【サッカー】Jリーグ内定者インタビュー第4弾!SC相模原内定・MF若林龍 編

2022年12月6日
法政大学城山サッカー場

10月11日、MF若林龍(現4=桐蔭学園)の2023年シーズンSC相模原(J3)への加入内定が発表されました。
相模原からJリーグに挑戦する若林選手に内定の経緯やSC相模原の印象、来季もチームメイトとなる佐野陸人選手のことなどを語っていただきました。

インタビュー全文

若林龍(現4)

―内定した今の気持ち
最初に声を掛けてくれたのが相模原で、最初に声かけてくれたクラブというのは自分の中でも印象に残っていますし、その中で自分のスピードとドリブルを評価していただいてオファーをしていただいたので、もうひとつ練習会には参加させてもらったんですけど、そこが結果待ちという状態だったので、将来の規模的にも相模原が良いのかなと思ったので9月に決めさせてもらいました。

―練習参加して感じたこと
ベテランが相模原は多かったので、強度という意味では法政の方が正直高かったんですけど、ベテランの熟練の技術というのは、藤本淳吾さんとかもいたんですけど、そこのあたりは自分が見習うべき技術がたくさんあったので、強度というよりもシンプルな技術の方が差を感じたかなと思います。

―その中で感じた自分の通用する武器
スピードとドリブルが自分の武器で、自分が行った時はフロンターレと練習試合だったんですけど、そこでも通用したので、J3でも絶対通用するかなと思います。

―相模原は来季から元日本代表で桐蔭学園の先輩でもある戸田和幸さんが監督に就任しますが
誰もが戸田さんは知っていると思いますし、自分自身桐蔭学園出身で、戸田さんも桐蔭学園出身で2回りくらい先輩で、環境が整っているなと思いますし、どんなサッカーするのか分からないですけど、付いていって一緒にJ2昇格出来ればいいなと思います。

―対戦が楽しみな選手
同期はすごい楽しみで、ハギ(萩野滉大)とかタカ(堀江貴大)もいますけど、タカとはマッチアップするかもしれなくて、ハギとは一年生から仲が良くて、2人とも愛知出身ということもあるので凄く楽しみですね。

―佐野選手とは相模原でもチームメイトとなりますが
4年間で2人とも切磋琢磨してきた仲なので、同じポジションじゃなくてよかったなというのと、陸人から良いボールが来ると思うので、また同じユニフォームを着て戦えることを誇りに思います。

―今シーズンを振り返って
今シーズンはコロナで入りが遅れてしまって開幕2連敗という形になってしまったんですけど、そこまで4年生が全然ダメで、今もまだまだなんですけど、2連敗の後から4年生がもう一回引っ張ろうという形で東洋戦に勝つことができて、流れを断ち切ることができたのが凄く大きくかったです。今年は僕らの一個上二個上よりも技術がそこまで高くなくて、スター選手がいない中で、全員で粘り強く戦おうというのが今年の僕たちの思いでもあったので、前期は粘り強く戦えていたとは思います。後期に関しては前期に複数得点がなかなか取れなかったという事もあって、中断期間に得点に対してのアプローチを結構していたんですけど、そこへのアプローチをしすぎて自分達の粘り強さが少し疎かになって下位チームに勝ち点を落とす形で、結果5位だったんですけど、インカレは一発勝負だと思うので、複数得点取りながらも自分達の粘り強さを出していければいいかなと思います。

―得点への意識に関しては
自分がもう少しアシストや得点ができれば、もっと楽に勝てた試合や上位相手に勝てた試合があったと思います。自分も毎日シュート練習をしてはいたんですけど、なかなか結果に結びつかない中で、ああいう大事な試合で正直たまたまなんですけど、そのたまたまが毎日の積み重ねと重なってインカレを手繰り寄せることができたので、今は自分が点を取れる気もしますし結果を残せる自信もあるので、そこには自分も強くアプローチしていきたいかなと思います。

(取材・板倉大吾)

今季の経験を活かしレギュラー定着を狙う

若林龍

現代福祉学部 4年 2000年5月7日生まれ
愛知県出身・桐蔭学園
173cm・70kg
『スピードを生かしたドリブルが武器のサイドアタッカー。今季はほとんどの試合に出場し、チームに欠かせない存在となった。相模原では高校の先輩でもある戸田新監督の下でさらなら成長を誓う。』

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