【硬式野球】東京六大学野球春季リーグ戦 明大戦展望

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【硬式野球】東京六大学野球春季リーグ戦 明大戦展望

東京六大学野球春季リーグ戦 対明大戦
2014年5月3日(土)~
神宮球場

2勝2敗で“血の法明戦”を迎えた。昨年、春秋ともに勝ち点を奪われた因縁の相手である明大。目の前で優勝を見届けるという屈辱を晴らす時がついに来た。2連勝の勢いのまま、王者・明大に挑んでいく。

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明大のエース・山﨑福也

展望

 立大に2連勝し、このまま勢いに乗りたい法大。次の相手は、昨年春秋連覇を達成した宿敵明大だ。ともに勝ち点1として迎える今回の法明戦。昨年同様、互いに絶対に負けられない戦いになる。

 明大投手陣の中心はプロ注目のエース左腕・山﨑。現在防御率1.72と安定したピッチングは今年も健在だ。山﨑に続くのが、昨秋11試合に登板し、明大の優勝に大きく貢献した上原。また、2年生の柳も急成長を見せている。打線に目を向けると、一番に座る福田、そして主軸の高山、糸原、菅野、正捕手の坂本など春夏連覇メンバーが名を連ねているため警戒が必要。また、現在打撃ランキング2位と好調をみせる植田にも注意したいところだ。

 法大の先発は立大戦一回戦で好投し、通算勝利数を16に伸ばしたエース石田健大(営4)、そして立大戦二回戦で見事初完投、初勝利を挙げた玉熊将一(法2)が濃厚。また鈴木貴也(人4)、浅野文哉(法3)など、実力ある投手にも注目だ。一方の打線は、これまで元気がなかったが立大二回戦で二桁安打と奮起。開幕から一番を任されている田中彪(法3)、チャンスに強い佐藤竜一郎(法3)など、打撃好調な選手達が起爆剤となれるか。また、立大一回戦ではクリーンアップを外れるも、二回戦には五番に座り二安打と打撃復調の兆しを見せる伊藤諒介(キャ4)のバッティングにも期待したい。

 昨年は春、秋とも明大に目の前で優勝を決められ胴上げを見せつけられた法大。雪辱に燃えるナインは、意地を見せつけることが出来るだろうか。(菅野響子)

明大予想オーダー

打順 打席 位置 選手(学年=出身校)
1 (6) 福田(4=広陵) .500 0 2 0
2 (4) 糸原(4=開星) .214 0 2 0
3 (8) 高山(3=日大三) .444 1 4 2
4 (7) 菅野(3=東海大相模) .063 0 2 2
5   (5) 植田(4=関西) .533 0 0 1
6   (3) 佐野友(4=日大三) .333 1 3 0
7   (2) 坂本(3=履正社) .267 0 3 0
8 (1) 山崎(4=日大三) .667 1 2 0
9   (9) 長嶺(4=宮崎工) .222 0 0 0

明大の主な投手陣

選手(学年=出身校)
山崎(4=日大三) 3 1 0 15 2/3 12 1.72
  今岡(4=横浜隼人) 2 0 1 2 2 0.00
上原(3=広陵) 4 0 1 11 1/3 12 4.76
  星(2=宇都宮工) 4 0 0 4 9 0.00
  柳(2=横浜) 3 1 0 10 17 2.70
齊藤(1=桐蔭学園) 2 0 0 2 2 4.50

(※記録はいずれも4/28までの成績です)

フォトギャラリー

  • 201405021明大のエース・山﨑福也
  • 201405022明大の中心選手・高山俊
 

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