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【相撲】第92回全国学生相撲選手権大会 立ちはだかった全国の壁

相撲
 

【相撲】第92回全国学生相撲選手権大会 立ちはだかった全国の壁

第92回全国学生相撲選手権大会
2014年11月8日(土)、9日(日)
両国国技館

学生相撲の最高峰の戦いが今年も行われた。関東インカレではBクラスで終えた法大は再び全国の強豪が集まるこの舞台で昇格を懸けて挑んだのだが

先鋒、長谷川

試合結果

個人戦試合結果

1回戦

● 長谷川義晃(肩透かし)
○ 白川康靖(押し出し)
○ 小賀坂拓也(寄り切り)
● 高木翔夢(寄り倒し)

2回戦

● 白川康靖(肩透かし)
● 小賀坂拓也(突き倒し)
● 川上響

団体戦試合結果

○Bクラストーナメント

準々決勝

○愛知学院大5-0

○先鋒 長谷川
○二陣 白川
○中堅 高木
○副将 野上
○大将 岡田

決勝

専修大●2-3

●先鋒 長谷川
●二陣 白川
○中堅 高木
●副将 野上
○大将 岡田

この結果Aクラス予選出場を決める

○Aクラス予選

1回戦

●拓大0-5

●先鋒 長谷川
●二陣 白川
●中堅 高木
●副将 野上
●大将 岡田

2回戦

●中大1-4

●先鋒 長谷川
○二陣 白川
●中堅 高木
●副将 野上
●大将 岡田
 

3回戦

●東洋大0-5

●先鋒 長谷川
●二陣 白川
●中堅 高木
●副将 野上
●大将 岡田

個人戦戦評

 大会1日目は個人戦が行われ、法大からは5名が出場。主将の白川康靖、小賀坂拓也、川上響が二回戦に駒を進めた。だが、その後は勢いづくことが出来ず、全員が三回戦に進むことなく敗退。ベスト32入りを果たすことは出来ずに終わった。大会2日目の団体戦での挽回に期待が懸かる。(鈴木京子)

団体戦戦評

  Bクラストーナメント優勝を目標に掲げて挑んだ今回の団体戦。シード校の法大は準々決勝からの出場となった。準々決勝の相手は愛知学院大学。この対戦、先鋒・長谷川とニ陣・白川が体格差のある相手に粘りの勝利を上げる。その後も力を見せつける取り組みを見せ、5-0で勝利し準決勝へ駒を進めた。準決勝の相手は専大。先鋒・長谷川、ニ陣・白川が連敗し、あとがなくなるも、中堅・高木が審判団協議の上、上手投げで勝利。この勢いに乗りたい法大だったが、副将・野上が惜しくも敗れ、決勝への道は途絶えた。その後、大将・岡田が押し出して勝利し、この対戦を2-3で終え、法大はBクラス3位で終わった。

  Bクラストーナメント上位4校となった法大は、Aクラストーナメント予選へ出場。第1回戦、格上相手の拓大に果敢に向かって行くも力及ばず。0-5で敗退した。第2回戦では中大と対戦。0-1から、白川が自身よりひとまわりも大きな相手に勝利。しかしこの勢いに乗ることができず、1-4で敗れた。第3回戦の相手は東洋大。力の差を見せつけられる取り組みで歯が立たない法大。大将・岡田はあとひと踏ん張りというところまで相手を追い詰めるも、最後は土俵の外に持っていかれ、0-5で終戦。Aクラスとの壁の厚さを痛感した予選となった。(菅野響子)

選手コメント(団体戦終了後コメント)

白川康靖

―今大会を振り返って
みんなそれぞれ持っている力を出しきれたんじゃないかと思います。

―Bクラス団体戦の準決勝で対戦をした専修大学の印象は
相手は自分たちより実力的には上なんですけど、今回は紙一重の試合だったんじゃないかと思います。

―惜しくも決勝へ進出できず、優勝を達成することはできませんでした
悔しいですけど、来年、後輩たちが勝ち上がってくれることを信じています。

―Aクラストーナメント予選では格上の中大に対し1勝をあげました
あのような場面でAクラスの選手に勝ったのは初めてなので、主将としとチームを盛り上げられたんじゃないかと思います。

―今大会へ向けてはどのような稽古をしてこられましたか
他大学と合同練習をしたり、いつも以上に個々の勝ちたいという気持ちが強かったので、充実した稽古ができたと思います。

―今日の大会が最後の大会となりましたが
終わってしまうのは寂しいですけど、4年間の力を全部出し切れたんじゃないかと思います。

―主将として1年間どのようなことを考えて過ごされましたか
自分が折れたらチームの雰囲気も下がってしまうので、そこだけは気をつけて、どれだけ自分がチームを盛り上げられるかだけを考えていました。

―後輩たちに伝えたいこと
Aクラスで全然勝てないので、Aクラスで通用するような稽古をして、来年からもっと頑張れるようにして欲しいです。

―相撲部での4年間を振り返って
長かったようで短かったんですけど、稽古も試合も全部充実してたんじゃないかと思います。

長谷川義晃

―今大会の感想をお願いします
今大会は4年生最後の大会であり、今シーズン最後の大会でもあったので気合がはいっていて、今思えば良い大会だったと思います。

―1回戦の愛知学院大学戦以降、調子が振るわないようでしたが
相手が強いというのもあったので、あとは自分の力が発揮できてなかったと思います。

―自身の今日のコンディションは
昨日の夜もよく寝れて、今日の朝から体も動いていたので好調な方だったと思います。なかなか力を発揮することができず、負けてしまったのは自分の責任もあると思います。

―今日一番の取り組みは
最後のAクラスでの中央戦で、自分の思った以上に相手の力を止めてできたんじゃないかと思ってます。

―Bクラストーナメントでは惜しくも準決勝で敗退してしまいましたが
そうですね、去年も決勝までいって負けたので今年こそ優勝を狙っていたんですけど、専修大学の方が力が上回っていたので、悔しい思いはあります。

―どの試合が一番悔しかったですか
専修大学相手に自分が勝っていれば勝てた試合なので、それが一番です。

―相撲部での4年間を振り返って
毎日、明日の練習のことばかり考えていて長い日々だったなと思うんですけど、振り返ってみるとあっという間で、もう1年位やってもいいかなと思いました。

―もう1年間やるとしたら
もう少し練習すればよかったなと思います。

―今後も相撲は続けますか
環境があれば続けたいと思っているんですけど、なかなか実業団は少なくて。できれば、そこでやりたいと思っています。

―後輩に伝えたいことは
もっと練習してくださいと言いたいです。

岡田久典

―本日の取り組みを振り返って
一部の選手との力の差を感じました。差は圧力とか色々なところで感じました。

―今日の試合に向けて主に取り組んだことは
特にこれといってしたことはないです。いつも通りの調整をしました。

―試合を通して得た収穫や課題などは
上位の選手との力の差を肌で感じたというか、もっと自分の体を体重を増やしたりして鍛えていきたいです。

―今度そのために取り組みたいことは
体づくりを大事にしていたいです。

―2年生ながら大将を任されていますが
2対2で回ってきたときに自分次第で勝ちか負けか決まっちゃうじゃないですか、やっぱり相手も緊張すると思うんですよ、なので自分はいつも通り自分の力を出し切れるようにしています。

―今後ご自身にチーム内で求められる役割とは
やっぱり上級生になるので、後輩を引っ張っていけるように頑張りたいと思います。

―今日はAクラストーナメントの東洋大戦ではあと一歩のところまで相手を追いつめました
一部の予選に入って自分のやりたいことがやれていなくて、アドバイスで自分らしくいけって言ってもらったので、自分らしくいきました。

―今日は土俵際で悔しがる姿も見られました
自分より強いというのは分かってるので、でもやっぱりどれも自分の中では、こうすれば良かったっていうのがあったので悔しかったですね。

―四年生は今日で最後の試合になってしまいましたが伝えたいことは
日々の練習からこの大会に向けて気持ちが入っていたので、少しでも恩返しをと思っていました。

―今後に向けて
一部のチームと戦って力が通用しなくはないも思ったので、見つかった課題を克服して勝てるようにしたいと思います。

 

フォトギャラリー

    • sumo1先鋒、長谷川
    • sumo2二陣、白川
    • sumo3中堅、高木

sumo4

    副将、高木

  • sumo5大将、岡田
 

 

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