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【アメフト】 新シーズンついに開幕! トマホークス幹部単独インタビュー!

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【アメフト】 新シーズンついに開幕! トマホークス幹部単独インタビュー!

2014年春  

昨年のあずまボウルで日大に敗れ、学生日本一の夢に届かなかった法大トマホークス。再び同じ夢を目指し始動した、新チームの主将と副将の5人に今年のチームについて聞いた。今年から秋季1部リーグが再編成され、昨年以上に厳しい戦いなることが予想される中、新星法大トマホークスはどんな戦いを見せてくれるのだろうか。

新星トマホークスのリーダーが集結!

スローガンは「一心」 全員で日本一へ

小林貴主将

―昨年を振り返って 目標は学生日本一だったのですが、日大に負けてしまいました。今年は最終戦が日大なのでそこで必ず日大を倒して、学生日本一になりたいと思います。
―あずまボウルで見えたチームの課題は 昨年は田中前主将がうまくチームをまとめて引っ張っていってくれたのですが、今年はそういった人間が(最上級生に)あまりいないので、全員でチームを作っていくようにしていくというのが課題です。

―今年のスローガンを教えてください 「一心」です。
―そのスローガンにした理由は 誰かが努力していても、全員がそれをしなくては意味がないので、全員の心を日本一という目標に向かってひとつにしていく、という意味でこの言葉にしました。
―全員がひとつになる必要があるとのことでしたが、そのために主将として、今後はどのようにチームをけん引していきますか 全員が自分の考えを発信できる環境を作ることを心掛けています。上級生が下級生に指示してばかりの環境だと選手も育たないと思うので。そして(意見を)受け止める側も相手の意見を尊重して、自分自身にも吸収していけるような雰囲気を作っていけるように意識しています。
―今年のチームの雰囲気は 4年生が最上級生という自覚がまだなくて、チームを引っ張れていないので、そこが今一番悩んでいるところではあります。下級生は元気よくやってくれているので、上級生がうまく引っ張って行けるかどうかが今後の雰囲気を変える鍵になると思います。
―昨年のチームと今年のチームの違う点は 昨年は田中前主将が先頭に立って引っ張ってくれていたので、全員が少し頼っていたところが正直あったのですが、今年はそういった目立つ人間がいないので、全員が「自分がやらなくては」と思って動いています。全員で穴を埋める感じで今年は動いています。
―春季オープン戦の目標は 秋季に戦う立大や中大もいるので、「今年の法大はレベル低い」などと思われたくないので、今年最初の試合で相手の印象に残るように全力でいきます。また、部員が多く試合数も多いので全員のレベルアップを図るために多くの選手に出場機会を与えていきたいと思っています。
―主将が注目している選手は 全員に期待しているのはもちろんなのですが、DFでしたら、田中前主将のポジションにいるLB樽澤の成長に期待したいです。OFは今年から宮田コーチの下で練習をすることになって全てがガラッと変わったので、QBがOF陣をいかに引っ張っていけるかにかかっていると思います。
―田中前主将からアドバイスなどはいただきましたか フットボールというスポーツを通じて、プレーだけでなく心も強くなって、社会に貢献できるような人間にならなくては選手としてスポーツをする意味はないと教えていただきました。なので、挨拶をしっかりしたり、掃除をしたり、当たり前のことですけど、そういったことをしっかりやろうと意識しています。
―主将になってどのような意識の変化がありましたか 昨年までは一選手として戦ってきたのですが、今年からはチーム全体を見なくてはいけないので、自分のことばかり考えないで、常にチーム全体の現状を把握したり、全員のモチベーションを考慮したりしなくてはいけないので、常に気を配っていますね。
―秋季1部リーグの再編成について 相手のレベルが高くなることは懸念しています。また、初戦からフルで戦っていかなければいけないので、選手の疲労やけがの回復など、コンディションの面も少し不安です。しかし、どの試合もいいゲームになると思うので、楽しんでプレーができると思います。
―新入部員が入って層が厚くなったポジションは DBがたくさんいて、今年は4チームも作れます。選手層が薄いポジションはないです。
―今年一年の意気込みをお願いします 今年は必ず日本一をとって、日ごろ応援してくださっている方々や、自分たちを支えてくださっている方々に恩返しできるように、全力で頑張っていきます。

近藤濯副将

―昨年を振り返って 自分のミスで負けてしまったと思っています。今年はOFリーダーという部分と副将という部分を任されたので責任をもって取り組みたいと思います。
―今年のチームの雰囲気は 下級生が結構元気良くて明るいなと思いますね。上級生はその下級生をいかにまとめられるかが今年キーポイントになると思います。元気の良いチームにはしたいと思います。
―近藤選手の期待している選手は まだ特定はしたくないので、みんな頑張ってほしいです。OF全員に期待したいです。
―新入生で注目している選手は QBの2人はすごく期待しています。QBのポジションリーダーとしては2人共頑張ってほしいです。
―春季リーグの個人的な目標は 日本一を目指しているだけあって、スーパースターとかにはなれなくてもいいので、着実にチーム動かしてチームの歯車を回せるような、勝てるQBを目指したいです。
―最上級生、そして副将になり何か意識の変化は 昨年よりは1人1人へのアプローチの量をかなり増やしています。1人1人の特徴や長所の部分を引き出せるようにすることに、昨年よりも重点を置いています。
―小林主将について 性格はすごく真面目で頑張り屋です。口で説明するのは苦手なんですけど、背中を見せるタイプのキャプテンですね。いかにそのキャプテンに付いてこさせるようにするかというサポートは自分たち副将の仕事だと思っています。そのような中でチーム力を出せればいいなと思います。
―副将に決まったときの心境はどうでしたか 決まったときに覚悟したことよりも、毎日毎日を前日よりも良い練習にするとか、前日よりも選手の長所を引き出してあげるという点を意識しているので、副将をやると決めたときよりも今の方が覚悟は大きいと思います。
―今年一年の目標は 何より、今のこのメンバーで日本一になりたいです。
―ファンの方にメッセージをお願いします 昨年ファンの方にふがいない試合を見せてしまったと思っているので、今年はその雪辱を果たすべくしっかりとやっていきます。一年間応援よろしくお願いします。

伊藤健太郎副将

―昨年を振り返って 個人的には3年生として4年生をフォローできなかったことが反省です。チームとしてはキャプテン任せになっていたところがあって全員で戦えていなかったところがあったので、そこが反省点です。
―春季オープン戦での目標は 今年は新しい試みが結構多くあるので、その成果をしっかりと試合で体現したいです。個人としては、けがなく全試合に出たいです。
―今年のチームの雰囲気は 個性が強くて、アップダウンが激しいですね。でも元気があって良い雰囲気のチームだと思います。

―副将になって意識にどんな変化がありましたか 周りをよく見るように意識しています。下級生が今どんなことを考えているのか、どんな言葉をかけてあげれば成長できるのかなど、下級生には気を配って、自分のことだけではなく、下級生の成長のために自分の力を使うことを意識しています。
―伊藤副将が注目している選手は 自分のポジションのOLでいうと、2年の鵜沼ですね。他にはQBの鈴木です。昨年大舞台をあれだけ経験しているので、まだ2年生ではありますけど、OFを引っ張っていってほしいと思っています。
―小林主将について 小林はすごくハートが熱くて、リーダーシップもとっていて、誰よりも声も出していて、凄くいい主将だと思います。大きい体の割に涙もろいところもあって、すごく良い奴です。
―今年一年の目標は 個人ではケガなく、そしてもちろん日本一を目指していきます。

鈴木直樹副将

―昨年を振り返って チームとしては前主将の田中さんに頼りすぎてしまい、他の上級生があまり目立ってなかったかなって感じがしました。

―今年のチームの形は  なるべく上級生全員が目立てるように、誰かひとりというより全員でチームをまとめられるように「一心」というスローガンを立てました。

―今年のチームの雰囲気は 自分も含めて上級生がもっとリーダーシップを発揮していかないと下級生もついてこられないので、そこがまだまだ足りないと思います。
―今年のチームの方向性は 今年のチームは自分の考えを発信でき相手の考えも誠実に受け止めることのできるチームにしていきたいと思います。
―注目選手は LBは2年の高橋に頑張ってほしいです。1年生で期待しているのはDLの徳山と高橋です。2人とも体が大きいので頑張ってくれると思います。OFはQBの馬島とRBの日比に期待してます。
―副将5人体制について 結構個性が強いメンバーが多いので、無理に一つにまとめる必要もないのかなって思います。個性は消さなくてもいいんですが、チームの方向性は一緒にしていきたいです。
―オープン戦に向けて個人の目標は けがをせずに春季はグラウンドに立ちたいですね。昨年も一年間けがをしなかったのでそれを続けたいです。後輩の指導もしていきたいです。
―最上級生としての意識は 昨年、同じポジションだった田中前主将は自分のことだけでなくチーム全体を常に見ている人だったので、今年は自分も一歩下がって、チームを俯瞰的に見られたらいいなと思ってます。あと、自分の考えを伝えるのが得意ではないので、全力でプレーする姿を見せることで後輩を巻き込んでいきたいです。
―小林主将について 優しいです。小林も不器用でチームをまとめきれない部分もあるので自分が助けてあげれたらいいなって思います。
―今年一年の個人の目標 プレーや精神面においてDFリーダーとして存在感を示していきたいです。DFの中心としてつらい時でも踏ん張れる「柱」に自分がなっていきたいと思います。

近藤諒副将

―昨シーズンを振り返って 二年前に(日大に)勝って、昨年勝てなかったので、少し油断してしまっていた部分はあります。今年は気を引き締めてやっていこうと思います。
―日本一へ向けて必要なことは 一体感が無いので…。あるにはありますが強いチームの一体感ではないので、一体感の更なる強化を目指したいです。
―今年副将が5人になりましたが 人数が多いので意見がまとまらないこともあります。でも人数が多い分意見も多く、色々な選択肢があるのでその中で良いものを選んでいけば良いチームになっていくと思います。
―副将が決まったときの心境は
変に緊張せずに頑張ろうと思いました。
―副将としての仕事とは キックを蹴るだけなので、試合を見ていることが多く、試合に出場する機会はあまりありません。でもその分フィールドを見ることができます。スタッフに近い目線で、というよりスタッフと選手の間のような存在なので、色々な視野を持って色々なことに気付いてチームを引っ張っていくつもりです。
―試合でパントを蹴る際、緊張を感じますか 1年生の時に試合に出させてもらったときは緊張していましたが、やっと楽しくなってきました。でも一回も出ないときもあって、グランドの横でストレッチして終わることもあります。
―理想のパントは ゴール1ydで抑えるのが一番だから、そこに対してどのようなアプローチをとっていくか。どのようなパントを選ぶか。蹴るだけでも色々な種類があって、それをうまく使い分けたり風の状況とか力加減などを工夫したりするのが楽しいです。
―小林主将について 高校のときに彼に誘われてアメフトを始めて、今やっと支える立場になれたので頑張って続けてきて良かったなと思います。
―スローガン「一心」について 昨年は「覚悟」でしたが、覚悟は個人単位になってしまうこともあります。「一心」は蔀主将の代を意識していて、あの時のチームはやはり勝てたし、あの時と今の4年生はとても似ているのでひとつにならなきゃなと。昨年は喜貴さんを頼りすぎてしまいました。
―昨年主将の田中選手と小林選手のタイプは違いますか 小林はみんなで一緒にというタイプで、一昨年の蔀主将(13年卒)に近いです。反対に田中前主将はみんなを巻き込むタイプです。今年は副将が多いのもあり、みんなでやっていこうという意識が強いと思います。
―近藤副将の注目する選手は Kの谷澤くんです。
―昨年の田中主将から受け継いだことはありますか ミーティングや練習を引っ張ることで、部員全員に自分の姿を見せることができるのが田中前主将の強みだったので、そのいうリーダーに自分たちもならなければいけないと思っています。自分たちは上から言わなくちゃいけない立場ですけど、練習の場面でも誰よりも先頭で頑張らなくてはいけないし、そういった姿を見せることでチームを引っ張るということの大切さを学びました。
―春季オープン戦の目標は 身体が小さくて試合に勝てなかったので、チームではウエイトを増やしています。そこを取り組んできたので春にそれがしっかり体現できればなと思います。個人的には、昨年関東で1位になったので、今年もちゃんとしっかり仕事してチームに貢献したいと思います。
―今年のチームの雰囲気は 自由ですね。特に3年生。4年生は少し静かかもしれないです。
―3年生の中で特に自由な選手は 悪い意味ではなくて自分の意見をしっかり言えるって意味ではDBの宮川ですね。そういう意味では上級生も少し緊張するし、活力を生み出してくれているので助かっています。
―昨年とチームとの雰囲気の違いは 昨年は喜貴さんが引っ張るチームでしたが、今年は小林を支えようってチームで一体感を出そうと全員が意識しています。
―新入生の印象は 身体が大きい子が多いです。活躍してくれると思います。
―今年一年の目標をお願いします 今年は自分の記録だけではなく、どうチームに貢献できるかどうかとかにこだわりたいと思います。  

監督のコメント

青木均監督

―今年のチームの雰囲気は 今年も昨年同様キャプテンがしっかりしているので、非常に良いです。各々が自分を責め立てているのでいい雰囲気だと思います。
―今年はチーム作りの方針は 今年はチャンスだと思っているので、球際やホイッスル間際といった最後のところまで戦えるチーム、細部まで指導が行き届いたチームにしていきたいと考えています。また自主性を重んじて、自分たちでチームのルールから決めていって、自分たちの力で勝てるような選手に成長させていきます。
―注目の選手は やはり主将の小林です。そしてQBの近藤濯と鈴木貴ですね。あの2人がOFを引っ張って行く形ですね。
―今年の主将について 彼は圧倒的に強いので、とても期待できますね。
―最後にトマホークスファンの方へ一言お願いします 頑張りますので、引き続き今後とも応援よろしくお願いします。

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  •    スローガン「一心」を色紙に書く小林貴 主将
  •    鈴木直樹 副将
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