【バスケ】1巡目最後の試合を勝利で飾る!/ 第101回関東大学バスケットボールリーグ戦 対関東学院大学(1巡目)
対関東学院大学 @江戸川大学駒木キャンパス
▼試合結果
⚪️法政大学 94-83 関東学院大学⚫️
20<1Q>15
26<2Q>23
24<3Q>21
24<4Q>24
▼スターティングメンバー
#7 本山 遼樹(法4=福大大濠)PG
#10 坂本 温人(現4=法政第二)PF
#14 佐藤 正樹(社4=法政第二)SF
#25 鍋田 憲伸(法3=福大大濠)PG
#75 柳田 大斗(営4=國學院久我山)C
▼ベンチ入りメンバー
#0 杉信 イフェアニ(文4=洛南)PG
#2 首藤 怜(文3=仙台大明成)PF
#8 野田 凌吾(国文1=藤枝明誠)PG
#12 伊藤 舷人(法1=法政第二)PG
#18 八重沢 連(法3=八王子学園八王子)PF
#26 伊藤 遙志(経1=福大大濠)PF
#32 菅野 汰樹(人環3=法政第二)PG
#55 佐渡 樹也(法2=中部第一)SF
#80 武川 暖(理工3=法政第二)SG
#91 オディギェ プレシャス 恵(法1=湘南工科大附)SF
戦評
第1Q。関東学院大ボールでスタートした試合は、留学生にポストプレイを許しフリースローを与えてしまい、先制点を許す。法大の最初の攻撃は#14 佐藤正樹(社4=法政第二)の3Pが外れ、オフェンスリバウンドも惜しくも取れず。#7 本山遼樹(法4=福大大濠)のスクリーンを利用し、ゴール下にダイブした#10 坂本温人(現4=法政第二)へ#25 鍋田憲伸(法2=福大大濠)がパスを出すが、惜しくもシュートは外れてしまう。しかし、その後スティールでボールを奪い、鍋田が落ち着いてフローターを沈め、この試合初得点。#75 柳田大斗(営4=國學院久我山)、#10 坂本を中心にオフェンスリバウンドを獲得し続けるも、得点に繋がらない攻撃が続く。3連続ターンオーバーもあり、上手く流れに乗れない法大だったが、キャプテン#14 佐藤のダブルクラッチで勢いを取り戻す。開始5分で投入された#18 八重沢連(法3=八王子学園八王子)は3Pを狙うが、惜しくもリングに嫌われてしまう。同じく投入された#0 杉信イフェアニ(文4=洛南)はフリースローを獲得し、9―11と2点差まで詰め寄る。残り3分、法大らしい速い展開からファストブレイクがさく裂。#32 菅野汰樹(人環3=法政第二)、#0 杉信の連続得点で同点に追いつく。また、#10 坂本のターンで留学生を華麗にかわすが、惜しくもリングに嫌われてしまったシュートを自分で押し込み逆転に成功。#18 八重沢のバスケットカウントでさらに勢いづいた法大は、5点リードの20―15で第1Qを終えた。
第2Qはじめは、ターンオーバーから相手に得点を許したが、セットプレイから#25 鍋田が3Pを沈め、落ち着きを取り戻す。さらに#12 伊藤舷人(法1=法政第二)がフリースローを獲得。その後も#7 本山の3Pやゴール下のセットプレイから#32 菅野の得点が決まる。さらに#7 本山の連続3Pで32―24とリードを広げるも、相手にも得点を重ねられ32―31となったところで法大はタイムアウトを選択し、スタートの5人に戻す。セットプレイからの攻撃やその後の3Pも決まらず、3分半で逆転を許す。残り2分45秒ごろにスペインピックが成功し、#75 柳田がゴール下を沈め同点に追いつく。さらに#14 佐藤の得点もあり、相手にタイムアウトを取らせる。タイムアウト明けも法大の勢いは止まらない。#25 鍋田が1対1からドライブでペイント内に侵入し3点プレイを成功。その後も#7 本山の速攻や、#25 鍋田が得点を重ね、46―38で第2Qが終了。

関東学院大ボールで始まった第3Q。#75 柳田が粘り強いディフェンスでトラベリングを誘発し、幸先よくボールを奪う。続く攻撃では#10 坂本が3Pを沈め、49―38とリードを広げた。しかし、相手にシューティングファウルを与え、立て続けに得点を許すと5点差に詰め寄られる。#10 坂本が冷静なドライブでレイアップを沈め、51―44と再び突き放す。だが相手も速攻で返し、拮抗した展開に。#75 柳田が留学生を抜き去り得点を決め、53―46と再び差を広げた。その後は#7 本山の得点はあったものの、再び相手の3Pで55―52と3点差まで詰め寄られる。#7 本山の冷静なレイアップと#10 坂本のフリースローなどで61―52と再び差を広げた。さらに坂本は3Pのフェイクからドライブを仕掛け得点し、法大のペースに持ち込む。その後、相手に3Pを決められるも、#12 伊藤のアシストから#32 菅野が3Pを沈め66―57。相手はたまらずタイムアウトを要求。タイムアウト明けも法大のディフェンス強度は落ちず、#25 鍋田がコンタクトを受けながらも力強いドライブからレイアップを決め、リードを2桁差に広げていく。残り1分を切り、#12 伊藤伊藤がファウルを吹かれるも相手のターンオーバーを誘発。終盤には再び#25 鍋田がリバウンドからファウルを獲得し、フリースローを2本沈める。流れを取り戻した状態で第3Qを終えた。
最終Qは#12 伊藤がオフェンスリバウンドを拾い、続く攻撃で3Pを沈め75―63。互いに一進一退の攻防が続く中、#32 菅野がユーロステップからファウルを獲得し、フリースローを1本沈め76―65とする。その後、相手に3Pを決められ、法大は残り5分17秒でスタートメンバーを戻すも、再び得点を許し5点差に迫られる。ここで#25 鍋田がエンドワンを決め79―71と突き放すと、続くポゼッションでもフローターを沈めリードを10点差とする。中盤以降も安定した試合運びを見せ、残り2分を切ったところで相手がタイムアウトを取るが流れは変わらない。#25 鍋田がフリースローや、自ら速攻からドライブを決め、89―80と勝負を決定づける。最後まで10 坂本や#7 本山を中心に得点を重ね、94―83で試合を終えた。
(記事:紺野真帆)(写真:田中心之祐)

選手コメント
#12 伊藤 舷人(法1=法政第二)選手
--今日の試合を振り返って
ディフェンスからいい流れを作って勝ちたいと思っていたので、途中流れに乗り切れない所はありましたが、自分たちのバスケットで勝ちきれて良かったです。
--個人のプレーを振り返って
昨日の試合で全然自分らしいプレーができずに終わってしまったので、今日はアグレッシブにプレーすることを意識していました。
--大学入学から成長したと感じる所は
リーグ戦の最初は緊張して試合に馴染めない時もありましたが、徐々に慣れてきて、思い切ってプレーできるようになったと思います。
--2巡目への意気込みは
1巡目対戦して相手のこともわかってきたので、しっかりアジャストして全試合勝てるように頑張りたいです。
--ファンの皆様へ
1部に昇格することが目標なので、2巡目も勝ちきって昇格できるように頑張ります。
(インタビュー・辻原駿介)

#32菅野汰樹(人環3=法政第二)選手
――今日の試合を振り返って
競ったんですけど、最後勝ち切れてよかったです。
ーー1巡目を振り返って
自分たちにフォーカスするというところで、相手のスカウティングとかもやっているんですけど、自分たちのディフェンスから走るところだったり、こだわってきたオフェンスをみんなで共通認識をもって目を合わせながらやるところを意識してやっていました。
――1部昇格へ向けて2巡目で修正したいことは
出だしのところで相手のやりたいことをやらせてしまって相手のムードになってしまうところがありました。そこを修正するのと、あとは3Pの入りとか、ゲームエンドのところとかも少し崩れてしまったことがありました。そこをしっかりチームで戦えたらと思っています。
――次戦への意気込み
チームで頑張って戦います。
――ファンの皆様へひとこと
これからも応援よろしくお願いします。
(インタビュー・川邊暖乃)

#14 佐藤 正樹(社4=法政第二)選手
――1巡目最後の試合振り返って
一巡目最後の試合、関東学院大学というところで、相手は勢いとノリのあるチームで、試合の40分間でどのタイミングでどのぐらいシュートが当たって、相手の流れが来るかということを想定しました。1巡目ラスト1試合ですけど、みんな相手の流れでも、今まで積み上げてきた一巡目の経験をもとに、自分たちのやるべきことっていうのをずっと40分間遂行しようという話をしていました。それを遂行できて勝利を収めることができたので良かったと思います。
――1部昇格に向けて課題は
次、2巡目を終えて、入れ替え戦に行かなきゃいけないと思うんですけど、1巡目3敗しちゃったので、2巡目は東洋大と山学大と江戸川大に負けたっていう事実を受け止めて、ちゃんとその分スカウティングして、負けた試合も勝ちたいと思います。そして今まで勝ってきたチームを相手にもちゃんと自分たちの徹底したスカウティングと準備を怠らずにやって、2巡目に向かうことで入れ替え戦に行って、1部昇格という目標を達成したいと思います。
――キャプテンとして今のチーム状態をどう見ているか
今のチームの状態はすごく良いです。みんながみんな自分の役割、コート上での役割、試合に出ないけどベンチにいる人の役割だってそうですし、果たせていると思います。応援席にいるベンチに入ってないメンバーの人たちは試合が終わった後、Bチーム練習って言って、試合後、夜帰って体育館で練習しています。それがチームとして今すごくまとまっていたり、熱い気持ちをそれぞれ持っていて、それが一丸となって、1巡目のたくさんの勝利に結びついたと思ってます。
――次の試合の意気込み
1巡目の最初の試合を明星大学と試合した時は、やっぱりリーグ戦の1試合目っていう、少し難しさというか、試合慣れしていない部分もあった中での試合でした。なので2巡目の1試合目にまた明星大とやる時は1巡目とは全然違うような思い切った、勢いのある俺らのバスケットをして圧倒して勝ちたいと思います。
――ファンの皆様へ一言
いつもたくさんの応援ありがとうございます。1巡目が終わって、これまでの成績残せたのはファンの皆様のおかげだと思うので、2巡目も僕たち1巡目以上に頑張るので、引き続き応援よろしくお願いします。
(インタビュー・山田竣矢)



