【サッカー】関東大学サッカーリーグ 第3節 対青学大 連勝は途切れるが”負けない
JR東日本カップ2014 関東大学サッカーリーグ戦2部
第3節 対青山学院大学
2014年4月16日(水)横須賀リーフスタジアム
開幕2連勝で勢いに乗る法大。今節の相手はここまで1勝1敗の勝ち点3だが、高い実力を持つ青学大。昨年の対戦では2試合とも打ち合う展開の試合だった。今季初顔合わせでは、常に青学大が先行するも、法大が食らいつく2-2の引き分けという結果に終わった。
トータル試合結果
2 法政大学 |
1 | 前半 | 1 | 2 青山学院大学 |
---|---|---|---|---|
1 | 後半 | 1 |
得点とアシスト
時間 | 大学 | 得点者 | アシスト |
---|---|---|---|
19分 | 青学大 | 服部真矢 | 関谷祐 |
30分 | 法大 | 山田将之 | 西室隆規 |
48分 | 青学大 | 関谷祐(PK) | - |
62分 | 法大 | 西室隆規 | 高橋健哉 |
警告
時間 | 大学 | 選手名 |
---|---|---|
24分 | 青学大 | 京谷季樹 |
39分 | 法大 | 青島拓馬 |
47分 | 法大 | 袴田祐人 |
76分 | 法大 | 星雄次 |
78分 | 法大 | 田代雅也 |
メンバー
法政大学 監督:長山一也 |
拓殖大学 監督:清水智也 |
||||
---|---|---|---|---|---|
12 | GK | 袴田祐人(4) | 1 | GK | 高橋博昭 |
27 | DF | 山田将之(2) | 2 | DF | 堤勇人 |
3 | DF | 宗近慧(4) | 3 | DF | 御牧健吾 |
22 | DF | 田代雅也(3) | 5 | DF | 京谷季樹 |
2 | DF | 永戸勝也(2) | 6 | DF | 服部真矢 |
25 | MF | 西室隆規(3) | 7 | MF | 荒木大吾 |
26 | MF | 伊東航希(2)→山口(84分) | 8 | MF | 後藤拓斗 |
6 | MF | 星雄次(4) | 10 | MF | 関谷祐 |
16 | MF | 青島拓馬(3) | 11 | MF | 恵竜太郎→菊池(31分) |
18 | FW | 鈴木貴大(3)→白石(61分) | 14 | FW | 伊東光輝→下重(81分) |
4 | FW | 清水道浩(4)→高橋(HT) | 27 | FW | 角宮健介 |
サブメンバー | |||||
21 | GK | 富澤雅也(3) | 21 | GK | 仙洞田健 |
19 | DF | 内嶺大輝(3) | 4 | DF | 水島雅之 |
14 | MF | 白石智之(3) | 17 | DF | 諸井孝太 |
5 | MF | 山口廉史(4) | 15 | MF | 下重優貴 |
8 | MF | 三田尚希(4) | 22 | MF | 平久将士 |
10 | MF | 高橋健哉(4) | 31 | MF | 菊池亮輔 |
30 | FW | 高田一輝(2) | 37 | FW | 高橋愛斗 |
※(カッコ内)は、選手の学年、および交代した時間を表示しています。
戦評
共に攻撃面に特徴がある両チーム。昨季の対戦では前期(●1-4)後期(●3-5)共に点を取り合う試合展開を落とし、2連敗としている。また今節は水曜日の開催のため、法大にとっては中2日で迎えるゲームとなり、いかにコンディション調整を行えるかがポイントにもあっていた。
この日の布陣は、前節出場停止のCB宗近慧(経4)の代役を務めた山田将之が右SBに入り、攻守においてセットプレー対策を行う。また前線では機動力の高い鈴木貴大(経3)を久しぶりの先発起用。前節途中出場から目立った活躍を残せなかっただけに、奮起が期待された。
試合は互いに固さが見える入りとなった。互いにショートパスを多用しポゼッションを目指すも、シュートまではつなげることができない。しかし、7分に青学の角宮がこの試合のファーストシュートを放つと、ここから試合が動き始める。直後にMF青島拓馬(社3)がお返しとばかりにミドルで狙うがこれはミートせず。10分には、これも青島の左サイド突破からCKを得る。これは弾き返され再度右からのCKになると、西室のボールに山田が強烈なヘディングで合わせるがGKの好セーブに阻まれる。このまま自分たちのペースに持っていきたいところだったが、18分にセットプレーで先制点を決められてしまう。反撃に転じたい法大は、サイドハーフの青島と星雄次(社4)がポジションチェンジを繰り返すなどし攻撃を活性化させる。するとこれが功を奏したか段々と前線に効果的なパスが供給されるようになり、30分に西室のパスを受けた清水がシュートを放ちCKを得る。西室のCKに再度山田が合わせると、今度は見事にゴールネットに突き刺し同点。試合を振り出しに戻す。この後は互いに攻め手を欠いたまま前半終了。後半へと勝負は持ち越される。
後半開始から法大は10番の高橋健哉を投入し攻撃の活性化を図る。しかし、開始直後から単純なミスが散見され、相手に主導権を握らせてしまう展開に。すると48分に左サイドを突破されエリア内に侵入されると、GK袴田祐人がたまらず倒してしまいPKを与えてしまう。青学関谷にこれを決められ1-2、再度リードを許す展開となった。
まずは同点に追いつきたい法大。途中出場の高橋のドリブル突破や、右サイドの星とのコンビネーションで再三チャンスを演出すると、徐々にリズムを取り戻し始める。そして62分、高橋の個人技からエリアに侵入すると、最後はディフェンスのブロックでボールがこぼれたところを西室が冷静に押し込み再び同点にする。この後は法大が怒涛の波状攻撃でリードを狙う。青島をトップ下に置き高橋のワントップにすることで中盤に厚みがまし、高いポゼッションでゴールを狙い続ける。守っては要所を宗近と田代雅也(社3)の両CB と袴田が締め追加点を許さない。しかし、このまま互いに追加点を奪うことはできず試合終了。昨年に引き続き得点の取り合いとなったが、勝ち点1を分け合うこととなった。
田代が「負けなかったことをポジティブに捉えたい」と話すように、常に劣勢に立つ中で同点で追われたことは、昨年位比べ大きな前進と言えるだろう。無失点と連勝は途絶えたが、次節より再び「強くて面白いサッカー」で勝ち点3を積み重ねていくことが大切になる。次は中3日で迎える東洋大戦。降格組であり、1部の強さを身を以て痛感してきた東洋大に対して、いかに自分たちのプレーをできるか。長山体制の最初の正念場と言ってもよいだろう。(佐藤康平)
選手コメント
DF田代雅也
フォトギャラリー
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