【バレー】 春季リーグ戦 対明大 流れつかめず黒星、春季リーグ戦後半へ
春季関東大学男子1部リーグ戦 明治大学
2014年4月27日(日)
慶應義塾大学日吉記念館
春季リーグ戦も折り返し地点を迎えた。5戦を終えて、ここまでの結果は2勝3敗。リーグ戦後半につなげるためにも、負けられない一戦となった。第6戦の相手は明大。アクシデントも有り、落ち着かない試合展開となるが、勝利の女神はどちらに微笑むのか・・・
試合結果
トータル試合結果
1 法政大学 |
21 | 1セット | 25 | 3 明治大学 |
---|---|---|---|---|
28 | 2セット | 30 | ||
25 | 3セット | 21 | ||
21 | 4セット | 25 | ||
― | 5セット | ― |
法政大学スターティングメンバー
選手名 | 学部/学年 | ポジション |
---|---|---|
#5 久保田 雅人 | 営4 | レフト |
#1 村上 竜也 | 営4 | センター |
#7 木村 築 | デ工4 | ライト |
#10 千住 治 | 営3 | レフト |
#11 田中 尚 | 法3 | センター |
#12 長谷川 優太 | 法3 | セッター |
#27 小林 慎平 | 営1 | リベロ |
戦評
第1セット、エース木村築(デ工4)にトスを集め、3点リードを得る。しかし中盤からミスが目立つようになり、15-14から3連続得点され逆転をゆるす。その後もスパイクとトスがかみ合わずなかなかラリーを制すことができない。最後はフェイントをうまく落とされ、21-25でこのセットを落とす。
4セット目序盤はトスが合ってきたのか、村上のクイックが光る。またセッター長谷川が冷静な読みでブロックを決め、木村もラリーをきっちり決めきる。12-9とリードを奪うが、じわじわと追い上げられ、14-14の場面で明大のピンチサーバーがサーブポイントを決め、ここから主導権を奪われる。しかし法大もくらいつき、17-21の場面から長谷川や村上の好レシーブを木村が気合で決め、20-21に。ここで明大がタイムアウトをとると、法大の流れは切られてしまい、最後に二連続でブロックを決められ敗戦した。
今日の試合ではなかなかトスとスパイクがかみ合わない部分やレシーブ時に間に落ちてしまう場面があり、課題の残る試合内容となった。今回でリーグ戦は折り返しだが、2勝4敗と思わしい成績ではない。次戦では自分たちのバレーを展開し、ストレートで勝ち星をあげてほしい。(須藤未来)
コメント
濱口 純一 監督
―今日の試合を振り返って
明治はサーブを入れてきてミスの少ないチームなのでうちもミスを出さないようにとは思いましたけど、1セット目はコンビミスがあったりレシーブが離れたりしたので、向こうのエースに決められてそれがレシーブできなかったという感じですかね。簡単に言えば。
―2セット目は長谷川選手が目を傷めるアクシデントに見舞われましたが
試合なので普段からそういうことも想定して練習をやらなくてはいけないんですけど、コンビが合う合わないの関係で攻撃陣は多少不安を抱えながら試合をやっていたということが、まあ敗因とは言わないですけど、最後向こうに追いつけなかった理由ですかね。
―春季リーグ戦を半分終えて
2部から上がってきて、20点以降の点数の取り方だったり、ここは必ず取らなきゃいけないという大事なポイントで取れないことが他の上位のチームと比べて多いので、その辺を考えながらゴールデンウィーク中詰めていけたらいいなと思います。
―チームの雰囲気は
体調面では非常に疲れていると思いますけど、負けが混んできてやらなきゃいけないということは思っていると思います。雰囲気というか個人個人が自分のやるべきことや役割をしっかりやっていければ勝てると思いますので、そこを修正できればいいなと思います。
―再来週のの筑波大、中央大の印象
筑波はセンターが高いのでそこをうちがコンビを使っていかに崩していけるかっていうところですね。中大に関しては全勝していますので、そこをなんとかリーグ戦を面白くできるような展開にしていけたら、と思います。
村上 竜也 主将(営4)
ー今日の試合の振り返り
昨日といっしょで入りの部分を相手のペースに合わせてしまった部分がありました。それとセッターの長谷川のコンタクトが外れて途中抜けた場面で、うちの選手層の薄さがでちゃったかなという感じです。
ー相手の印象
去年の主力がほとんど抜けたので、チームが変わっているといえば変わっているんですけど、身長がないぶんレシーブだったりサーブだったり繋ぎの部分がすごく上手なチームでなかなかボールが落ちなかった印象ですね。
ー明大に対しどのような対策をしたか
ほとんど時間差攻撃とサイドのエースのアタックの2つのパターンしかないので、その部分でブロックをしっかりついていこうという部分と相手がミスしないチームなので自分たちもミスしないようにしましたね。
ー今日で折り返しとなり、これから後半戦に突入するが、どのように戦うか
やっぱり後半は重要な戦いというか、入替戦にいくかいかないかというのが決まっていく試合ばかりなので…。やはりプレッシャーというのもすごくあるんですけど、自分たちのバレーをすればしっかり勝てると思うので、自分たちのバレーができるようにやっていきたいと思います。
ー後半戦初戦となる筑波大戦へ向けてどのように対策をするか
筑波は身長が高く、ブロックがすごく高いので、高さ以外の部分の繋ぎだったり、あとはコンビなどでブロックを動かしていって、対応していけば、必ず勝てると思うので頑張ります。
木村 築(デ工4)
阿部 宗己(法4)
-今日の試合を振り返って
1、2セット目を取られてしまって、入りが良くなかったんですけど、自分的には1セット目でサーブに入ったときに、スパイクを拾えなかったので、拾えていれば流れを持って来れたかなと思います。
-3セット目を取り返しましたが
プレー面というよりは、1、2セット目とは違う気持ちで臨めたのかなと思います。ハプニングがあり、セッターが抜けたりしたので、そういうところでチームの士気が上がっていったのかなと思います。
-ピンチサーバーとして起用でしたが
自分はレシーブが役割なので、相手のスパイクであったりを一本拾って決めてもらう、というのを目指していました。
-明大の印象は
両エースの打数が多くて、昨日の日体大もそうなんですけど、粘り強くやってくるチームだなっていうのはありました。
-途中からコートに入るなかで、ポジションの確認などは
入る場所だったりとか、どこをマークしてレシーブするのかをサーブを打つ前にコートにいる選手と話し合っています。
-今季から最高学年となりましたが
個人的には、普段練習ではAB戦をやるときに、Bチームに入ってるときが多いんですけど、Aチームに4年生が多くいて、Bチームには同級生が少ないんですけど、その中で良いゲームをすることでAチームの成長に繋がると思うので、そういうところで自分がプラスになれるように意識しています。
-チームの雰囲気は
けが人が多いんですけど、リーグ戦を通してやっていくという意識は高いと思います。
-前半戦を振り返って
チームとしては(先週まで)1勝1敗で来ていたので、最低限1勝1敗にはしようと話していたんですけど、負けてしまい、下位の方になってしまったので、残り半分で巻き返せるようにやっていきたいです。
-後半戦どのように戦っていきたいと
細かいところなどのプレーをすぐに改善するのは難しいと思うので、気持ちやモチベーションの維持など、すぐに出来ることを地道に継続して、やっていくことが大事かなと。自分的にもBチームに入ってるとき、レシーブをしっかりすることによって、Aチームの成長に繋がれば、昨日や今日のように粘り強いチームと戦ったときに、対応できるんじゃないかなと思います。
-ご自身の調子などは
4月の上旬まで就職活動をしていて、2、3ヶ月ぐらい練習に行けたり、行けなかったりという時期が続いたのですが、まだもっと動けると思うので、2週間でもっと動けるようにしたいです。
-この2週間どのように過ごしたいと
4年生で授業も少なくなりましたし、GWもあって、パレー中心の生活になるので、しっかり試合に向けていきたいなと思います。
-次の試合に向け意気込みを
筑波の試合は大事になると思うので、自分に与えられた役割をしっかりこなせるように、準備していきたいです。
フォトギャラリー
- 主将村上がチームを引っ張る
- 今季初出場の阿部
- 長谷川とハイタッチする久保田
- 頼れる司令塔長谷川
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