14 佐藤正樹(済2) SF 法政二 4 1 0

試合経過・日程(1巡目)

日付 対戦相手 結果
8/26 順天堂大 76ー54    WIN
2 8/27 明星大 79 ー70     WIN!
3 8/30 東京成徳大 89ー68      WIN!
4 9/4 帝京平成大 111ー69    WIN!
5 9/5 関東学院大  ー
6 9/9 玉川大  ー
7 9/10 東洋大  ー
8 9/13 青山学院大  ー
9 9/16 国士館大  ー
10 9/17 上武大  ー
11 9/23 駒澤大  ー

戦評

今試合の会場である川崎市とどろきアリーナは、神奈川県川崎市の武蔵小杉に位置する。普段はプロバスケットボールチーム『川崎ブレイブサンダース』の本拠地として使用されている今会場。通常に増して大きな会場に、今日は一段と選手たちの力強い足音がアリーナにこだまする。そして、法政大学男子バスケットボール部の活動拠点もまた此処、武蔵小杉だ。ホームタウンで今季初勝利をつかみ取れるか。注目の一戦が始まる。

第1Q。ジャンプボールを制した法政は#23 堤玲太(文3)と#7 本山遼樹(法2)の得点、#6 杉澤ロメオ(文4)のエンドワンで勢いづくが、中盤から帝京平成大の#11 田畑悠樹を筆頭に3Pシュートで大量に得点を許してしまう。悪い流れをなかなか断ち切ることができない展開が続くも、ベンチからは#6 杉澤、#7 本山、キャプテンの#24 安原明優(人環4)が懸命にチームを鼓舞する声が響いた。試合時間残り10秒で#11 岡部雅大(国文3)がファウルを貰い、フリースローを決め切るも、27-29と2点ビハインドで1Qを終える。

▲4Qで秋季リーグ初得点を見せた#80 武川暖(理1)

1Qからの巻き返しを図る法政は、第2Qの序盤から選手同士が積極的に声をかけ合いながら試合を展開していた。開始2分で#今池翔大(文4)の3Pシュートが決まると、またも#今池からの合わせで#6 杉澤ロメオ(文4)がボールを沈める。試合時間残り5分を切ると、キャプテン・#24 安原の華麗な3Pシュートで流れを作り、#7 本山からのロングパスを受け取った#21 藤平皓成(営3)が得点を決める。このQでは特に4年生がコートで力を発揮し、64-46とリードして後半戦へ。

第3Qは前半に比べて相手のディフェンスが崩れていくと、法政はそれを逆手にとり攻撃開始。開始早々、#8 石田泰三(法3)が相手のマークを上手く交わして自ら得点に繋げる活躍を見せると、続いて#6 杉澤が持ち前の体格を活かした力強いロールターンを見せて点を重ねていく。極めつけには#25 鍋田憲伸(法1)の素早いドライブが光り、85-60で最終の第4Qへ。

第4Q。序盤、#18 八重沢連(法1)のロングパスを受けた#23 堤玲太(文3)が美しい3Pシュートを決める。続いて、#18 八重沢がオフェンスリバウンドでボールを押し込むと、#32 菅野汰樹(人環1)のパスから#14 佐藤正樹(済2)が空いていたゴール下に滑り込み得点する。終盤には#32 菅野のドライブ、#80 武川のリーグ戦初得点もあり、111-69で今試合を締めくくった。1,2年生の活躍が目立った第4Q。今リーグ戦では、次代をつくる下級生のエネルギッシュなプレーから目が離せない。

(記事・髙瀬真帆)

写真提供=法政大学男子バスケットボール部

学生コーチコメント

鈴木雄太(済4)

ー今日の試合を振り返って

まず入りのところで、自分たちがディフェンスをちゃんとやろうって言ってた中で、相手のシュートが何本も連続して入ってしまっていたので、自分たちがコントロールできない要素が相手のオフェンスって大きいんですけど、自分たちがやるべき事をできていなかったという点では、反省すべき入り方だったかなと思います。

ー帝京平成大学に対するゲームプランは

相手の#1と#21の選手がキーポイントだと思っていて、そこを守ろうと話していたのと、オフェンスは自分たちのインサイドで大きい選手たちが強みになるので、そこを活かしてやっていこうと考えていました。

ー第1Qで帝京平成大学の堅いディフェンスや3Pシュートで流れを許してしまっていましたが、第2Qに入る前のミーティングではどのような話を

3Pシュートは決められているけど、ペイントエリア(リングの近くのエリア)で2点のシュートを決められているわけではないので、まずは抜かれてもいいから強く出ようというところと、オフェンスでどんどん走ってトランジションの展開に持っていけるようにしようという話はしました。

ー3,4Qでは1,2年生といった下級生がコートで躍動していました。オータムリーグを通して1,2年生の活躍に期待することは

やっぱり今の4年生は下級生の頃からずっと出てきた選手が多くて、その中で1,2年生がフレッシュなエネルギーをチームにもたらしてくれることでいい方向に進んでいる感覚はあるので、現状出ている選手もそうですけどそれ以外の選手も良い影響をチームに与えてくれればと思います。

ー学生コーチとしてはラストイヤーになりますが、何か成し遂げたいことは

チームの目標が1部昇格と2部優勝というところなので、やっぱり自分がコーチになってから3年間、2部で全く勝てていないので、やっぱりまずは2部で優勝して、来年後輩たちが1部で試合ができるようにしっかり準備していきたいと思います。

ー次の関東学院大学戦に向けての意気込みを

相手は春のトーナメントでベスト8に入っているチームなので、自分たちが勢いに乗らせないように序盤からやるべきことをやって勝ちたいと思います。

ー応援してくださっているファンの皆様へ一言

今年は一味違ったチームを今のところ見せられていると思っているので、引き続き頑張ると共に、もし会場が近いときがあれば、ぜひ応援に来ていただけたらと思います。

選手コメント

堤玲太(文3)

ー今日の試合を振り返って

1,2ピリオドで相手のシュートがよかったというところで、点差で負けてる場面もあったし、競っている場面もあったんですけど、そこを自分たちでもう一歩ディフェンスを頑張ろうって話して、切り替えられたのは良かったと思います。

ー今日の試合では本山選手、長橋選手からの合わせでゴール下を支配する堤選手のプレーが印象的でした。ご自身のプレーを振り返って

自分の強みが外からのカッティングの合わせだったり、中で面を張ったりすることなので、それができたことは良かったかなと思います。

ー秋季リーグを通して自分の注目してほしいプレーは

自分の持ち味であるカッティングと、ディフェンスで相手のエースを止められたら良いかなと思います。

ー次の関東学院大学戦に向けての意気込みを

関東学院さんは留学生もいて、春のトーナメントで上の方まで行っているチームなので、勢いに乗らせる前に自分たちが先に(勢いに)乗って勝てたら良いなと思います。

ー応援してくださっているファンの皆様へ一言

今日で4連勝できました。これからも応援よろしくお願いします。

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