【準硬式野球】第56回関東選手権大会1回戦 対専修大 投手陣崩壊でまさかの初戦敗退
第56回関東選手権大会1回戦
2014年3月21日(金)対 専修大学
法政大学多摩グラウンド
今年初の公式戦である関東選手権大会が本日開幕した。前年はベスト4に入り、今年こその意気込みで関東の頂点を狙いにいった法大であったが、待っていたのは残酷な結末であった。
トータル試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
法 大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 |
専 大 | 0 | 1 | 3 | 4 | 4 | 2 | × | 14 |
(法大)●末次、松田、安本‐山路
(専大)〇高橋陽、石島-白井
打撃成績
打順 | 位置 | 選手 | 打数 | 安打 | 打点 | 四死球 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | (7) | 中村 聖弥(経1) | 4 | 1 | 0 | 0 |
2 | (9) | 内川 慶一(経1) | 4 | 2 | 0 | 0 |
3 | (6) | 橘 廉(社2) | 2 | 0 | 0 | 1 |
4 | (DH) | 小野 慶典(経1) | 2 | 0 | 0 | 1 |
5 | (5) | 佐藤 裕太(経2) | 3 | 0 | 0 | 0 |
6 | (3) | 永田 直(経1) | 3 | 1 | 2 | 0 |
7 | (4) | 佐野 健太(社2) | 3 | 1 | 0 | 0 |
8 | (2) | 山路 脩平(経3) | 2 | 0 | 0 | 1 |
9 | (8) | 長田 雄志(社2) | 3 | 0 | 0 | 0 |
投手成績
回 | 被安打 | 奪三振 | 四死球 | 自責点 | |
---|---|---|---|---|---|
末次 慶一郎(経1) | 3 1/3 | 6 | 3 | 5 | 6 |
松田 知行(経3) | 1 2/3 | 6 | 0 | 1 | 6 |
安本 剛史(スポ3) | 1 | 2 | 1 | 1 | 2 |
戦評
法大は初回、2回と得点圏に走者を進めるも先制のチャンスを逃してしまう。すると2回裏、先発の末次は死球で歩かすとその直後の打者への球が甘く入り、センターオーバーの三塁打で先取点を失ってしまう。3回も再び死球の走者を背負うと、相手4番に右中間を破られる三塁打、さらに四球を挟んで連続タイムリーで4点を失う。「変化球の制球が悪かった」と何度も変化球が抜け、甘く入ったところを痛打されてしまう場面が多くみえた。結局4回にも失点したところで無念の降板となってしまった。
リリーフとして登板した松田もピリッとせず、専大打線の勢いに呑まれてしまう。5回終了時で12‐0と苦しい試合展開が進む。打線は6回に永田がライト前へ2点タイムリーを放つも、その裏今度は安本が2点を失う。そして、12点ビハインドで7回の攻撃を迎えるも無得点に終わり、7回10点差以上の規定によりコールド負けを喫した。
「全部を変えないと勝てない」。主将の松田はうなだれるように答えた。投手陣が崩壊し、打線も淡白な攻めが目立った。雪による調整不足が心配されてはいたが、この試合の結果が全てを物語っていた。しかし、本間隆洋監督は「むしろここまでやられたのは大きい」と語る。選手たちは今の実力を再確認すると同時にこの敗北が選手たちを奮い立たせるかもしれない、という期待がその言葉にはこもっていた。4月に開幕する東京六大学春季リーグ戦まではおよそ半月、残られた時間は少ない中「勝てる」チームの模索が始まる。”強い法政”はリーグ戦までに帰ってくるか。(芳野史征)
選手のコメント
松田 知行(リリーフで登板も6失点)
ー今日の試合を振り返って
何とも言えないですけど、これが実力かなと思いました。
ーご自身のピッチングを振り返ってみていかがですか
いいところないですね。自分自身もう反省したくないくらいダメでした。ああいうところで流れを変えられないのは自分の弱さですし、そういった中でチームをまとめていけない自分の弱さもでてて、最悪でした。
ーあまり、球速も出ていなかったように見えましたが
そうですね。調子というよりも、単に力不足だと思います。
ー先制されたあとの攻撃が、淡白になってしまった点についてはいかがですか
今日の型崩れは、ピッチャー、バッテリーからきてると思うので、今日は野手にどうこう言うよりも投手陣を立て直さないといけないなと思います。
ー春のリーグ戦までにチームとして修正したいところは
全部です。本当に今弱くて、勝てるチームを作らないとこのままでは絶対勝てないので、全部変えていきます。
ー個人的にはどうですか
もっとやります。練習するしかないです。
末次 慶一郎(先発するも役割果たせず・・・)
―今日の試合を振り返って
内容通りです。まったくでした。
―制球が定まらないピッチングでした
全部抜けてしまって、変化球のコントロールが悪くてピッチングを作ることができませんでした。
―右打者に対して4死球でしたが
それも変化球が抜けて、全部右打者側にいってしまって当てちゃいました。
―変化球が抜けた原因はなんでしょうか
雪とかの影響であまり練習できなくて、今まで練習試合じゃないと長いイニング投げれていなくて、ピッチング不足で自分のフォームが定まっていなかったのが原因だと思います。
―あまり投げれていないとなるとスタミナの心配はどうですか
前に比べると落ちてると思います。今日は4回途中までしか投げてないのであまり気にしなかったのですけど、やっぱ先発なんで完投とかなってくると今のままでは危ないかなとは気にしています。
―試合で見えたご自身の課題点はなんですか
そうですね。やっぱり先言ったスタミナもそうですけどコントロールとか、前出来てたことをとりあえず出来るようにして、それからまた次の段階、出来なかったことも出来ればいいかなとは思います。
―負けられなくなったリーグ戦への意気込みお願いします
関東大会で優勝できなかったので、リーグ戦で勝つしか全日にはいけないので、自分は(新)2年生ですけど、チームを引っ張っ っていけるように練習していきたいです。
フォトギャラリー
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