【バスケ】難敵・国士舘大に5点差で敗北 …1部入れ替え戦への望みを次節にかける/ 第101回関東大学バスケットボールリーグ戦 対国士舘大学(2巡目)
対国士舘大学 @国士舘大学多摩キャンパス
▼試合結果
⚪️国士舘大学 80-75 法政大学⚫️
26<1Q>17
15<2Q>20
18<3Q>19
21<4Q>19
▼スターティングメンバー
#7 本山 遼樹(法4=福大大濠)PG
#10 坂本 温人(現4=法政第二)PF
#14 佐藤 正樹(社4=法政第二)SF
#25 鍋田 憲伸(法3=福大大濠)PG
#75 柳田 大斗(営4=國學院久我山)C
▼ベンチ入りメンバー
#2 首藤 怜(文3=仙台大明成)PF
#8 野田 凌吾(国文1=藤枝明誠)PG
#12 伊藤 舷人(法1=法政第二)PG
#18 八重沢 連(法3=八王子学園八王子)PF
#26 伊藤 遙志(経1=福大大濠)PF
#32 菅野 汰樹(人環3=法政第二)PG
#55 佐渡 樹也(法2=中部第一)SF
#80 武川 暖(理工3=法政第二)SG
#91 オディギェ プレシャス 恵(法1=湘南工科大附)SF
#99 小林 祐(文1=洛南)C
戦評
リーグ戦も終盤を迎え、是が非でも勝ち星が欲しい法大。試合開始直後から国士舘大にディフェンスを崩され、失点を重ねる苦しい立ち上がりとなった。法大もファウルで流れを切ろうと試みるが、なかなかペースを掴めない。しかし、法大のエース#25 鍋田 憲伸(法2=福大大濠)が鋭いスティールで流れを引き戻し、そのまま繋がれたボールを#7 本山 遼樹(法4=福大大濠)が冷静に3Pで沈めて反撃を始める。さらに#10 坂本 温人(現4=法政第二)もフェイントを駆使したドライブで得点を決める。だが法大はトラベリングを取られるなどなかなか波に乗り切ることができない。第1Q中盤、#12 伊藤 舷人(法1=法政第二)を投入したところで流れが変わった。#32 菅野 汰樹(人環3=法政第二)から#75 柳田 大斗(営4=國學院久我山)へのゴール下へのパスや、#18 八重沢 連(法3=八王子学園八王子)のアンダーパスから#32 菅野がゴール下で得点を挙げるなど、連携から質の高い攻撃を披露。ただその後は、相手も激しく応戦し主導権を握られ、法大 17-26 国士舘大と9点ビハインドで最初Qを終える。
ビハインドで迎えた第2Q。法大は積極的に攻撃を仕掛ける。特に#25 鍋田が躍動し、強気なドライブからのシュート、そして、反対サイドへのロングパスから#14 佐藤 正樹(社4=法政第二)が3Pを沈め、点差を詰める。しかし、直後に法大にアクシデントが発生。攻守にわたって貢献していた#14 佐藤が負傷し、退場を余儀なくされる。この緊急事態で試合の流れが滞りかけるが、法大は粘りのディフェンスを見せ、なんとか踏みとどまる。残り39.3秒で法大がタイムアウトを取り、戦術の確認と立て直しを図るも、点差を詰めるには至らず。法大 56-59 国士舘大とリードを許したままハーフタイムへ。

#10 坂本(写真は1巡目の国士舘大戦)
第3Qの立ち上がり、法大は国士舘大の速いテンポのオフェンスに苦しめられ、点差が広がってしまう。シュートがリングに嫌われる苦しい時間が続いたものの、#7 本山が華麗なる3Pを沈め、チームのムードを高める。その後も法大は激しいディフェンスや、ボールを奪い果敢に攻め込んでファウルをもらうなど、一歩も引かない姿勢を見せる。第3Q終盤、流れを変えたのはやはりエースの#25 鍋田。ハーフコート近くから3Pを決めると、点差は3点差まで縮まり、法大 56-59 国士舘大で最終Qへ望みを繋ぐ。
第4Qは序盤、両チームの激しいディフェンスにより、なかなか得点が入らない拮抗した展開で幕を開ける。法大は惜しいシュートが続きリングに嫌われるも、#7 本山が力強いドライブからのバスケットカウント。貴重な3点プレーで流れを呼び込む。その後、#10 坂本のゴール下からの得点により逆転に成功するが、国士舘大もすぐさま取り返し、再びリードを奪われる。さらに相手にもバスケットカウントを取られるなど、一進一退の攻防が続く。法大は相手の堅いディフェンスをかいくぐり、得点を重ねるが、残り1分29秒で74-78と4点ビハインド。法大はタイムアウトを取り、最後の猛攻を仕掛けるが、法大ボールからの再開でターンオーバーとなり、国士舘大ボールになってしまう。その後の得点も奪うことができず、最後は国士舘大に時間を使い切られ、法大 75- 80 国士舘大で惜しくも敗戦となった。
(記事:岩井川惟凪)(写真:田中心之祐)

#25 鍋田(写真は1巡目の国士舘大戦)


